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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/03月

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FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーシーズン2HD」も残すところ後3話ほどになりました。先週と今週2週連続で放送されている「殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE)」は、メキシコを舞台にした話ですが、マイケルとキットをはじめレギュラーメンバーの出番がもっとも少ないエピソードとして有名です。主人公を差しおいて一番活躍しているのは、デビッド・ドルトンという超人的な動きを見せる男と、事件の依頼者のジョアンナの二人。なぜこの二人がマイケル達よりも目立っているのかその理由は、また後日このブログに書きたいと思いますが、それにしてもナイトライダーには、時折ドルトンみたいな運動能力の高いキャラクターが登場していましたよね。「疑惑・女子刑務所に消えた怪盗!!(KNIGHT BEHIND BARS)」のジュリー然り・・・。



さて、今回は、「電撃スクランブル!ナイト2000凶悪暴走強盗団を破壊せよ!(WHITE‐LINE WARRRIORS)」と、「死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!(RACE FOR LIFE)」について。





電撃スクランブル!ナイト2000凶悪暴走強盗団を破壊せよ!

WHITE‐LINE WARRRIORS


デボンの友人で画廊を経営するマリエッタ・マッテゾンの店に連続強盗団が押し入り、マイケルは、その事件の調査を開始した。マリエッタは、週末に街道レースを楽しむウィークエンド・ウォーリアーズの仕業だと言い切るが、彼女の姪、シンディは、彼らをかばう。その夜、いつものように街道レースが始まり、マイケルもそこへかけつけるが、ちょうどその頃、宝石店にまたしても強盗団が押し入り、シンディのボーイフレンドのロン・プレスコットに強盗容疑がかかってしまう。



地上波放送時第9話として放送されたエピソード。この話、当初は、マイケルと車の防犯ベルを売るセールスマンのマニーのやりとりをメインにストーリーが描かれる予定だったが、これでは、一時間話がもたないというプロデューサーの判断により、後からウィークエンド・ウォーリアーズの話が付け加えられたそうです。確かにマイケル達にしつこくつきまとう警報機のセールスマンだけの話だったらかなり物足りないストーリーになっていたかもしれませんが、改変前の脚本がどんなふうになっていたのかがちょっと気になりますね。


街道レースを隠れ蓑にした宝石強盗というアイデアが面白く、犯罪開始の合図とした何度も流れていたジョン・クーガー・メレンキャンプの「CRUMBLIN DOWN」の曲がとても耳に残る。このエピソードでは、他にも冒頭のシーンにマイケル・サンベロの「MANIAC」、マイケルとシンディがラジオDJつきのクラブにやってくるシーンには、先月亡くなったプリンスの「LITTLE RED CORVETTE」が挿入歌として使用されています。ラジオで流れている曲として、他にもたくさんの名曲が使われていましたね。


アクション的には、ロンが投げたダイナマイトで燃え上がるナイト2000や、キットが初めてサイレント・モード(エンジン音をかき消す機能)を使って犯人の車を尾行するシーン、ウィークエンド・ウォーリアーズの車とカーチェイスを繰り広げている最中に、キットがラジオDJになりきって事件の報告をするシーンなどがとても印象に残りました。




吹替えの新録部分。今回は、渋くて熱くてカッコいいセリフのやりとりが数多くありましたが、とくに、マイケルとデボンかロンのことでもめている時のやりとりが熱過ぎます。ちなみに、ロンの声は、「機動戦士ガンダム」のアムロや「聖闘士星矢」の主人公の声などで有名な古谷徹氏、ラジオDJのハンサム・アンソンの声は、「特攻野郎Aチーム」のコングの声や、特撮の敵ボスまた敵怪獣の声などでもお馴染みの飯塚昭三氏、ウィークエンド・ウォーリアーズのメンバーのタイの声は、ロバート・ネッパーのフィックスでも知られる若本紀昭(現・若本規夫)氏が担当していました。






①クラブの駐車場にナイト2000を止め、マイケルとシンディが車から降りて話をするシーン。

②夜、ナイト2000の走行シーン。キットがマイケルにドラッグレースの目的について聞いている。

③マリエッタの店の前でのマイケルとマニーのやりとり。キットがマニーを嫌がって別の駐車スペースに移動する。

④マリエッタの店の前でマニーがクレイグ署長と警官に取り押さえられているシーン。

⑤ウィークエンド・ウォーリアーズが街道レースのスタート地点でマイケルを待っているシーン。















死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!

RACE FOR LIFE


エイプリルの姉ローラの養女ベッキーが救急車で運ばれる。48時間以内に骨髄移植を受けなければ命に危険が迫る。マイケルは、キットに医学情報援助機関「アーマ(I.R.M.A.=Interstate Research and Medical Assistance)」と呼ばれるコンピュータと交信させ、ベッキーの骨髄適合者を調べ出す。そのリストが割り出した3人のドナーのうちの1人、フリオ・ロドリゲスという男を探し始めるが、フリオが街のチンピラグループと対立し、抗争に巻き込まれている事を知り・・・。



地上波放送時第10話として放送されたエピソード。シリーズ中唯一のエイプリルにまつわるストーリーでエイプリルの姉のローラや、その養女のベッキーが登場している。ベッキーとキットは、これ以前にも会ったことがあるらしく、二人が秘密の言葉を使ってコミュニケーションを取ったり、キットがベッキーにチェスの特訓をしたことも明かされている。シーズン1の「コンピューター泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)」以来に悪天候の中で活躍するマイケルとキットの姿が見られ、フリオ達に振り回され悪戦苦闘しながらも、困難な状況を速やかに解決していくマイケルが痛快だ。


