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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/06月

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東映チャンネルで放送中の「キイハンター」は90話台に突入。モノクロでの放送が続いていますが、カラー化される105話まで後少しとなりました。キイハンターは1968年にスタートしたアクションドラマですが、翌年の69年に始まり、初回からカラ一放送だった「プレイガール」と比べると、カラー化がやや遅かったみたいですね。


1966年に放送された特撮の「ウルトラマン」や「仮面の忍者 赤影」みたいに、60年代の中盤にすでにカラー放送されていた番組もありますが、その頃はまだ一般家庭にまだカラ一テレビが普及していなかった時代。カラーテレビが売れ出したのが60年代の終わり頃から70年代初頭辺りからなので、時代に合わせてカラーに切り替えられたのでしょうね。



60話の「パラシュート殺人部隊」から川口浩が演じる吹雪一郎が加入し、キイハンターのメンバーが5人から6人体制に。6人目の追加メンバーが恒例になっている戦隊シリーズのような言い回しになりましたが(苦笑)、「パラシュート殺人部隊」では、千葉真一演じる風間と吹雪が絶妙なコンビネーションを見せて悪党を蹴散らしていました。


川口浩と言えば、やはり思い出すのは、テレビ朝日で放送されていた水曜スペシャルの「川ロ浩探険隊シリーズ」。川口浩隊長を筆頭に、探険隊のメンバーがジャングルの奥地に入り込んでいって、人喰いワニに襲われたり、ピラニアに噛まれたり、謎の民族と遭遇したり、危険をかえりみず、様々な未開地をアドベンチャーする非常にワイルドな番組でした。川口氏は、若くして亡くなられましたが、その一報を最初に聞いた時は、探険中に虎にでも襲われたのか?と、本気で思ったことがありましたね(苦笑)。


メンバーが6人になったからといって6人全員がそろうことは滅多にないのですが、キイハンターでは珍しい前後編の「スパイ忠臣蔵」というエピソードでは、ひさしぶりに6人全員集合して、敵の諜報機関の壊滅させるべく作戦を展開させていました。80話台は、先月亡くなった野際陽子さん演じる津川啓子や、ユミちゃんが単独で活躍する話もありましたが、印象に残ったエピソードをいくつかご紹介いたします。






「暗闇でドッキリ大作戦」

日本製の新型ミサイルの設計図がスパイ団に盗み出された。設計図は、スパイ団の一員で盲目の教師・ナターシャが受け取ることになっていたが、彼女は心臓麻痺で死亡した。黒木は、ナターシャの代わりとして啓子をスパイ団に送り込み、ナターシャのかつての恋人・梅津(室田日出男)の元に向かわせる。梅津も両目の視力を失っており、啓子の潜入に気づかなかった。啓子は、梅津から設計図を受け取ることに成功するが、そこへ謎のギャング集団が現れ、啓子を追いつめる・・・。


一時的にめくらにさせる薬を飲んで、スパイ団に潜り込む啓子。野際陽子さんが視覚障害者という難役を見事にこなしていたのが印象的でした。キイハンターには、サブレギュラーのごとく様々な役どころで登場している室田日出男が今回は、居合い抜きの名手という、勝新の座頭市を思わせるスパイ役で出演しているところも面白かった。6時間だけめくらになる薬って実際にあるのか知りませんが、この時代にしては中々ブッ飛んだ発想ですね。


ユミちゃんが「インスタントめくら」などと言ったり、本編中、「めくら」という言葉が飛び交っているため現在の地上波では放送は不可能でしょうが、目が見えない中で、危機的状況をスリリングに切り抜けていく啓子お姉様の活躍は、十分に見応えがあり、キイハンターの中で欠かせないエピソードの一つだと思いました。






「女殺し屋 シカゴローズ只今参上」

ギャングの鬼丸(人見きよし)は、麻薬取引の相手の秋月(宗方勝巳)から1億円の現金を奪う計画を立てるが、逆に秋月の罠にはまり、麻薬を奪われてしまう。鬼丸は、アメリカから腕利きの女殺し屋「シカゴローズ」を呼び寄せ、秋月を殺して麻薬を取り戻そうとする。鬼丸の子分達がローズの滞在先のホテルに電話をかけるが、電話番号を間違え、キイハンターの部屋に電話をかけてしまう。事件のことを知ったユミは、シカゴローズになりすまし、単身で調査を開始した。


