10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
3年前に公開された『ワイルド・スピード ICE BREAK』はシリーズ最終章3部作の1作目であり、残り2作でこのシリーズも終了?になってしまうのかと思うと少し寂しくなってきますね。新作『ワイルドスピード9/ジェットブレイク』は今年の5月に公開予定になっていましたが、例によってコロナウィルスの影響で来年(2021年)の4月の公開に変更になったそうです。007の最新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」も本来は来月に公開されるはずが、やはりこの騒動で11月まで延期になってしまったり、映画界にも様々な影響が出ているみたいですね。
そもそもワイスピの新作は2019年に公開される予定だったはずが、このシリーズ初のスピンオフ映画の公開が決まったために今年に延期されていたそうです。本家の最新作を蹴飛ばして公開されたのがこの映画。
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」
『ワイルド・スピードMEGA MAX』から登場した元アメリカ外交保安部(DSS)の捜査官のルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、『ワイルド・スピード SKY MISSION』から本格的に活躍を始めた元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)の二人のコンビによるスピンオフ。当然ながらシリーズのメインキャラクターであるドミニク(ヴィン・ディーゼル)は一切登場することなく、トムとジェリーのように相性の悪い二人が仲良く喧嘩しながら謎の科学テロ組織「エティオン」に立ち向かうストーリー。
本家との違いを出すためなのか、少しSFかつアメコミチックな要素も加味されていましたね。超能力を持つ全身黒のハイテクスーツを着た男・ブリクストンは本家ではありえなかったキャラクターだと思いました。MI6エージェントのショウの妹ハッティが出てきたり、本家では深く描かれなかった二人の過去や、ファミリーが次々に登場したりと、まさにホブスとショウコンビのリーサルウェポン?というかバディムービーでした。ちなみに、この映画の原題は「Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw」。ジョン&パンチ、タンゴ&キャッシュみたいな軽快なノリのアクション映画でしたね。
スピンオフと言えどもカーチェイスシーンは本家に負けず劣らず豪快かつスピーディーに描かれていました。中でも、黒いハイテクスーツを着たブリクストンが運転する2019年式のトライアンフ「スピードトリプル」というバイクと、ホブス&ショウ&ハッティが乗るマクラーレン・720Sが大暴走するロンドンでのカーチェイスシーンがとても強烈でした。ブリクストンのバイクが変形しながら二台のトレーラーの下をスリリングに潜るショットはとてもインパクトがあり、見ごたえがありました。
エティオンの研究所から脱出する時に展開するカーアクションも大迫力。ホブスが運転するランドローバーの改造車と、ショウ&ハッティが乗るオフロードバギーの息の合った走りも良いし、スピーディなカメラワークはとても楽しく愉快なものでした。
本家が終了したら、ホブス&ショウのスピンオフがシリーズ化していきそうな、それぐらいとても勢いのあるアクション映画だったと思います。
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今月からスタートした「魔進戦隊キラメイジャー」。ダイヤモンドのようにキラキラ輝く頭の部分を見ていると、やはり「電子戦隊デンジマン」や「大戦隊ゴーグルファイブ」などの昭和戦隊を思い出してしまいますね。
口だけ丸出しになっているヨドン軍の参謀クランチュラは21世紀戦隊では珍しいタイプの敵幹部という印象。昭和にはライダーマンやマシンマンなど口だけ丸出しのヒーローが日本にもいましたが、昭和戦隊の時のように顔出しの敵幹部ももっと出てきて欲しいところですね。ルパパトには一人いましたけどね(笑。
