10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
前回紹介したジャレコ編では、忍者くんを紹介しましたが、忍者のファミコンゲームでもう一つ思い出すのが、「影の伝説」。これもアーケードで人気になったゲームで、ファミコン版は、1986年にタイトーから発売されました。舞台は、江戸時代末期。魔界の国で甦った「雪草妖四郎」率いる魔性の軍団によって、「霧姫」が捕われの身となり、伊賀の里の忍者「影」が霧姫を救出すべく魔城へ向かう・・・と言ったストーリー。「青葉の章」「紅葉の章」「雪の章」の3つのステージを巡り様々なアイテムを使って敵の忍者と戦い、ラスボスの雪草妖四郎を倒せばクリアとなるアクションゲームだった。
雪草妖四郎という名前を聞くからに、おそらくジュリー(沢田研二)が天草四郎時貞役で主演した映画「魔界転生」の世界観をリスペクトしたゲームなのではないかと思われます。ジャレコの忍者くんは、二頭身キャラでしたが、影の伝説の忍者は皆等身大のキャラで、アクション忍者映画のようにリアルな動きをしていました。雪草妖四郎がジュリーの天草四郎のモチーフならば、プレイヤーが操る「影」は真田広之が演じていた「伊賀の霧丸」をモチーフにしているのでしょうね。このゲームは、サイドビューで縦横無尽に動き回れるのが当時画期的で、大人のアクションゲームと言う雰囲気があり面白かったです。三ステージしかないものの、各ステージのボスが中々強くてラスボスまでにはなかなか辿り着くことができなかったが、わりと早くにクリアできました。魔界転生では、映画のラストで天草四郎と、千葉真一が演じる柳生十兵衛が燃え崩れる城の中で最後の決戦を見せていたが、ゲームのほうもできればあの画面を再現してもらいたかったですね。
タイトーのファミコンゲームも当時結構遊んだ記憶がありますが、タイトーのファミコンのタイトルは全部で49本あり、そのうちプレイしたことのあるゲームは、わずか9本。そのうちクリアできたのは2本でした。もっとやっていると思っていましたが、タイトーのは結構難解のものが多かった記憶がありますね。「たけしの挑戦状」なんて、ファミコン雑誌か攻略本がないと絶対クリアできなかったし、他のメーカーと比べアクションゲームも子供には中々激ムズな内容のものが多かったように思います。と言うことで、今回は、激ムズだったタイトルをいくつかご紹介させて頂きます。
エレベーターアクション
これもアーケードのほうで大人気だったアクションゲームで、プレイヤーはスパイを操り、30階建ての高層ビルの屋上から潜入して、エレベーターやエスカレーターを使ってひたすら降下し、各階に点在する赤いドアの部屋から機密文書を盗み出す。全部盗み終えた後地下1階に止めてある自分の車に乗り込んだらクリアとなる。30階もある高層ビルの屋上にワイヤーをひっかけてそこから潜入すると言う、設定からしてかなりブッ飛んだゲームでしたね(苦笑)。子供の時、9階建てぐらいのマンションで友達と鬼ごっこをして遊んだことがありましたが、あの感覚に近いノリのゲームでしたね。ビル内で鬼ごっこしているような感覚。
15、6階辺りまではわりとスムーズに降りることができて、楽々と機密文書を盗めるのですが、下の階に行くにつれ、敵の男達の銃撃が激しくなってくるんですね。プレイヤーは、銃を持っていてそれで敵を撃ったり、敵の弾をジャンプや屈んで避ける事ができるのですが、時間が経過してくると敵のほうもただ立って撃つだけでなく、屈んで撃ってきたり、しまいにはマシンガンで連射してくる。そうなるともう避けようがなくなって、地下に辿り着くことなくゲームオーバーなんてことが多々ありました。敵の激しい攻撃に耐えられず、いつも2、3ステージくらいしか進めなかったですね。
アルカノイド
テトリスやぷよぷよが現れる前は、このゲームがブロック崩しゲームの定番でしたね(自分の中では)。これも当時ゲームセンターに行くと必ず一台は置いておりました。ファミコン版は1986年に発売されましたが、専用のダイヤル式コントローラーがついていたせいか、発売価格が5500円と、当時のゲームソフトの中では割高なソフトでした。ファミコンのコントローラーの十字キーでも一応バウス(ラケット)を操作することができたが、バウスの動きが鈍く使い物にならないので、必ずダイヤル式のコントローラーを使わなければいけなかったのですが、これも慣れるまでに結構時間がかかりましたね。ダイヤルを少し捻っただけでバウスが素早く左右に移動してしまうので、そのさじ加減が難しかった。ステージは全部で33ステージありましたが、ワープを使わずに進めても、大体10ステージめでゲームオーバーになることが多かった。バウスをレーザーにして、ブロックを破壊しながら進めたら、わりと短時間でクリアできたステージもあったが、やはり、時間経過後のエナージーボールのあの尋常ではない速さについていけなかった(苦笑)。
レインボーアイランド
バビーとボビーの兄弟が虹の魔法を使い敵を倒しながら冒険を繰り広げる縦スクロール型のアクションゲーム。『バブルボブル』というゲームの続編らしいですが、残念ながらそちらはまだプレイしたことがありません。プレイヤーの武器が銃や剣などではなく、「虹」であるところがこのゲームの特色。単に敵を倒すものだけでなく、架けた虹を踏み台にして、上へ登っていく道具にもなるところがユニークでした。アイテムのくつでバビーのスピードを上げ、黄色のつぼで虹を出すスピードを速めると超高速で上へ登っていくことができ、その爽快感がたまらなかった。全部でワールド10まであり、各ワールド4つのラウンドで構成されていましたが、足場が少ないワールド4でゲームオーバーになることが多かった。ワールド5がアルカノイドをモチーフにしたステージになっているらしいので、いつかまたリベンジして一度は辿り着いてみたいですね(苦笑)。
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