気づいたらもう後半戦に入って終盤に差し掛かっている『仮面ライダーフォーゼ』。一年って本当に早い(笑)。カブト以降、フィルム画質になって、CGの見栄えも違和感が薄まり、カッコ良さとスピード感が増したアクション演出が冴え渡る平成ライダーですが、フォーゼは、アメドラの学園テイストがあり、アクション演出は、懐かしさと斬新さが両立してて良いけど、見慣れたとは言え、歴代ライダーと比べると、未だにあのデザインがどうも馴染めない(苦笑)。インパクトは確かにあるし、マグネットステイツなんかはもっとあるけど(笑)、ライダーとして見ると、やはりなんか異色感が強過ぎる印象がありますね…(汗)。新しく出てきたコズミックステイツは、メタルヒーローぽくて今のところ一番のお気にいり。変身ポーズは、ギャバンを彷彿とさせるカッコ良さだし、変身時のCGもフレーム使ったりして凝ってて良い。シャイダーのビッグマグナムを思い出した(笑)。メテオの怪鳥音バリバリのブルースリーを意識したアクションも面白くて、時々登場する戦闘員の忍者アクションもジャスピオンの宇宙忍者っぽく派手で良い。しかし、世界観のアンバランスが気になると言うか、また財団Xが出てきたし…カオス感が半端ない。まぁそこが面白いところなのでしょうが…。
今週と先週は、恒例の東映太秦映画村が舞台になっておりました。オーズの時は映画に、Wの時は、夢の中で登場していたが、フォーゼは、やはり学園ドラマらしく、修学旅行と言う事で映画村だけでなく、京都駅前も映ったり、京都タワーもギャグっぽく使われていた。予算の関係なのか仮面ライダー部全員は行けなかったみたいですが、例年よりも地方ロケ色が強い作品になっていました。ところで、ようやく、アストロスイッチの開発者で、歌星賢吾の父・歌星緑郎が出てきましたが、なんと演じているのは、風間トオル。弦太朗の祖父は八名さんでしたが、八名さんは、過去に戦隊のボスをやってたから、違和感がないけど、これは、意外でした。ホロスコープスの司令塔が15歳の父なのも驚かされたが(笑)、フォーゼは、キャスティングがユニークですね。
昭和ライダーのテイストも混在しているフォーゼですが、メテオのサポートをするタチバナと呼ばれる人物もその一つのようです。1号からストロンガーまでのライダー達を熱心にサポートしていた立花のおやっさん。21世紀の平成のこの時代ともなると宇宙を徘徊している人になってしまうんですね…(苦笑)。まだ正体が明らかになっていませんが、銀色の変なマスクを取ったら、CGの小林さんが登場したり…なんてことはないと思いますが(苦笑)。
5月からのスカパーの番組ラインナップを見ると、1980年代後半のアクション系ドラマがずらっと出てきた感じがしますね。ファミリー劇場では、『あきれた刑事』『勝手にしやがれ ヘイブラザー!』の一挙放送、チャンネルNECOでは、『ハロー!グッバイ』のリピート放送もやってる。ついでに『あいつがトラブル』とか『ゴリラ警視庁捜査第8班』辺りも久しぶりに見てみたいところですが、スカパーに入ってから5年、待ちに待ったあの『ベイシティ刑事』がいよいよホームドラマチャンネルで6月25日から放送されます。ホムドラで東映の刑事ドラマが放送されるのは、『爆走!ドーベルマン刑事』以来か…。なんてったって『大空港』が2回転して、3年以上も続いたから、このチャンネルで別の刑事ドラマを見るのは、久々な感じがする。
ベイシティ刑事と言えば、あの当時ライバルにあぶない刑事やあきれた刑事などがありましたが、ガンアクションのこだわりは、やはり、ベイシティ刑事がダントツに凄かったと思います。小池&星野刑事を演じる藤さんと世良さんの動きのカッコ良さや、ジョン(S&WM629)&マギー(コルトナショナルマッチコンバットカスタム)のプロップガンのセンスの良さ、ブローバックやマズルフラッシュの瞬間をスローモーションで見せたり、映像も見応えがあり、この作品をきっかけに、日本のガンアクション系の作品は、見せ方がリアル志向になっていった印象があります。音楽もセンス抜群のオールディーズナンバーを使用し、他の刑事ドラマにはない哀愁を漂わせている。『8時だよ!全員集合』が終了して、本格的に俳優活動をはじめたいかりや長介さんが、初めて出演した刑事ものがこのベイシティ刑事。いかりやさんと言えば、『踊る大捜査線』の和久平八郎が何かと有名ですが、やはり、私の中では、別働捜査班の山崎班長のほうが印象深く残っています。同じく踊る大捜査線の映画版で警視庁副総監を演じた神山繁さんも港町署捜査課の課長役でベイシティ刑事に出演していますが、踊るの映画でいかりやさんと神山さんが会話する場面を見た時は、思わずベイシティを思い出してニヤリとしてしまった(苦笑)。
