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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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名優・地井武男さんがお亡くなりになられました。地井さんが演じた役の中で、一番印象深いのは、やはり、『刑事貴族』シリーズの武田秀彦刑事=通称・タケさんでした。牧編では、地道な捜査を淡々とこなし、的確に情報を掴んで行く人情味と頼りがいのあるベテラン刑事と言った感じで、時には、部下を怒鳴りつけたり、かなり厳しい一面を持っていた。しかし、『刑事貴族2』以降になるとその厳しさがコミカルな要素となり、本城とのやりとりでは、弄ばれ系のゆるゆるないじられキャラに風変わり、そのギャップが面白かった。今思うと、1990年代以降、本格的にバラエティ番組の出演が多くなったことを考えると、地井さんは、この刑事貴族のタケさんと言う役である意味2度目のイメチェンを果たされていたのかもしれません。


70年代の野良猫ロックシリーズでは、ものすごくイカつくて、ギラギラした悪党と言うイメージが強くて、悪人のような凄みのある顔つきがちょっと怖い感じもしました。この時代は、ハードな役柄が多かったせいもありますが、80年代に入って、『太陽にほえろ!』に井川利三刑事=通称トシさん役で出演された時は、髪が短くなって、確かに厳しさも残ってるけど少し柔和な顔つきになっていたのが印象的でした。演じた役柄にも大きく関係しているのでしょうが、30代、40代、50代と年代によってこれほどイメージが変わった方も中々珍しいです。太陽にほえろ!のトシさんの進化系がタケさんで、ゆるいタケさんの進化系がバラエティ番組の地井さんと言う印象。


ところで、地井さんと言えば、トシさん役で太陽にレギュラー出演する前に犯人役で一度ゲスト出演しているエピソードがあったそうです。それが現在お蔵入りになっている「ライフルが叫ぶとき」。このエピソードは、子供を人質に取り、廃屋に立てこもった地井さん演じる殺人犯が石塚誠刑事=通称・ゴリさんにライフルで射殺されると言うお話だったようです。ウィキペディアによると、ドラマ上でゴリさんが使っていたライフルがモデルガンではなく、本物だったらしく、警視庁から厳重注意を受けたため再放送が自粛になってしまっているんだとか。差別用語が多いとか、ストーリー上に問題点がないのであれば、ぜひとも拝見してみたい一編なのですがねえ。ギラギラした時代の地井さんをもう一度見てみたいですね。


70と言うのは、男にとって鬼門なのでしょうか。最近70、71、72歳ぐらいで亡くなられる方が多いです。さよならタケさん。地井さんのご冥福をお祈りいたします。


 

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今週からホームドラマチャンネルで『ベイシティ刑事』がスタートしましたが、CS/スカパーでは、実に8年ぶりの放送です。初回から暴れまくり、撃ちまくる神奈川県警港町署別動捜査班の小池と星野。炸裂するジョン&マギー、発射音がたまらない。ワインレッドのセドリックを使ったカーアクションも最高です。当時大ヒットした「ビバリーヒルズ・コップ」を意識したようなビートが効いたノリの良いBGMも良い感じ。元シブガキ隊・薬丸夫人の石川秀美さん演じる河合あゆみは、あぶ刑事の薫的なイメージで当時見ていましたが、さっそく初回から犯人に捕まり人質にされていましたね(笑)。全員集合が終了して、本格的に俳優業を始めたいかりや長介さん(山崎班長)のコミカルな演技も良いですね。この頃は、まだドリフが抜け切ってない感じで、踊るの頃とはまた違った味わいがあります。時代は、バブル期真っ只中、ファショナブルでスポーティーでリッチな雰囲気が漂っています。相川杏子を演じたゲストの高樹沙耶さんは、サブタイトル(プールサイドの女)のごとく、室内プールでお色気ムンムンでしなやかな泳ぎっぷりを披露されておられました。戦隊ものでも活躍された元プロレスラーのストロング金剛さんも冒頭、廃船の立てこもり犯役で怪力ぶりを発揮されていました。これから半年間、また楽しみが増えたなあ…。