ウエスタンスタイルのユミちゃんが愉快なギャング達と共に大奮闘するエピソード。「特別機動捜査隊」の畑野刑事役でも知られる宗方勝巳が秋月を演じ、ユミちゃんとロマンスを繰り広げるところや、Gメン75に古田刑事役でレギュラー出演していた谷村昌彦がコミカルなギャングを演じ、ユミちゃんと息の合ったやりとりを見せるところも印象に残りました。


前述のエピソードには、一時的に目が見えなくなる薬なるスパイの秘密道具がありましたが、このエピソードにも「タバコ爆弾」やら「口紅爆弾」なるものが出てきました。ドラえもん並みに面白道具がたくさん出てくるキイハンター(笑)。



この時期、忙しかったのでしょうか、千葉真一があまり登場しないのですが、86話の「暗黒街は本日、大統領の投票日」の回は、久しぶりの風間メイン回であり、ゲストに西沢利明が登場し、(ギャバン風に言うと)ボイサーとコム長官の豪華共演を見ることができました(笑)。そう言えば、この回にも室田日出男が出ていた。ゲストの使い回しが半端ないキイハンター(苦笑)。



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規制規制のオンパレードで視聴者が心の底から楽しめる番組がどんどん減り続けている今の地上波テレビでございますが、いつの間にやら映画枠も民放のゴールデン帯からほとんど消えてしまいました。1980年代ぐらいまでは、地上波のゴールデン帯でホラー映画もたくさん見ることができたんですけどねえ。13日の金曜日はもちろんのこと、チャイルドプレイやスティーブンキングのキャリー、シャイニング、クリスティーン、日曜洋画劇場で何度もスペース・バンパイアを見たし、金曜ロードショーでバタリアンもやっていた。


ジョーズやピラニアなどパニック映画も地上波で随分と見たつもりでいましたが、最近、ザ・シネマなどのチャンネルで、当時見ていなかったマイナーなパニック映画をよく見ます。知能を持ったゴギブリ状の生物が火を噴きながら人間を襲う「燃える昆虫軍団」、殺人蜂の大群が大都市に押し寄せる「スウォーム」など、動物系のパニック映画なども見ながら、80年代のテレビはいろんな映画がやっていたんだなあと、本当に凄い時代だったと改めてしみじみと思い知らされる今日この頃であります。







そして、地上波のゴールデンでこんな映画も放送されていたんですね。



「猛獣大脱走」





北ヨーロッパにある最新鋭のコンピューターで管理された動物園の動物達が突然暴れ出して脱走し、人間達に襲い掛かるパニック映画。イタリアで1983年に公開された作品で、日本では84年に劇場公開され、翌年の85年には、フジテレビの「ゴールデン洋画劇場」枠でテレビ初放映されたそうです。


何が凄いってこの映画、なんと本物の動物達を町中に出して撮影しているところ。凶暴化したネズミが火災放射器でむし焼きにされてしまうシーンがあるのですが、どう見ても本物のネズミを焼いているようにしか見えない。豚を食うハイエナ、女性の顔を踏み潰して空港の滑走路に進入するゾウ、地下鉄の電車内をうろつくトラ、学校で暴れるホッキョクグマ・・・。


今ならこれらのシーンはCGになってしまうだろうが、この映画の場合、全て本物の動物を使っているので、ブッ飛んだストーリーながらも妙にリアル。アップめのシーン(人間が動物達に噛まれている所)は、着ぐるみだったり、カット割りを多用したり古めかしい映像手法も見受けられるが、それを忘れてしまうくらいの圧倒的な映像が多く、今見てもそれなりに迫力がありました。


猛獣の餌食となった人間達の死体がわんさかと映し出され、ウォーキング・デッドばりというか、ダリオ・アルジェント風味の血みどろのグロ描写が満載なのですが、これを日本のテレビがカットせず放送していた時代があったということに、妙な感動を覚えます(苦笑)。







夜の町を疾走するチーター。これ以外にも「そんなあほな!」と思わず声を上げてしまう数々の動物達の姿が映し出される。



動物達が暴れ出した理由は、麻薬成分を含んだ工業汚染水を飲んだためなんだそうですが、それを人間の子供逹も飲んでしまい、ラストはその子供達が凶暴化して大人の人間を襲うというゾンビテイストなオチになっておりました。


この映画、吹替えで見たんですが、「アーノルド坊やは人気者」のアーノルドや、忍者ハットリくんの声で知られる堀絢子さんが凶暴化した少年の声を演じていたからか、怖いシーンのはずが、なぜだかニヤニヤしてしまった(苦笑) 。あと、主役の獣医役の俳優(ジョン・アルドリッチ)がドラマ版「リーサル・ウェポン」のリッグス役の俳優に似ていてやけに気になりました(笑) 。



