10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
今日は、昭和の日。一昔前はみどりの日と呼ばれていたんですが、みどりの日は、5月4日に移動して、4月29日は、いつの間にかそう呼ばれるようになっていた。なぜ昭和の日かと言えば、GWだからテキトーに祝日を作ったなんて思う人もいるでしょうが、実は、元々は、昭和天皇の誕生日だったんですね。平成もかれこれ今年で25年目に入っているわけですが、昭和は、64年続き、戦争時代から戦後復興、高度経済成長とまあ日本が急激に進化していった長い長い時代があったわけです。
戦隊も気づけば昭和の戦隊よりも平成の戦隊の数のほうが多くなりましたが、ちなみに昭和の最後の戦隊は、現在テレ朝チャンネルで放送中の『超獣戦隊ライブマン』。当時は、メタルヒーロー枠もあって『世界忍者戦ジライヤ』、ライダーは、『仮面ライダーBLACK RX』が放送されていた。昭和天皇が亡くなる前の数ヶ月間は、番組放送中に天皇のご容態に関するニュース速報のテロップがしょっちゅう画面に出ていたが、それがとても印象に残っています。
そんな昭和の戦隊ネタもわんさかと盛り込んでいるニューヒーロー、それは、『非公認戦隊アキバレンジャー』。去年BS朝日の深夜帯に突如登場して話題を呼び、この4月からシーズン2ならぬ痛(つう)がスタート。ストーリーに戦隊シリーズのオタクネタとシニカルなネットネタを盛り込みつつ展開する新感覚の戦隊ですが、本家とは、当然区別されている。見た目は、まぎれもなく戦隊だが、「非公認」なので、戦隊シリーズには、含まれないと言う特殊な存在です。男一人(レッド)、女二人(ブルー・イエロー)と言う本家にはない組み合わせの三人戦隊で、赤木信夫・青柳美月・萌黄ゆめりあの3人が「妄想力」を増幅させて変身する。この3人の名前がすでに昭和戦隊ネタになっています。昭和の戦隊(デンジマンやゴーグルファイブなど)は、戦隊に変身する人物の名前に必ずそれぞれの色が入っていると言うのが一つの特徴だった。しかし、シーズン痛に登場した2代目アキバブルーの名前は、石清水美月なので、そのセオリーは崩れてしまった。2代目の登場ももはや昭和戦隊ネタ(苦笑)。
シーズン1で妄想世界の敵・邪団法人ステマ乙を破ったアキバレンジャー。シーズン2では、なんとアキバレンジャーが17番目の公認戦隊として、戦隊の歴史に組み込まれている現象が発生する。17番目の公認戦隊は、五星戦隊ダイレンジャーだが、アキバレンジャー達の前に現れたのは、ダイレンジャーではなく、ダイレンジャーの企画段階の「中華戦隊チャイナマン」であった。それは、現実世界の既存の作品を改ざんして、アキバレンジャーの妄想力を低下させようとする新たな敵「新次元頭脳改造地下真帝国バロスw(ワラ)」の作戦だった。
すでに第4話(第4痛)まで放送済み。今シーズンも様々な戦隊ネタが満載ですが、一番面白かったのは、今のところ第2痛。『科学戦隊ダイナマン』の敵だったジャシンカ帝国のカー将軍のコスプレをしているツー将軍が、カラオケボックスで、電子戦隊デンジマンで一度だけ使用された挿入歌の「銀河ハニー」を一人で歌っていたシーン。これは本当に不意を突かれた(笑)。第4痛では、なぜかこちらも戦隊シリーズとして公認されていない『忍者キャプター』ネタまで盛り込まれ、水木一郎氏と共に主題歌を歌った堀江美都子氏がゲスト出演し、エンディングで、忍者キャプターの主題歌をご本人が歌うと言うサプライズまであった。ゲストと言えば、第3痛には、バトルフィーバーやゴーグルファイブ、ダイナマンの主題歌を歌ったMoJo氏とガオレンジャーの主題歌を歌った山形ユキオ氏が共演していたが、今期は、歌手押しで行くのでしょうかね。となると、やはり、串田さんとか、影山さんなどの登場もあり・・・?