ところで日曜の朝でも刑事ドラマが始まりました。前は、ザ・ガードマンが放送されていた枠ですが、タイトルは、『七人の刑事』。1960年代に放送されたTBSの名作刑事ドラマの新シリーズです。テーマ曲は、知ってるけど、本編を見るのは、初めて。オリジナルは、当然モノクロで、VTR撮影。当時、撮影用のテープが高価で、放送が終わった後に、上書き使用されていたために、10年以上も放送され続けたにも関わらず映像は、ほとんど現存していないとか。ガードマンみたいにフィルムで撮影しとけば後世にも残せたのにもったいない話です。で、今月からTBSチャンネルで始まった新シリーズは、1978年にスタートし、やはりVTR撮影。金曜の夜8時に放送されていたそうです。


金8と言えば、当時、裏の日テレでは、『太陽にほえろ!』が放送されていた時間帯。あえてそこにぶつけるとは挑戦的ですね。ドラマ制作に自信を持っていた当時のTBSの強気な姿勢が垣間見えます。視聴率は、太陽にほえろ!に軍配が上がったようですが、低迷ながらも一年以上(全69話)続いたそうです。初回は、新庁舎建設のため、警視庁捜査一課が仮庁舎への移転作業を進める最中、殺人事件が発生。過激派が指紋カードを運ぶ警視庁の車を襲撃すると言うお話。中々壮大なストーリー展開で、 後半、有楽町付近で派手なカーチェイスが展開していた。しかもカースタントの担当は、『西部警察』でも活躍した三石千尋とマイクスタントマンチーム。確かに西部警察を彷彿とさせる演出がてんこ盛りで、ガソリンスタンドの洗車機を潜り抜けたり、クレーンに吊られて高い壁の向こうに逃げ込んだ犯人の車を追って、三浦洋一演じる刑事(皮ジャンにグラサン姿でまるで西部のタツのようなルックス(笑))が乗るバイクが大ジャンプして壁を飛び越えたり、中々凄まじかった。個人的にVTR撮影のアクション系刑事ドラマは、苦手なのだが、初回は、西部警察にも影響を与えた?のではないかと思える要素がたくさん見れて楽しめました。


このドラマの後番があの学園ドラマの名作『3年B組金八先生』だったんですね。どうりで映像の雰囲気がどことなく似ていると思いましたよ(笑)。初回は、フィルムで撮影してもらいたかったなあ…。


 

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YOUTUBE版東映チャンネル、今週は、宇宙刑事シャリバンの最終3話配信があったり、見所豊富ですね。以前東映特撮BBやDVDでも見たが、久々に『仮面ライダーアマゾン』第7話を視聴しました。アマゾンの仲間になったモグラ獣人が生きるべきか死ぬべきか苦悩しているが、それにしても愛嬌があって良い奴です。敵の怪人がヒーローの味方になって、しばらくの間レギュラー出演するなんて中々面白い展開。そう言えば、モグラ獣人の声は、レレレのおじさんの人なんですよね(苦笑)。



7話(とける!とける!恐怖のヘビ獣人!?)は、マサヒコの友達のヒロミちゃんの父で生物学者の有馬博士がアマゾンを実験材料にしようとする話なのですが、それを提案した有馬博士の助手は、ゲドンのヘビ獣人に溶かされて殺され、アマゾンは、檻の中で大ピンチを迎える。有馬博士を演じているのは、西部警察の二代目係長役でも御馴染みだった高城淳一さん。アマゾンがヘビ獣人と戦っている場面で、おやっさん(小林昭二)とツーショットになっていたが、思わずニヤリ(笑)。高城さんが特撮ヒーローものに出演している貴重なエピソードでもあるんですね。まあ、初代係長も恐竜戦隊コセイドンに出ていたぐらいですし、西部警察の出演者では、ジンや大将もヒーロー役やってましたよね…。

後半、ゲドンにさらわれたマサヒコとヒロミちゃんを探し求めてアマゾンが富士急ハイランドにやってくる。昭和の特撮ものでは、よく見かけた有名な遊園地ですね。ジェットコースターやお化け屋敷を見て驚きまくっているアマゾンが微笑ましい。と言うか、アマゾンが撮影されていた時期って、季節的に秋から冬になる頃だったのではと思うが、アマゾンの役者さんは、よくあの裸のままの撮影に耐え抜いたものだと感心するばかり。変身したアマゾンとヘビ獣人が急流滑りの乗り物に乗りながら戦ったり、結構危険なアクションシーンもやってます。ヘビ獣人の長い尻尾にぐるぐる巻きにされて苦戦するアマゾンですが、最後は、大切断でヘビ獣人の口を裂いて倒した。最近のヒーローものでは、ご法度らしい出血シーンも、このアマゾンでは、ごく当たり前に出てきますね。血生臭い、まさに獣のような戦いを繰り広げるこの前期の戦闘スタイルがやはり好きですね。当時の子供達には、受け入れられなかったらしいですが、まあ無理もない(苦笑)。