キットが警察モード(POLICE MODE)を使ってパトカーを偽装し、小屋に隠れたギャンググループを欺くシーンや、二台のワゴンに挟み撃ちにされ、止むを得ず後ろの車を無理矢理押し離して、至近距離でターボブーストするナイト2000など、見応えのあるアクションシーンもあったが、やはり今回一番印象に残ったのは、人間味のないアーマの声と、ラストの、ベッキーの前でキットが嬉しさを表現するシーン。ヘッドライトやドアの開閉によって喜びの姿を見せるキットがなんとも健気で初見時はとても感動しましたね。今回初披露された警察モードは、これ以降のエピソードで使用されることはなかったが、2008年に放送された「ナイトライダーネクスト」では、これの発展型?とも思われるパトカーモードが登場し、ナイト3000がルーフに赤と青のパトライトをつけて猛スピードで走行したり、パトカーモードのままターボジャンプするシーンがありました。



吹替えの新録部分。フリオ・ロドリゲスの声は、「機動戦士ガンダム」のシャアや、ジェット・リーのフィックス声優とても知られる池田秀一氏が担当していました。サントスの声は、「冒険野郎マクガイバー」の主人公や、ジャッキー・チェンのフィックス声優としてもお馴染みの石丸博也氏が担当。






①フリオの自宅へ向かっている時のナイト2000の車内の会話。マイケルとキットが家族について話しているシーン。

②エイプリルがベッキーの病室で眠っているローラを起こし、マイケルがドナーを見つけたことを知らせるシーン。













FOXクラシックの放送、今週は、「殺人ミサイル壊滅作戦(MOUTH OF THE SNAKE)」の後編が放送されます。来月からは、いよいよシーズン3がスタート。




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FOXクラシックで放送中のナイトライダーHD。来月から(6/22)シーズン3がスタート!シーズン3と言えば、キットの内装が一新される初回や、毒液にはまって骨組だけなってしまうナイト2000、ハロウィン、サーカス、カメレオン、レーザーと忍者、モンスタートラックや装甲車との対決、ナイト財団を裏切るマイケル、記憶を失うキット・・・などなど印象的なエピソードがたくさんありました。シーズン3を象徴するもっとも印象深いエピソードと言えば、やはりカール復活回。日本では、「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!」のタイトルで放送されましたが、リアルタイム放送時に予告編を見た時は、「おっ、待ってました!」と言わんばかりに映像に釘付けになって、放送日を今か今かクビを長くして待ち構えていた思い出がありますね(苦笑)。カール再登場回は、順調に行けば、テレビ朝日で放送された日と同じ7月27日に放送されるみたいです。




今週は、ガースとゴライアスが再登場した「替え玉博士略奪作戦(GOLIATH RETURNS)」の後編が放送されていますが、今回は、「ナイト2000地中大突入!地図に隠された秘宝の謎を追え!!(A KNIGHT IN SHINING ARMOR)」と、「トップモデル殺人事件!宝石に隠された陰謀をブッつぶせ!!(DIAMONDS AREN’T A GIRL’S BEST FRIEND)」について。





ナイト2000地中大突入!地図に隠された秘宝の謎を追え!!

A KNIGHT IN SHINING ARMOR


デボンの友人で冒険家のチャーリー・グレンジャーがナイト財団のゲストハウスで何者かに殺害され、宝の地図が奪われた。チャーリーの娘キャサリンも狙われる可能性があることから、マイケルは、キャサリンを保護するため、彼女が通う女学院に向かう。女学院に到着してまもなく、キャサリンの乗る馬が狙撃されるが、マイケルとキットが間一髪のところで彼女を助ける。マイケルから父の死の報告をされたキャサリンは動揺し、グレンジャー家の後見人であるクリストファー・ストーンに連絡するが・・・。



地上波放送時第6話として放送されたエピソード。チャーリーの遺産を狙う犯人から彼の娘キャサリンを守るため、マイケルとキットが奮闘する。ダンスパーティでマイケルがキャサリンを無理矢理連れ出すシーンや、その後ナイト2000が見せるダイナミックなターボジャンプ(列車の荷物用車両の中を潜り抜ける)も印象的な回。パイロット版にもゲスト出演していたランス・レガルトが再び悪役を演じているところや、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでビフ・タネンを演じたトーマス・F・ウィルソンの初々しいボーイ役も必見。


このエピソードの最大の見所はやはり、クライマックスの洞窟の奥深くに眠る財宝をマイケルとキャサリンが見つけ出すシーン。これは、脚本家のトム・グリーンが地質学者の甥からジオード(晶洞石)の話を聞いたことがきっかけで生まれた場面だったそうです。テレビ局側からは、キャサリンが本物の秘宝を見つけるような話に変更しろと言われたが、グリーンは、それを拒否したとか。ちなみに撮影で使われた洞窟は、1960年代に放送された「バットマン」のテレビシリーズで、バットマンの秘密基地の洞窟の入り口のシーンにも使われたそうです。その洞窟のシーンでキットが見せた逆ターボジャンプ(バックでジャンプ)も中々インパクトがありましたね。



吹替えの新録部分。ちなみに、キャサリン・グレンジャーの声は、アニメ「エスパー魔美」の主人公や、「天空の城ラピュタ」でシータの声などを演じた横沢啓子氏。クリストファー・ストーンの声は、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」でアークエンジェルの声を担当していた家弓家正氏でした。



  

