10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
太陽にほえろ!と言えば、やはり思い出すのが七曲署の刑事たちの殉職シーン。ショーケンが演じたマカロニ刑事の殉職を発端に、ジーパン、テキサス・・・と、若手の刑事たちが犯人に銃殺、刺殺されたり、あるいは通り魔や交通事故など勤務外のアクシデントで死亡するという展開を見せたり、様々な形で死を遂げるシーンがこの刑事ドラマの一つの醍醐味というか大きな見せ場になりました。
リアルタイムで太陽にほえろ!を見出した時はちょうどラガーやジプシーやボギーが活躍していた頃だったので、今でも一番印象に残っているのは、犯人撃たれた後、エレベータの扉に挟まれながら息絶えたラガーの殉職の場面が強烈に脳裏に残っています。スカパーで一通り太陽にほえろ!を見た中で、改めて印象に残った殉職シーンは建設現場で立ちションしている最中に通り魔に背中を刺されて死んだマカロニの死に様はとても衝撃的でした。松田優作が演じたジーパンの殉職シーンはテレビ探偵団などで何度も見ていたせいか、マカロニほどの衝撃はなかったが、両手についた自分の血を見ながら「なんじゃこりゃああ」と叫ぶジーパンの姿が鮮烈でした。
宮内淳が演じたボン刑事は全身に銃弾を浴びた後、仲間に助けを求めるため電話ボックスに向かって歩き出す場面から始まり、「しっかりしろ」と自分に言い聞かせ、血を流し何度も倒れながら重たい一歩を踏みしめる。電話ボックスに辿り着き、ボスの声を聞いた後、力尽きるボン。「俺の血・・・こんなに出て。(電話ボックスに)着くまでに残ってんのかな・・・」て呟くところが妙に生々しく響き、受話器を握ったまま眠るように死んでいるボンの姿がとても印象的でしたね。
そのボン=田口良刑事を演じた宮内淳さんが先月の14日に亡くなられていたそうです。その日は奇しくも渡哲也さんの訃報が報じられた日。渡さんを追うように、昭和の刑事ドラマのスターがまた一人旅立たれました。
残念ながら、リアルタイムではボン刑事が活躍した時期の太陽にほえろ!が見ることができず、スカパーでボン刑事が活躍するエピソードをいくつか見た程度ではありますが、ボンの殉職はこのドラマの数ある殉職シーンの中でもとても記憶に残る名シーンだったと思います。
宮内淳さんのご冥福をお祈りいたします。
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