と言うことで戦隊シリーズのディープなネタ満載のアキバレンジャーですが、なんとシーズン痛は、地上波でも放送されているそうです。TOKYO MX(月曜深夜1時)と関西の神戸にあるサンテレビ(月曜夜11時)でも見られるそうなので、ぜひチェックを。そう言えば、サンテレビって最近朝にゴーカイジャーを再放送しているらしいが、昔みたいにもっとディープな特撮ものも放送してもらいたいものですね。
戦隊も気づけば昭和の戦隊よりも平成の戦隊の数のほうが多くなりましたが、ちなみに昭和の最後の戦隊は、現在テレ朝チャンネルで放送中の『超獣戦隊ライブマン』。当時は、メタルヒーロー枠もあって『世界忍者戦ジライヤ』、ライダーは、『仮面ライダーBLACK RX』が放送されていた。昭和天皇が亡くなる前の数ヶ月間は、番組放送中に天皇のご容態に関するニュース速報のテロップがしょっちゅう画面に出ていたが、それがとても印象に残っています。
そんな昭和の戦隊ネタもわんさかと盛り込んでいるニューヒーロー、それは、『非公認戦隊アキバレンジャー』。去年BS朝日の深夜帯に突如登場して話題を呼び、この4月からシーズン2ならぬ痛(つう)がスタート。ストーリーに戦隊シリーズのオタクネタとシニカルなネットネタを盛り込みつつ展開する新感覚の戦隊ですが、本家とは、当然区別されている。見た目は、まぎれもなく戦隊だが、「非公認」なので、戦隊シリーズには、含まれないと言う特殊な存在です。男一人(レッド)、女二人(ブルー・イエロー)と言う本家にはない組み合わせの三人戦隊で、赤木信夫・青柳美月・萌黄ゆめりあの3人が「妄想力」を増幅させて変身する。この3人の名前がすでに昭和戦隊ネタになっています。昭和の戦隊(デンジマンやゴーグルファイブなど)は、戦隊に変身する人物の名前に必ずそれぞれの色が入っていると言うのが一つの特徴だった。しかし、シーズン痛に登場した2代目アキバブルーの名前は、石清水美月なので、そのセオリーは崩れてしまった。2代目の登場ももはや昭和戦隊ネタ(苦笑)。
シーズン1で妄想世界の敵・邪団法人ステマ乙を破ったアキバレンジャー。シーズン2では、なんとアキバレンジャーが17番目の公認戦隊として、戦隊の歴史に組み込まれている現象が発生する。17番目の公認戦隊は、五星戦隊ダイレンジャーだが、アキバレンジャー達の前に現れたのは、ダイレンジャーではなく、ダイレンジャーの企画段階の「中華戦隊チャイナマン」であった。それは、現実世界の既存の作品を改ざんして、アキバレンジャーの妄想力を低下させようとする新たな敵「新次元頭脳改造地下真帝国バロスw(ワラ)」の作戦だった。
すでに第4話(第4痛)まで放送済み。今シーズンも様々な戦隊ネタが満載ですが、一番面白かったのは、今のところ第2痛。『科学戦隊ダイナマン』の敵だったジャシンカ帝国のカー将軍のコスプレをしているツー将軍が、カラオケボックスで、電子戦隊デンジマンで一度だけ使用された挿入歌の「銀河ハニー」を一人で歌っていたシーン。これは本当に不意を突かれた(笑)。第4痛では、なぜかこちらも戦隊シリーズとして公認されていない『忍者キャプター』ネタまで盛り込まれ、水木一郎氏と共に主題歌を歌った堀江美都子氏がゲスト出演し、エンディングで、忍者キャプターの主題歌をご本人が歌うと言うサプライズまであった。ゲストと言えば、第3痛には、バトルフィーバーやゴーグルファイブ、ダイナマンの主題歌を歌ったMoJo氏とガオレンジャーの主題歌を歌った山形ユキオ氏が共演していたが、今期は、歌手押しで行くのでしょうかね。となると、やはり、串田さんとか、影山さんなどの登場もあり・・・?
と言うことで戦隊シリーズのディープなネタ満載のアキバレンジャーですが、なんとシーズン痛は、地上波でも放送されているそうです。TOKYO MX(月曜深夜1時)と関西の神戸にあるサンテレビ(月曜夜11時)でも見られるそうなので、ぜひチェックを。そう言えば、サンテレビって最近朝にゴーカイジャーを再放送しているらしいが、昔みたいにもっとディープな特撮ものも放送してもらいたいものですね。
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AXNで今月からスタートした『Hawaii Five-O』シーズン3。シーズン2の最終回で危機的状況に陥ったチンとコノとマックスのその後が大変気になっていましたが、ようやく続きを見ることができました。手足を縛られたまま海に放り落とされたコノは、アダムに救われて何とかピンチから抜け出したが、チンは、最愛の妻マリアを失ってしまった。マリアとコノの対照的な運命をクロスオーバーさせた映像演出が印象的でした。チンは、究極の選択をさせられた挙句、マリアのほうを選んで助けに行ったわけですが、なんともお気の毒な結果に。悲しみに暮れるチンは、今にも怒りを爆発させて、何かをしでかしそうな雰囲気です。ところでこのマリア役の女性、どこかで見かけたことあると思っていたんですが、『24』でミシェル・デスラー役を演じていたレイコ・エイルスワースだったんですね。ミシェルもシーズン5の初回であっけなく悲惨な最期を遂げていましたが、マリアの死に様は、あれを彷彿とさせられた。銃撃を受けたマックスは、どうやら一命を取り留めたみたいです。
シェルバーンの謎を追うスティーブは、突如母親と再会。母親は、なんと元CIAエージェントの過去を持つ。シェルバーンって、結局母親のことだったんですね。ウォー・ファットとつながりがあるらしく、彼の存在に怯えている感じです。そのウォー・ファットは、身柄を日本に移送されると言うことで、護送車に乗っていたんですが、やはりと言うべきか、昔の日本の刑事ドラマさながらの脱走劇が展開。数台のパトカーに先導されて海岸線を走っていたら、突如ヘリがやってきて、UFOキャッチャーのごとく、巨大なアームで護送車をキャッチして吊り上げて、そのまま海のほうに向かって飛び去ってしまう。007の二度死ぬでもそんな演出があったと思いますが、どうやらヘリはCGのようで、護送車もアームで持ち上げられた瞬間に実車からCGにすり替わっていました。実物ならハラハラさせられたんだろけど、そこは、ちょっと残念でしたね。
その後、護送車は、海に落とされて海の底まで沈んだところへ数人のダイバー達がやってきて、扉を切断して護送車の中にいるウォー・ファットを救い出し、船まで連れて行くと言う大変手の込んだ展開になっていた。そして、船には、マリアを殺したフランク・デラーノの姿が。フランク役のウィリアム・ボールドウィン、このシーズンもサブレギュラー的に出演するのかと思いきや、ラストでチンに殺されてしまった。チンなら思い止まるかと思っていたんですが、あっさりケリをつけてしまいましたね。日本も昔の刑事ドラマならこういうのアリだったんですけど、最近は妙に思い止まる展開が多いし、こう言うストレートさはやっぱり良いですね。ただ、このフランクの射殺の件が後々問題となるようです。チンもかつてのスティーブみたいにムショ送りとなってしまうのか…!?