ガルザと呼ばれるヨドン軍の鬼将軍はどこかしらデンジマンのヘドラー将軍を思わせるところがあり、中々に懐かしい感じのあるデザインに見えました。敵怪人も第2話に登場したラグビー邪面は見た目が「秘密戦隊ゴレンジャー」の仮面怪人を彷彿させ、戦い方もゴレンジャーっぽい昭和戦隊感のある演出だったのが印象に残りました。
魔進(マシン)戦隊ということで今年の戦隊はおそらくマシーンの活躍も多分に描かれるのではと思いますが、ゴレンジャーやジャッカーのように実車ならもっと見所があっただろうになあと。キラメイジャーのマシーンや巨大ロボもキラキラしており、とてもインパクトのあるデザインになっています。第2話にはキラメイグリーン=速見瀬奈の代役になる人形が登場していましたが、パーマンのコピーロボットじゃんと思った方はおそらく私と同世代(笑)。
ところで、今年はスーパー戦隊が誕生してから45周年。今年の戦隊が魔進(マシン)戦隊ということもあってそのつながりがあるのか、なんとテレ朝チャンネルではゴレンジャーからリュウソウジャーまでの43戦隊のマシーンとロボの活躍をセレクションしたエピソードを3/26から連日放送するそうです。私の知るところではかつてテレ朝チャンネルではデンジマンや超獣戦隊ライブマンなどの昭和戦隊を放送したことがありましたが、それ以外の昭和戦隊を放送するのは今回初めてですよね。東映チャンネルでも滅多に放送されることのない90年代のスーパー戦隊も見られるのがいいですね。
昭和戦隊のうちデンジマンからチェンジマンまでは初回と最終回だけの放送。バトルフィーバーJはバトルフィーバーロボが初登場した5話と最終回を放送するようです。戦隊ファンもそうでない人もぜひともこの機会にスーパー戦隊の歴史を振り返ってみてはいかがでしょうか。お見逃しなく。
AXNで放送中のナイトライダーはあっという間に最終シーズン(シーズン4)に入っております。今日放送される「死のリング!仕掛けられた世界戦!!」はマイケルがガス爆発で死んだスポーツライターの死の真相を探るため、世界タイトル戦の元チャンピオンのキーラーのトレーニングキャンプに潜り込むというお話でありました。
この辺りのエピソードになると、ナイト2000の派手なパフォーマンスはSPM(スーパー追跡モード)がメインになり、実車を使用したターボブーストや片輪走行などのシーンはほとんど見られなくなってしまったのが残念でしたが、ジョージ・A・ロメロの映画「ゾンビ」に出ていたケン・フォーリーや、当時、ボクシングのプロモーターとして活躍してドン・キングが出てきたり、ユニークなゲスト出演者で楽しませてくれましたね。
エレベーターのレールをマイケルが滑り降りるシーンで、そのクローズアップの撮影時にマイケル役のデビッド・ハッセルホフが怪我をして手術をしたという出来事もあったそうですが、当時のアクションドラマの撮影にはアクシデントが多かったのでしょうね。
撮影でのアクシデントと言えば、こちらは日本では滅多に放送されることがなかったナイトライダーの番外編とも言うべき作品「新ナイトライダー2000」。シーズン4終了後の5年後(1991年)に製作された作品で、マイケル役のデビッド・ハッセルホフと、デボン役のエドワード・マルヘアーが再び出演したことでも話題となったが、この作品の主役は元女警官のショーン・マコミックとナイト4000であり、マイケルは彼女をサポートする役回りだった。
このドラマは高視聴率だったにも関わらず、ハッセルホフのスケジュールの都合が合わず、結局シリーズ化に至らなかったそうです。このドラマにおけるナイト4000の最大の見せ場となったのはやはり「水上を走るナイト4000」のシーン。水上走行はオリジナルのテレビシリーズでも1度だけやったことがありましたが、この作品では実際に実車を水に浮かべて撮影に挑み、見事に映像化させています。しかし、テスト撮影時にナイト4000の車体(ボートの上に車型のカバーを被せたもの)を運河の水の上に浮かべてみたところ、ナイト4000の車体はフロントノーズから沈没してしまったそうです。次の日の地元の新聞には「潜水艦キット」というタイトルで一面に記事が出されたとのこと。
