BSアンテナを取り付けたら、BSとCSチャンネルが一週間見放題だったので、新作映画をレコーダーで録り捲った。滑らかな曲線で描かれたレースシーンが物凄く美しかったトロンレガシーも良かったが、とくに面白かったのが『RED/レッド』。引退した元CIAエージェントの超凄腕のおじさん達が再集結し、CIAの巨大な陰謀に立ち向かって行くアクション映画。主役のフランクを演じるのは、ブルース・ウィリス。ダイハードの頃からこの手のアクション映画は、お手の物といった感じのブルースですが、歳を重ねるごとにどんどんシブ味が増して、カッコ良くなってますよねえ。スピンする車からスルッと降りて、華麗に銃をブッ放したり、この映画でもとにかくエキサイティング。交通事故で一時は、その容態が危ぶまれていたモーガン・フリーマンもフランクの元上司ジョー役で元気に出演していた。意外に一番カッコ良かったのがジョン・マルコビッチ。『ザ・シークレット・サービス』の犯人役が印象深いが、アクション映画では、あまり見かけたことがないマルコビッチだけに、少しイカれた感じで銃を撃っている姿がとても新鮮だった。
元MI6のエージェントのビクトリアを演じるヘレン・ミレンもおじさん達に負けじと問答無用にマシンガンをブッ放すところとか最高でしたね。ビクトリアが愛した元ソ連のスパイを演じるブライアン・コックスもとてもええ雰囲気の叔父様で、二人が昔を思い出して、ささやかにロマンスを繰り広げる展開も面白かった。「元ソ連のスパイ」とかの懐かしいフレーズと共に、なんだかとても感動してしまったのが…若干老けたのかもしれないがドミニクの頃から全然変わらないアーネスト・ボーグナインがCIAの記録保管員のヘンリー役で出演していたこと。90歳を超えてまだまだお元気そうで何よりです。ボーグナインがCIA絡みのアクションものに顔を出していると、どうしてもエアーウルフを思い出しちゃうけど、超音速のヘリに乗らないまでも、フランクとヘンリーが握手する姿とか見てたら、ほんと泣けてくる。そう言えば、フランクの吹替えは、磯部さんが担当しているそうですが、ヘンリーの声が富田耕生さんだったら、最高だったのになあ…。
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