①ナイト財団移動本部トレーラーの中のシーン。マイケルがデボンと話し終わった後、エイプリルのところへ向かい、彼女からチャーリーとキャサリンの情報をアップロードしたことを聞かされる。デボンの「ああ。ありがとうマイケル」のセリフから。

②ナイト2000が学生寮に辿り着き、キャサリンがナイト2000から降りた後、マイケルがキットに狙撃手について聞くシーン。

③学生寮にやってきたストーンがステイシーに話しかけるシーン。

④ナイト2000の車内でのマイケルとキャサリンの会話。キャサリンの「ええ。答えは簡単よ」からマイケルの「彼の記事にはいつも目を通した。知らない世界を教えてくれたよ。南太平洋、アフリカ、南アメリカ」のセリフまで。

⑤キャサリンがナイト2000から降りて、茂みで不貞腐れている間のマイケルとキットの会話。キットの「あなたのおかげで随分気長になったと思いますが」からマイケルの「覚えとくよ」まで。

⑥ナイト財団のゲストハウス前のシーン。ナイト2000から降りた後のマイケルとキャサリンの会話。

⑦ナイト財団移動本部トレーラーの中のシーン。マイケル、デボン、エイプリルがキットの前に集まり、キットがチャーリーの冒険談の本を調べているシーン。キットの「本としてはいまいちです」から「最終章です」のセリフまで。
















トップモデル殺人事件!宝石に隠された陰謀をブッつぶせ!!

DIAMONDS AREN’T A GIRL’S BEST FRIEND


ファッションモデル・プロダクション社長のバーニー・ミッチェルのモデルの一人、レーチェル・ロビンソンが睡眠薬で自殺を図った。しかし、レーチェルのモデル仲間のローレン・ジェーンズは、彼女の死は殺人だと考え、ナイト財団に調査を依頼した。マイケルは、恋人を装ってローレンと接触し、バーニープロの撮影現場に潜り込む。



地上波放送時第15話として放送されたエピソード。モデルに高級な宝石を身につけさせて、宝石密輸をしているバーニーのモデル事務所にマイケルが潜入。バーニーの悪事を暴くため、マイケル達は、また大掛かりな作戦を実行する。「宝石強盗゙黒猫゙の正体を暴け!怪盗キャットvsナイト2000(K.I.T.T. THE CAT)」に続き、マイケル達が華やかな礼装を身につけパーティに出席し、バーニーと裏取引する場面が印象的。キットがメキシコに入国するも、税関に調べあげられた挙句、出国できないトラブルに見舞われる場面や、「今の若い人車に話しかけてたわモーリス。どうかしてるわ。返事もできないものに話しかけるなんて」と言って犬に話しかけている愛犬家のおばさんが最高に笑える。


地上波放送時はカットされていたが、キットが飛行機が苦手なことを初めて打ち明けるシーンが見られる。キットの飛行機嫌いについては、「ハイジッャク!人質ボニーを救え!!(SKY KNIGHT)」など後のエピソードで語られているが、ボニーのプログラムによるもの(ボニーが飛行機が苦手なため)だった。


アクションシーンは数少なかったが、とくに迫力があったのは、ナイト2000が車が激しく往来している赤信号の交差点をターボジャンプで飛び越えるシーン。シーズン2の実車を使ったジャンプシーンの中でも圧倒的なスケール感があり、ジャンプした後マイケルが叫び声をあげていたが、こっちも思わず叫んでしまいそうなぐらいの緊迫感があった(苦笑)。クライマックスのバーニーの車とナイト2000の対決シーンも見応えあり。マイケルがバーニーの車をおちょくるように誘導して、最後にオイルで滑らせるところが痛快でしたね。



吹替えの新録部分。ちなみに、ニーナの声を担当していたのは、「007 オクトパシー」のオクトパシーの声や、スケバン刑事シリーズや大映ドラマのナレーターなどでも知られた来宮良子氏でした。



 


①ローレンの撮影現場へ向かっている時のマイケルとキットの会話。キットがモデル達の服についてぼやいている。

②クリス・カールソンの自宅に向かっている時のマイケルとキットの会話。

③ナイト財団本部のデボンのオフィスで、デボンがマイケルにお茶を勧めるシーン。マイケルの「いや、結構。これからパーティだ」のセリフからデボンのため息まで。

④夜、バーニーのパーティ会場へ向かっている時のタキシードを着たマイケルとキットの会話。

⑤ナイト財団移動本部のトレーラーの中でのマイケルとデボンの会話。デボンがメキシコ行きの飛行機のチケットを手配したり、キットが飛行機が苦手なことを明かすシーン。











FOXクラシックの放送。来週は、マイケルの宿敵キャメロン・ザカリーが登場する「復讐の罠!マイケルは2度死ぬ・シグナルGO!高層ビル激走(A GOOD KNIGHT’S WORK)」が放送されます。



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FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーシーズン2HD」。今週は、「激走!殺人レース・荒野に死を呼ぶマッド・ライダーを倒せ!!(SPEED DEMONS)」が放送されますが、今回は、「激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!(KNIGHTMARES)」と、「危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!(SILENT KNIGHT)」について。





激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!