シーズン3は、本国では、今のところ20話まで放送されたようですが、第2話には、シーズン2に出ていたオーガスト・マーチ(エドワード・アズナー)が再登場したり、ハロウィンにまつわるエピソードがあったりと、今シーズンも盛り沢山。次シーズンが製作されるのか否かも気になるところですね。
シェルバーンの謎を追うスティーブは、突如母親と再会。母親は、なんと元CIAエージェントの過去を持つ。シェルバーンって、結局母親のことだったんですね。ウォー・ファットとつながりがあるらしく、彼の存在に怯えている感じです。そのウォー・ファットは、身柄を日本に移送されると言うことで、護送車に乗っていたんですが、やはりと言うべきか、昔の日本の刑事ドラマさながらの脱走劇が展開。数台のパトカーに先導されて海岸線を走っていたら、突如ヘリがやってきて、UFOキャッチャーのごとく、巨大なアームで護送車をキャッチして吊り上げて、そのまま海のほうに向かって飛び去ってしまう。007の二度死ぬでもそんな演出があったと思いますが、どうやらヘリはCGのようで、護送車もアームで持ち上げられた瞬間に実車からCGにすり替わっていました。実物ならハラハラさせられたんだろけど、そこは、ちょっと残念でしたね。
その後、護送車は、海に落とされて海の底まで沈んだところへ数人のダイバー達がやってきて、扉を切断して護送車の中にいるウォー・ファットを救い出し、船まで連れて行くと言う大変手の込んだ展開になっていた。そして、船には、マリアを殺したフランク・デラーノの姿が。フランク役のウィリアム・ボールドウィン、このシーズンもサブレギュラー的に出演するのかと思いきや、ラストでチンに殺されてしまった。チンなら思い止まるかと思っていたんですが、あっさりケリをつけてしまいましたね。日本も昔の刑事ドラマならこういうのアリだったんですけど、最近は妙に思い止まる展開が多いし、こう言うストレートさはやっぱり良いですね。ただ、このフランクの射殺の件が後々問題となるようです。チンもかつてのスティーブみたいにムショ送りとなってしまうのか…!?
シーズン3は、本国では、今のところ20話まで放送されたようですが、第2話には、シーズン2に出ていたオーガスト・マーチ(エドワード・アズナー)が再登場したり、ハロウィンにまつわるエピソードがあったりと、今シーズンも盛り沢山。次シーズンが製作されるのか否かも気になるところですね。
日テレプラスで放送中の『刑事貴族3』はいよいよ後半に入り、終盤に突入。高樹沙耶氏が演じる青木順子の再登場し、そして当時ジャニーズのロックバンド・男闘呼組のメンバーとして活躍した前田耕陽氏が演じる緒方大輔がタクに代わって代官署の新人刑事として着任する。初回は、ヘリアクションもありましたが、以降は、地味な話が多く、銃撃戦やカーチェイスはほとんどなくなり、アクション性に乏しかったので、残念ながらリアルタイムでは、何本か見ていないものもあったのですが、今回見直してストーリー的に面白かったのは、今のところ「若者たち」と「天国と地獄」。そして、タクと夏美が代官署から卒業する「それぞれの旅立ち」。
「それぞれの旅立ち」は、婦人警官の襲撃事件が相次いで起こり、代官署の刑事達が捜査に当たる話で、浅草南署へ転任することになったタクこと村木拓刑事と、結婚か海外研修か将来の道に悩む芝夏美刑事がそれぞれ最後の活躍を見せる。とくに、長距離ランナーのプロらしい犯人を必死に追いかけるタクの姿が印象に残ります。風間編の初回から2年間活躍してきたタクが立派に成長を遂げ、一人前の刑事になって代官署から去っていくところは、放送当時感動した反面、タクの後釜のことがかなり気になった。しかし、結果的にこの後9話ほどで番組が終了してしまったことを考えると、最終回まで残っていれば良かったのにとも思う。なんとも中途半端な交代劇となってしまった。
このエピソードでは、タクが最後だからなのか、BGMは、初期シリーズのものが数多く選曲されています。しかも、なぜかタクがまだ加入していなかった牧編のBGMが終始多用されています。タクがランナーの犯人を必死に追いかけている時にかかっているBGMは、牧編では、3度だけしか使われなかった曲なんですが、残念ながら発売された3枚のサントラには、収録されておらず、タイトルも不明。このエピソードでは、婦人警官を襲った犯人を追走する場面で何度も使用されており、一際印象に残るBGMになっています。牧編でもこんなに長く使われたことがなかったのに。このエピソードでは、何度もしつこく流していましたね(笑)。牧のテーマとも言うへき「Sneaking Up」もやはり、最後にタクが犯人を追って走り続ける場面で流れていました。なんだかこの話だけ牧編を見ているような感覚になった。
例のBGMが流れている時の一場面。この話のタクは、
「太陽にほえろ!」のOPか!ってくらいとにかく走りまくっていた。
牧編「その時、銃弾がワナを射抜いた」。走行中の覆面車の後部席に座っていた被疑者をビルの屋上から狙撃したスナイパーの男。牧が男を追ってビルの階段をかけのぼる場面で例のBGMが流れている。
刑事貴族シリーズのBGMは、良曲揃いなので、ぜひともいつか全シリーズのBGMを収録したミュージックファイルを出してもらいたいものですね。
