10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
この間「TED2」を拝見。1作目と同様、喋るテディベアの動きや表情がとてもユニークで面白かったが、相変わらずの下ネタ全開の内容で、セリフのやりとりがますます強烈になっていましたね(苦笑)。このシリーズと言えば、懐かしい映画やドラマの小ネタがたくさん出てきますが、前作に続き「フラッシュ・ゴードン」が出ていた他、コミコン(オタクの祭典)の場面にスター・ウォーズ、ニンジャ・タートルズ、スター・トレックなどの人気キャラが登場していました。リーアム・ニーソンが96時間のシリーズの主人公のイメージで登場したのは驚いたが、できれば、ダークマンの格好で出てもらいたかったですね(顔が見えないか(苦笑))。
ちなみに、ジョンのスマホの着メロは、今回もナイトライダーのテーマでした。実は今回、コミコンの会場のシーンに、マイケル役のデビッド・ハッセルホフとナイト2000(キット)が登場する予定になっていたのですが、なぜかカットされてしまいました。会場でキットとテッドがちょっとしたバトルを繰り広げる場面が撮影されていたようです。カット理由はわかりませんが、久々にマイケルとキットがそろったのにホントにがっかりでしたね。その様子は、発売中のブルーレイの特典ディスクで確認することができるのでぜひチェックしてみてください。
FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーシーズン2HD」。先週は、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」が放送されていましたが、今回は、「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER`S KEEPER)」と、「殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開(MERCHANTS OF DEATH)」について。
刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!
BROTHER`S KEEPER
第2級殺人で有罪判決を受けたピーター・マッコードに政府から仮釈放の命令が下るが、マッコードは、それを拒む。FBIから依頼を受けたデボンは、刑務所にマイケルを送り込み、マッコードを脱獄させる。作戦は無事成功するが、異常に怯えるマッコードの姿を見たマイケルは、真相を探るべく独自で調査を開始。市の中央部に最新型のミノタウロス爆弾を仕掛けた犯人が、マッコードの身柄の引渡しを要求していることを知る。
地上波放送時、第2話として放送されたエピソード。凶悪犯が街に仕掛けた時限爆弾を見つけるため、マイケルとキットが奔走するストーリー。マッコードと共にFBIに追われる身となったマイケルが爆弾犯の居所を掴み、爆弾を見つけ出すまで終始手に汗握るスリリングな展開が続き、CMが入る前に必ず爆弾のタイマーを映し出すなど、緊迫感溢れる演出が見られる。個人的にシーズン2のエピソードの中で一押しのエピソードです。
シーズン2からさらにキットの機能がパワーアップし、様々な新機能が搭載されていきますが、今回は、プラスチック爆弾専用の「電子探知モジュール」(マイケルはピコピコ装置と表現していた)をエイプリルが取り付けていました。また、マイケルがマッコードの娘のリサを撮影現場から連れ出して逃走している時に、警察の目をカモフラージュするため、ナイト2000のナンバープレートを「KNIGHT」から「KNI667」に変えるシーンが見られます。ちなみにこのシーンは、地上波(テレビ朝日)放送時は、カットされていました。
このエピソードでキットは、4回のターボジャンプを見せています。1・2回目はマッコードを刑務所から脱獄させる時。3回目は、爆弾犯一味の車に追いかけられているマッコードを救出しようとする時。4回目は、トランクに爆弾を乗せたままバリケードのパトカーを飛び越える時。どれもハラハラドキドキさせられるジャンプシーンばかりでとても見応えがありました。とくに、刑務所からマッコードを脱獄させる時のアクション演出が最高ですね。
ナイト財団の移動本部トレーラーからナイト2000が自動走行で車道に下りて出発するところから始まり、キットがターボジャンプで高い壁を飛び越え刑務所に侵入→警備員の激しい銃撃の中、マイケルとマッコードがナイト2000に乗り込み、再び壁越えのターボジャンプ→外の道路へ着地→脱獄を嫌がるマッコードが無理矢理ハンドルを操作して車を止めようとする→蛇行するナイト2000→オートクルーズモードに切り換わり、ナイト2000の走行が安定するところまでのスリリングなカーアクション演出が素晴らしい。マッチ感抜群のBGM、ジャンプ時の高鳴るブースト音も凄くカッコ良いですね。
気になる吹替えの新録部分。このエピソードで初めて新録のエイプリルの声(潘恵子氏)を聴くことができますが、当時とほとんど声質が変わっていなくて驚きました。
