10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
日本でもコロナ騒動が深刻な状況になりつつある昨今でありますが、最近よく聞く「パンデミック」という言葉の意味は国中や世界中で感染症が流行することだそうです。今世界がまさにその状態になってきているということでこの先が心配になりますが、ペストもスペイン風邪も凌いだ人類なわけですし、今回のコロナも人類の英知を結集して乗り越えられるに違いない。そう信じて個々でやれることはやって気を付けていくしかないですね。
この騒動を見ていて、やはりどうしても頭の中に昔見たあの映画が浮かんでしまいます。パンデミックは世界中で感染症が流行することを差しますが、この言葉はその前段階の意味になるのでしょうか。
1995年に公開された名優ダスティン・ホフマン主演のパニック・サスペンス。アウトブレイクという言葉とモーガン・フリーマンのことを初めて知った映画でした。
ザイールのモターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生。兵士を伝染病等から守る“医学防衛”を任務とするアメリカ陸軍所属の研究機関「アメリカ陸軍感染症医学研究所(ユーサムリッド)」のLEVEL4(最高警戒度)研究チームを率いるサム・ダニエルズ軍医大佐(ダスティン・ホフマン)が現地に向かうが、その村は全滅状態となっていた。ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者の死のスピードの早さに危機感を抱き、軍上層部と「アメリカ疾病予防管理センター」に努める元妻のロビーに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。ダニエルズは軍上層部に不審を抱く。
一方、密売人のジンボはカリフォルニア州沿岸の田舎町シーダー・クリークのペットショップにアフリカから密輸入された1匹のサルを売りつけようとするが失敗し、サルを森に放した。その後、サルを輸送している最中に飲んでいた水を顔にかけられたジンボと、彼とキスをしたジンボの恋人アリス、サルに腕を引っかかれたペットショップの店長ルディーらが次々とモターバ熱を発症して死亡する。更に、不注意でルディーの血液を浴びた血液検査技師ヘンリーが恋人と町の映画館へ行ったのを機に、飛沫感染によって「アウトブレイク(爆発的な感染)」が始まってしまう・・・。
このあらすじと同じようなことが今まさに日本でも起きているわけです。25年前の古い映画だからと言って侮ってはいけませんね。学ぶことはたくさんあります。今回の日本政府は完全に初動を誤っており、マスクや防護服もつけないでいろんな作業に当たって感染を広げてしまったんですね。横浜に停泊中のクルーズ船はまさにアウトブレイクの状態でしょう。この映画を見たら日本政府のでたらめさがよくわかります。2度とこんな愚かな過ちを繰り返さないためにももう一度しっかり見ておくべき映画だと思いますね。
この映画に登場する架空の「モターバ・ウイルス」は高熱、下痢、全身や消化管からの出血するなどエボラ出血熱とよく似た症状を引き起こし、体内に侵入すると驚異的なスピードで増殖し、内臓を融解させて感染者を数日で死に至らしめる。致死率100%。途中から空気感染するウイルス「ヤンキー・モターバ」に変異し、さらに強力なウィルスになる。
モターバ川流域には細菌兵器が隠されており、ダニエルズにその存在を知られるのを恐れたアメリカ陸軍は燃料気化爆弾を搭載した爆撃機をシーダー・クリークに差し向けて感染した町を破壊しようとする。一方、ダニエルズは感染源である猿を捕獲してモターバ用の血清を作り、無線通信で爆撃機の操縦士に作戦中止を懇願するが、爆撃機は爆弾を投下してしまう。しかし、操縦士達は軍の指令に逆らい、人命を救うことを選択。風で流されたように見せかけて爆弾の狙いを外し町を救う・・・というのがこの映画のラストでした。
残念ながら今の日本政府はこの映画に出てくる軍部と何ら変わりませんね。何より人命が優先という至極当たり前のことをこの映画は教えてくれるのですが、そんなことさえもわからないわけです。事実は小説より奇なりと言いますが、本当に現実のほうが末恐ろしいですね。
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