「それぞれの旅立ち」は、婦人警官の襲撃事件が相次いで起こり、代官署の刑事達が捜査に当たる話で、浅草南署へ転任することになったタクこと村木拓刑事と、結婚か海外研修か将来の道に悩む芝夏美刑事がそれぞれ最後の活躍を見せる。とくに、長距離ランナーのプロらしい犯人を必死に追いかけるタクの姿が印象に残ります。風間編の初回から2年間活躍してきたタクが立派に成長を遂げ、一人前の刑事になって代官署から去っていくところは、放送当時感動した反面、タクの後釜のことがかなり気になった。しかし、結果的にこの後9話ほどで番組が終了してしまったことを考えると、最終回まで残っていれば良かったのにとも思う。なんとも中途半端な交代劇となってしまった。
このエピソードでは、タクが最後だからなのか、BGMは、初期シリーズのものが数多く選曲されています。しかも、なぜかタクがまだ加入していなかった牧編のBGMが終始多用されています。タクがランナーの犯人を必死に追いかけている時にかかっているBGMは、牧編では、3度だけしか使われなかった曲なんですが、残念ながら発売された3枚のサントラには、収録されておらず、タイトルも不明。このエピソードでは、婦人警官を襲った犯人を追走する場面で何度も使用されており、一際印象に残るBGMになっています。牧編でもこんなに長く使われたことがなかったのに。このエピソードでは、何度もしつこく流していましたね(笑)。牧のテーマとも言うへき「Sneaking Up」もやはり、最後にタクが犯人を追って走り続ける場面で流れていました。なんだかこの話だけ牧編を見ているような感覚になった。
例のBGMが流れている時の一場面。この話のタクは、
「太陽にほえろ!」のOPか!ってくらいとにかく走りまくっていた。
刑事貴族シリーズのBGMは、良曲揃いなので、ぜひともいつか全シリーズのBGMを収録したミュージックファイルを出してもらいたいものですね。
ナイトライダーネクスト第11話「ナイト最大の危機(後編)(Day Turns Into Knight)」。マイクは、スティーブンスに捕まり、ナイト3000は、核爆弾を取り付けられてしまった。スティーブンスの指示に従い、ナイト3000を北へ走らせるマイク。スティーブンスは、GPSを使ってナイト3000の動きを監視。万が一、コースから外れたり、時速160キロ以下になると爆弾が起爆する。マイクは、サラと通信をとり、速度を保ちながら爆弾の解除方法を考える。45分以内に解決策が見つからない場合、F15戦闘機のミサイルがナイト3000を破壊する。一方、国連大使のオララ・クマリが幽閉されている倉庫にたどり着いたキャリーと兵士達は、スティーブンスが仕掛けた爆弾によって瀕死の重傷を負う。スティーブンスは、更なる要求を出してきた。それは、2時間以内に10億ドルを用意すること。それができなければ、オララは死に、半径48kmの国土が消滅するという。
渋滞にさしかかり、工事中によって車線は狭まり、目の前に障害物が待ち構えるが、ナイト3000は、難なくそれらを回避していく。キットの計算により、スティーブンスの狙いが政府の核廃棄物処理施設であることがわかる。やがて、チャールズ達が乗る輸送機が走行するナイト3000に接近。ナイト3000は、公道に着地して進む輸送機に乗り込み、輸送機は、そのまままた離陸するが、目の前に陸橋が立ち塞がり、危機的状況に陥る…。
と言うことで、前回の続きでのっけから目まぐるしい展開が続くエピソードですが、何より、今回の最大のポイントは、キャリーとチャールズの突然の退場。詳しい事情はわかりませんが、視聴率低迷のための人員削減なんでしょうね。オリジナルは、マイケルとボニー(エイプリル)、デボンの3人(シーズン3まで)でごく少数で動いていたのに、ネクストは、もう完全に24のCTUみたいな巨大組織になってしまった。スタッフも数え切れないくらいいたし、とくにキャリーやビリーは、持て余している感じが強かったから気にはなっていたのですが。まあ違った空気を出したかったのでしょうが、やはり大人数過ぎましたね。しかし、まさか、チャールズがいなくなってしまうとは、意外でした。オリジナルのようにマイクとサラとチャールズだけ残して、新たに出発したほうが良かったのではないかと…。
それはさておき、今回、ナイト3000は、パトカーモードにトランスフォームして、白バイの猛追をうけながら、道端で立ち往生していたトラックを避けるため、ターボジャンプします。ジャンプして浮かび上がってる部分は、CGでしたが、着地するカットでは、実車を使っていました。前回と同じくこのジャンプシーンもオリジナルの「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER'S KEEPER)」の3度目のターボジャンプ(バリケードを張るパトカーを飛び越える)を意識した風な描写に見えました。他には、ナンバープレートの変更、ステルスアタックモードなどの機能を使っています。