さて、いよいよあの衝撃の10話(さよならイエロー)が公開中の『超電子バイオマン』。関西では、1984年4月13日の金曜日に放送されたのですが、当時は、関東での戦隊の放送が土曜だとは知らず、「魔の13日の金曜日」に合わせてイエローの死の話が作られたのかと思っておりました(汗)。戦隊の交代劇は、前にも言ったように当時は、それほど珍しいことでなくて、ゴレンジャーのキレンジャーや、サンバルカンでは、リーダー格のバルイーグル、バトルフィーバーでは、バトルコサックとミス・アメリカの2人が中盤で交代していた。バトルコサックは、変身しないままエゴスの怪人に銃撃されてしまったが、イエロー・フォーの場合は、その逆で、終始変身したままの状態で、反バイオ粒子をエネルギーにしたバイオキラーガンをメイスンに何度も撃たれ続けて、命を落としてしまう。

なぜイエロー・フォーがあれほど狙い撃ちされなければならなかったのか、なぜ変身が解けないままだったのか、当時、少し疑問に思ったが、話としては、普通にまとまっていたし、それよりもメイスンやサイゴーンの残忍さや、ドクターマンの卑劣さのほうが印象に残ってこえええ奴らだと思うのと同時に、怒りに震えた程でした。実際は、撮影上でのトラブルであったにも関わらず、即座にこのような話に作り変えた当時のスタッフさん達のプロフェショナルな仕事振りに今更ながら感服するばかり。この話が後のシルバ登場の伏線となって、後半、さらに盛り上がる展開を見せるのだから、ほんと、わからないものであります。小泉ミカがそのまま出続けていたら、どのような展開になっていたのか、本当は、それも気になるところなんですが、この際、バイオマンをリメイクして、小泉ミカ存命バージョンを作ってみたら面白いかも(苦笑)。


来週は、二代目イエロー・フォーの矢吹ジュンが登場。さらに再来週は、現在海外ドラマ『リベンジ』に出演中の真田広之氏のゲスト出演回とまだまだ話題に事欠かないバイオマン。イエローの死が気になる方、今ならまだ間に合う。急いで、東映のYOUTUBEへ。シャリバンの次は、シャイダーでしょうか。ジャスピオンやマシンマンも見てみたい久しぶりに…。


 

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ウォーキング・デッドにどっぷりハマっている間に、こちらも中盤まであれよという間に進んでいた『HAWAII FIVE-0 シーズン2』。今期からレギュラーメンバーも増え、心機一転と言った感じでストーリーが展開していますが、刑務所から脱獄したり、スカイダイビングやったり、ボクサーになって格闘したり、今期もスティーブが派手なアクションを見せてくれます。レギュラーが増えたことでちょっと影が薄くなってしまったと思うのがグレイス・パークが演じるコノ。シーズン1では、活発に動き回って、派手なアクションも披露していたのに、今期は、メンバーからはぐれて潜入捜査をやったり、新レギュラーに食われてしまっている感があり。と言うか、レギュラー増え過ぎじゃなかろうか(笑)。最初のシーズンは、日本で言うところのゴリラみたいな特殊なチームに見えたのに、今期は、Gメン'75的な(苦笑)。話も前のシーズンは、スティーブとダニーのテンポの良い軽快な会話があったり、わりとコミカルな場面も多かったが、今シーズンは、スティーブとウォーファットの対立をさらに全面に押し出している影響か、どの回もかなり殺伐とした緊迫めいた雰囲気が漂っている。


コノと相対して逆によく目立つのが、テリー・オクィンが演じるスティーブの元上司ジョー・ホワイト。ウォーファット絡みの話になると、必ずスティーブ達の前にあらわれて、かなり重要な役回りを果たしているように見えます。スティーブたちが北朝鮮でウォーファットに捕まった時は、ジョーが中心になって、シールチームを集めて救出作戦を展開していたが、いきなり北朝鮮が出てくるとか、なんだこの007的な展開は(笑)。まあ、日本のヤクザ組織も出てくるくらいだから、別に北朝鮮もありだとは思うけど。本当は、日本を舞台にしたかったけど、撮影がやりにくいから北朝鮮に変更になったとかだったら、残念だなあ(苦笑)。と思っていたら、なんと最終話手前辺りのエピソードに、大阪の道頓堀が出てくるらしい…と言っても、街のセットを作ったらしく、実際日本で撮影されたわけではないようですが。北朝鮮の回では、橋をぶっ壊したりスケールのでかいアクションが展開されておりましたが、それにしても、あんな簡単に潜り込めるものだろうか。シールチームが乗るヘリがエアーウルフとかだったら納得もできそうだが…(爆)。


