日テレプラスで放送中の『刑事貴族』風間編も終盤に差し掛かってまいりました。『太陽にほえろ!』を彷彿とさせる雰囲気や演出も見受けられる風間編ですが、武田刑事(「357の男」)や宮本課長(「宮本課長の災難」)、そして「同級生」では、泉と安永亜衣氏演じる相沢より子が恋人関係になるなど、脇の刑事達にスポットを当てた印象的なエピソードもたくさんありました。相沢より子は、このエピソード以後も何度か登場したが、岩田刑事と同じく悲劇的な結末を迎える辺りの展開は、ちょっと残念だったかな。最終回で泉が結婚式を挙げるものと勝手に思い込んでいただけに(汗)。
刑事貴族では、各シリーズごとに地方ロケが行われていましたが、牧編では、神戸ロケ(「その時、標的は笑った」)。本城編では、鹿児島(「危険な二人旅」)や名古屋(「長良川大追跡」)ロケ。風間編では、長野ロケ(「白馬で大滑降」)があった。犯人を追って白馬のスキー場にやってきた泉と岩田がゲレンデで華麗な滑りを見せていましたが、スキー場の話と言えば、太陽にほえろ!ドッグ編の「ドック刑事、雪山に舞う」「ドック刑事、雪山に斗う」を思い出します。こちらも長野の志賀高原でロケされたエピソードだったが、ドッグが犯人を追う時に見せるスピーディーな滑りは迫力があったなあ…。ところで「白馬で大滑降」で意外な活躍を見せていたのが、この話までは、あくまでサブ的な存在だった南刑事。刑事貴族2後期のOPで初めてクレジットされ、劇中でレギュラー級の活躍を見せていた南ですが、この長野ロケの話では、泉とのセリフのやり取りも多く、スキー場で滑稽な滑りを披露していたのも印象的でした。
風間編には、意外なゲスト陣も多かった。「357の男」には、『超人機メタルダー』で主人公の剣流星を演じた妹尾洸氏が金髪ロン毛姿で登場し、拾った拳銃で武田刑事を狙う犯人役を熱演していた。「刑事たちの忙しい夜」には、『仮面ライダー』の死神博士役など、ヒーローものの悪役を数多く演じられていた天本英世氏。拳銃強盗の犯人がたてこもるスナックの客の一人として登場していました。「血を吸う薔薇の犯罪」には、『星雲仮面マシンマン』の主人公・高瀬健を演じた佐久田修氏。岩田とタクのコンビをアリバイ工作に利用する殺人犯役で出演していた。
さて、来年の1月からは、本城編に当たる『刑事貴族2』がいよいよスタート。日テレプラスでは、5年ぶりの再放送です。今年第10シーズンめを迎えた『相棒』。当初は、水谷さん、寺脇さん、高樹沙耶さんの刑事貴族のキャスト陣がそろったことでも話題を集めたが、今シーズンの1話目で、杉下右京の元妻で小料理屋の女将役を演じていた高樹沙耶(現:益戸育江)さんが突然降板してしまった。刑事貴族臭が消えてしまった相棒ですが、右京さんの何気ない動きの中に、一瞬本城が垣間見える時がある…のは、私だけであろうか…(笑)。
>≫牧編では、神戸ロケ(「その時、標的は笑った」)。本城編では、鹿児島(「危険な二人旅」)や名古屋(「長良川大追跡」)ロケがあった。
>「刑事貴族2」の名古屋ロケといえば、姉妹編で「見えない糸」で本城さんとタケ先輩が常滑へ出張するシーンがありましたね。
その中で、常滑へ飛んだタケ先輩が「どうしてお前と二人で出張捜査するんだよ!」と本城さんに突っ込まれるシーンがあった気がします。
また、「刑事貴族3」の「だれかが見ている」では忍ちゃんを追って本城さんたちが四国は高松へ出張するシーンがありましたが、この回は“「その電車待って~!」とミノルが警察手帳片手に電車を追いかける・・・”と言うシーンが妙に面白かったです。
そう言えば3も四国ロケやっていましたね(笑)。西部警察のように刑事貴族もシリーズ通して全国縦断ロケっぽいことをやっていたのだと改めて認識しました。
>≫刑事貴族では、各シリーズごとに地方ロケが行われていましたが、牧編では、神戸ロケ(「その時、標的は笑った」)。本城編では、鹿児島(「危険な二人旅」)や名古屋(「長良川大追跡」)ロケがあったな。風間編では、長野ロケ(「白馬で大滑降」)があった。犯人を追って白馬のスキー場にやってきた泉と岩田がゲレンデで華麗な滑りを見せていましたが、スキー場の話と言えば、太陽にほえろ!ドッグ編の「ドック刑事、雪山に舞う」「ドック刑事、雪山に斗う」を思い出します。
>「その時、標的は笑った」は昨日のファミ劇で放送されましたが、阪神大震災にあう前の神戸市でロケがあったんですね。