もし、この作品がシリーズ化していたら、ナイト2000と同じくらいナイト4000の人気も上がっていたと思いますが、やっぱりキットは赤いダッチ・ステルスよりも黒のトランザムのほうが様になるし、今見てもカッコいいし、あのカッコ良さは永遠なのでしょうね(笑。
東映チャンネルで放送中の「特別機動捜査隊」。現在、全801話中の750話台のエピソードが放送されています。時代で言うと1976年(昭和51年)頃の作品になるようです。
この頃の出来事と言えば、超音速旅客機「コンコルド」の運航開始。トランスフォーマーにコンコルドに変形するロボットがいてその玩具は持っていますが、実物は見たことはないし、一度は乗ってみたかった飛行機ですね。アントニオ猪木とモハメド・アリの異種格闘技戦が日本武道館で行われた年でもありました。猪木vsアリ戦は4年前にアリが亡くなった時にテレビ朝日で再放送がありその時初めて見たのですが、ほとんどのプロレス技が反則になるルールの中、猪木がアリの足を集中的に狙いキックし続けて、アリの体力を消耗させるという特異な攻め方をしていたのがとても印象的でした。
そして、この年と言えば、政界でも大きなスキャンダルが発覚。アメリカの航空機製造会社から発展した大規模な汚職事件「ロッキード事件」。この事件により田中角栄元首相をはじめ数人の政治家が逮捕され、事件の関係者が不審死する事案が続出するなど、日本の政界を揺るがした大事件が起こったのもこの年でした。
特別機動捜査隊には当時の世相を反映したエピソードもたくさんありましたが、今のところまだロッキードを匂わすようなストーリーは出てこないですね。751話からOPとEDテーマが変わりましたが、このドラマのテーマ曲は同時期に放送されていた太陽にほえろ!と比べるととても「暗い」。なんでこうも暗いのかってくらい、ど暗いというか重いというか。テーマ曲も当時の世相を反映していたのかもしれませんが、逆に明るすぎてもこのドラマのトーンに合わないだろうし、やはり、この暗さが良い味を出しているのかもしれませんね。
この時代になると、私でもすぐにわかる俳優さんがたくさんゲストで出てきます。とくに当時の特撮番組で活躍していた俳優さんの顔をたくさん見かけますね。
「吾輩は犬である」
走る、走る、サン吉が走る。かわいがってくれたご主人が殺された。それはゴルフ練習場を巡っての人間の欲望の果てか。男と女の愛憎の果てか。サン吉と特捜隊の合同捜査が始まった。そしてサン吉の捜査の前に立ちはだかるものは。追い詰められた犯人が次に狙う標的は。サン吉が追う憎むべき犯人とは・・・。
犬をメインにした刑事ドラマと言えば、この時代には「刑事犬カール」などがありましたが、特捜隊版の刑事犬カールを見ているような感覚になるエピソードでしたね。犬のサン吉の心の声をルパン三世の声でお馴染みの山田康雄が担当しているところも面白い。ゴルフ練習場の職員の役で立花直樹がゲスト出演。立花直樹氏と言えば、「ジャンボーグA」の立花ナオキや、このエピソードが放送された年にスタートした「ザ・カゲスター」の主人公・姿影夫を演じていた俳優さんでしたね。カゲスターの撮影終了後に佐田刑事役で特別機動捜査隊にレギュラー出演したそうなので、まもなくこのドラマで毎回姿を見ることになるのでしょうね。
東京スコッチテリア協会の副会長役を演じていた曽我町子。曽我さんと言えば、「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」のヘドリアン女王のイメージが根強く残っていますが、当時は「レインボーマン」のゴッドイグアナのイメージのほうが強かったのでしょうかね。
「大学は出たけれど」
不採用通知。なぜ? 筆記も面接もパスしたのに。青年の未来が、夢が、今までの努力が崩れ去る。そして、父親啓三の吐血。運命の荒波に揉まれる志郎。この青年の背後に捜査の手が伸びていたのであった。不採用通知の当事者、中牟田課長殺人事件の容疑であった。だが捜査と共に事件は中牟田個人のスキャンダルによるものであり、一人の青年の未来が、運命が、取引された事実が明るみに出るのであった!
