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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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早くも今月で最終回を迎えるチャンネルNECOの「新ハングマン」。22話ぐらいまで見直しましたが、このシリーズは、1や2と比べるとハンギングシーンがやや地味になった印象。その分、女性が脱いだり、きわどいベッドシーンなどが定番化し、お色気シーンが充実していたシリーズだったのだと改めて認識しました。しかし、これを夕方に再放送していた昔のテレビは、やはり凄いですね(苦笑)。子供の頃は、何の違和感もなく見ていたが、どう考えても小学生が見る内容のものではない(爆)。昔の夜9時以降のテレビは、大人の時間帯だったから、こう言ったお色気の激しい内容のものも放送できたんでしょうね。ドラえもんを見て宇宙刑事を見て、(時々)新日本プロレスを見て、そしてハングマン、その後の必殺と・・・あの頃の朝日放送の金曜夜のラインナップは、本当にバリエーション豊富で最強でしたなあ。ずっと朝日に釘付けだったなんて、今では考えらないですね(苦笑)。


そして、いよいよ今月末からは、「ザ・ハングマン4」がスタート。ET役の名高達郎氏のみ残留で再びメンバーチェンジされ、1・2にレギュラー出演していた植木等氏が再びオショウ役で復活したことでも話題となったシリーズ。クレイ役は、これが初のアクションドラマのレギュラー出演だった佐藤浩市氏。ゴッド役は、天知茂氏からフランキー堺氏にバトンタッチされた。フランキー堺氏と言えば、当時「赤かぶ検事奮戦記」で赤かぶ検事役を演じていたので、そっちのイメージが強かったですが、「新」の天知さんよりも出番が多かったし、オープニングのナレーションも味があって、中々存在感のあるゴッド役でしたね。


この4は、ハングマンの表の稼業がタクシー会社(タイガーキャブ)になっており、リーダーのサファリ(名高達郎)が赤いソアラ、クレイが黒いカローラ、オショウがシルバーのクラウンと、男性メンバー全員にそれぞれ専用車が与えられているところも特徴の一つだった。専用車は、普段、表稼業に合わせてタクシー仕様になっているが、ハングマン出動の発令がなされると、それらの車は、秘密の整備工場に持ち込まれ、ロボットアームによって、ルーフの表示灯やボディのロゴマークが取り外されたり、またナンバープレートも交換されて、一般車に姿を変える・・・という、特撮ヒーロー顔負けのマシーン変身演出がなされていた。このシーンは、車ファンのみならず、特撮ファンもうならせる要素がありましたね(笑)。西部警察に継いで、マシーン演出が華やかでした。これも見るのは、地上波の再放送以来、約30年ぶりぐらいになるので、とても楽しみです。





「新」は残すところあと3回の放送となりましたが、私立探偵の三好忠治のエピソード以降でとく印象に残ったのは・・・






「服役者の妻を犯す警察署長」

犯罪者の妻たちを夜な夜な呼び出しては、関係を迫る城西警察署長の吉田(小松方正)。ある夜、吉田は、行為中にある女性を謝って絞殺してしまい、部下の刑事達に遺体を始末させ、その罪を手頃のいい一般人になすりつけようとしていた。そして、たまたま刑事達の手帳にリストアップされていた結城がターゲットにされる。結城は、突然警察に逮捕されて無実の罪で檻の中に入れられてしまう。ゴッドは、ハングマンに結城の抹殺指令を命じるが・・・。


冒頭のきわどいベッドシーンも然ることながら、話の内容もかなりセンセーショナル。警察署長が強姦、殺人の常習犯であることや、罪のない一般人(ドラマの中では結城が犠牲になった)を殺人者に仕立てて、自分の犯罪を闇に葬り去ろうとするなど、まさに悪代官顔負けの警察署長の凄まじいワルぶりが印象に残った。もし結城が被害者になっていなかったら、この事件は表に出ず、署長の犯罪は繰り返されていたんでしょうね。いつも東京の名所でチャンプとギャラの交渉している園やん(平田昭彦)が初めてハングマンの秘密の指令本部にやってきて、チャンプ達にETの抹殺指令を告げる場面も印象的だった。






「復讐する女の標的は黒いミサイル」

結城が突然暴漢に襲われる。結城を襲った男達がジャーナリストの安田の写真を落としていったことから、自分が安田と間違われたと知った結城は、真相を探るべく安田の部屋を訪れるが、安田は、何者かに刺殺されていた。結城は、安田の部屋から出て行った女性を探し、警官に捕まりそうになっていた島崎由香利(朝比奈順子)と言う女を助ける。ハングマンは、安田が生前調べていた総会屋グループのボス・権藤と三ツ星物産の黒いつながりを調べ始める。


当時、西部警察にもミサイルに関連する話がありましたが、まさかハングマンにもこんな話があったとは。安田の愛人の由香利が黒いつなぎを着てバイクで走り回る姿が、女版鳩村のように見えた(笑)。倉庫の荷物がミサイルの精密機器だったり、死の商人などのキーワードを聞くと、やはり、同時期にやっていたナイトライダーやエアーウルフの話を思い出してしまいますが、日本のドラマも当時は、軍事的な話をオープンに作っていたんですね。ハンギングシーンもやはり必然的にか、ミサイル(偽)を使用したものなっていましたが、いつもより派手な感じになっていて面白かった。




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そう言えば‥
フランキー堺さんと言えば『ハングマン』『赤かぶ検事』に加えて『霊感ヤマ感第六感』も‥ABCと繋がり深いですね。
ひんしゅく小僧 2015/09/07(Mon)22:48:26 編集
Re:そう言えば‥
>フランキー堺さんと言えば『ハングマン』『赤かぶ検事』に加えて『霊感ヤマ感第六感』も‥ABCと繋がり深いですね。

フランキーさん、当時ABCでクイズ番組の司会もされていたんですね。個人的に覚えているのは、ハングマン4のゴッド役と赤かぶ検事、TBSの大映ドラマの「ポニーテールはふり向かない」の主人公の父親(ジャズドラマー奏者)役ですね。それにしても当時のABCはいろんなドラマやバラエティ番組を作っていましたね。今も作ってるんでしょうけど、この頃の勢いはないですなあ・・・。
【2015/09/13 23:47】
当時は・・・
ハングマン4懐かしいなあ。中学生の頃に午後に再放送してたなあ。佐藤浩市さんが「のぞき部屋」の店に行ってたのを思い出した。

80年代前半はドラマもお色気シーンが有りましたからね。
時代劇でもテレ東の「大江戸捜査網」、中村吉右衛門さん主演「斬り捨て御免!」とか萬屋錦之介版「鬼平犯科帳」も数回毎にお色気シーンを入れてましたからね。

当時はあの手この手で視聴率を取ろうと必死だったのですなあ。今じゃあ、ネットを繋げばヌード写真はすぐ見れる時代だし。
通り菅井 2015/09/08(Tue)17:43:47 編集
Re:当時は・・・
>80年代前半はドラマもお色気シーンが有りましたからね。

今の地上波は異常なぐらい自主規制をしてますが、当時は、自由気ままというか、テレビ的にはやはり良い時代だったんでしょうね。ハングマンと必殺、他の時代劇でも毎回のようにヌードを見たような・・・(苦笑)。新ハングマンも凄かったですね。今の地上波は、アクションの表現も本当に駄目になっちゃったから、この先アクションドラマも期待を超えるものは出てこなさそうですね・・・。
【2015/09/13 23:50】
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