核爆弾を成層圏で爆発させるために、輸送機が高度5万1255フィートの上空まで飛んでしまうのですが、なんか、エアーウルフにもそんな話がありましたね。「搭載コンピュータの反乱!! 高度2万メートル逆落し(MOFFETT'S GHOST)」。エアーウルフにとりついたモフェットの亡霊(暴走プログラム)を取り除くために、エアーウルフが高度2万メートル(約6.5万フィート)上空まで飛び上がって、コクピットのコンピュータを凍らせて麻痺させるために急落下する話。ハイテク武装車バイパーだけでなく、エアーウルフのテイストまで取り入れてしまうとは(笑)。この輸送機もエアーウルフみたいに何か特殊な構造になっているのでしょうか。輸送機から爆弾を放り出すのに人間では、たちまち凍り付いてしまうと言うことで、この時活躍するのが、前回も登場していたチャールズのロボット・ハンク。これから本格的に活躍するのかと思いきや、チャールズが事故死してしまって、ハンクの出番もなくなってしまった。
ナイト2000のキットは、飛行機が苦手でしたが、度々パラシュートを使ったりして空を飛ぶことがあった。このエピソードでも、ナイト3000がパラシュートを使って輸送機から降下する場面がありましたが、こっちのキットは、高い所も平気みたいですね。まあ、飛行機が苦手だと、移動手段の輸送機にも乗れなくなってしまいますからね。しかし、このエピソードで輸送機も退場となりました。ネクストの中では、やはり最大の転機になった話であり、かなり怒涛な展開で面白かったと思います。
チャールズの亡霊がとりつく話も見てみたかったな…。
そう言えばこちらもチャールズでしたね…。
渋滞にさしかかり、工事中によって車線は狭まり、目の前に障害物が待ち構えるが、ナイト3000は、難なくそれらを回避していく。キットの計算により、スティーブンスの狙いが政府の核廃棄物処理施設であることがわかる。やがて、チャールズ達が乗る輸送機が走行するナイト3000に接近。ナイト3000は、公道に着地して進む輸送機に乗り込み、輸送機は、そのまままた離陸するが、目の前に陸橋が立ち塞がり、危機的状況に陥る…。
と言うことで、前回の続きでのっけから目まぐるしい展開が続くエピソードですが、何より、今回の最大のポイントは、キャリーとチャールズの突然の退場。詳しい事情はわかりませんが、視聴率低迷のための人員削減なんでしょうね。オリジナルは、マイケルとボニー(エイプリル)、デボンの3人(シーズン3まで)でごく少数で動いていたのに、ネクストは、もう完全に24のCTUみたいな巨大組織になってしまった。スタッフも数え切れないくらいいたし、とくにキャリーやビリーは、持て余している感じが強かったから気にはなっていたのですが。まあ違った空気を出したかったのでしょうが、やはり大人数過ぎましたね。しかし、まさか、チャールズがいなくなってしまうとは、意外でした。オリジナルのようにマイクとサラとチャールズだけ残して、新たに出発したほうが良かったのではないかと…。
それはさておき、今回、ナイト3000は、パトカーモードにトランスフォームして、白バイの猛追をうけながら、道端で立ち往生していたトラックを避けるため、ターボジャンプします。ジャンプして浮かび上がってる部分は、CGでしたが、着地するカットでは、実車を使っていました。前回と同じくこのジャンプシーンもオリジナルの「刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!!(BROTHER'S KEEPER)」の3度目のターボジャンプ(バリケードを張るパトカーを飛び越える)を意識した風な描写に見えました。他には、ナンバープレートの変更、ステルスアタックモードなどの機能を使っています。
核爆弾を成層圏で爆発させるために、輸送機が高度5万1255フィートの上空まで飛んでしまうのですが、なんか、エアーウルフにもそんな話がありましたね。「搭載コンピュータの反乱!! 高度2万メートル逆落し(MOFFETT'S GHOST)」。エアーウルフにとりついたモフェットの亡霊(暴走プログラム)を取り除くために、エアーウルフが高度2万メートル(約6.5万フィート)上空まで飛び上がって、コクピットのコンピュータを凍らせて麻痺させるために急落下する話。ハイテク武装車バイパーだけでなく、エアーウルフのテイストまで取り入れてしまうとは(笑)。この輸送機もエアーウルフみたいに何か特殊な構造になっているのでしょうか。輸送機から爆弾を放り出すのに人間では、たちまち凍り付いてしまうと言うことで、この時活躍するのが、前回も登場していたチャールズのロボット・ハンク。これから本格的に活躍するのかと思いきや、チャールズが事故死してしまって、ハンクの出番もなくなってしまった。
ナイト2000のキットは、飛行機が苦手でしたが、度々パラシュートを使ったりして空を飛ぶことがあった。このエピソードでも、ナイト3000がパラシュートを使って輸送機から降下する場面がありましたが、こっちのキットは、高い所も平気みたいですね。まあ、飛行機が苦手だと、移動手段の輸送機にも乗れなくなってしまいますからね。しかし、このエピソードで輸送機も退場となりました。ネクストの中では、やはり最大の転機になった話であり、かなり怒涛な展開で面白かったと思います。
チャールズの亡霊がとりつく話も見てみたかったな…。
そう言えばこちらもチャールズでしたね…。