KNIGHTMARES

マイケルは、大量のアリジウムを海外へ不法に輸出している犯人達の車を追跡していた。しかし、犯人達は、ダムに逃げ込み、姿を消した。マイケルは、ダムの壁に機関室に通じる隠し扉があることに気づき、そこで、犯罪の証拠を見つける。その後、表に出たマイケルは、待ち伏せしていた犯人が投げた手榴弾で吹き飛ばされ意識を失う。病院で目を覚ましたマイケルは、ナースに名前を聞かれて、「マイケル・ロング」と答え、鏡で自分の顔を見て驚く。彼は、「マイケル・ナイト」の一切の記憶を失っていた。


地上波放送時第3話として放送されたエピソード。マイケルが「マイケル・ナイト」の記憶を失い、マイケル・ロング時代の自分に戻ってしまう。キットやデボン達のことを忘れ、刑事だった時に勤めていた職場を訪れても誰にも相手にされず、自暴自棄になるマイケル。キットによって、ナイト財団に連れ戻されたマイケルは、デボンの説明を受けて、再び事件の調査に戻り、自分を傷つけた犯人達を捜し続ける。キットがマイケル・ナイトの記憶を呼び覚まそうと、マイケルに必死に語りかける様が健気です。


アクション的にも中々見所が多い回。爆弾で吹き飛ばされたり、マンションの4階のベランダから飛び降りて、キットのシートに着地するなど、キットと同様にマイケルが飛びまくっている。また、キットがマイケルを追いかけている時に見せる工事現場越えのターボジャンプも見応えあり。このジャンプシーンの撮影の時、カースタントを担当したジャック・ギルは、コントロールを失いかけて、危うくハッセルホフにぶつかりそうになったらしいです。


吹替えの新録部分。ちなみに、フランク・プールの声は、シドニー・ポワチエ、バート・レイノルズのフィックス、戦隊シリーズのナレーション、警察24時シリーズのナレーションなどでも有名な田中信夫氏が担当。カーラの声は、ナンシー・アレン、ウーピー・ゴールドバーグのフィックス、「V & V2 ビジターの逆襲」のダイアナ、「24 TWENTY FOUR」シリーズのシェリー・パーマーなどで知られる小宮和枝氏が演じていました。




  




①マイケルが入院していた病院の部屋で、デボンとエイプリルがナースのラングリーにマイケルのことを聞いているシーン。デボンの「消えた?」から「このカルテには、『マイケル・ロング』とある」までのセリフ。

②警察署のシーン。マイケルが警官と話す→デボンのオフィスのシーン。警察から連絡を受けてデボンとエイプリルが警察署に向かう→警察署を飛び出したマイケルを、キットが発見するまでのシーン。

③警察署でデボンとエイプリルがボーマン巡査と話している→キットから連絡が来て、デボン達が警察署を出て行くシーン。

④ダムに向かっている時のマイケルとキットの会話。マイケルの「何か妙なものが頭に浮かんでくるんだ」から「・・・俺を見て怯えてる」までのセリフ。

⑤ダムの機関室でフランクとデュークが話しているシーン。

⑥カーラのマンションの前でナイト2000がパトカーに囲まれ、マイケルに銃を向けた警官が「車の男、両手を挙げて出ろ!」と言うシーン。

⑦パトカーに追われている時のマイケルとキットの会話。


①と②のシーンは、地上波放送時に吹替えされていましたが、何らかの理由により吹替え音声が消失したため、改めて新録されています。元の吹替えとは、セリフが異なる部分もあり、中々興味深いです。











危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!

SILENT KNIGHT

サンタクロースの格好をした三人組の男が現金輸送車を襲撃し、そのうちの一人の男が支店長の金時計を奪った。ジプシーのティノという少年が男からその金時計を盗み取るが、逃走中にナイト2000とぶつかり、交通事故を起こす。マイケルは、ティノを車に乗せ、病院に連れて行こうとするが、キットの診断によりティノがどこにも怪我を負っていないことがわかる。ティノから強盗犯と金時計のことを聞いたマイケルは、ティノの身を案じて、彼を叔父のステファノのところに連れて行く。


シリーズ唯一のクリスマスをテーマにしたストーリーで、日本では未放映だったエピソード。日本で放送されなかった理由は、未だに明らかになっていませんが、考えられるのは、単に放送時期に合わなかった(シーズン2は、1987年の1月から5月の間に放送されたため)か、物語に登場しているジプシー(劇中では、ロマと呼ばれている)に何らかの問題があったか。ちなみにアメリカでは、クリスマスシーズンに放送されたが、国内のほとんどの地域でこのエピソードの放送が休止になってしまったそうです。



マイケルは、ナイト財団のクリスマスパーティーに出席するため、タキシードを買うと言っていたが、結局、このエピソードでマイケルは、タキシードを着ることはなかった(別のエピソードでは、何度か着ているが)。デボンもエイプリルも直接マイケルと顔を合わさず、二人ともキットのモニターにのみ登場しているところも特別な感じがしましたね。


ティノの掘っ立て小屋に入っている時に強盗犯の車に襲われて、ドリフのコントのように埃まみれになりながら壊れた小屋の中から出てくるマイケルの姿が笑える。ティノがキットのボタンを勝手に押し捲って、サンルーフを開けたり、煙幕を出したりするところは、パイロットのバディを彷彿させます。


アクションの見所は、やはり、キットの2度のターボジャンプシーン。1度目は、路上で強盗犯の車を飛び越えていたが、かなり高いジャンプで迫力があった。2度目は、小麦畑に向かっての大ジャンプ。その後、ナイト2000が大型コンバインに突進し、強靭なボディでコンバインのローラーをバラバラにしてしまうシーンが圧巻でした。


ティノの声を担当していた声優さんの名前は不明ですが、ティノの不良っぽい感じのキャラとマッチした声で中々良かったです。レギュラー声優陣のセリフのやりとりもテンポが抜群で、テンションも高く聞き応えがありました。これが最後の未放映エピソードかと思うと、ちょっと寂しい気分になりましたが(苦笑)、10本の未放映エピソードを全て当時のキャストの吹替えで見ることができて感無量です。









