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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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刑事ドラマには、欠かせないOP&ED。テーマ曲は、物語を盛り上げ、また印象付ける重要なファクターですが、最近の刑事ドラマのオープニングは、短い上に、オープニング、またはエンディングのどちらかがカットされることがほとんど。それでも、印象に残るものは、ありまして、まず『BOSS』のOP。Superflyの「Alright!!」と共にゴージャスな衣装をまとった刑事達がきらびやな簾を潜って颯爽と登場し行進するあのOP映像。本当に短いが、あれはあれで結構インパクトがある。 去年放送された『ジョーカー 許されざる捜査官』の主題歌、RIP SLYMEの「SCAR」。怪しいラップの響きが劇中の映像と素晴らしくマッチして耳に残った。『相棒』の最新シリーズのOPも短いが、ドラマのイメージをコンパクトに表現していてわかりやすい。だがしかし、どれも物足りなさは残る。『ケイゾク』のOPは、不思議なフラッシュバックの映像がユニークかつ謎めいていて面白かった。でも、OPとEDがそろっていた時代の刑事ドラマのほうが印象強く残ります。


『あいつがトラブル』…ひょうきん族終了後のフジ土曜8時枠で放送された刑事ドラマ。主演は、『スケバン刑事2』で人気を得た南野陽子と太陽にほえろ!のマカロニ刑事役で一世を風靡したショーケンこと萩原健一が失踪人課の課長役を演じる。突如フジがフィルム制作の刑事ドラマを放送し出したことに、当時は、なぜだか衝撃を受けたが、このドラマには、後に名作の刑事ドラマで活躍を遂げた織田裕二や宍戸開なども出演していて、今となっては、中々貴重な作品。OPは、ピカソの『SHOUT』。『あぶない刑事』辺りから英語の曲を使った刑事ドラマを多く見かけるようになったが、この曲もおしゃれでいかにも若者向けのスタイルだった。EDの久保田利伸の 「MOVING TARGET」もカッコ良くて、CD探しまくったけど見当たらなくて、とてもがっくりした記憶が。このドラマBGMも結構良いのがたくさんあったけど、結局サントラは発売されなかったなぁ・・・。


『代表取締役刑事』…『西部警察』『ゴリラ警視庁捜査第8班』に続いて、テレ朝日曜8時枠に放送された石原プロの刑事ドラマ。主演は、同年に日テレの『刑事貴族』で牧刑事を演じ、その後テレ朝に移動して再び刑事役を演じた舘ひろし。石原プロがお得意だったこれまでのアクション路線からやや人情味をプラスした路線にシフトされたが、たまぁに大掛かりな爆発もあったり、ソフトなアクションシーンも見られた。主題歌は、今や世界を凌駕する日本のロックバンドB’zの『孤独のRunaway』。この時期、テレ朝の番組でB’zの曲をよく聴いたが、ホントにテレ朝専属のユニットグループなのかと勘違いした程(笑)。ミュージックステーションなんか、今も松本孝弘のギター・ソロのテーマ曲を使っていますしね…。ちなみにエンディングもB’zの『愛しい人よGood Night...』。こちらは、シングル化された。エンディングは、3度変更されているが、一時期T-BOLANの曲も流れたこともあり、有名なロックグループの曲を使用していた事でも強く印象に残っています。


『刑事貴族』…日テレプラスの放送では、先週、惜しくも牧刑事が殉職し、今週から郷ひろみ演じる風間刑事編がスタートするこのシリーズ。主演の刑事が変わるたびにOP&EDが変更され、本城編では、3度が変更されていましたが、そのテーマ曲の変遷は、中々興味深かった。一番好きなのは、やはり、牧編の『CALL FOR ACTION』ですが、その次は、『刑事貴族3』の前期に使用されたコルベッツの『DANGER CITY』で、3番目が風間編で使用されたライナセロスの『JUMP BACK,JACK』。うちのHPでは、『刑事貴族2』までのサントラしか紹介しておりませんが、『3』のサントラもリアルタイム放送時に購入したものを今でも大事に保管しております。OPの映像がどんどんアグレッシブになっていって、『3』では、画面分割をさらに多用したスタイリッシュでテンポの良い映像になっていましたが、DANGER CITYの曲との一体感がもの凄く良かったと言うか、マッチ感が半端なかったですね(笑)。

 

『ガースのお部屋』 『刑事貴族』ページにて、『2』までの
サウンドトラックを紹介しております。

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最近映画やドラマでよく聞く『ジャック』という名前。ジャック・バウアー、ジャック・シェパード、ジャック・スパロウ…。現実の世界でもジャック・ニコルソンにジャック・レモンにジャック・ロードに、昔からいろんなところでジャックの名前を聞くが、映画の世界で一昔の前によく聞いた「ジャック」と言えば、トム・クランシーのあのシリーズ…ジャック・ライアン三部作。『レッド・オクトーバーを追え』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』。気づけば、この三部作も公開されてから二十年近く経ってしまっているのですが、劇場にも観に行ったし、小説本も買ったし、テレビの吹き替え版もよく見たし、自分の中でもお気に入りの三作品であります。三作品を振り返り、少し紹介しておきますと、


