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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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武田鉄矢が主演した「刑事物語」シリーズの映画が今年公開40周年と言うことで今月スカパーのチャンネルで特集放送されています。残念ながらこの作品は劇場では一本も見たことがなくフジテレビのゴールデン洋画劇場で全部見た記憶があります。洋画劇場ってタイトルなのになんで日本の映画やってんの?ってツッコミを入れていた記憶もあるのですが、そう言えば、「日曜洋画劇場」も時々「男はつらいよ」などの邦画を放送していたこともあったし、ゴールデン洋画劇場もそんな感じで定期的に邦画を放送していました。


武田鉄矢と言えば、やはり当時大人気だったテレビドラマ「3年B組金八先生」での先生役が有名ですが、自分的にはやはりこの刑事物語の主人公の片山刑事の印象が未だ強烈に残っています。片山刑事と言えば、ジャッキーチェンの酔拳からヒントを得た蟷螂拳という中国武術を使い、そして武器に使うハンガーヌンチャク。ブルースリーの影響を受けて生み出された片山刑事の必殺技ですが、ハンガーヌンチャクを使った名場面と言えば「刑事物語2」におけるアクションシーンでのたけし少年とのやりとり。犯人たちとの格闘で片山がたけしにハンガーを渡すよう指示を出し、たけしはプラスチックのハンガーを片山に投げ渡すのですが、それで片山が犯人を殴ったらすぐに割れてしまい、再び片山が「ちがあああう、木のやつぅぅ」と、たけしに木製のハンガーを要求するシーンがとてもインパクトのある名シーンでした。


第1作には西田敏行や高倉健、聾唖者の男性役で田中邦衛などが出演して脇の出演者も大変豪華でした。「2」にはタモリや三浦洋一、「3」にはこの作品で映画デビューした沢口靖子が出演。「5」には賀来千香子と鈴木保奈美がやはりこの作品で映画デビューしていて新人発掘にも大きく貢献したこのシリーズ。


「1」「2」の片山はめっぽう強かったんだけど、「3」に登場したマッドマックス風の強敵に四苦八苦し、かなり追いつめられながらもコミカルなアクションで倒した片山刑事も面白かった。子供の頃にテレビシリーズ化してくんないかなあと、ほのかに期待していたのですが、結局実現せずに終わりました。あぶない刑事みたいに突然復活!?なんてことはないか。ええかげんなやつじゃけーん。


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