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1月にスタートしたNHKBSプレミアムの「ナイトライダー シーズン1」の放送、早くも今週で最終回。二話連続なのであっという間でしたね。テレビ朝日でナイトライダーのテレビシリーズが放送されてから来年で30周年を迎えますが、今回は、そのテレビ朝日で放送されなかった9本のエピソードと共に、佐々木さんたちオリジナルキャストの吹替えつきで見ることができたのは良かったですね。10数年前に発売されたシーズン1DVD-BOXで初めて未放映エピソードを見た時は、とても感動しましたが、字幕しかなかったので、日本語吹替えではもう見られないと諦めていましたが、待ってみるものですね(苦笑)。


日本で放送されなかったエピソードは、計10本ありましたが、そのうちの9本は、全てシーズン1のもので、残りの1本は、現在FOXクラシックで放送されているナイトライダー シーズン2の「危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!(SILENT KNIGHT)」というエピソードです。NHKBSプレミアムでシーズン2が放送されるのかどうかは、現段階ではわかりませんが、またいつか放送してもらいたいですね。






と言うことで、今回は、「盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット(SOUL SURVIVOR)と、「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」について。



盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット
SOUL SURVIVOR


マイケルは、ナイト2000で走行中に故障車と遭遇する。その車を直した後、ドライバーのアンジェラと名乗る女性に誘われて、彼女の別荘に向かう。しかし、そこでマイケルは、催眠作用がある不思議な音楽を聴かされ、眠っている間にナイト2000のボディを盗まれてしまう。後日、マイケルは、デボンと共に改めてアンジェラの別荘に行くが、そこは売却されもぬけの殻になっていた。そして二人は、ガレージでダンボールの中に捨てられていたキットの電子回路(CPU)を発見する。


地上波放送時第8話として放送されたエピソード。コンピュータの天才少年ランディによってナイト2000のボディが奪われ、ボディと切り離されてしまったキットは、持ち運びに便利なポーダブルテレビに取り付けられてマイケルと犯人探しをする。キット不在のナイト2000が遠隔操作されて、マイケルとキットを襲ったり、犯罪に利用されるなど、頭脳を失った高性能マシーンの暴走が描かれる。


ポーダブルテレビになったキットの姿は、かなり衝撃的でしたが、通常回ではありえないマイケルとキットのユニークなやりとりが新鮮で面白い。小さなテレビに閉じ込められ僻み続けるキットや、マイケルが自分の目の前でナイト2000にターボジャンプをやられて驚いたり(この時の土煙を上げながらのターボジャンプは高さもありかなり迫力がある)、車の交換交渉で田舎親父に苦戦するなどコミカルな描写も多く、また、シンセサイザーを使った独特なBGMも魅力的。ランディ少年がジョイスティックでナイト2000を遠隔操縦しているシーンがありましたが、自分もあのレバーを使ってキットをコントロールしてみたいなって思いましたね(笑)。


マイケルやランディなど様々な男を誘惑し、自分の欲望のためにナイト2000を利用しようとする冷酷非情な女・アンジェラ。このアンジェラ役の女優(アン・ターケル)は、ナイトライダーではよく見かけましたが、実は、このアンジェラと、「ナイトライダー3/替え玉博士略奪作戦(GOLIATH RETURNS)」に登場したアドリエンヌ(同じくアン・ターケルが演じた)は、アメリカでは、同一のキャラクターとして描かれていて、共に「エイドリアン・マーゴ」という名で呼ばれていた。日本の放送では、残念ながら先に「ナイトライダー3/替え玉博士略奪作戦」を放送してしまったためにその整合性が無視され、アンジェラとアドリエンヌと言う名でそれぞれ別々のキャラクターに改変されてしまったようです。


「ナイトライダー3」のアドリエンヌ(アンジェラ)は、吹替版だと単にガースの手下、もしくはサポート役のようにしか見えませんでしたが、実は、アドリエンヌもマイケルに復讐をするために、ガースを脱走させ、ゴライアスの復活に力を貸したわけです。アドリエンヌは、キットをもう一度自分のものにして、キットのCPUをゴライアスに取り付ける計画を持っていたらしいですが、その展開ぜひとも見たかったなあ(苦笑)。




気になる吹替えの新録部分。


  



①ランディの自宅でマイケルとランディの母・デニスが話すシーン。

②オープンカーで移動中、マイケルとキットがランディの部屋について話しているシーン。

③ステップバンで襲撃現場へ向かっている時のランディとアンジェラの会話。














壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!
RING OF FIRE


刑務作業中に殺人犯のクレイ・キャランが脱走した。マイケルは、クレイに命を狙われている彼の妻のレイラを救うため、ルイジアナ州の湿地帯に向かう。キャランの一族が支配する町に辿り着いてまもなく、マイケルは、町を牛耳るオリバー・キャランの大邸宅に招かれ、息子のクレイとレイラのことを探るなと警告される。その後、レイラのことを知る牧師がクレイに撃たれ、それを目撃したマイケルは、キャランが運転するパトカーをナイト2000で追跡するが、沼地に飛び込んでしまい、キットのシステムに不具合が発生する。