『レッド・オクトーバーを追え』…祖国の体制に不満を持ったソ連北方艦隊潜水艦艦長のマルコ・ラミウスとその部下達は、最新潜水艦レッド・オクトーバーに乗り込み、アメリカに向かう。国家最高機密の漏出を阻止すべくソ連海軍は艦隊を総動員して、アメリカ東海岸へ向かった。CIAは、レッド・オクトーバーがアメリカへ亡命を図ろうとしている事を知り、ラミウスの真意を確認するため、CIAの情報分析アナリスト、ジャック・ライアンにその任務を与える。アメリカ海軍の原子力潜水艦ダラスに乗り込んだライアンは、レッド・オクトーバーを見つけ乗船し、ラミウスに亡命を手助けするための作戦を提案する。アメリカの偽装工作が成功し、ソ連艦隊は、レッド・オクトーバーが沈没したと思い込み、大西洋から去るが、ソ連潜水艦の艦長が偽装工作を見破り、攻撃を始めた…。

潜水艦ものの映画を見たのは、もしかしたらこの作品が初めてだったかもしれない(その後、『Uボート』や『クリムゾン・タイドにもハマったが〉。映画公開時は、まだ冷戦下だったが、その翌年(1991年)にソ連が崩壊し、世界情勢がめまぐるしく変化していた時代に作られた作品なので、よりリアルに映った。ソ連とアメリカを巡る対立を描いたアクション映画やドラマは、例えば007シリーズやエアーウルフなどたくさんあったが、この作品のような政治的な駆け引きを本格的に描いた作品は、初めてだったので、その緻密なストーリーの壮大さと終始漂う緊迫感に圧倒された。監督は、『ダイハード』を撮った直後のジョン・マクティアナンだったから、作品の面白さは、十分に保証されていた。この映画の主人公は、ショーン・コネリーが演じたラミウス艦長で、ジャック・ライアンは、ラミウスのサポート役的な立ち位置だったが、アレック・ボールドウィンが演じた若くて初々しいライアンも魅力的だった。


『パトリオット・ゲーム』…アイルランド共和国軍(IRA)のテロリストのリーダー、ケビン・オドンネルのグループが、イギリス王室のホームズ卿を襲撃するが、アメリカから家族を連れてロンドンへ観光に来ていたジャック・ライアンによって阻止される。ライアンに弟を殺されたIRAのメンバーの一人ショーンは、アメリカに戻ったライアンの家族を標的にし、ライアンの妻と子供に瀕死の重傷を負わせる。ジャックは、CIAの協力を得ながら、家族を狙ったショーンとテロリストの行方を追う。

この映画では、ジャック・ライアンとその家族を中心に描かれており、ライアンが初めて主人公として活躍する作品だった。『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』を経て、よりシブ味を増したハリソン・フォードがライアンを演じ、作品のアクション性を高めてくれた。本来は、前作でライアンを演じたアレック・ボールドウィンが引き続き、この作品でもライアンを演じるはずだったのだが、舞台に出演するため降板してしまったようだ。アレックは、ボンド役もハマりそうだなぁと当時は、アクション映画での活躍もほのかに期待をしたものだが、その後の出演作を見ると、色々ともったいない話である。


『今そこにある危機』…ベネット大統領の友人ハーディン一家が惨殺され、その犯人の2人がコロンビアの麻薬組織カリ・カルテルのメンバーであることが判明する。麻薬撲滅を公約に掲げてきた大統領は、「麻薬カルテルはアメリカにとり、今そこにある危機だ」と言い、ジャック・ライアンがハーディン事件の捜査に当たることに。ライアンは、ハーディンがカリ・カルテルの資金洗浄係であることを突き止め、彼がカルテルの資金を着服したために、カルテルを率いるエルネスト・エスコベドに殺害されたと推測。一方、エスコベドの部下で、かつてキューバで活動していたフェリックス・コルテズがアメリカに密入国し、恋仲であるFBI長官の秘書モイラと連絡を取り合い、アメリカ側の動きを探っていた。パナマに渡ったCIA作戦担当副長官のロバート・リターは、CIAの諜報員クラークに会い、秘密作戦の指揮を取るよう要請。クラークは、秘密部隊を率いて、コロンビアに潜入し、ライアンもそこへ向かった…。