去年公開された劇場版『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の感想を書こうと思っていた矢先に、コム長官を演じた西沢利明さんの訃報を聞いた。西沢さんは、やはりギャバンで初めて知りました。精悍で優しそうな顔立ちと凛々しい声がカッコ良く、長官役は、まさにハマリ役でした。以降、特撮以外でもサスペンスドラマや時代劇などテレビで度々西沢さんを見かけたが、概ね悪役が多く、コム長官と相反する役どころに戸惑いを感じた時期もありましたが、しかし、悪役をやっても知性や品格が感じられて、とても存在感のある役者さんだったと思います。
刑事ドラマでもよく犯人役を演じられていましたが、とくに印象に残っているのは、西部警察「汚ない奴」で演じた刑事役、太陽にほえろ! の「ドック刑事 雪山に舞う」と「ドック刑事 雪山に斗う」で演じた殺し屋役、刑事貴族牧編「その時、女神が微笑んだ」や風間編最終話「今日、刑事が死んだ」の警視庁の公安部長役などが大変記憶に残っています。映画では、渡哲也さん主演の「誘拐」。3億円の身代金を持った運び役が東京の銀座、新宿、歌舞伎町などの町を走り回り、その様子がテレビ中継されると言うモブシーンが話題になった映画ですが、西沢さんは、被害にあった企業の監査役を演じられていた。犯人から運び役を指名されて、町の中を走り回らされるのですが、札束の重さに耐え切れず途中でギブアップしてしまう役どころだった。ちょっとこれまでのイメージとは違った演技を見せられていたのがとても印象的でした。
特撮では、東映版スパイダーマンのガリア役やコンドールマン初回では、主人公を殺したモンスター一族のサドラーの人間態を演じられていました。でも、世代的には、ギャバンのコム長官のイメージが強い。新作の宇宙刑事ギャバンでもコム長官役を演じられていましたが、さすがにお歳を重ねられたなと思いながらも、やはり、存在感は、絶大でした。
コム長官の一番の名場面と言えば、「愛と悲しみの別れ とどめの一撃!!」。最強のダブルモンスター・サイダブラーに苦戦するギャバンの力になるべく、バード星から地球にやってきて、ギャバンと剣を打ち合わせて激しい特訓をする場面。それまであまり表に出ることがなかったコム長官が意を決して地球にやってきて、富士山をバックに熱く剣を振るう姿は、物凄くカッコ良かったですね。
去年、ギャバンが30周年を迎えて、テレビ放映時に実現しなかった劇場版が30年の時を経て公開。西沢さん演じるコム長官も出ていて、安心しきっていたのですが、まさか、この映画がコム長官の最後の姿になってしまうとは、本当に残念です。今年は、シャリバンが誕生30周年を迎えますが、残念ながらシャリバン単独の映画は、実現しなさそうですね。三人の宇宙刑事と一条寺烈の勇姿は、今月末に公開される『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』で拝めますが、やはり、コム長官がいないと画面が引き締まらない。でも去年の映画でコム長官の姿を見ることができて本当に良かったと思います。西沢利明さんのご冥福をお祈り致します。
刑事ドラマでもよく犯人役を演じられていましたが、とくに印象に残っているのは、西部警察「汚ない奴」で演じた刑事役、太陽にほえろ! の「ドック刑事 雪山に舞う」と「ドック刑事 雪山に斗う」で演じた殺し屋役、刑事貴族牧編「その時、女神が微笑んだ」や風間編最終話「今日、刑事が死んだ」の警視庁の公安部長役などが大変記憶に残っています。映画では、渡哲也さん主演の「誘拐」。3億円の身代金を持った運び役が東京の銀座、新宿、歌舞伎町などの町を走り回り、その様子がテレビ中継されると言うモブシーンが話題になった映画ですが、西沢さんは、被害にあった企業の監査役を演じられていた。犯人から運び役を指名されて、町の中を走り回らされるのですが、札束の重さに耐え切れず途中でギブアップしてしまう役どころだった。ちょっとこれまでのイメージとは違った演技を見せられていたのがとても印象的でした。
特撮では、東映版スパイダーマンのガリア役やコンドールマン初回では、主人公を殺したモンスター一族のサドラーの人間態を演じられていました。でも、世代的には、ギャバンのコム長官のイメージが強い。新作の宇宙刑事ギャバンでもコム長官役を演じられていましたが、さすがにお歳を重ねられたなと思いながらも、やはり、存在感は、絶大でした。
コム長官の一番の名場面と言えば、「愛と悲しみの別れ とどめの一撃!!」。最強のダブルモンスター・サイダブラーに苦戦するギャバンの力になるべく、バード星から地球にやってきて、ギャバンと剣を打ち合わせて激しい特訓をする場面。それまであまり表に出ることがなかったコム長官が意を決して地球にやってきて、富士山をバックに熱く剣を振るう姿は、物凄くカッコ良かったですね。
