10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
1970、80年代の海外ドラマでよく見かける名脇役をピックアップする企画第2弾。今回は、ジョン・バーノン(JOHN VERNON)氏です。1932年2月カナダ生まれ。一見ジーン・ハックマンと間違えそうな太めのがっしりした体系と渋いマスク、いかにもワルと言った風貌の俳優さんですが、1960年代から70年代にかけて、有名な映画作品に多数出演。アルフレッド・ヒッチコックの『トパーズ』を初め、『ダーティハリー』での市長役、ディズニー映画ラブバックシリーズ第3弾『ビバ!ラブバック』では、自分の意志を持つフォルクス・ワーゲン・ビートルのハービーを狙う悪党を演じている。テレビシリーズは、『THE FBI』 「汚れなき道連れ」他に出演。『女刑事ペパー』「悪魔の取引き」では、幼児売買組織のボスを演じた。
『ナイトライダー』「復讐の罠!マイケルは2度死ぬ・シグナルGO!高層ビル激走(原題:A GOOD KNIGHT’S WORK)」では、マイケル・ナイトの宿敵の犯罪組織のボス、キャメロン・ザカリーと言うナイト2000を奪い取ろうとする凶悪な悪党を演じている。クライマックスでは、マイケル役のデビッド・ハッセルホフと共に刀を使った派手な立ち回りを披露していた(と言ってもアクションは、ほぼスタントマンによるもの)。同じく最終話となった「黒魔術ブードゥ!恐怖の脳支配(原題:VOODOO KNIGHT)」にも出演。『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』「エアーウルフ奪取作戦!!怪盗ホーン危機一髪(原題:DISCOVERY)」では、主人公ホーク達の宿敵ジョン・ブラッド・フォード・ホーン役を、リチャード・リンチに代わって演じている。このエピソードは、ホーンが再びエアーウルフを奪い取ろうとする内容で、ナイトライダーで演じた役所とそっくりなのが面白い。その他『特攻野郎Aチーム』「ド迫力!キャベツ畑のカーチェイス」、 『冒険野郎マクガイバー』「国境の死闘」など80年代の人気アクションテレビシリーズで、いろんなワルぶりを見せている。残念ながら2005年2月に永眠されています。
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だんだん暑くなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。熱いと言えば1980年にテレビ朝日で制作された『爆走!ドーベルマン刑事』。1980年と言えば、同局で『西部警察』や『特捜最前線』、TBS『噂の刑事!トミーとマツ』『Gメン75』、日本テレビ『太陽にほえろ!』などの名作刑事アクションシリーズが目白押しだった年ですが、カーアクションや格闘は、数あれど、ドーベルマン刑事は、唯一過激なバイク・アクションをメインに描かれた日本屈指のアクション刑事もの。今となっては、奇跡的なドラマかもしれない。
特殊な権限を与えられた晴海分署の黒バイ隊チームが3匹の警察犬アレックス、シーザー、バロンを連れて、凶悪犯に挑む。あらゆる障害物をジャンプで乗り越え、きつい階段も瞬く間に登りきり、犯人がモノレールで逃げるものならば、ホームにまでバイクで突っ込んでいく勇ましさ。悪人ならば、地の果てまでも追いつめると来たものだ。公道でのバイクチェイス、爆破、激しい銃撃戦ときわどいクラッシュシーンなど、西部警察に負けず劣らずのアクションづくし。志穂美悦子氏演じる警視庁の女刑事・五十嵐の華麗な蹴りも爽快。黒バイ隊の活躍と共に3匹の警察犬達の活躍ぶりも描かれる。警察犬がなぜかドーベルマンではなく、シェパードなのがの不思議だがそれはともかく、飛行機を操縦したり、ペスト菌に冒されたり、冷凍庫に閉じ込められたり、麻薬の捜索のためモルヒネ漬けにされてしまうアレックス。爆弾の処理作業に狩り出されて、爆風で怪我をして臆病になってしまった事もあるバロン。様々な危機を乗り越える警察犬達も見所。実際この時代にこのような捜査がされていたかは、定かではないですが、しかし、この犬達の演技は、紛れもない真実であります。