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日曜朝に放送中の戦隊と仮面ライダーの放送時間が変更されるとのこと。現在、テレビ朝日の日曜の朝7時30分に宇宙戦隊キュウレンジャー、8時に仮面ライダーエグゼイドが放送されていますが、この秋からライダーは朝9時、戦隊は9時30分からの放送になるそうです。


戦隊シリーズと言えば、関西では、「バトルフィーバーJ」から「激走戦隊カーレンジャー」まで金曜の夕方5時30分に放送されていましたが、「電磁戦隊メガレンジャー」の放送の途中に、今の放送時間枠に移動になりました。戦隊は、実に20年ぶりに放送時間が変わるわけです。そもそもこの時間帯(テレ朝日曜朝9時30分枠)は、かつて超人機メタルダーや世界忍者戦ジライヤなどのメタルヒーローシリーズが放送されていた枠なので、当時を知る人は懐かしく思う方もいるかもしれませんが、戦隊がこの時間に放送されるのは初めてのことなので、はたしてこれが吉と出るか、視聴率的にも気になるところですね。


一方、仮面ライダーは、今年の新作から朝9時の放送になりますが、実はこの時間帯もかつてフジテレビがロボット8ちゃんやペットントンなどの不思議コメディシリーズを放送していた時間(ちなみに関西は土曜の朝7時30分からの放送だった)なので、特撮好きの方なら馴染みのある時間だと思います。平成仮面ライダーシリーズは、1作目のクウガから今放送中のエグゼイドまで日曜朝8時に放送され続けてきましたが、今回初めて放送時間が変わります。ライダーの場合は、仮面ライダーBLACKが日曜の朝10時に放送されていたし、昭和の頃から日曜の朝の印象が強いですね。



ただこの日曜の朝9時台は、フジテレビで東映制作のドラゴンボールなどのアニメが放送されており、東映作品が重なる状態になってしまうとのことで、一部の視聴者からクレームが出ているとか。今はブルレコなどで二番組同時録画もできるようになったし、昔みたいに一方の番組をあきらめなきゃならない時代でもないので、さほど大きな問題ではないと思うのですが、好きな番組の放送時間が重なるのは、確かに気分の良いものではありません。


そう言えば、私も子供の頃にそんな経験がありましたね。金曜の夕方に放送されていた超電子バイオマンと星雲仮面マシンマンの放送時間が重なり、どっちを見ようかもの凄く迷った思い出が。東映の2つの特撮番組が同じ時間帯に放送されるなんてことは、今では考えられないことですが(苦笑)、昔はそういうこともありました。家に一応ビデオがあったけど使い方がわからなくて、近所の人に録画をお願いしたこともありました。でも今は、便利な時代になりましたから、レコーダーが一台あれば、まず見逃がすことはないですし。


東映特撮YouTube Officialとか、仮面ライダーアマゾンズみたいにネット配信なら好きな時間に好きなだけ見られるからとても便利ですよね。地上波も見逃し再放送みたいなことをやれば少しは見やすくなるのでしょうが。この間アマゾンプライムで深夜にアマゾンズのシーズン2を一気見したのでその感想を書くつもりでしたが、これ以上は長くなるのでいずれまたじっくりと・・・。



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今月下旬からAXNで「HAWAll FlVE-O」のシーズン7がスタートしますが、その直前に良からぬニュースが流れてきました。シーズン7で検視官マックス・バーグマン役のマシ・オカが降板することは、このブログでもお知らせしましたが、なんとFlVE-Oの主要メンバーの二人もシーズン7をもって降板することが発表されました。


その二人とは、チン・ホー・ケリー役のダニエル・デイ・キムと、コノ・カラカウア役のグレイス・パーク。二人はギャラの交渉を巡ってテレビ局と折り合いがつかず、降板を決めたそうです。なんでも二人のギャラは、スティーブ・マクギャレット役のアレックス・オローリンと、ダノ・ウィリアムズ役のスコット・カーンよりも10~15%程安く、ダニエルとグレースは、二人と同等の全額を求めていたが、しかしテレビ局はその条件を受け入れなかった。


四人は、ファイブオーのメンバーとして、シーズン1から6まで順調にレギュラーメンバーを務めていただけに、この突然の発表は、とても驚きました。ギャラの差はいったいどこで生まれてしまったのでしょうね。ダニエル・デイ・キムは、アレックスやダノと同様にずっとドラマに出続けていたし、グレイス・パークは、私情により降阪の噂が立ったり、ストーリー上では、FlVE-Oのメンバーから1度離脱したがまたすぐに復活したし、理由は、はっきりとしませんが、これまで見てきた一視聴者としてはとても残念でなりません。