地上波放送時第7話として放送されたエピソード。脱獄犯を追跡中に森の中に迷い込み、沼地に浸かって動けなくなってしまうナイト2000。キットのシステムは、深刻なダメージを受け、エイプリルとの通信も不可能になり修理が進まない。マイケルもハンター達の犬に襲われて負傷する。悪条件が重なる湿地帯の自然の中で、マイケルは、泥だらけになったキットと共に、クレイとルクロア(クレイの手下の狩猟達)からレイラを守らなければならなくなる。


これまで犬嫌いを公言してきたキットが、今回は、ハンターの犬達と友達になる一面を見せていますが、何度も犬達にまとわりつかれて、うんざりしている姿が笑えます。キットの特殊耐熱皮膜の実験の時に、マイケルにも防火服を着せて、実験を強行しようとするドSなエイプリルが魅力的(苦笑)。アクション的には、クレイのパトカーとナイト2000のカーチェイスや、クライマックスのナイト2000が炎の中を突っ走るシーンが特に印象に残りました。




気になる吹替えの新録部分。



  


①オリバー・キャランの大邸宅で、オリバーとクレイが食事をしながら話すシーン。オリバーの「なあ、クレイ」のセリフから切り替わる。

②森の中で、クレイがライフルの弾を込めた後、ルクロアと話すシーン。









FOXクラシックの放送中のシーズン2、今週の放送は、キットが華麗なバックジャンプを見せる「ナイト2000地中大突入!地図に隠された秘宝の謎を追え!!(A KNIGHT IN SHINING ARMOR)」を放送→詳しくはこちらのページへ。

NHKBSプレミアムで放送中のシーズン1、最終回は、「コンピュータ泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)」と、日本未放映の「死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000(SHORT NOTICE)」を放送→詳しくは、こちら「ナイト2000vsRX-7」へ。




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「シャークネード エクストリームミッション」で宇宙飛行士役を演じ、主人公を食っちゃうほどの活躍見せたデビッド・ハッセルホフですが、どうやらこの続編に当たる「Sharknado 4」にも同じ役で出演するみたいですね。一方、ナイトライダーの新作のほうは、まだ動きが見られませんが、ホフのもう一つの代表作で、1989年から11シーズンに渡り放送された「ベイウォッチ」の映画版が来年公開されるそうです。ホフがドラマの中で演じていたミッチ・ブキャナンは、別の俳優が演じるらしく、ホフは別役で登場するとのこと。


最初のシーズンだけ地上波で見た記憶があるのですが、それ以降のシーズンは、BSやらCSでの放送だったので、オンタイムでは、見ることができなかった。放送時間も深夜の放送だったり、各地方でバラバラだったので、日本では、知名度が低いかも。しかしながら、向こうでは絶大な人気を誇った作品なので、公開されたらチェックしようと思います。



FOXクラシックで放送中の「ナイトライダー シーズン2HD」。「壮絶ジャングル戦!絶体絶命!ナイト2000底なし沼脱出不能!!(RING OF FIRE)」まで進んでおりますが、今回は、「宝石強盗゙黒猫゙の正体を暴け!怪盗キャットvsナイト2000(K.I.T.T. THE CAT)」と、「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!(CUSTOM K.I.T.T.)」について。






宝石強盗゙黒猫゙の正体を暴け!怪盗キャットvsナイト2000
K.I.T.T. THE CAT


かつて『怪盗キャット』と呼ばれ、一ヶ月前に死んだレイモンド・ファランの犯行手口を真似た盗難事件が相次いでいた。マイケルは、ファランの娘・グレースに会い、彼女と一緒にあるパーティへ参加する。グレースがマイケルの前から姿を消した後、会場の電灯が消え、暗闇の中でモリーのブレスレットが何者かに盗まれた。マイケルは、一層グレースに疑いの目を向けるが・・・。


地上波放送時第4話として放送されたエピソード。映画『トッツィー』や『ザ・フライ』などに出演し、90年代にアクション映画『ロング・キス・グッドナイト』に主演したジーナ・デービスがゲスト出演したことでも有名なエピソード。パーティシーンが多いためか、全編に渡ってゴージャスな雰囲気が漂っていて、サスペンス色強いBGMもとても魅力的。タキシードを着るマイケルやデボン、豪華なドレスに身を包んだエイプリル、グレースを執拗に追い続けるバース警部補とマイケルのシリアスな対決や、キットと庭師の男とのコミカルなやりとりなど見所が沢山。犯人を誘き出すために、ナイト財団が偽のパーティを開くことになり、その請求書の中にオーケストラの費用が入っているのを見た時のデボンの反応が面白かったですね。


アクションで印象的なのは、駐車場の屋上からパーティ会場のビルの屋上に向かって、キットがターボジャンプするシーン。夜のジャンプシーンなので、地上波放送の時は、暗すぎてジャンプ中のナイト2000が見えづらかったのですが、今回の高画質の映像で、飛んでいる姿をばっちり確認することができました。2度目のジャンプ(パーティ会場のビルから再び駐車場の屋上へ戻る時の)で、テールランプを光らせ、タイヤから火花を上げながら着地するナイト2000がとても綺麗でカッコ良かったですね。



気になる吹替えの新録部分。




①グレースの執事のグリフィンとバイヤーの男がグリフィンの車の中で、ネックレスの取り引き交渉をしているシーン。

②マイケルがモリーにグレースの居所を聞くシーン。

③マイケルがグリフィンの部屋を訪れ、グリフィンがマイケルを迎い入れるシーン。

④グリフィンを尾行している時のマイケルとキットの会話。マイケルの「論理で全て説明がつくなら、たかが石っころに何千ドルも払う馬鹿はいなくなるさ」から、キットの「屋台で3ドルです」まで。










スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!
CUSTOM K.I.T.T.


デボンは、軍人時代の親友スマイス中佐から借りていた名車ペニングトンでドライブ中、後ろを走っていた女性の乗用車に追突される。デボンが乗用車の中にある女性のバックを取りに行っている間に、その女性にペニングトンを奪われてしまった。車泥棒を捕まえるため、マイケルは、『カスタム・クラシック・カーショー』の会場に向かい、キットを自動車ショーに参加させる。


地上波放送時第5話として放送されたエピソード。車泥棒を捕まえるため、キットが大胆にカスタムされます。シーズン1の「炸裂サミーの壮絶スタントショー(Slammin' Sammy's Stunt Show Spectacular)」では、星型のステッカーをボディに貼られまくって愚痴をこぼしていたキットですが、今回は、もっと豪快にメイクをされて、やはり怒っていました(笑)。派手な炎のペイント、リヤ・スポイラー、クロムメッキの排気管などを装着され、リトラクタブルのヘッドライトを開けた状態のままで、車泥棒に立ち向かいます。このエピソードも全体的にBGMが良い。カーリーの車が奪われ、マイケルがキットに乗り込んでカーリーの車を追い始めたところでCMに突入・・・までの、アイキャッチの部分も含めたBGMがカッコ良かったですね。


清掃員のリロイとヘクターがキットを盗もうとして、逆にキットに痛い目に遭わされるコミカルな駐車場の暴走シーンや、いつもは冷静沈着なデボンが頑固で怖いスマイス中佐に恐れおののき慌てふためいている姿が楽しい。ちなみに、スマイス中佐を演じているのは、「奥さまは魔女」にドクター・ボンベイ役で出演していたバーナード・フォックス。油まみれのマイケルとカーリーを見たキットが二人を乗せるのを拒み、とんずらをこく場面も面白かったです。


印象に残るアクションは、列車を見事に飛び越えるターボジャンプと、走行中の「ロングホーン」と呼ばれる長い車体の車をカスタムボディのキットが軽く飛び越え、綺麗に着地するところ。シーズン2に入ってからミニチュアを使ったジャンプシーンが増えましたが、この2つのジャンプシーンは、走行する列車や長い車など、キット以外のギミックも精巧に作りこまれていて、目を見張るものがありました。



気になる吹替えの新録部分。ちなみに、バック・レイバーンの声は、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」のドミニクや、「チャーリーズ・エンジェル」のジョン・ボスレーの声などでお馴染みの富田耕生氏が担当。ヘクターの声は、アニメの「怪物くん」の狼男の声や、「噂の刑事とミーとマツ」に南田刑事役でレギュラー出演していた神山卓三氏。





①バートン・スプリングス・ホテルでマイケルとカーリーが話すシーン。マイケルの「よし、じゃあ明日」から→戻ってきたスザンヌがマイケルに話しかけるシーン。

②リロイとヘクターが展示されているブルーの車の付近で会話しているシーン。

③ドビーが胴元になり、ショーの優勝車を賭け賭博をしているシーン。

④夜、マイケルとカーリーが歩きながら話しているシーン。











FOXクラシックの放送中のシーズン2、今週は、マイケルが記憶を失う話「激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!(KNIGHTMARES)」を放送→詳しくはこちらのページへ。
NHKBSプレミアムで放送中のシーズン1、今週は、「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」でケイトリンを演じたジーン・ブルース・スコットがゲスト出演している地上波未放映回の「偽礼大量生産!!平和な町にはびこる組織犯罪(A NICE INDECENT LITTLE TOWN)」と、ボニーとキットが洗脳される話「激突!キット対マイケル・悪魔の洗脳!奪われたナイト2000(CHARIOT OF GOLD)」を放送→詳しくは、こちら「マイケル・ナイト復活!?」へ。





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FOXクラシックで放送中のナイトライダーシーズン2HD。先週は、「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!(CUSTOM K.I.T.T.)が放送されましたが、今回は、「危うしナイト2000!スクラップ地獄・脱出!空中ターボ噴射(BLIND SPOT)」と、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」について。





危うしナイト2000!スクラップ地獄・脱出!空中ターボ噴射
BLIND SPOT

スクラップ工場の経営者ルイス・ガストナーが従業員を殺害し、その犯罪の証拠を握る男がナイト財団に助けを求めてきた。マイケルは、証拠品を受け取るため目印の野球帽をかぶり、待ち合わせ場所のショッピングセンターに向かう。しばらくしてキットの前に事件とは無関係のジョンという若い男があらわれる。不運にもジョンは男と間違われて、ポルシェに乗った男に銃で撃たれ重傷を負ってしまう。マイケルは、犯人を目撃したジョンの恋人のジュリーに事情を聞こうとするが、彼女は、盲目者であった。


地上波放送時第11話として放送されたエピソード。「見ることが必ずしも知ることにつながらない」というジュリーのセリフに象徴されるように、盲目の女性ジュリーの耳を頼りに、ある殺人事件の謎が解明されていくストーリー。今回、コメディリリーフ担当の白バイ警官のピーター巡査の活躍も目立っていましたね。スピード違反をしていたナイト2000を追跡するも見失ってため息をついたり、ナイト2000を運転しているジュリーを何度も目撃したり、わけもわからずジョンを撃った犯人達を捕まえるなど、おとぼけぶり満載の中々面白いキャラでした。野球帽をかぶったマイケルや、キットがジュリーに指摘を受けて低音で喋るシーンも印象的でした。