3年ぶりに更新して、ようやくエピソードリスト完成しました(汗)。長らくお待たせさせてしまいどうもすいません。現在CS/スカパーホームドラマチャンネルにて放送中です。
本当に早いもので、今年は、米国で放送が始まってから25周年、そして国内でのテレビシリーズが放映されてからちょうど20周年になる『ナイトライダー』。デボン役のエドワード・マルヘアー氏が亡くなられてから10年と何かと節目の年に当たります。なんせ25年前の作品なので、時流と共に一つの作品の認識としては、古く薄くなりつつあり、最近は、タイトルも世代によって様々な意味合いで使われるようになってきていますが、しかし、自分にとって『ナイトライダー』と言えば、何と言ってもやはりこのテレビシリーズ。
ナイトライダーの魅力と言えば、OPテーマや主人公マイケル・ナイトのカッコ良さと未来カー・ナイト2000の凄さに尽きるわけです。ナイト2000には、007のボンドカーよりも数多くの特殊な機能が装備されております。その一部は、『KNIGHT2000 SYSTEM』のページで紹介していますのでご参考ください。自動走行する車も喋る車も、一歩ずつ現実に近づいているみたいですが、とりわけよく使われていたのがナイトライダーの醍醐味とも言えるターボ・ジャンプ。現在、アンケート実施中の「ターボブースト・ベストランキング」では、シリーズの中のベストエピソードとしても人気の高い「悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!!」のキットとカールのターボジャンプによる空中激突シーンがやはりダントツに人気が高い。自分的には、「ナイトライダー6後半」で見せたキットとカールのターボ合戦シーンも好きなのですが、このダブルターボのインパクトは、やはり、強烈!さっき久しぶりに見たら、またあの時の興奮が…!国内未放映エピソード「White Bird」で見せた実車による小型飛行機激突ジャンプも見応えありましたなぁ。「Slammin' Sammy's Stunt Show Spectacular」のスタントショーの中で見せたジャンプ。あの落ち方の角度は、ヤバイ(笑)。アンケートは、複数投票も可能です。思い出のターボジャンプシーンをどんどん投票してみてください。
さぁ、夏接近!夏と言えば、毎年恒例の戦隊、ライダーの劇場映画公開。昔は、『東映マンガ祭り』と銘打って、特撮とアニメを3本か4本くらいまとめて公開していた時期があり、自分も一度だけ84年の『超電子バイオマン』『宇宙刑事シャイダー』を観に行った事があります。さて、今年は、『ゲキレンジャー』『仮面ライダー電王』とも多彩なゲスト陣が出演するそうです。中でも『電王』には、ライダー史上最年長・51歳のライダーが登場!演じるのは、つい最近『GARO』で主人公の父親役を演じた渡辺裕之氏。ウルトラの方は、すでに初期シリーズでウルトラを演じた俳優さん達が新シリーズに登場し、再びウルトラを演じていますが、最年長ライダー、どんな風に描かれるのだろうか…!
1972年に製作された『愛の戦士レインボーマン』。呪文を唱えて、7曜7色の化身を操るヒーロー。当然変身すると強いのですが、力を使い果たすと、全身が真っ白に石化して「ヨガの眠り」についてしまい、回復に5時間もかかってしまうと言う。そんな弱点を持ちつつ、政治結社「死ね死ね団」と壮絶な戦いを繰り広げる。小さい頃再放送を見ましたが、当時は、敵側のキャラも含め、レインボーマンのダッシュ1やら6とかが気持ち悪くて、結局、あまり見なかったが、今回ファミ劇の連続放送で最初の方は、見逃してしまったものの、ほぼ視聴する事ができました。なぜだか日本人を憎む死ね死ね団が送り出す刺客に狙われ続ける主人公ヤマトタケシ。話が進むに連れ、仕掛けられる作戦も戦闘も壮大なものになっていく…。タケシを演じた水谷邦久氏の目の演技と変身の時の掛け声の力強さに圧巻。レインボーマンvsサイボーグ女幹部との戦いも面白い。中でもキャシーのアイビームには、こっちまでヤられた…(笑)。主題歌や変身シーンの映像で虹色の光をバックに化身するレインボーマンが美しい。「どうせ…この世に生まれたからにゃ…」のあのしぶいエンディングがとても印象に残る。
