10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
今月からスタートした「動物戦隊ジュウオウジャー」。人間1人と異世界の住人(ジューマン)4人の組み合わせが新鮮。ジューマンの着ぐるみの造詣も良いです。人間態が登場した後は、着ぐるみの出番が減るかと思っていたが、今のところはわりと出番が多いですね。敵は、「デスガリアン」と呼ばれる宇宙船に乗った侵略集団。戦隊で宇宙から侵略してくる敵集団を見るのは久しぶり。まさに王道と言う感じがしますが、でも考えてみると、昭和の戦隊は、宇宙からやってくる敵集団が意外に少なかったですね。
ゴレンジャーの敵の「黒十字軍」、ジャッカーの「犯罪組織クライム」、バトルフィーバーJの「秘密結社エゴス」は、地球上から発生した悪の組織だった。戦隊シリーズで最初に登場した宇宙からの敵集団は、電子戦隊デンジマンの「ベーダー一族」。続いてチェンジマンの「大星団ゴズマ」、フラッシュマンの「改造実験帝国メス」などがありました。超獣戦隊ライブマンの「武装頭脳軍ボルト」は、一応、宇宙を本拠地(ヅノーベース)にしていたが、ボルトの首領は人間でした。そう言えば、ボルトの首領・大教授ビアスを顔出しで演じていた中田譲治氏がデスガリアンの幹部アザルドの声の担当で出演していますね。着ぐるみの敵も良いですが、ここ数年続いているので、そろそろライブマンみたいな顔出しのボスや幹部が登場する敵集団をまた見てみたいですね。
ところで、ジュオウジャーの初回のサブタイトルは、「どきどき動物ランド」。いやもうね、我々の年代なら絶対あの番組を思い出しますよね(笑)。関口宏が司会していた「わくわく動物ランド」。特撮と言えば、インパクトのある面白いサブタイトルが今までにもたくさんありましたが、今回は、個人的に記憶に残っているおもしろサブタイトルをいくつかご紹介致します。
好き! すき!! 魔女先生
「ゴキブリ父ちゃん! 怪人レスラーもビックリ」
サブタイトルにダイレクトに「ゴキブリ」を入れるのも凄いですが、「ゴキブリ父ちゃん」って何?。タイトル通り、誰かのお父さんがひかる先生の魔法でゴキブリにされてしまう展開かと思いきや、実は、生徒達からゴキブリ呼ばわりされてしまう教頭先生のお話なんですね。不良青年らが乗る車が泥を撥ねて、教頭先生の息子達に泥を浴びせてしまう。ゴミ出し中にそれを目撃した気弱な教頭先生は、青年達に謝罪し、穏便に事を済ませようとしたが、青年達に馬鹿にされた挙句、生ゴミの入ったバケツを頭にかぶせられてしまう。その様子を見ていた生徒達が教頭先生をゴキブリ呼ばわりするという、わりとサディスティックな内容です。
「怪人レスラーもビックリ」という部分もひっかかりますが、これは、物語の後半に、ザ・デストロイヤー風の巨体のプロレスラーが登場し、教頭先生と熱いファイトバトルを繰り広げます。つまり、レスラーがビックリする程、実は、教頭先生は●かったというオチ。ちなみに教頭先生役は、「仮面の忍者・赤影」で白影役を演じていた牧冬吉さんです。
仮面ライダースーパー1
「君の考えた最優秀怪人ショオカキング」
昭和ライダーや、宇宙刑事シリーズ以降のメタルヒーローシリーズのサブタイトルは、やや長めものが多かったですね。とくにメタルヒーローは、子供にはちょっと難しいものや、ハードさが際立つサブタイトルが数多くありました。スーパー1も長めでしたが、ダイレクトに内容が伝わってくるサブタイトルが多かったと思います。その中で気になったのは、45話の「君の考えた最優秀怪人ショオカキング」。最終回一歩手前に一体何事かと思いましたが(苦笑)、実は、一般公募で最優秀作として選ばれた怪人が登場するお話でした。
怪人の名前は、「ショオカキング」となっていますが、正しくは、「ショウカ(消火)キング」だそうです。応募した子供が間違えて書いた名前をそのまま使用したのでしょうね(笑)。当時の子供達にとっては、まさに夢の企画。原作者の石森章太郎さんももしかしたら選考メンバーに入っていたかもしれませんが、選ばれた子供は、さぞかし大喜びだったでしょうね。
鳥人戦隊ジェットマン
「カップめん」
1990年代に入ると、かなり短いシンプルなサブタイトルを見かけるようになりましたが、とりわけ戦隊シリーズは、その傾向が強くなっていきました。ダイレンジャーの「転身だァァッ」とか、「おやじぃぃッ!!」など、ちょっとふざけた感じのサブタイトルもありましたが(苦笑)、シンプルなタイトルで一番記憶に残っているのがジェットマンの「カップめん」。単に「カップめん」と書かれているだけなのに、余計な説明がない分内容が気になるし、わりと強く印象に残りました。
アコの先輩であるラーメンオタクの青年がカップめんの神「ゴッドラーメン」に究極のカップめんを作るよう命じられて、1分でできる究極のカップめん「陽気なアコちゃん」を完成させる。「陽気なアコちゃん」は、すぐさま大ヒットするが、それを食べた人達は、1分間もジッとしていられないせっかちな人間になり、暴力沙汰や騒動を引き起こすようになる。ゴッドラーメンの正体は、実は、次元獣「ヌードルジゲン」で、陽気なアコちゃんは、バイラムが仕掛けた作戦だった・・・。
ゴッドラーメンのデザインやキャラのインパクトも然ることながら、部屋中にカップめんの蓋やカップを貼り付けてコレクションしているラーメンオタクの青年や、陽気なアコちゃんのCMソングも強烈でした。
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