10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
昔のアニメは登場するキャラクターが多く、名前を覚えるのも大変だったような気がします。トランスフォーマーに出てくるロボットの数とか半端なかったし、アラレちゃんにもいろんなキャラクターが次から次に登場して、あの頃は本当に凄まじかったですね。子供の頃はキャラクターの声のことを気にせず見ていましたが、大人になって改めて見た時に、一人の声優さんがいくつものキャラの声を担当していることに気づきました。
例えば、アラレちゃんの場合、木緑あかねと皿田きのこが同じ声優(杉山佳寿子)さんであったり、摘鶴燐(つんつるりん)とターボ君を三田ゆう子さんが演じていたり、空豆タロウ役の古川登志夫さんや摘突詰(つんつくつん)役の千葉繁さんなどはサブキャラを物凄くたくさん演じていて、改めてびっくりしました。たくさんのキャラクターが登場するアニメと言えば、やはりキン肉マン。これも子供の頃に夢中になって見ていたアニメ。キン消しをたくさん集めて遊んだ記憶がありますが、この作品も大人になって改めて見た時に一人の声優さんが何役もいろんなキャラの声を演じていることに気づきました。
ロビンマスクの声を演じた郷里大輔さんはブラックホール、アシュラマンなど、多数のキャラを演じていたし、ブロッケンJr.の水鳥鐵夫さんは与作さんの声もやっていたし、バッファローマンの佐藤正治さんはカナディアンマン、タイルマン、カレクック、サンシャイン、イワオなどの声を担当していた。そして、キン肉マンの父親であるキン肉大王の声を演じた岸野一彦さんもアトランティス、ブラックホール、ジャンクマン、ネプチューンマンなど、多数の名立たる悪役のキャラを演じていました。
岸野さんと言えば、特撮では大戦隊ゴーグルファイブのハチモズーの声を担当したり、顔出しでゲスト出演した回もありましたね。電撃戦隊チェンジマンではバラス、シーラ、ギロムなどの多数の宇宙獣士の声を演じ、超獣戦隊ライブマンでも頭脳獣の声を多数担当していました。
帰ってきたウルトラマンやアクマイザー3、大鉄人17など、顔出しで出演した特撮作品も多くありました。太陽にほえろ!には15本以上のエピソードにゲスト出演していたり、特捜最前線やザ・ハングマンシリーズにも多数のエピソードに出演するなど、俳優としても数多くの作品で活躍されました。
自分の中ではやはりキン肉大王の声が一番印象に残っていますね。大阪弁で喋る大王と博多弁の委員長との漫才のようなやりとりが楽しかったです。
その岸野一彦さんは先月、急性心不全により亡くなられていたそうです。子供の頃にとても聞き馴染みのあった声の人がまた一人旅立たれました。岸野一彦さんのご冥福をお祈りいたします。
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