今期のファイブオーは、レギュラーメンバーだけではなく、ゲストも中々豪華です。「狙われたシールズ」~「精算」にウィリアム・ボールドウィンが元刑事のフランク役で出演していた。「フラットライナーズ」や「バック・ドラフト」など90年代は、映画でよく見かけましたが、最近は、ダーティ・セクシー・マネーなどテレビドラマのほうでも活躍されているみたいです。ちなみにフランクは、シーズン2の最終話に再登場するそうです。「ハロウィーンの亡霊」には、『エルム街の悪夢』シリーズで殺人鬼フレディを演じたロバート・イングラントが謎のホームレス役で出ていた。若干老けた感じでしたが、久しぶりに見れて良かった(笑)。思ったより出番が少なかったが…。ナイトライダーにゲスト出演した時も、奇怪な役所でしたが、今回は、中々思わせぶりな感じだった。『V』の新シリーズにも出て欲しかったなあ。


シーズン2は、本国では、全23話で終了し、どうやらシーズン3も制作されるみたいです。

 

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7月から東映チャンネルでテレビシリーズがスタートする『あぶない刑事』。今年は、劇場第一作目が公開されてから丁度25周年と言うことで、映画&TVスペシャルを含めた全7タイトルのブルーレイが発売になるそうです。さらに、最初のテレビシリーズを2話ずつ収録したDVDマガジンも8月の下旬から創刊されるとか。本来は、去年がテレビシリーズの25周年の記念の年でしたが、震災やら災害の多い年だったので自粛されていたのかもしれませんが、今年は、何やら盛り上がりそうな雰囲気ですね。


それにしても、テレビで放送されてからはや26年目にもなるんですねー。テレビシリーズが始まった当時(1986年10月)は、まだ『太陽にほえろ!』も、テレ朝の『特捜最前線』も放送されていましたね。同じくテレ朝の日曜夜8時台の『西部警察』から続く刑事ドラマ枠は、2年続いた『私鉄沿線97分署』が9月で終了し、その後は、一端バラエティ枠に。一時期よりアクション刑事ものが少なくなり、人情もの、硬派で地味なタイプの刑事ドラマが続く中、突如、日曜の夜に登場したお洒落でカッコ良い刑事ドラマ…最初は、そんなイメージでした。タイトルからして当時は、斬新でしたよね。あぶないけいじ?なにそれ?的な感じで、最初にタイトルを見た時は、なんかふざけたタイトルだなぁと(笑)、思ったこともありましたが、見てみたら、いつの間にかにだだハマリ。タカとユージのカッコ良さは当然ながら、二人の軽快でユニークなセリフのやりとりと派手で華麗なアクション、サブタイトルが二字熟語なところとか、捜査課と少年課が隣同士になっている港署のセットとか、異質な犯人とか、お洒落な英詩のOPや挿入歌や、さらにまたカッコ良いBGMなど、とにかく魅力的な要素が満ち溢れていた。あぶない刑事も、描かれる事件の内容は、硬派でしたが、その硬派な雰囲気を打ち消すかのごとく、徐々にレギュラー陣のコミカルな面が強調されるようになり、最初は、大人しかった薫やトオル、ナカさんやパパを含めた捜査課のメンバーもどんどんアドリブ&ギャグ全開の体当たりの演技をするようになって、より個性を極めていった。それまでのドラマでは、生真面目で落ち着いた役柄が多かった課長役の中条静夫さんが二人に怒鳴り、キレまくるまさに「あぶないたぬき課長」こと近藤課長を演じていたのが、何より当時は、衝撃だった(笑)。


最初のテレビシリーズの最終回でゴースト(幽霊)のようなものと戦ったタカとユージ。映画の「まだまだあぶない刑事」では、タカとユージがゴーストか?と言わんばかりの展開ながらも、どうやら生きているらしいが釈然としないまま、あれから7年経過してしまいましたが、はたして、続編が作られるのか気になるところです。そろそろあぶない刑事?いよいよあぶない刑事?やっぱりあぶない刑事?…タカは、今年映画でヒーローになったり、NHKの朝の連続ドラマに出演するらしいので、スケジュール的に難しいのではないかと思うのですが…復活するならよろしくあぶない刑事…。