主演の藤竜也さんといかりやさんは、ベイシティ刑事(をきっかけに?)以外でも、キャベ2のCMで共演されたり、1999年頃に放送されたテレビ朝日の旅番組にお二人で出演されたり、結構付き合いが深かったみたいですね。あの頃を思い出して、「Heart is Gold」をカラオケで歌いたい気分(笑)。
BSアンテナを取り付けたら、BSとCSチャンネルが一週間見放題だったので、新作映画をレコーダーで録り捲った。滑らかな曲線で描かれたレースシーンが物凄く美しかったトロンレガシーも良かったが、とくに面白かったのが『RED/レッド』。引退した元CIAエージェントの超凄腕のおじさん達が再集結し、CIAの巨大な陰謀に立ち向かって行くアクション映画。主役のフランクを演じるのは、ブルース・ウィリス。ダイハードの頃からこの手のアクション映画は、お手の物といった感じのブルースですが、歳を重ねるごとにどんどんシブ味が増して、カッコ良くなってますよねえ。スピンする車からスルッと降りて、華麗に銃をブッ放したり、この映画でもとにかくエキサイティング。交通事故で一時は、その容態が危ぶまれていたモーガン・フリーマンもフランクの元上司ジョー役で元気に出演していた。意外に一番カッコ良かったのがジョン・マルコビッチ。『ザ・シークレット・サービス』の犯人役が印象深いが、アクション映画では、あまり見かけたことがないマルコビッチだけに、少しイカれた感じで銃を撃っている姿がとても新鮮だった。
元MI6のエージェントのビクトリアを演じるヘレン・ミレンもおじさん達に負けじと問答無用にマシンガンをブッ放すところとか最高でしたね。ビクトリアが愛した元ソ連のスパイを演じるブライアン・コックスもとてもええ雰囲気の叔父様で、二人が昔を思い出して、ささやかにロマンスを繰り広げる展開も面白かった。「元ソ連のスパイ」とかの懐かしいフレーズと共に、なんだかとても感動してしまったのが…若干老けたのかもしれないがドミニクの頃から全然変わらないアーネスト・ボーグナインがCIAの記録保管員のヘンリー役で出演していたこと。90歳を超えてまだまだお元気そうで何よりです。ボーグナインがCIA絡みのアクションものに顔を出していると、どうしてもエアーウルフを思い出しちゃうけど、超音速のヘリに乗らないまでも、フランクとヘンリーが握手する姿とか見てたら、ほんと泣けてくる。そう言えば、フランクの吹替えは、磯部さんが担当しているそうですが、ヘンリーの声が富田耕生さんだったら、最高だったのになあ…。
先月からうちでもようやくBS放送が見られるようになった。別に合わせたつもりはなかったのですが、海外ドラマが無料で見放題のD-LIFEと言うチャンネルが開局したので、これは、ラッキーと言わんばかりに時間がある時は、よく見ています。スカパーの海外ドラマも見ているから全てをチェックするのは、困難なので、とりあえず、日本で初放送の最新ドラマ『リベンジ』と、地上波でも放送されている『バーン・ノーティス』を視聴しています。
『リベンジ』の主演の女優さんは、自分が見ている海外ドラマの中では、見かけたことがないのですが、「ブラザーズ&シスターズ」など最近のドラマに数多く出演しているらしい。「リベンジ」と言う言葉は、最近、映画のタイトルでもよくありますが、意味は、『復讐』。文字通り、主人公のアマンダが無実の罪で逮捕されて死んだ父親を陥れた人々に復讐をするサスペンスドラマです。アマンダは、自分の素性を隠してエミリー・ソーンと名乗り、ITブームの革命児となった億万長者のノーランと共に、父・デビッドを陥れた複数の人物達に近づいて、様々な罠を仕掛けていく。舞台は、ニューヨークの郊外にある高級リゾート地で、ドラマの中で映る町の景色や人々も含めてとにかくゴージャスな雰囲気が漂っている作品です。現在6話まで放送され、エミリーとノーランの緻密な計画により、着実にデビッドを陥れた人物達があぶりだされて不幸になっていますが、その最たる主謀者と思われるグレイソン一家の存在が気になります。これからノーランが危機的な状況に置かれたり、エミリー自身にも様々なトラブルが起きそうな気配ですね。