前作に続きハリソン・フォードがジャック・ライアンを演じた作品だが、この作品で存在感を発揮していたのが、CIAの諜報員クラークを演じたウィレム・デフォー。ウィレム・デフォーと言えば、『プラトーン』の名演が未だに頭に焼き付いているが、一時期は、戦争もの映画の常連さんと言うイメージが強かった。戦争アクションものにしては、やや話が難解で人間関係も複雑であり、事前に小説を読んで予習しておかないとわかりづらい部分もあったが、クラークのカッコ良さは、大いに伝わる作品だ。

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昨日の朝放送された『題名のない音楽会』は、ヒーロー音楽特集。考えてみるとこの番組、テレ朝の中では、徹子の部屋以上の長寿番組ですよね。ずっと昔は、硬派と言うか、いつも重厚で古めかしいクラシックをゴージャスなオーケストラで演奏しているというようなイメージでしたが、最近は、かなりバラエティ化したと言うか、気づいたらソフトな感じになっていました。『西部警察』や『スペース・コブラ』など、刑事ものからヒーローもの・アニメまで幅広く携われたハネケンさんこと羽田健太郎さんも司会を担当されていた時がありました。

で、今日は、ハネケンさんが担当したアバレンジャーの音楽も含め、ライダーと戦隊音楽のオンパレード。以前は、刑事ドラマ主題歌特集みたいなものもやっていましたが、いつの間にか、ヒーローものなんかも扱うようになっていたんですね…。番組の変わり様に若干びっくりしましたが、嬉しいことに今日は、ささきいさおさんと、日本を代表するヒーロー音楽の作曲家・渡辺宙明さんもゲスト出演しておられました。このお二方と言えば、やはり『秘密戦隊ゴレンジャー』。ささきさんがパワフルに熱唱されていました。リアルタイムではないんですが、再放送で見ていましたジャッカー電撃隊ともども。その当時は、キカイダーや01もよく再放送されていて見ましたが、考えてみると、あの当時見たヒーローものの音楽は、ほとんど宙明さんの作品ばかりでしたね。宇宙刑事シリーズの音楽もオーケストラで聴きたかったけど、今年は、戦隊35作品記念ですから、当然そちらがメインでございます。ジャッカーは、残念ながら聞けなかったが、なんと『バトルフィーバーJ』の劇中曲が演奏された♪おおっ、バトルシャークの発進シーンでかかっていた曲と、5人の戦士それぞれのテーマ曲も。バトルフィーバーと言えば、版権問題で一時期は、DVD化も危ぶまれる存在でしたが、無事DVDもリリースされ、今は、テレビでこうして音楽まで演奏されるようにもなったんだなぁ。なんだか感慨深い。

宙明さんは、ゴレンジャーから大戦隊ゴーグルファイブまで戦隊の音楽を担当されたが、やはり、その中で個人的に印象深いのは、『電子戦隊デンジマン』。なんと言っても戦隊の礎を築いた記念すべき作品です。成田賢さんの男らしくて勇ましいシブい歌声がたまりません。最近の戦隊の主題歌では、なかなか聴けないタイプの歌声ですけど、久々に主題歌とED曲を聴いていると、あの曲も聴きたくなりました。あれですよあれです。「たがめに」・・・ではなくて、サイボーグ009の主題歌『誰がために』。サイボーグゆえの哀愁を綴っ た歌詞とスケール感たっぷりの曲もシブくて最高です。石森章太郎さんの作品と「サイボーグ」と言うテーマは、やはり切っても切り離せない関係ですよね。そう言えばサイボーグ009の実写ってまだ作られていなかったような…。CGが発展した今ならできそうな感じですが、見てみたいようなそうでもないような…(汗)。

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最近は、アメリカもすっかりリメイク映画やドラマばかりになってしまっているが、そのリメイクのほうもそろそろ深刻なネタ切れなのではと思う昨今。1960~80年代の有名なアメリカのドラマは、そのほとんどが2000年代以降映画やドラマでリメイクされてしまった。リメイクされてもナイトライダーやバイオニック・ジェミー(バイオニック・ウーマン)の新シリーズのように、途中で打ち切られるテレビシリーズもあったり、スパイ大作戦(ミッション・インポッシブル)やチャーリーズ・エンジェルのように映画で何作も続いたシリーズもあって様々な経過を辿っている。最近のリメイクで個人的に面白いと思うのは、『HAWAI FIVE‐O』