去年、ギャバンが30周年を迎えて、テレビ放映時に実現しなかった劇場版が30年の時を経て公開。西沢さん演じるコム長官も出ていて、安心しきっていたのですが、まさか、この映画がコム長官の最後の姿になってしまうとは、本当に残念です。今年は、シャリバンが誕生30周年を迎えますが、残念ながらシャリバン単独の映画は、実現しなさそうですね。三人の宇宙刑事と一条寺烈の勇姿は、今月末に公開される『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』で拝めますが、やはり、コム長官がいないと画面が引き締まらない。でも去年の映画でコム長官の姿を見ることができて本当に良かったと思います。西沢利明さんのご冥福をお祈り致します。
1983年7月15日…家庭用ゲーム機に大革命が起きたあの日からまもなく30周年を迎えます。当時フジテレビの火曜日の夜に放送されていたドリフ大爆笑の番組中にファミリーコンピュータのCMがよく流れていましたね。マリオブラザーズ、ベースボール、ゴルフ、ワイルドガンマン、ファミリーベーシックなどなど、CMが流れる度、食いつくように見ていた。エアーウルフのモフェットや当時放送中だったドクタースランプのアニメで則巻千兵衛の声を担当されていた内海賢二さんがナレーションを担当されていました。しかし、当時14800円もするゲーム機を子供が買うのは、至難の業。こどもの日とかクリスマスとか誕生日であってもなかなかそんな高額な物は買ってもらえなかった。仕方ないので、友達の家をたくさん回って、そこでいろんなゲームをやりまくった。バンゲリングベイ、ゼビウス、エレベーターアクション、ギャラガ、スペースインベーダー、ナッツ&ミルク、ゴルフ…。
2年後の夏にうちでもようやくファミコンができるようになり、毎日鬼のように遊んだ記憶があります。初めて買ったカセットは、マリオブラザーズとイーアルカンフー。ちょうどその頃は、スーパーマリオブラザーズが発売されて間もない頃で、やはり、大人気でどこの店も売り切れで予約しないと入手できない状態だった。なので手に入るまでの間、この2本で我慢し、しばらくしてハドソンから出たシューティングゲーム、スターフォースを手に入れ夢中になった。当時、藤子不二雄の漫画がいくつも連載されていたコロコロコミックとハドソンが手を組んで、ファミコン全国キャラバン大会なるものが夏休みに開催され、コロコロでそのイベントの特集ページをよく読んだものですが、その時、使われたゲームがスターフォースだった。
そのキャラバンでいちやく有名になったのが、高橋名人。スターフォースやスターソルジャーなどとかくシューティングゲームは、いかに敵を早く撃ち倒すかが肝であるが、当時は、もちろんのことコントローラーに連射機能などはついておらず、とにかくボタンの早押しに熱中した時代。高橋名人は、ハドソンの社員であり、早押しの先駆者でもあり、1秒間に16連打する技を生み出して、普通の連打では、中々倒せない敵をものの見事に撃破して、当時の子供達を驚愕させた。その影響も受けて、ハドソンから発売されたシュウォッチなる連射測定機能付きの時計を買って、一時期夢中になってボタンの早押しを鍛えたこともあったが、まあ今考えてみると、のどかで熱い時代だったというべきか…(笑)。
そして、さらに驚愕したのは、その高橋名人がファミコンのゲームになってしまったことだ。タイトルは、その名も『高橋名人の冒険島』。これが思いの他面白くて、当時スーパーマリオ以上に熱中してしまった。スーパーマリオと同じく、横スクロールのアクションゲームで森、山、洞窟、海などの8エリア4ラウンドからなる全32ステージの構成になっている。キュラ大王にさらわれた恋人ティナを救うため、高橋名人が南洋の冒険島でアドベンチャーを繰り広げる。当時驚いたことは、例えば、山の斜面をのぼる時は、画面もその斜面に合わせるように斜めに動いたり、また、段差を降りる時も画面がその動きに合わせて斜め下に動いたりと、ただの横スクロールではなく、斜めの動きも取り入れていたところ。これは、当時、画期的だった。
一見簡単そうに見えるのだが、バイタリティゲージがあって、進むごとに画面に現れるフルーツを取って、バイタリティを維持しなければならないのが結構やっかいだ。最終ステージに近づくに連れ、バイタリティを維持するのが難しくなってくる。卵を割ると出てくるスケボーが意外に役に立たないし、路上に置かれている石につまずくとバイタリティは減るし、石のすぐそばで待ち構えている蛇が意外とうっとうしくて、石に斧を当てると、蛇が口から炎を吐き出してくる。これで何度も痛い目にあった。なので隠し卵の中に入っているマジカルファイヤーは必須アイテム。これがあると石を消せるのでつまずくことはない。
しかし、このゲーム、結局8-3ぐらいまで行ったのに完全クリアせずに終わってしまっている。8-3が超ゲキムズでどれだけ頑張ってもバイタリティが持たなくて駄目だった。ちなみに、このゲームは、続作が3本作られている。残念ながら続作は、高橋名人の冒険島Ⅱしかやったことがないが、何でやらなかったのかなあと調べてみたら、二作目が発売されたのは、一作目(1986年発売)の5年後(1991年)だったから。もっと早めに出してくれていたらハマっていたかもしれない。91年ってもうすでにスーパーファミコンの時代になっていたと思うが、その頃まだファミコンで頑張っていたんですね。高橋名人の冒険島を生んだそのハドソンも今は、コナミに吸収されて、事実上消滅。バーイ、ハドソン!
