CS/スカパー・ファミリー劇場で放送中の『西部警察』は、現在毎週土曜2話連続で放送中のPARTⅠ、夜11時台に連日放送されているPARTⅢともに来月最終回を迎えることに。まさか、リキさんと団長の殉職シーンを同月に見る事になろうとは…。そう言えば、この間、『smaSTATION』と言うテレビ朝日の番組で、アクション刑事ドラマ特集なるものが放送され、『西部警察』や『あぶない刑事』『ハングマン』などの特集が放送された。その番組中に西部警察の殉職シーンのコーナーもあり、タツ、オキ、リキ、団長などの殉職シーンが紹介されていた。殉職シーンと言うと、『太陽にほえろ!』のほうが有名で、シリーズ中、もっとも数多くの殉職刑事を出した番組だったが、西部警察では、番組の趣向に合わせたように、太陽以上に派手に壮絶に死を遂げる刑事がほとんどだった。自分の死期を悟り、雪山に消えていくオキの最期は、殉職と言う言葉では、言い尽くせないほどドラマチックで、ある意味壮絶だったが、それ以外は、どの刑事も派手な銃撃と爆破をともなった最期だった。リアルで見ていた時に一番衝撃を受けたのは、やはり、団長の殉職シーンだったが、最近全話通して見直してみると、自分のバイクのミラーで腹を損傷し、傷つきながら爆弾の爆風に吹き飛ばされたタツや車を運転中に犯人のマシンガンの銃弾を無数に浴びて、息絶えるリキの殉職が印象に残る。
リキの殉職と言えば、『刑事貴族』初回「その時、狼がめざめた」にリキを演じた寺尾さんが舘さん演じる牧刑事の親友・須藤刑事として登場したが、捜査中に、マシンガンで派手に撃たれ、初回で呆気なく殉職した事を思い出す。西部警察で共に壮絶な死を遂げた二人が刑事ドラマで久々に顔を合わせたのは、嬉しかったが、須藤刑事には、もう少し出番を与えてもらいたかった…。初回のOP映像では、須藤刑事も映像つきで紹介されていたので、てっきりレギュラーの刑事として活躍するものと思っていたのだが…。
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