何よりこのエピソードで一番印象に残るのは、盲目の女性が車(ナイト2000)を運転する場面。確かに車の自動運転が実現したら、こういうことも可能になるんですよね。まさに未来を先取りした場面で本放送当時とても感動しました。現実でもそろそろこういうことが可能になりそうですが、キットのような人工頭脳があれば、より安心感が得られそうですね。


感動的なドラマパートと並び、ナイト2000のアクションも印象に残る場面が多かった。ポルシェを追跡中に交差点に侵入してきたスクールバスへの衝突を回避するため、マイケルが急ブレーキを踏んでナイト2000を寸止めさせるところや、スローモーションを使った駐車場でのターボジャンプシーンも見応えがあった。一番インパクトがあるのは、やはり、日本語のサブタイトル通り、キットが車の圧縮機に入れられてマイケル共々スクラップにされそうになるシーン。圧縮機から脱出する際に、ターボブーストを使いますが、その時、ジャンプの角度を計算する機能が初めて使用されていました。このジャンプ角度を計算する機能は、「巨大ブルドーザーの罠!!体当り!転落!恐怖の土砂生き埋め(BIG IRON)」でも土砂に埋められたキットがターボブーストで脱出する時に使われていましたね。



気になるの吹替えの新録部分。ジュリーの新録部分もありましたが、当時吹替えを担当した声優さん(鵜飼るみ子)ととても声が似ていたので、違和感なく見ることができましたね。



  


①謎の男がナイト財団に電話をかけてきた後のデボンとエイプリルの会話シーン。

②ジョンが入院する病院へ向かっている時のマイケルとキットの会話シーン。キットが声のオクターブを変える→ダッドリーが乗っていたスポーツカー(ポルシェ)の話をするところ。

③マイケルがジュリーを自宅に送り届けた後、彼女の自宅の前で二人が会話するシーン。















驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!
RETURN TO CADIZ

ナイト2000の水上走行システムの実験を行うために訪れた海岸でマイケルは、砂浜で倒れているダイバーの少年ボビーを発見し病院まで運ぶ。マイケルは、ボビーの姉ジェニファ-に話を聞くが、弟の身を案じるジェニファーは、何も答えようとはしなかった。キットのトランクに積んでいたボビーの潜水服から一枚の欠片が見つかる。分析装置で調べた結果、それが金貨だとわかるが・・・。


日本の地上波放送で記念すべき第1話として放送されたエピソード。「ナシンダ」と呼ばれるアステカの黄金像を狙うトレジャーハンターとマイケルが海の上で大激突。このエピソードには、ナイトライダーでスタントマンを担当したジャック・ギルがザカリー・スレートの船(クイーン・クエスト号)の乗組員の一人ジャック役で出演しています。


シーズン2に入ってキットの機能はますます充実していきますが、今回初登場した化学分析装置(CHEMICAL ANALYZER)及び言語分析器(LINGUISTIC ANALYZER)など、分析装置が活躍する場面が目立っていました。そして、今回の目玉と言うべき機能がナイト2000の水陸両用システム。エイプリルによってナイト2000に水上シンセサイザー(THIRD STAGE AQUATIC SYNTHESIZER)が取り付けられ、ナイト2000が海上を走るシーンが見られます。


劇中では、問題が見つかり、海上走行の実験が一時中止になっていましたが、スレート達に拉致されたジェニファーを救うため、マイケルが水陸両用システムの使用を強行します。ぶっつけ本番で見事成功を果たし、マイケルも上機嫌。最後は、キットもノリノリになって海賊気分になっていたのが印象的でした。残念ながら予算の関係で、この機能を使用するのは、今回限り。しかし、1991年に製作された「新ナイトライダー2000」では、ナイト4000(K.I.F.T.)が川の上を走るシーン(しかもミニチュアではなく、実車で実演)がありました。シーズン4辺りでSPM(スーパー追跡モード)のまま海上を走るナイト2000の姿を一度は見てみたかったものですね。今度の新作で実現しないものか・・・(苦笑)。水上を走るキット共に、ナース姿のエイプリルも印象に残りました。




気になる吹替えの新録部分。スレートの声を石田太郎氏、マンリーを青野武氏、ボビーを中尾隆聖氏が担当。ジェニファーの声を担当した上田みゆき氏は、マイケルの声でお馴染みのささきいさお氏の奥さんであり、このエピソードで夫婦共演を果たしています。ちなみに、「荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000」のシェリーの声も上田氏が担当していました。




  


①ケイツメモリアル病院内で、マイケルとナースのトレイシーがボビーを減圧室に運び入れるシーン→ジェニファーがトラックから降りて病院に駆け込むシーン→ジェニファーが減圧室にいるトレイシーに話しかけるシーン。

②スリーシェルズのレストランでマイケルとジェニファーが食事をしているシーン。ジェニファーの「他のはどう?ロブスターだけが最高なんて言わないでね」のセリフから。

③マイケルとジェニファーが砂浜を走り、スリーシェルズに戻った後、マイケルがキットに話しかけて、キットが海賊のモノマネをするシーン。









FOXクラシックの放送中のシーズン2、今週は、キットのボディが奪われる「盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年vs.キット(SOUL SURVIVOR)」を放送→詳しくはこちらのページへ。

NHKBSプレミアムで放送中のシーズン1、今週は、共に地上波放送未放映のエピソード「大統領暗殺犯を追え!記憶喪失の美女の謎(FORGET ME NOT)」と、「闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査!(HEARTS OF STONE)」が放送されます→詳しくは、こちら「キットの新しいインジケータ登場」へ。



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