1980年代は、テレビのゴールデンの映画枠でも普通にホラー映画が放送されていた。『バタリアン』のようなコミカルなものから『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』シリーズなど、80年代を代表するホラームービーまで幅広く。でも、この時代に一番ショッキングなホラー映画を作っていたのは、イタリア・ホラーの巨匠ダリオ・アルジェントでしょう。
16年程前に『ワールド・オブ・ホラー』と言うタイトルのドキュメンタリーを見てから、いろんなタイトルをレンタルした記憶がある。77年の『サスペリア』に続き日本で公開された『サスペリア2』は、『エアーウルフ』のモフェット博士ことデビッド・ヘミングスが主人公を演じていたが、原題は、『Profondo Rosso』と言うタイトルでサスペリアよりも先に製作されたそうな…。それはともかく一番印象的な作品は、ジェニファー・コネリーが14歳の時に主演した『フェノミナ』。虫と交信ができる能力を持つ少女がスイスのチューリッヒの町で起こる奇怪な連続殺人事件を解き明かして行く。90年のゴールデンウィークに読売テレビが放送した『CINEMAダイスキ』の「ファンタスティック映画特集」で見たのが最初だったが、この映画の殺人シーンは、今でも鮮烈に記憶に残っている。1982年に製作された『シャドー』の殺人シーンも強烈だった。斧で切られた女性の腕から噴き出す鮮血が白い壁に放たれる。制作・脚本で関わった『デモンズ』は、映画館のロビーに飾られていたマスクを被り、顔を傷つけた女が突如悪魔へと変貌する。客が次々と襲われてゾンビ化し、映画館は、地獄絵図と化す。
アルジェント映画に欠かせないのは、ゴブリンの音楽。ゴブリンの緊張感溢れるプログレサウンドは、アルジェントの作り出した不気味でグロテスクな映像にさらに恐怖と強烈なインパクトを与える。サスペリア、サスペリア2、ゾンビ、どれも印象に残るが、とくにボコーダーが印象的なシャドーのテーマと、ソプラノボーカルが魅力のフェノミナのテーマが素晴らしい。
アクション系の刑事ドラマがテレビから消えて久しい昨今、何度も言うように7、80年代の日本のテレビは、刑事ドラマの宝庫でした。各局に必ず刑事ドラマ枠があり、今のアメリカのテレビドラマのように人気が出れば、何年も続くシリーズがたくさんあった。今の刑事ドラマ枠は、テレビ朝日の水曜9時枠だけが、かろうじて生き残ってはいるが、あの頃を思うと寂しい限りでございますね…。
かつて、日本テレビの金曜夜8時枠と言えば、黄金の刑事ドラマ枠でした。石原裕次郎氏主演の『太陽にほえろ!』は、1972年から86年まで14年間ぶっ通しで700回以上に渡り放送された恐るべき伝説の刑事ドラマ。アメリカでもこれだけの長寿ドラマは、存在しないであろう。シリーズの区切り目で必ず七曲署の刑事達の誰かが殉職するのが恒例でした。刑事ドラマの中の殉職シーンも最近は、見ないなぁ。人情ものの『はぐれ刑事』の殉職シーンは、ちょっと意外だったが…(汗)。 その後、鹿賀丈史氏主演の『ジャングル』シリーズがスタート。現在、日テレプラスで『NEWジャングル』が放送中ですが、このシリーズでは、江口洋介氏が若手刑事として加入している。『特攻野郎Aチーム』のフェイスマンやカート・ラッセルの声でお馴染みの安原義人氏が刑事役で出演しているところも個人的見所。その後、『あぶない刑事』の続シリーズ『もっとあぶない刑事』がスタート。1989年の4月から水谷豊氏と三田村邦彦氏主演の『ハロー!グッパイ』が放送。日テレ金8枠初のビデオ撮影による刑事ドラマだった。そして、この秋DVD発売の探偵もの『勝手にしやがれヘイブラザー』を挟んで、1990年4月に『刑事貴族』シリーズがスタートし、92年まで放送された。翌年松方弘樹氏主演の『はだかの刑事』がスタートしたが、これが事実上、21年に渡る金8刑ドラ枠最後の作品となった。あれから14年…。
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