①マイケルとキットが写真撮影をしているリサを見ながら会話をするシーン。
②撮影現場から逃走した後、マイケルとリサがナイト2000の中で会話するシーン。リサの「どこへ行くの?・・・」のセリフから、キットがナンバープレートを変更して追跡してくるパトカーを振り切るシーンまで。
③ナイト財団本部の豪邸の庭でデボンとエイプリルが話しているシーン。デボンの「その通りだ」から。
④ナイト財団本部の部屋で、エイプリルがリサの過去の思い出話を聞いているシーン。
殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開
MERCHANTS OF DEATH
デボンの元恋人アメリア・クレルモンが失踪し、その娘のカメラが財団に助けを求めてきた。マイケルは、カメラと共にアメリアの自宅に行って彼女の私物を探り、サープラス・ヤードと呼ばれる武器倉庫の写真を発見する。武器倉庫に侵入したマイケルは、そこで最新鋭のミサイルを装備した攻撃ヘリ「SX‐411」を目撃する。
地上波放送時第14話として放送されたエピソード。デボンが元恋人のアメリアとの恋話を打ち明けるデボンのメイン回。さらに、マイケルとナイト2000が最新鋭のスレッジハマーミサイルを装備した攻撃ヘリ「SX‐411」と激闘を繰り広げる。キットが攻撃戦闘ヘリを相手にバトルする初のエピソードです。ちなみに、日本の放送では、このエピソードから放送時間が水曜夜9時から月耀の夜8時に移動。月曜の夜8時枠で放送された最初のエピソードでもあります。
前回に続き、この回もSX‐411に対抗するため、エイプリルがキットに様々な機能を装備します。ヘリのコントロールを麻痺させるため、通常の3倍の強度に設定された「マイクロウェーブ妨害装置(MICRO JAM)」。敵の熱線追尾ミサイルをかわすための「ウルトラマグネシウム・チャージ(ROCKET FIRE)」。ヘリとの戦闘時は、スモーク(SMOKE RELEASE)や、お馴染みのターボブーストも活用。それ以外のシーンでは、「X線(X-RAY)」の機能も初披露されていました。
修理代を稼ぐため、キットのタイヤをパンクさせようとするガソリンスタンドのせこい親父や、女性への乱暴をマイケルに止められ、それを逆恨みしてマイケルの前に何度もあらわれる二人組のバイカー・ギャングなど、コミカルなシーンに登場する人物達とキットのコミカルなやりとりもとても印象的。バイカーのシーンは、地上波放送時にカットシーンがあったので、今回見直したら大分印象が変わりました。走行中のナイト2000がバイカーに囲まれるシーンで、キットが見せる片輪走行は、正面からアップ目に撮られていることもあり、中々インパクトがありました。
ゲスト俳優で気になったのは、やはり、「冒険野郎マクガイバー」でフェニックス財団の要人ピーター・ソーントン役を演じたダナ・エルカーが悪党役で出演していること。ちなみに、デボン役のエドワード・マルヘアーと、ボニー役のパトリシア・マクファーソンは、マクガイバーにゲスト出演しています。
本放送当時にナイト2000とSX‐411の戦いを見た人は、きっとこう思ったのではないでしょうか。「もしSX‐411がエアーウルフだったら・・・」と(苦笑)。私もこの戦闘シーンを見ながら、何度も妄想しましたね。エアーウルフとならどんな戦闘になったのか?玩具で実践した事もありました(苦笑)。今年は、スーパーマンとバットマンが対決する映画が公開されるそうですが、いつかナイト2000とエアーウルフが対決する映画も作って欲しいものですね(笑)。
気になる吹替えの新録部分。カメラの声は、「特捜刑事マイアミバイス」のケイトリン(シーナ・イーストン)や、アニメの「スペースコブラ」のアーマロイド・レディなどでも有名な榊原良子氏が担当。クレイゲンを、「私立探偵マグナム」などトム・セレックのフィックス、「仮面ライダーストロンガー」のジェネラルシャドウ、「仮面ライダーBLACK RX」のジャーク将軍(2代目)などでも知られる柴田秀勝氏が担当していました。
①店の前で女性に乱暴を働こうとした二人組のバイカーギャングをマイケルが咎めるシーン。
②二人組のバイカーが走行中のナイト2000の前にやってきた時のキットとマイケルのセリフ「例の二人です」「しつこい奴らだ」
③アメリアの自宅でマイケルがデボンに武器倉庫で目撃したことを話すシーン。
④キットがナイト財団移動本部トレーラーに乗り込む→トレーラー内でのマイケルとエイプリルの会話→クレイゲンのいるプールバーへ向かう途中のマイケルとキットの会話。
NHK BSプレミアムで放送中のシーズン1。こちらは、キットのライバル、カールが初登場する「激闘!善と悪2台のナイト2000!(TRUST DOESN'T RUST)」と、「決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」が放送されます。今週分のエピソードの詳細を知りたい方は、こちらをどうぞ→「キットvsカールの激闘!」。
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