忍者ブログ
10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

≪10月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12月≫
[927]  [926]  [925]  [924]  [923]  [922]  [921]  [920]  [919]  [918]  [917
東映チャンネルで放送中の「特別機動捜査隊」。現在、1972年に放送されたエピソードを放送中ですが、1972年と言えば、日本テレビで「太陽にほえろ!」がスタートした年。「太陽・・・」が始まった時点でこの特別機動捜査隊は、すでに500話台まで進んでいたことになるんですね。ついこの間まで日本で一番長く続いた刑事ドラマは、太陽にほえろ!だと思っていましたが、1961年の秋から始まり、1977年の春に終了するまで足掛け16年間続いた特別機動捜査隊は、やはりとてつもない記録を残した刑事ドラマであったことを改めて認識致しました。


ドラマスタート時の主役は、七色仮面などで有名だった波島進氏が演じる立石主任。自分が見始めた450話以降のエピソードでも立石班の活躍を確認することできたが、もうこの頃になると、ウルトラセブンの隊長役などで知られる中山昭二氏が演じた藤島班と合同捜査をする話が多くなり、立石班のみの活躍はどんどん少なくなっていきましたね。500話台以降は、青木義朗氏が演じる三船主任を中心に、三船班の活躍が描かれていますが、そこに里見浩太朗氏が演じる高倉主任の新たなチーム・高倉班が加わる。最近、海外ドラマにもCSI(マイアミとNY)シリーズ内の合同捜査エピソードや、Hawaii Five-OとNCISのクロスエピソードなどもありましたが、40年以上も前にそのような合同捜査を描く刑事ドラマが日本にあったとは。特別機動捜査隊は、まさにその先駆的なドラマだったわけですね。



主役チームが活躍しているところに、また新たなチームが加わって合同で捜査をする展開は、面白いですね。話の幅が広がるし、多彩なキャストも登場するのでより見応えがあります。80年代なら、「西部警察×太陽にほえろ!」または、「あぶない刑事×ベイシティ刑事」、「トミーとマツ×夜明けの刑事」などのクロスエピソードを見てみたかったですね。ホント実現してもらいたかった(苦笑)。相棒なんかもこういう手法を取り入れたらまた面白くなりそうな感じもしますが、相棒に対抗できる刑事ドラマがないのが残念なところ・・・。



さて、最近見たエピソードの中で特に印象に残ったエピソードは・・・。






ある男と女

マンションで女の絞殺死体が発見される。被害者は、美容院の経営者の早坂瑛子で、入浴中に果物ナイフで心臓を刺されていた。高倉班は、事情をよく知るものの犯行と見て捜査を開始。瑛子の美容院で働く女性の証言で、瑛子が糸吹証券の社長の糸吹と株を巡るトラブルを起こしていたことが判明する。高倉達がマンションの住人に聞き込みを続ける中、水木刑事と畑野刑事は、故障中のエレベータから男が出てきて立ち去るのを目撃し、男の後を追う。


高倉主任のメイン回。このエピソードは、1971年の終わり頃に放送されていますが、ちょうどその年に起きた「ドル・ショック」を背景にした殺人事件が描かれていました。ニクソン大統領の時代か。ウォーターゲート事件よりも前とか・・・(苦笑)。このエピソードの辺りから、ようやく知ってる俳優さんをちょくちょく見かけるようになりましたが、この回には、藤竜也氏が糸吹役でゲスト出演していた。藤さんと言えば、今東映チャンネルで放送中の「新宿警察」の刑事役でも見かけますが、70年代の初期から刑事ドラマで活躍されていたんですね。高倉役の里見浩太朗氏と藤氏の共演は、刑事ドラマ以外でも今まで見たことがないのでとても新鮮に見えました。


複雑な人間関係を浮き彫りにし、犯人が仕掛けた巧妙なトリックを着実に暴いていく高倉主任が良いですね。糸吹が故障中のエレベータに閉じ込めらてしまった後、フランス映画の「死刑台のエレベータ」的な展開になるのかと思ったが、糸吹がわりとあっさりエレベータから抜け出してしまうのを見て、拍子抜けした(苦笑)。







爆弾時代

交番が過激派の男達に襲われた夜、交番近くの津村鉄骨工場が爆発した。爆発は二度起こり、一度目の爆発で工場の工員、二度目の爆発で野口巡査が爆発に巻き込まれた。二人の体から破片が摘出され、野口巡査に突き刺さっていた破片の中から、歯車の部品が見つかる。三船達は、犯行に時限爆弾が使用されたと見て、時限爆弾が仕掛けられていた車を工場に入れた岡崎という工員から事情を聞く。


立石班時代にあったかもしれませんが、450話台以降では初めての爆弾事件を描いたエピソード。冒頭から交番が爆破されたり、工場が大爆発したり、西部警察も顔負けの衝撃的な爆破映像が続く。犯人の意外な犯行動機や、女装する犯人、クライマックスの三舟と犯人の直接対決から、水木刑事が犯人の持っていたダイナマイトを持ってビル街を走り回り、プールに投げ込むまでの緊迫した展開などがとても印象に残った。犯人に啖呵を切る三船主任が相変わらずカッコ良いです。いつもは、複雑な人間関係が絡んで、捜査も複雑になることが多いこのドラマですが、今回は、わりとシンプルな展開でしたね。



拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[11/22 apkportalnik]
[11/22 Nathanphove]
[11/21 Bezomealker]
[11/21 RichardTuple]
[11/21 Josephkax]
[11/21 GregoryStert]
[11/21 Georgefrord]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ガース
性別:
男性
カウンター
アーカイブ
バーコード
by thanks

Copyright © 超ぼやき宣言 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]