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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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ハングマン諸君 
今この国は豊かである
枝もたわわに 果実を付けた大木のように栄えている
しかし 果実の中には腐った実もある

ハングマン諸君
すえた匂いを放つ果実が 大木そのものを枯らさぬうちに人知れず摘み取ってほしい
ただし枝一本、葉一枚動かしてはならない

蝉時雨が降り注ぐ庭を見ながら

ゴッド



チャンネルNECOで先月からスタートした「新ハングマン」。地上波の再放送以来二十数年振りに見ています。Ⅰ・Ⅱのオープニング曲も良かったですが、新しいオープニング曲も改めて聴くと一段とカッコ良くなっていますね。エンディングの「絆 FOREVER」も当時の東京都心の映像と非常にマッチしたハードなロックナンバーで、今でも聴きごたえがあります。BGMもバリエーションが増え、より洗練された印象です。このシリーズからデジコン役の名高達郎氏を残してメンバーが一新され、名高氏の役どころも「デジコン=加納良次」から「E・T=結城五郎」にチェンジ。「爆走!ドーベルマン刑事」の頃から名高氏と共演し、ハングマンでも良いコンビネーションを見せていたマイト役の黒沢年男氏が降板してしまったのは残念でした。



リアルタイム当時は、このメンバーにマイトがいれば・・・と考えたこともありました。確かにⅠの時は、一番多い時で7人体制、Ⅱは5人、そして、新は4人と、シリーズを重ねるごとにメンバーの人数が減っていくことに違和感があり、新もマイトを入れた5人体制ならもっと面白くなると思ったこともありましたが、今回改めて見直すと・・・4人でも十分。前のシリーズよりもさらにスケールアップした作戦が多く、ハングマン専用の秘密の作戦指令室が登場したり、メンバーが専用車に乗り込んで一斉に発進するなどなど、よりスパイアクションテイストの強い作品になっていることを再確認しました。



デジコンは、元・科学捜査研究所の研究員でコンピュータや科学に強く、巧妙な作戦に欠かせない頭脳派だったのに対し、E・Tは、元傭兵で己の肉体を武器にして様々な危険な場所に出向いて、敵と真っ向から挑む肉体派。Ⅰ・Ⅱでは、マイトが肉体派のリーダー的な感じでしたが、新では、E・Tがその役割を与えられているようです。山城新伍氏演じるチャンプ=小出英樹は、関西出身の元警察署署長でコテコテの関西弁を喋り、ゴッドの執事の園山(平田昭彦)とギャラの交渉をしたり、最年長ということもあって、メンバーの先導役も果たす頭脳明晰なエロ親父と言った印象。



ヌンチャク=前島アキラ(小林竜一)は、少林寺拳法、柔道、合気道、空手など様々な有段の持ち主で、人一倍正義感が強いが、若さゆえか作戦においては失敗することもある。Ⅰのドラゴンのような雰囲気があります。そして、このシリーズの紅一点のマリア=雨宮礼子(早乙女愛)は、初回で両親を殺した組織に単独で潜り込み復讐を果たそうとするも失敗し、命を奪われる寸前にハングマンに助けられて、作戦完了後に正式にハングマンのメンバーになる。Ⅰの時は、戸籍のない死人であり、陰で暗躍することがハングマンのメンバーの鉄則みたいなところがありましたが、新になると、そういうものはなくなり、型破りの性格がゆえ職を失ったはぐれものの集団というイメージが強くなりました。




チャンネルNECOではすでに5話まで放送されていますが、前のシリーズよりも刺激的なサブタイトルがのっけから並んでいて、お色気度もパワーアップしていることがよくわかります(笑)。ゴッド役もこのシリーズから天知茂氏に変わりましたが、初回だけしか出演していないのが残念ですね。現時点でとくに印象に残ったエピソードは・・・




「兵隊を密輸する悪ガードマン会社」

元防衛隊特殊部隊の隊員でガードマンの植村という男の焼死体が発見される。警察は失恋が原因の自殺と断定するが、植村の同僚が相次いで変死を遂げていることから偽装自殺の疑いがあるとして、ハングマンが調査を開始する。旧陸軍の生き残りの望月(神田隆)が社長を務める東日警備保障に潜り込んだE・Tは、そこで傭兵時代の仲間・マイケル北山(団次朗)と再会する。






ブラックの母親と妹、マイトの同僚の刑事、パンの妻と娘などなど、Ⅰにもハングマンのメンバーの関係者にまつわるエピソードがよくありましたが、さっそく新ハングマンにもE・T=結城の傭兵時代の仲間・マイケル北山が登場します。北山に誘われて、ある場所に連れて行かれる結城。そこは、秘密の傭兵訓練所で、北山がリーダーとなり傭兵を養成していた。結城=傭兵という設定を100%活かしたハードな内容で、憲法改正で揺れている今の日本を皮肉っているようなタイムリーなお話でした。


ヌンチャクが東日警備保障の面接を受ける場面で、劇中で初めてヌンチャクを振っていましたが、中々の腕前でしたね。今回ヌンチャクは、バイクの腕前も見せており、結城を後ろに乗せて2人乗りでスピーディーに走り回ったり、大ジャンプを決めていました。東日警備保障の社長が神田隆氏、専務の大川役に石橋雅史氏、傭兵部隊のリーダー・マイケル北山役に団次朗氏とゲストも顔馴染みの面々が数多く出演していて面白かった。








