10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
遅ればせながら「トップガン・マーベリック」を鑑賞。一作目から35年後に公開された作品とあって、主演のトム・クルーズも加齢臭が漂っているのかと思いきや、還暦前なのにまだまだ若さ溢れるパワーでマーベリックを演じていたのが印象的でした。
35年も経過しているのでさすがにトム以外の脇のキャストも当然ながら歳を重ね、初作で教官役を演じたケリー・マクギリスや、この作品をきっかけに人気スターに上り詰めたメグ・ライアンも新作には姿を見せていませんでしたが、アイスマン役のヴァル・キルマーや、チェスター・ハンマー・ケイン海軍少将役のエド・ハリスが顔を出していて、懐かしい顔ぶれも見ることができました。
今回のマーベリックの任務は、どこかのならず者国家がNATO条約に違反するウラン濃縮プラントを建設し稼働させようとしているため、それを破壊するために若きパイロット達と共にその作戦に当たること。教官マーベリックとして、若きパイロットたちを指導する姿がまた一段と新鮮に映り、マーベリックも年輪を重ねて超一流のベテランパイロットになったのだなと感慨深い思いになりました。
新作の意外なキャスティングとしてはマーヴェリックは元ガールフレンドのペニー役をジェニファー・コネリーが演じていたことでしょうか。10代の頃は絶世の美女と言われ、日本でも人気の高かったジェニファーですが、90年代後半以降はとんと見かけなくなった。久しぶりに見たジェニファーもやはり年を重ね、もう50代になっていて時の流れを感じたが、トムとの共演作はおそらくこれが初めてであり、二人の顔合わせが見れたのは良かったのですが、あと30年早くこの顔合わせが実現していたらもっと最高だったのになと思った。
戦闘シーンはもちろん今風のCGを取り入れた映像になっていたが、敵機の失速機動などのアグレッシブな動きや、スピード感増し増しなドッグファイトは迫力満点で見応え抜群。今回はマーベリックらはF/A-18E/F スーパーホーネットを操縦していたが、敵の基地になんとF-14が止まっていて、パイロットのルースターと共にそれに乗り込んで強行離陸し、敵の第5世代戦闘機とこれまた迫真のバトルを見せる憎い展開がまた良かったでする。
トップガン・マーヴェリックはまもなく開催されるアカデミー賞において、作品賞、主題歌賞など6部門でノミネートされているみたいですが、どんな結果が出るのか、気になりますね。
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