一流企業への就職をめざす大学生・板垣志郎役で伴直弥がゲスト出演。「人造人間キカイダー」ですでに有名になっていた伴さんが大学生役をやっていますが、実はこの当時29歳。このエピソードが放送された年にスタートした「忍者キャプター」では火忍キャプター7=出雲大介役を演じていた。興信所の黒河役で山本昌平さんも出演していましたが、短い出番ながらもクールな悪党ぶりを見せていましたね。
この頃の出来事と言えば、超音速旅客機「コンコルド」の運航開始。トランスフォーマーにコンコルドに変形するロボットがいてその玩具は持っていますが、実物は見たことはないし、一度は乗ってみたかった飛行機ですね。アントニオ猪木とモハメド・アリの異種格闘技戦が日本武道館で行われた年でもありました。猪木vsアリ戦は4年前にアリが亡くなった時にテレビ朝日で再放送がありその時初めて見たのですが、ほとんどのプロレス技が反則になるルールの中、猪木がアリの足を集中的に狙いキックし続けて、アリの体力を消耗させるという特異な攻め方をしていたのがとても印象的でした。
そして、この年と言えば、政界でも大きなスキャンダルが発覚。アメリカの航空機製造会社から発展した大規模な汚職事件「ロッキード事件」。この事件により田中角栄元首相をはじめ数人の政治家が逮捕され、事件の関係者が不審死する事案が続出するなど、日本の政界を揺るがした大事件が起こったのもこの年でした。
特別機動捜査隊には当時の世相を反映したエピソードもたくさんありましたが、今のところまだロッキードを匂わすようなストーリーは出てこないですね。751話からOPとEDテーマが変わりましたが、このドラマのテーマ曲は同時期に放送されていた太陽にほえろ!と比べるととても「暗い」。なんでこうも暗いのかってくらい、ど暗いというか重いというか。テーマ曲も当時の世相を反映していたのかもしれませんが、逆に明るすぎてもこのドラマのトーンに合わないだろうし、やはり、この暗さが良い味を出しているのかもしれませんね。
この時代になると、私でもすぐにわかる俳優さんがたくさんゲストで出てきます。とくに当時の特撮番組で活躍していた俳優さんの顔をたくさん見かけますね。
「吾輩は犬である」
走る、走る、サン吉が走る。かわいがってくれたご主人が殺された。それはゴルフ練習場を巡っての人間の欲望の果てか。男と女の愛憎の果てか。サン吉と特捜隊の合同捜査が始まった。そしてサン吉の捜査の前に立ちはだかるものは。追い詰められた犯人が次に狙う標的は。サン吉が追う憎むべき犯人とは・・・。
犬をメインにした刑事ドラマと言えば、この時代には「刑事犬カール」などがありましたが、特捜隊版の刑事犬カールを見ているような感覚になるエピソードでしたね。犬のサン吉の心の声をルパン三世の声でお馴染みの山田康雄が担当しているところも面白い。ゴルフ練習場の職員の役で立花直樹がゲスト出演。立花直樹氏と言えば、「ジャンボーグA」の立花ナオキや、このエピソードが放送された年にスタートした「ザ・カゲスター」の主人公・姿影夫を演じていた俳優さんでしたね。カゲスターの撮影終了後に佐田刑事役で特別機動捜査隊にレギュラー出演したそうなので、まもなくこのドラマで毎回姿を見ることになるのでしょうね。
東京スコッチテリア協会の副会長役を演じていた曽我町子。曽我さんと言えば、「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」のヘドリアン女王のイメージが根強く残っていますが、当時は「レインボーマン」のゴッドイグアナのイメージのほうが強かったのでしょうかね。
「大学は出たけれど」
不採用通知。なぜ? 筆記も面接もパスしたのに。青年の未来が、夢が、今までの努力が崩れ去る。そして、父親啓三の吐血。運命の荒波に揉まれる志郎。この青年の背後に捜査の手が伸びていたのであった。不採用通知の当事者、中牟田課長殺人事件の容疑であった。だが捜査と共に事件は中牟田個人のスキャンダルによるものであり、一人の青年の未来が、運命が、取引された事実が明るみに出るのであった!