 

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無料配信中のYouTube東映チャンネル、バイオマンが始まったと思ったら、次は、仮面ライダーアマゾン、宇宙鉄人キョーダイン、そして、今週からロボット8ちゃんの配信も始まりましたね。バラバラマン懐かしい…。ロボット8ちゃんと言えば、東映不思議コメディシリーズの第一弾。がんばれ!!ロボコンと同じ系統のロボットコメディものでしたが、関西は、土曜日の朝の7時半の放送だったので、学校に行く準備や、登校時間とかぶってあまり落ち着いて見た記憶がありません。当時、ロボット8ちゃんの玩具(足が割れて車に変形する)を持っていましたが、8ちゃんの中で一番好きだったロボットは、警察ロボットのエバポリスだったんですよね。やはり、この頃から警察に関連するものが好きだったのかなあ。西部警察とか太陽にほえろ!も見ていた頃だし…(苦笑)。


1970・80年代の東映特撮がまさかネットでしかも無料で再び見られるなんて、本当に良い時代になったもんです。一方、本家と言うか、スカパーのほうの東映チャンネルでも名作の東映ヒーローものがたくさん放送されていますが、この間仮面ライダーをちょっと見ていたら、おや、ライダーの声が違う。しかも、ライダーが終始変身したままの状態で登場し、本郷たけしが全く登場しないエピソードが2回あった。時期的には、死神博士との最終決戦間近の話でしたが、これは、一体どういうことなのかと思っていたら、なるほどこれがかの有名な「藤岡弘失踪事件」の影響を喰らった回だったようです。その2つのエピソードと言うのは、66話の「ショッカー墓場 よみがえる怪人たち」と67話「ショッカー首領出現!! ライダー危し」。当時主演の藤岡氏がNHKドラマのオーディションを受けて合格し、その話をライダーの制作側に通していなかったために問題となり、藤岡氏は一時姿を消してしまったとか。この影響は、劇場版の『仮面ライダー対じごく大使』の制作にまで及び、当初映画の目玉になるはずだった怪人(カミキリキッド・66話に登場)が先にテレビに登場することになってしまったり、死神博士の真の正体として用意されていた怪人(ノコギリザメス・67話に登場)もテレビ用の一般怪人になってしまったという。


この話を聞いて思い出したのが、現在YouTube東映チャンネルで配信中の超電子バイオマンにおけるイエロー・フォー/小泉ミカ役の女優の失踪事件。当時の戦隊ものは、それまでの作品にもメンバーの殉職や交代劇というのが頻繁にあったので、メンバーの交代については、そんなに珍しい事ではなかったのですが、バイオマンに関しては、なぜこんな早い時期(10話で)に殉職・交代があるのかなあと不思議に思っていた。仮面ライダーと同じく、10話では、イエロー・フォーが終始変身したままの姿で登場し、バイオキラーガンを撃たれて死んだ後も変身した姿のまま葬られてしまう。当時は、女性戦士の唐突な殉職があまりに衝撃過ぎて、裏事情のことまでは、全く気にならなかったのだが、その後、ネットで、イエロ・フォーを演じた女優が何らかの理由で失踪し、制作に穴を開けていたことを知り、二度ショックを受けた。小泉ミカ役の女優さんは、JAC出身で、バイオマンの前に宇宙刑事シャリバンにもベル・へレン役で出演していた。そこでも素晴らしいアクションや演技を披露していただけに、バイオマンでも期待していたのだが、早々の降板は本当にもったいない話だった(二代目イエロー・フォーの女優さんのアクションもかなり凄かったが…)。

この降板劇は、後のストーリー展開にも大きく影響したようですが、この事件のお詫びのために、当時JACを引っ張っていた真田広之氏が13話にゲスト出演することになり、またバイオハンター・シルバ登場回においては、シルバがバイオマンにとってとてつもない強敵であることを視聴者に知らしめるために、イエローの死をうまく活用していた。これは、中々説得力があった。


なお、第7話から9話までは、クリリンやルフィでも御馴染みの田中真弓氏が小泉ミカの声を担当している。それは、今週の配信分でチェックできます。殉職回も来週配信されるので、気になる方は、お忘れなきよう。


 

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