アメリカでは、シーズン7の放送は終了し、シーズン8の製作が決定しているそうですが、シーズン8の初回にはチンとコノは登場しないとのこと。つまり、二人がファイブオ一から去るシーンは描かれず、何事もなかったようにスティーブとダノの二人だけで話を進めていくのでしょうか。あるいは、チンとコノに代わる新レギュラーが加わる可能性もあるかもしれませんが、これまで四人で良い感じにやってきたのに、突然こんな形でバラバラになってしまうのはなんだかもったいない気がしますね。


最近ミニ・シリーズとして復活した「Xファイル」もシーズン8からモルダーが出なくなって違和感があったが、こちらは、主役交代後もモルダーはいくつかのエピソードに登場していたし、去年放送されたシーズン10では、モルダ一とスカリーが再びコンビを組んでいた。二人ともいい感じに年を重ねていましたが、吹替え(モルダー=小杉十郎太&スカリー=相沢恵子)のほうもかなり年輪を重ねた声になっていましたね。


チンとコノもあと1回ぐらいは登場して、きちんとした形でファイブオーを去ってもらいたいものですが、はたしてシーズン8はどのような変化を遂げるのか?まだシーズン7を見る前なのに、早くもシーズン8のほうに物凄く興味を持ってしまっています(苦笑) 。ウォーキング・デッドもこの秋にシーズン8が放送される予定ですが、こちらは主要メンバーがトラブルで降板するような話は聞かないですね。同時期に始まったこの二作品、ちょっと差がついてしまったかな・・・。


いろんな意味でシーズン7の放送も楽しみです。


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今年は石原裕次郎さんが亡くなってから丁度30年ということで、BS並びにスカパーの各局で関連番組が目白押しです。今週からファミリー劇場で「大都会一闘いの日々一」の放送がスタートしております。


ファミリー劇場と言えば、2001年に「西部警察」の放送をスタートさせ、以後十数年繰り返し放送し続けているチャンネルですが、意外にも大都会シリーズを放送するのは、今回が初めて。今ファミ劇だけで、大都会と西部警察、そして太陽にほえろ!全てを見ることができるという、黄金ラインナップが続いております。



西部警察を見るならファミ劇がすっかり定着しましたが、先月なんと、あのNHK-BSプレミアムで西部警察PART3の最終回『西部警察スペシャル/大門死す!男達よ永遠に…』が放送されました。NHK-BSプレミアムと言えば、最近では「ナイトライダー」など、往年の海外ドラマも放送していましたが、リアルタイムで番組を見ていた者としては、やはりNHKで西部警察が放送されることにもの凄く違和感がありましたね(苦笑) 。


その最終回の放送が始まる前に、「石原裕次郎の旅 ~日本縦断“西部警察”の舞台裏紀行~」という特別番組が放送されました。この番組は、チャンネル銀河やチャンネルNECOなどで何度も放送されている「西部警察 全国キャラバン!! ロケ聖地巡礼」と同様に、西部警察の地方ロケの舞台となった場所を巡る内容で、ドラマで平尾一兵刑事を演じていた峰竜太さんが進行役を務めていました。ナレーションは、小林清志氏が担当。


1時間10分程の番組時間内に、北海道、東京、愛知、三重、広島、岡山、そして、最終回のテロリストとの最終決戦の舞台となった犬島製錬所跡を巡り、峰さんが現地で撮影の思い出を語り尽くすというものでした。北海道では、「北都の叫び - カムバック・ サーモン-」でカーチェイスが繰り広げられた豊平川の河川敷が紹介され、そこにカースタントマンの大友千秋氏がスーパーZに乗って颯爽と登場し、「ホットマネー攻防戦」でやっていたカースタント(リバーススピン)を実演していました。東京では、殺陣師の高倉英二氏の道場を訪れ、峰さんが高倉さんと素手で殴り合う殺陣を披露。愛知では、「戦慄のカーニバル -名古屋篇-」で爆破されたレストラン・あさくまの意外な爆破方法を特殊効果担当の坂本佐幸氏が説明し、カーアクションの舞台になった長島スパーランドの敷地内で、爆破実験を敢行。広島では、五代純刑事を演じた石原良純氏が合流し、撮影で使用されたホテルのレストランで、石原まき子夫人の特別レシピで作られた料理を食べながら、当時を振り返っていました。