8-3の前の8-2にもかなりゲキムズだった。
2年後の夏にうちでもようやくファミコンができるようになり、毎日鬼のように遊んだ記憶があります。初めて買ったカセットは、マリオブラザーズとイーアルカンフー。ちょうどその頃は、スーパーマリオブラザーズが発売されて間もない頃で、やはり、大人気でどこの店も売り切れで予約しないと入手できない状態だった。なので手に入るまでの間、この2本で我慢し、しばらくしてハドソンから出たシューティングゲーム、スターフォースを手に入れ夢中になった。当時、藤子不二雄の漫画がいくつも連載されていたコロコロコミックとハドソンが手を組んで、ファミコン全国キャラバン大会なるものが夏休みに開催され、コロコロでそのイベントの特集ページをよく読んだものですが、その時、使われたゲームがスターフォースだった。
そのキャラバンでいちやく有名になったのが、高橋名人。スターフォースやスターソルジャーなどとかくシューティングゲームは、いかに敵を早く撃ち倒すかが肝であるが、当時は、もちろんのことコントローラーに連射機能などはついておらず、とにかくボタンの早押しに熱中した時代。高橋名人は、ハドソンの社員であり、早押しの先駆者でもあり、1秒間に16連打する技を生み出して、普通の連打では、中々倒せない敵をものの見事に撃破して、当時の子供達を驚愕させた。その影響も受けて、ハドソンから発売されたシュウォッチなる連射測定機能付きの時計を買って、一時期夢中になってボタンの早押しを鍛えたこともあったが、まあ今考えてみると、のどかで熱い時代だったというべきか…(笑)。
そして、さらに驚愕したのは、その高橋名人がファミコンのゲームになってしまったことだ。タイトルは、その名も『高橋名人の冒険島』。これが思いの他面白くて、当時スーパーマリオ以上に熱中してしまった。スーパーマリオと同じく、横スクロールのアクションゲームで森、山、洞窟、海などの8エリア4ラウンドからなる全32ステージの構成になっている。キュラ大王にさらわれた恋人ティナを救うため、高橋名人が南洋の冒険島でアドベンチャーを繰り広げる。当時驚いたことは、例えば、山の斜面をのぼる時は、画面もその斜面に合わせるように斜めに動いたり、また、段差を降りる時も画面がその動きに合わせて斜め下に動いたりと、ただの横スクロールではなく、斜めの動きも取り入れていたところ。これは、当時、画期的だった。
一見簡単そうに見えるのだが、バイタリティゲージがあって、進むごとに画面に現れるフルーツを取って、バイタリティを維持しなければならないのが結構やっかいだ。最終ステージに近づくに連れ、バイタリティを維持するのが難しくなってくる。卵を割ると出てくるスケボーが意外に役に立たないし、路上に置かれている石につまずくとバイタリティは減るし、石のすぐそばで待ち構えている蛇が意外とうっとうしくて、石に斧を当てると、蛇が口から炎を吐き出してくる。これで何度も痛い目にあった。なので隠し卵の中に入っているマジカルファイヤーは必須アイテム。これがあると石を消せるのでつまずくことはない。
しかし、このゲーム、結局8-3ぐらいまで行ったのに完全クリアせずに終わってしまっている。8-3が超ゲキムズでどれだけ頑張ってもバイタリティが持たなくて駄目だった。ちなみに、このゲームは、続作が3本作られている。残念ながら続作は、高橋名人の冒険島Ⅱしかやったことがないが、何でやらなかったのかなあと調べてみたら、二作目が発売されたのは、一作目(1986年発売)の5年後(1991年)だったから。もっと早めに出してくれていたらハマっていたかもしれない。91年ってもうすでにスーパーファミコンの時代になっていたと思うが、その頃まだファミコンで頑張っていたんですね。高橋名人の冒険島を生んだそのハドソンも今は、コナミに吸収されて、事実上消滅。バーイ、ハドソン!
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