本編を見ると、牧たちがポートピアホテルに立ち寄ったり牧と由美子が異人館通りやポートピアランドを歩き、浩美の友人の台詞に六甲山・浩美が友人たちを撒こうとするシーンに神戸新交通システムの駅が出ており、「あぁ神戸だな」と見ていて感じました。
アクションでは、終盤の牧VS犯人のタイマン勝負も舘さんのアクションに圧倒されましたね。
神戸といえば、刑事貴族の前年に公開された柴田恭兵さん主演の東映映画「べっぴんの街」でもロケがあったそうですが、(残念ながらビデオを処分したのでここしか覚えていませんが)恭兵さんが倉田てつをさんと和久井映見さんを追いかけて新交通システムの駅にたどり着く・・・と言うシーンがあったのを覚えています。
懐かしい神戸の風景ですよね。3話目にして地方ロケ編が組まれているなんて、刑事貴族は、かなり製作予算があったんですね。
>アクションでは、終盤の牧VS犯人のタイマン勝負も舘さんのアクションに圧倒されましたね。
脱いだスーツで犯人を押さえ込もうとしたり、迫り来るナイフをシャープな動きで避けたり、的確に犯人を封じ込める牧がかっこ良かったですね。
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>神戸といえば、刑事貴族の前年に公開された柴田恭兵さん主演の東映映画「べっぴんの街」でもロケがあったそうですが、(残念ながらビデオを処分したのでここしか覚えていませんが)恭兵さんが倉田てつをさんと和久井映見さんを追いかけて新交通システムの駅にたどり着く・・・と言うシーンがあったのを覚えています。
あぶない刑事の神戸ロケも見たかったですね(苦笑)。
>≫風間編では、長野ロケ(「白馬で大滑降」)があった。犯人を追って白馬のスキー場にやってきた泉と岩田がゲレンデで華麗な滑りを見せていましたが、ところで「白馬で大滑降」で意外な活躍を見せていたのが、この話までは、あくまでサブ的な存在だった南刑事。刑事貴族2後期のOPで初めてクレジットされ、劇中でレギュラー級の活躍を見せていた南ですが、この長野ロケの話では、泉とのセリフのやり取りも多く、スキー場で滑稽な滑りを披露していたのも印象的でした。
>「白馬で大滑降」は白馬に出張する岩田と南を描いた回ですが、風間や代官署メンバーの台詞に出る「3題噺」(1つめのアイテムは忘れましたが「白馬行きのチケット」「スキー場のパンフ」)が事件を解くキーワードになったり、宿泊先のホテルで「意外な出会いが出張先であるかもしれないからツインを予約したのさ」と言う岩田に納得した南が「じゃ俺も一人だけどツインに…」となる展開がありましたが、聞き込みに走る南の姿を見ると「風間編か2でいいから南メインの回が見たかったなぁ」と感じました。
また、この回では泉や総会屋から送り込まれた殺し屋が携帯電話を使うシーンがあったり「有休」で白馬へ出張する南と岩田がL特急「あずさ」で白馬へ到着するシーンに出る白馬駅に掲げられた「平成10年の冬季オリンピックを長野で」と書かれた垂れ幕が出ますが、長野県が「冬季五輪の開催地を長野で」と力を入れていた時代があったことを伺えました。
この回ではや泉とロープウェイに乗って「泉先輩…俺、高いところ苦手なんです」となる南や事件解決し「有給休暇願」をファックスで課長とタケ先輩に送る
泉と順子もほほえましく感じました。
なお、この回は宍戸開さんのスケジュール事情からかタクが一度も本編に出ていませんが、もし「白馬で大滑降」にタクの登場シーンがあったら「たまたま休暇で白馬に来ていたタクが有給で白馬入りをした岩田と南に出会い、捜査に協力する」な展開があったのでは?と思いました。
このエピソード、元々は、スキーがうまかった宍戸開さん演じるタクのメイン回になる予定だったらしく、タクがスキーの腕前を披露することになっていたらしいですが、残念ながら実現しなかったらしいですね。で、タクの代わりに南が活躍することになったのですが、もし予定通りにタクが活躍していたら、南には全くスポットが当たらなかったかもしれませんね。
>長野県が「冬季五輪の開催地を長野で」と力を入れていた時代があったことを伺えました。
そう言う苦労が実ったのか、実際に98年頃に開催されましたよね。
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