一流企業への就職をめざす大学生・板垣志郎役で伴直弥がゲスト出演。「人造人間キカイダー」ですでに有名になっていた伴さんが大学生役をやっていますが、実はこの当時29歳。このエピソードが放送された年にスタートした「忍者キャプター」では火忍キャプター7=出雲大介役を演じていた。興信所の黒河役で山本昌平さんも出演していましたが、短い出番ながらもクールな悪党ぶりを見せていましたね。
昔のアニメは登場するキャラクターが多く、名前を覚えるのも大変だったような気がします。トランスフォーマーに出てくるロボットの数とか半端なかったし、アラレちゃんにもいろんなキャラクターが次から次に登場して、あの頃は本当に凄まじかったですね。子供の頃はキャラクターの声のことを気にせず見ていましたが、大人になって改めて見た時に、一人の声優さんがいくつものキャラの声を担当していることに気づきました。
例えば、アラレちゃんの場合、木緑あかねと皿田きのこが同じ声優(杉山佳寿子)さんであったり、摘鶴燐(つんつるりん)とターボ君を三田ゆう子さんが演じていたり、空豆タロウ役の古川登志夫さんや摘突詰(つんつくつん)役の千葉繁さんなどはサブキャラを物凄くたくさん演じていて、改めてびっくりしました。たくさんのキャラクターが登場するアニメと言えば、やはりキン肉マン。これも子供の頃に夢中になって見ていたアニメ。キン消しをたくさん集めて遊んだ記憶がありますが、この作品も大人になって改めて見た時に一人の声優さんが何役もいろんなキャラの声を演じていることに気づきました。
ロビンマスクの声を演じた郷里大輔さんはブラックホール、アシュラマンなど、多数のキャラを演じていたし、ブロッケンJr.の水鳥鐵夫さんは与作さんの声もやっていたし、バッファローマンの佐藤正治さんはカナディアンマン、タイルマン、カレクック、サンシャイン、イワオなどの声を担当していた。そして、キン肉マンの父親であるキン肉大王の声を演じた岸野一彦さんもアトランティス、ブラックホール、ジャンクマン、ネプチューンマンなど、多数の名立たる悪役のキャラを演じていました。
岸野さんと言えば、特撮では大戦隊ゴーグルファイブのハチモズーの声を担当したり、顔出しでゲスト出演した回もありましたね。電撃戦隊チェンジマンではバラス、シーラ、ギロムなどの多数の宇宙獣士の声を演じ、超獣戦隊ライブマンでも頭脳獣の声を多数担当していました。
帰ってきたウルトラマンやアクマイザー3、大鉄人17など、顔出しで出演した特撮作品も多くありました。太陽にほえろ!には15本以上のエピソードにゲスト出演していたり、特捜最前線やザ・ハングマンシリーズにも多数のエピソードに出演するなど、俳優としても数多くの作品で活躍されました。
自分の中ではやはりキン肉大王の声が一番印象に残っていますね。大阪弁で喋る大王と博多弁の委員長との漫才のようなやりとりが楽しかったです。
その岸野一彦さんは先月、急性心不全により亡くなられていたそうです。子供の頃にとても聞き馴染みのあった声の人がまた一人旅立たれました。岸野一彦さんのご冥福をお祈りいたします。
日本でもコロナ騒動が深刻な状況になりつつある昨今でありますが、最近よく聞く「パンデミック」という言葉の意味は国中や世界中で感染症が流行することだそうです。今世界がまさにその状態になってきているということでこの先が心配になりますが、ペストもスペイン風邪も凌いだ人類なわけですし、今回のコロナも人類の英知を結集して乗り越えられるに違いない。そう信じて個々でやれることはやって気を付けていくしかないですね。
この騒動を見ていて、やはりどうしても頭の中に昔見たあの映画が浮かんでしまいます。パンデミックは世界中で感染症が流行することを差しますが、この言葉はその前段階の意味になるのでしょうか。
