来月からアメリカでシーズン4がスタートする『ウォーキングデッド』。なんと、日本でも10月20日からCS/スカパーのFOXチャンネルで放送されるそうです。事情あってシーズン3は、DVDのほうで視聴中で、まだ6話ほどしか見ていないのですが、最新シーズンの放送までに何とかシーズン3の視聴を完走させたい。
簡単にシーズン3のストーリーを。荒れ果てた世界を旅するリック率いる集団は、刑務所に立ち止まり、そこを新たな休息の場とした。しかし、刑務所には、生き残りの囚人が数人おり、リック達のことが気に食わない一部の囚人達が彼らの命を狙っていた。それに気づいたリックは、その囚人を殺すが、逃走したもう一人の囚人がウォーカーの群れを刑務所の敷地の中に誘い入れてしまい、リック達は、再びウォーカーと戦うはめになる。ボイラー室に逃げ込んだ妊娠中のローリーに異変が起きる。母子共々危険な状態に陥ったため、ローリーは、死を覚悟をして出産を決意する。一緒にいたマギーがローリーの腹を切り裂いて、彼女の赤ん坊を取り出した。リックとローリーの息子カールは、ローリーがウォーカーとして復活しないように彼女を銃で撃ち殺した。
一方、リック達とはぐれ、ウォーカーに追われていたアンドレアは、日本刀を武器に持つ謎の女剣士ミショーンに助けられる。二人は、共に行動し、ウッドベリーと呼ばれるウォーカーから隔離された安全な町に辿り着き、そこでしばらく生活を送る。ウッドベリーは、「総督」と呼ばれる男・ガバナーが町を統治していた。そして、そこには、かつてリック達の集団にいて見捨てられたメルルがいた。メルルは、ガバナーに助けられ、彼の手下となって働いていた。ガバナーは、自分達のコミュニティを維持するため、他の生き残りの集団を襲って、物資を調達すると言う残忍な一面を持っていた。また、ウォーカー化した女の子を自分の娘のように接して調教したり、水槽の中にウォーカーの首を入れて鑑賞していた。ガバナーの異様な側面に気づいたミショーンは、アンドレアを誘って町を抜け出そうとするが、アンドレアは、ウッドベリーに残り、ミショーン一人が町から離れた。
リック達の新たな敵ガバナーや、ファーストシーズンで行方不明になったメルルの再登場、アンドレアと共に行動している剣士ミショーンの謎など、新たなキャラクター達が絡んで、ますます面白くなるシーズン3。母ローリーの死を乗り越えて勇ましく成長していくカールや、過酷な状況の中で兄と再会するダリル、グレンとマギーの関係など、リック達の今後の動向が気になります。
気になると言えば、この作品に出演する俳優さん。当然ながらどこかで見かけたことがある顔ぶれが結構いますが、その中でも気になるのがメルルとダリルのディクソン兄弟。声に特長があるメルル役のマイケル・ルーカーは、結構いろんな作品で見ますが、一番に思い出したのがシルベスター・スタローンの『クリフハンガー』。スタローンが演じる山岳レスキュー隊員ゲイブの仲間ハル・タッカー役をルーカーが熱演していた。
冒頭、断崖絶壁で綱渡りをしている途中バランスを崩して、深い谷底に落ちてしまった女性がいたが、その女性の死を巡り、ルーカー演じるハルがゲイブと激しく対立する。今見ると当然ながら若いですね。『シックス・デイ』には、アーノルド・シュワルツェネッガーの敵役で出演しているし、スタローンとシュワちゃんとはすでに共演済み。中々の肉体派だし、『エクスペンダブルズ』にスタローン達の敵役で出て欲しい俳優さんの一人ですね。
メルルの弟・ダリル役のノーマン・リーダスは、『処刑人』のマーフィー役が印象深いが、最近、『Hawaii Five-0』のシーズン1の初回にスティーヴ・マクギャレットの父親を殺したヴィクター・ヘスの弟アントン役でゲスト出演していた。冒頭でスティーブに撃たれて、呆気なく死んでしまうんですが、短い出番ながらも中々の存在感だった。ここでも弟役かい(笑)と思わず突っ込んでしまったが、いつかまた今度は主犯格で出演して欲しいですね。そう言えば、吹替え版は、『24』のジャック・バウアーでお馴染みの小山力也氏がダリルの声を担当されていますね。ダリルを主人公にした『ARROW』みたいなドラマが見てみたいなあ…。もちろん、ウォーキング・デッドのスピンオフとして(苦笑)。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |