忍者ブログ
10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

≪10月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12月≫
[954]  [953]  [952]  [951]  [950]  [949]  [948]  [947]  [946]  [945]  [944
1960年代にアメリカで放送されたスパイアクションドラマ「0011ナポレオン・ソロ(The Man from U.N.C.L.E.)」のリメイク版「コードネーム U.N.C.L.E.」を拝見。


舞台は、1960年代前半、東西冷戦の真っ只中のヨーロッパ。謎の組織による核兵器の拡散を阻止するため、CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が手を組むことになった。かつての宿敵同士が、核兵器を作ったドイツ人の科学者の娘ギャビー(アリシア・ヴィキャンダデル)を守りながら、組織の計画を阻止すべく動き出す。



オリジナルのテレビドラマ(全5シーズン)がスタートしたのは1964年。もう半世紀前の作品になるんですね。日本でも1966年から4年間に渡って日本テレビで放送されたそうです。さすがに私は、リアルタイム世代ではないですが(苦笑)、数年前にAXNミステリーで再放送があった時に、一応テレビシリーズ(全79話)は一通り拝見しました。シーズン1は、モノクロ放送だったので時代を感じさせられましたが、シーズン2以降は、カラーになっていましたね。


テレビシリーズで主人公のナポレオン・ソロを演じたロバート・ヴォーンは、スティーブ・マックイーンのブリットや、タワーリングインフェルノの上院議員役など数多くのアクション映画でよく見ましたが、やはり、「特攻野郎Aチーム」のハント・ストックウェル将軍役が印象に残っています。ナポレオン・ソロとコンビを組むイリヤ・クリヤキンを演じたデビッド・マッカラムは、「大脱走」のエリック役が一番記憶にあります。当初は、ソロを主人公にハードなストーリーが展開していたが、脇役のイリヤの人気が上がると、ソロとイリヤがコンビを組んで活躍するようになり、作風もコミカルなものになった。日本でも金曜や日曜のゴールデンタイムに放送され、矢島正明(ソロの声)&野沢那智(クリヤキンの声)コンビの吹替えで大人気となり、劇場版も計8作品製作されました。


1968年の「0011ナポレオン・ソロ 地球を盗む男<How to Steal the World>」以来となる今回の新作ですが、当然ながら出演者は一新され、ソロ役をヘンリー・カビル、クリヤキン役をアーミー・ハマーが演じている。二人とも知らない役者だなと思ったら、カビルは、「マン・オブ・スティール」「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスーパーマン役を演じているし、ハマーも「ローン・レンジャー」の主人公を演じていて、結構な有名俳優がコンビを組んでいたことに映画を見た後気づきました。でも、オリジナルの二人(ヴォーンとマッカラム)と比べると、どちらも今風の男前過ぎて、いまいち特徴がなく逆に物足りない感じがしましたね(苦笑)。ヴォーンとマッカラムも男前だけど、顔立ちが独特と言うか、個性的でしたが、新作の二人は、確かにカッコいいんだけどどっちも似たような顔をしていて、最初見た時、区別がつきにくかった・・・(汗)。今回一番印象に残ったのは、ギャビー役を演じていたアリシア・ヴィキャンダデルと言う女優ですね。何を着てもオシャレだし、あの独特のキュートな顔やしぐさがとても魅力的だった。ジェイソン・ボーンシリーズの最新作にも出演するみたいなので今から注目しています。


ギャビーとソロ、イリヤがそれぞれ乗る二台の車が同時に360度スピンしたり、派手なターンを繰り返して、ダンスを踊るように街中を走り捲くる冒頭のカーチェイスシーンは、少し地味に感じたが、撮影用に特殊な車を作ったり、2台の車をつないで走らせるなど、撮影手法が興味深かった。中盤のボートチェイスのシーンは、水面に振り落とされたソロが一人だけトラックに逃げ込み、パンやワインを嗜みながら必死に逃げ回っているクリヤキンのボートを眺めていると言う構図がコミカルで笑えました。コミカルと言えば、ソロを電気椅子で拷問にかけようとしたルディが逆に電気椅子に縛られて、拷問にかけられるシーン。感電中のルディの表情に思わず大笑い。そう言えば、オリジナルにもこんなシーンがありましたね。









クライマックスのアクションで特に印象に残ったのは、ソロとイリヤが敵地に攻め入る時に多彩な画面分割を使っていたところや、ソロがロッククローラーと呼ばれるパワフルな4輪駆動車に乗り、泥の中を駆け上ったり、飛び跳ねたり、湖を駆け抜けるカーアクションが見応えあった。全体的にアクションは、地味に感じたが、60年代のクラシックな雰囲気を出すためにあえて大人しめにしたのかな?とも思いました。



ストーリーやコミカルな演出は、オリジナルのオマージュを感じたし、映像や音楽のセンスも抜群に楽しめました。続編があるなら今度は、スラッシュを相手に戦うヘンリー・カビルとアーミー・ハマーの姿を見てみたい(笑)。







拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[11/23 Orlandomit]
[11/23 RonaldBaM]
[11/23 DonaldSlino]
[11/23 Adolfoskith]
[11/23 CharlesNok]
[11/23 https://arazpalace.com/]
[11/22 StephenSkall]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ガース
性別:
男性
カウンター
アーカイブ
バーコード
by thanks

Copyright © 超ぼやき宣言 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]