そして、もっと気になっていることが。ハリウッドで活躍中の真田広之氏がエミリーの協力者として、第9話から出演するとのこと。『ラスト・サムライ』や『ラッシュアワー3』では、持ち前の華麗なアクションを見せていた真田氏ですが、今回のこのテレビドラマの復讐劇において、どのような活躍をされるのか注目しております。最近は、日本のヤクザを敵にする『HAWAII FIVE-O』など、何かと日本を絡めている作品を見かけますが、いかんせん、日本人俳優が活躍している作品は、少ない。映画のほうは、最近では、『バトルシップ』など結構増えていると思いますが、もっと日本人が活躍するアメドラがあってもいいよなあ…。
無料放送と言えば、BS238のBS-FOXも一年間無料なんですな。さっそく『ウォーキング・デッド』のシーズン2を視聴し始めたが、もう一回シーズン1から放送してくれんだろうか…。
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西部警察最終回スペシャル「大門死す!男たちよ永遠に…」が先週末放送されました。リアルタイムの放送から、短縮バージョンのビデオ版、ファミ劇の再放送も合わせると、今までにもうかれこれ5、6回は見ておりますが、HDリマスターの綺麗になった映像で改めて見るとまた違った味わいがありますね。去年惜しくも亡くなられた原田芳雄さん演じるテロリスト・藤崎礼次のクールかつ圧巻の存在感がやはり良いです。他のゲストも大変豪華です。武田鉄矢さんや倉田保昭さんも出演されていましたが、この二人を見ると、刑事物語の片山刑事vsドラゴンの対決をイメージしてしまういつも(笑)。BGMも通常回のハネケンさんのアップテンポなセレクトは少なくて、最終回と言わんばかりに、ショパン「別れの曲」などのクラシックや、これまでにもよく使用されたスペクトルマンの緊張感高まるBGMの流用など、壮大で緊迫感溢れるメロディの連続。もう何回も見てるのに、剣島での最終決戦のBGMが鳴り出したら、昔のようにドキドキしてしまった(苦笑)。
巨大要塞のダムの壮絶な大爆破、団長が中村晃子さん演じる藤崎の手下の女に撃たれる瞬間のスローモーション、倒れた大門を取り囲んで泣き叫ぶ大門軍団など、もう何度も見てるのに、やはりまた見るとグッと来るものがあります。そして、霊安室で石原裕次郎さん演じる木暮が死んだ大門に熱く語りかけているシーンは、テレビのバラエティやドキュメント番組などでも何度も取り上げられていましたが、裕次郎さんがアドリブで様々に実感のこもった言葉を渡さんに語りかけていることもあり、またもや感動してしまった。ドラマと言う枠を超えて、当時の石原軍団の熱い絆がストレートに伝わってきます。
ところで、ファミ劇では、来月からまた西部警察PART1のHDリマスター版が再スタートするようです。2001年の秋から2006年まで週1回の放送が続き、ブランクを置いて2007年から週2回での再スタート。そして、またブランクを置いて、2009年の夏からHDリマスターバージョンがスタートして、先週末、ついに全236話の放送が完結したわけですが、かれこれ11年近く放送され続けているんですね。ビデオ(DVD)版の最終回は、104分の短縮バージョンになっていましたが、かなり、強引な編集がなされているので、やはり、140分のノーカット・フルバージョンのほうが見応えがあります。今度のDVD化の際は、ノーカット版が収録されると良いですね…。
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