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・・・・・いや、今度のメンバーこそ史上最強です
ガースさん、こんにちは。

園山の運転する白いクラウンがゴッド邸に到着し、園山がゴッドに新たなハングマンのメンバーをプレゼンして「今度のメンバーこそ史上最強です!」とゴッドに報告するところから新ハングマンの初回が始まるんですよね。

初回は「大都会PARTⅡ」の白昼の襲撃を思わせる東京タワーの足場で行われるチャンプと園山のギャラ交渉に始まりますが、傭兵上がりのET・武術の使い手のヌンチャク・女好きな元警察署長のチャンプのトリオに三沢と井上に家族を殺されたマリアが加わる物語でしたが、井上に殺されかけたマリアがアジトでETたちに助けられる場面で「我々は殺し屋やない……たとえどんな悪でも決して殺しはせん.その代わり彼らに徹底的に社会的制裁を加えてやる……ダメージを与えてやる.それがほんまの死刑執行や思うてる」とハングマンのおきてを語りマリアを説得するチャンプの場面は初回の山場を飾る名場面だと思います。

>≧山城新伍氏演じるチャンプは、関西出身の元警察署署長でコテコテの関西弁を喋り、ゴッドの執事の園山(平田昭彦)とギャラの交渉をしたり最年長ということもあって、メンバーの先導役も果たす頭脳明晰なエロ親父と言った印象かな?。

>山城新伍さんと言えばチャンプ以外だと、日清どん兵衛のCMで川谷拓三さんと共演したりクイズ・世界はショーバイショーバイと毎週日曜夜10時に放映された関西テレビ制作の「新伍&紳助のあぶない話」に出ていたイメージが強いですが、「刑事コロンボ・ルーサン警部の犯罪」ではウィリアム・シャトナーの声優をやったり松方弘樹さん・北大路欣也さん・梅宮辰夫さんが共演した「せんせい」という映画の監督やサンテレビで放映された映画番組の司会もやっていたことに脱帽しますね。

ヌンチャク役の小林竜一さんは杉本哲太さんか阿部寛さんに似ていますが、血気盛んでE.T.をライバル視していたヌンチャクが最終的にE.T.と和解する姿も見ものでしたが、小林さんを知らない人が新ハングマンを見たら阿部さんか杉本さんと見間違えるのでは?と感じます。

>≧前のシリーズよりもさらにスケールアップした作戦が多く、ハングマン専用の秘密の作戦室が登場したり、メンバーが専用車に乗り込んで一斉に発進するなどスパイアクションテイストの強い作品になっていることを再確認しました。

>アジトの作戦室やヌンチャクの歯に埋め込まれたモールス信号発信機などスパイもののドラマを思わせる描写がありましたが、新ハングマンのキャストによるスパイ大作戦を翻案したドラマが実現していたらどんな作品になっていたか想像しますね。

本作からトヨタが車輌協力で参加するようになり、劇用車もE.T.が乗るシルバーのソアラ・チャンプの愛車となるコロナ・園山が乗り回すクラウンと同じ金曜日に放送された太陽にほえろ!に対抗したような劇用車の組み合わせも見ものでした。
9人のコリない日本人 2021/01/04(Mon)13:48:20 編集
Re:・・・・・いや、今度のメンバーこそ史上最強です
>「我々は殺し屋やない……たとえどんな悪でも決して殺しはせん.その代わり彼らに徹底的に社会的制裁を加えてやる……ダメージを与えてやる.それがほんまの死刑執行や思うてる」とハングマンのおきてを語りマリアを説得するチャンプの場面は初回の山場を飾る名場面だと思います。

ハングマンみたいなドラマを作れていた日本は今より幸せな時代だったのかもしれませんね(苦笑)


>山城新伍さんと言えばチャンプ以外だと、日清どん兵衛のCMで川谷拓三さんと共演したりクイズ・世界はショーバイショーバイと毎週日曜夜10時に放映された関西テレビ制作の「新伍&紳助のあぶない話」に

山城さんはある世代にとっては俳優のイメージが強いと思いますが、個人的なバラエティ番組での活躍のほうが強く印象に残っていますね。テレビで初めて山城さんを見たのはアイアイゲームだったような・・・。


>ヌンチャク役の小林竜一さんは杉本哲太さんか阿部寛さんに似ていますが、血気盛んでE.T.をライバル視していたヌンチャクが最終的にE.T.と和解する姿も見ものでしたが、小林さんを知らない人が新ハングマンを見たら阿部さんか杉本さんと見間違えるのでは?と感じます。

中国人かと思いましたね最初(笑)。映画の少林寺に出てきそうなルックスでしたね。

>アジトの作戦室やヌンチャクの歯に埋め込まれたモールス信号発信機などスパイもののドラマを思わせる描写がありましたが、新ハングマンのキャストによるスパイ大作戦を翻案したドラマが実現していたらどんな作品になっていたか想像しますね。

スパイ活動の描写だけで見るとスパイ大作戦の影響を多分に受けているドラマに見えましたね。日本版スパイ大作戦と言っても過言ではないと思います。
【2021/03/07 10:33】
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