「西部警察 全国キャラバン!! ロケ聖地巡礼」は、21世紀の石原裕次郎こと、徳重聡さんと元テレビ朝日のアナウンサーの佐々木正洋氏が全国各地のロケ地を巡っていましたが、NHKの特番のほうは、実際にドラマの出演者から当時の思い出を聞くことができてとても面白かったです。短い放送時間ながらも中身の濃いロケ地巡りになっておりました。でも1時間10分じゃ物足りない(苦笑)。せめて1時間30分、いや2時間ぐらいは見たかったですね。









1984年7月に放送されたNHKの「訪問インタビュー 石原裕次郎」という番組で、晴海埠頭で行われた西部警察最終回の撮影(木暮課長(石原裕次郎)が警察手帳を海に投げ捨てた後、一人寂しく埠頭を歩き続けるラストシーン)の様子を紹介していました。西部警察とNHKの関係は、実はこの頃からあったんですね。空撮用のヘリが映っています。


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この冬に公開が予定されているスターウォーズシリーズの最新作『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』。去年末にレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが惜しくも60歳の若さで他界し、最新作への影響が心配されていましたが、キャリーの出演シ一ンは撮影済とのことで、この作品が彼女の遺作になるようです。1977年に公開されたエピソード4の『スター・ウォーズ/新たなる希望』、その前段に当たるストーリーでスターウォーズシリーズのスピンオフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を鑑賞。


究極兵器のデス・スターを完成させた銀河帝国軍。デス・スターの開発者ゲイレン・アーソは、デス・スターの重要情報を帝国軍のパイロット、ボーディー・ルックに託す。この情報を知った反乱同盟軍は、ゲイレンの娘のジン・アーソを利用して、反帝国勢力「パルチザン」を率いるソウ・ゲレラに接触する。



「ローグワン」には、3つぐらい意味があるそうですが、その1つは、反乱軍のチ一ム名みたいなもので、この作品は、そのローグワンの戦士たちが帝国軍からデス・スターの設計図を奪取するところまでを描いています。エピソード4では、ローグワン達が命がけで手に入れたその設計図を元に、ルーク達反乱軍の戦闘機隊がデス・スターを攻撃を仕掛けて、見事デス・スターを破壊するところまでを描いていましたが、残念ながらこのローグワンには、ルークやハン・ソロは登場していません。


主人公は、デス・スターの開発者の娘であるジン・アーソ。反乱軍のスパイ、キャシアン・アンドー、ドロイドのK2-SOらと共に帝国軍に立ち向かいます。全体としてはわりと地味な展開が続き、本家ほど胸踊るようなシーンもなければ、戦闘シーンも本家で見たような既視感のあるものばかりで新鮮さがいまいち感じられなかったが、クライマックスの空中戦は見応えがあったし、『フォースの覚醒』に続いて女性が主人公であるところや、ドロイドのK2-SOが良い仕事をしてかなり目立っていたところも印象に残りました。


K2-SOってどことなく「天空の城ラピュタ」に出てきたロボットを彷彿とさせるのですが、C3POよりも有能で魅力的な戦闘ロボットという感じがした。エピソード3と4の間のストーリーということで、べーダー卿がかなり活躍するのではないかと思っていましたが、思いのほか出番が少なかったですね。とくに気になった登場人物は、ローグワンのメンバーの一人である盲目の戦士チアルート・イムウェ。華麗な棒術で敵を素早く倒していくところがカッコ良かった。香港のアクション俳優ドニー・イェンが演じているだけあってアクションのキレ味が凄い。デス・スターを開発した科学者ゲイレン・アーソを演じたのは、マッツ・ミケルセン。最近ではすっかり人喰いおじさんのイメージが定着していましたが、マッツには、普通の科学者役よりもべーダー卿と肩を並べるような凶悪な敵役で登場してもらいたかったですね(苦笑) 。



昨年亡くなったキャリー・フィッシャー演じるレイア姫が1シーンのみ登場していましたが、あのCGはよくできていたなあ。CGで驚いたのは、トロン・レガシーの若かりし頃のジェフ・ブリッジスのCGや、ターミネーター4の若かりしシュワちゃんのCGぐらいですが、レイア姫のCGも見事な作りで思わずおーっと声を上げてしまいました。登場したキャラや衣装、戦闘シーンも含め、70年代に作られたエピソード4っぽさがしみじみと感じられたローグワン。懐かしくもあり、スターウォーズの原点に返ったような、そんな映画でございました。


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