1995年に公開された名優ダスティン・ホフマン主演のパニック・サスペンス。アウトブレイクという言葉とモーガン・フリーマンのことを初めて知った映画でした。
ザイールのモターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生。兵士を伝染病等から守る“医学防衛”を任務とするアメリカ陸軍所属の研究機関「アメリカ陸軍感染症医学研究所(ユーサムリッド)」のLEVEL4(最高警戒度)研究チームを率いるサム・ダニエルズ軍医大佐(ダスティン・ホフマン)が現地に向かうが、その村は全滅状態となっていた。ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者の死のスピードの早さに危機感を抱き、軍上層部と「アメリカ疾病予防管理センター」に努める元妻のロビーに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。ダニエルズは軍上層部に不審を抱く。
一方、密売人のジンボはカリフォルニア州沿岸の田舎町シーダー・クリークのペットショップにアフリカから密輸入された1匹のサルを売りつけようとするが失敗し、サルを森に放した。その後、サルを輸送している最中に飲んでいた水を顔にかけられたジンボと、彼とキスをしたジンボの恋人アリス、サルに腕を引っかかれたペットショップの店長ルディーらが次々とモターバ熱を発症して死亡する。更に、不注意でルディーの血液を浴びた血液検査技師ヘンリーが恋人と町の映画館へ行ったのを機に、飛沫感染によって「アウトブレイク(爆発的な感染)」が始まってしまう・・・。
このあらすじと同じようなことが今まさに日本でも起きているわけです。25年前の古い映画だからと言って侮ってはいけませんね。学ぶことはたくさんあります。今回の日本政府は完全に初動を誤っており、マスクや防護服もつけないでいろんな作業に当たって感染を広げてしまったんですね。横浜に停泊中のクルーズ船はまさにアウトブレイクの状態でしょう。この映画を見たら日本政府のでたらめさがよくわかります。2度とこんな愚かな過ちを繰り返さないためにももう一度しっかり見ておくべき映画だと思いますね。
この映画に登場する架空の「モターバ・ウイルス」は高熱、下痢、全身や消化管からの出血するなどエボラ出血熱とよく似た症状を引き起こし、体内に侵入すると驚異的なスピードで増殖し、内臓を融解させて感染者を数日で死に至らしめる。致死率100%。途中から空気感染するウイルス「ヤンキー・モターバ」に変異し、さらに強力なウィルスになる。
モターバ川流域には細菌兵器が隠されており、ダニエルズにその存在を知られるのを恐れたアメリカ陸軍は燃料気化爆弾を搭載した爆撃機をシーダー・クリークに差し向けて感染した町を破壊しようとする。一方、ダニエルズは感染源である猿を捕獲してモターバ用の血清を作り、無線通信で爆撃機の操縦士に作戦中止を懇願するが、爆撃機は爆弾を投下してしまう。しかし、操縦士達は軍の指令に逆らい、人命を救うことを選択。風で流されたように見せかけて爆弾の狙いを外し町を救う・・・というのがこの映画のラストでした。
残念ながら今の日本政府はこの映画に出てくる軍部と何ら変わりませんね。何より人命が優先という至極当たり前のことをこの映画は教えてくれるのですが、そんなことさえもわからないわけです。事実は小説より奇なりと言いますが、本当に現実のほうが末恐ろしいですね。
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