残念ながらオリジナルのほうは、未見なので、比較できないのが残念だが、久々の熱いアクションドラマで、オリジナルでは、ベンチャーズが演奏していたオープニングテーマも気づいたら自然に口ずさんでしまっていて、やはりカッコいい。本編冒頭でいつも流れるハワイの空撮映像がCSIシリーズっぽくて、一瞬CSIを見ているのではと錯覚してしまうが、ワイキキの美しい景色と青い海、トロピカルな空気が画面から伝わってくる。第5話でどこかで見かけた人が検視官役を演じているなぁと思ったら、『HEROES』のマシ・オカではないですか。出番は短かったが、突然ピアノを弾き出したり、ユニークなキャラを演じて存在感を見せていた。なんと第2シーズンからレギュラー入りするそうです。それから、『LA大捜査線/マーシャル・ロー』や、『刑事ナッシュブリッジス』でミシェルを演じたケリー・フーが公安局の連絡官ローラ役で出演している。ローラとコノがコンビを組んで捜査をする姿も見てみたい。刑事ドラマで気になるものと言えば、昔は、日本の刑事ドラマでもよく話題になった刑事達が乗る覆面車。ダニーが運転するのは、シルバーのシボレーカマロ。スティーブは、シルベラドと呼ばれる小型トラックに乗っている。特にカマロは、劇中でインパクトのあるカーアクションを見せており、8話では、情報を引き出すためにある男をボンネットに乗せたまま拷問走行すると言う、何やら懐かしい場面も見られた(笑)。

トラックと言えば、劇中でフォードF-150やらポリスカーに変形・・・と言うか、トランスフォームしていた『ナイトライダー2008』のナイト3000(ベースは、シェルビーマスタングGT500KR)。CG時代になってから車の変形も自由自在になった…いやなりすぎたのかもしれないが、オーズのバイクも自販機に変形するこのご時世、この流れには、対応せざるを得ない(苦笑)。実写版トランスフォーマーのブームに乗っかって、復活したはずのナイトライダーでしたが、その波にいまいち乗り切れなかったのか、シーズン2以降の続編の製作は、今のところ聞こえてこない。『V』のリメイクシリーズは、まもなくスカパーで放送されるが、ナイトライダー2008のほうもそろそろ日本上陸を果たしてもらいたいものですが…。

 

 

このスタイリッシュなOPはかなり燃えます。

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今年に入ってから、テレビっ子だった自分が一番テレビを見ていた時代に活躍されていた俳優さんが次々とお亡くなりになられていて、本当に寂しい気分になりますが、またしても日本を代表する名優の訃報が…。数々の映画やテレビドラマで活躍されてきた原田芳雄さんがお亡くなりになりました。

 

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若い頃の風貌は、長髪にグラサン姿で、一般的によく言われるアウトロー+野性味溢れるシブい役者さんというイメージだった。一番最初に見た時は、松田優作さんにそっくりな人だなと思っていたが、実際は逆で、松田さんが原田さんに影響を受けて、原田さんとよく似たファッションをされていたのだと言うことを後に知り、納得しました。原田さんと松田さんは、『竜馬暗殺』と言う時代劇で共演しているが、現代劇での共演は、あまり見た記憶がありません。この二人にまつわるエピソードと言えば、やはり、『西部警察PARTⅢ』の最終回。松田優作さんが国際テロリスト・藤崎礼次役を演じるはずだったが、「渡さんを殺す役は、たとえドラマの中でもやりたくない」と松田さんが出演を断り、原田さんが引き受けることになった。ただ実際は、藤崎は、大門を殺すまでには至っていないのだが、松田さんが読んだ脚本では、藤崎が大門を仕留める設定になっていたのだろうか。その辺りの真相は、未だに気になるところだ。他の刑事ドラマには、レギュラーはもちろんのことゲストでもあまり出演されることがなかった原田さんが演じる藤崎は、西部警察の最終回にふさわしく、これまでにない異様さと殺気を漂わせるまさに凶悪かつ危険なテロリストで、数ある凶悪犯と死闘を繰り広げてきた大門を脅かす存在となり、最高の好敵手であった。原田さんを思い出す時、やはりこの時の原田さんの圧巻の演技が一番に頭に浮かびます。

そして、この五年後、再び石原プロが製作した刑事ドラマ『ゴリラ警視庁捜査第8班』の初回に原田さんが再びゲスト出演。渡さん演じるゴリラのリーダー・倉本と原田さん演じるテロリスト・秋葉がフィリピンの広大なジャングルで大激突した。西部警察の最終回を彷彿とさせる二人の壮絶な闘いに大興奮したのは言うまでもありません。日本の刑事ドラマで、しかも海外で戦争アクション映画並みのバトルを繰り広げたのは、このゴリラが今のところ最初で最後ではないだろうか。刑事ドラマの枠で壮大な男の闘いを見せてくれた原田さんに改めて拍手を送ると共に、ご冥福をお祈り致します。

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スパドラで放送中の『スパイ大作戦シーズン3 HD完全版』は、早くも今週で終了ですが、シーズン1から出ていたローラン役のマーティン・ランドーと、シナモン役のバーバラ・ベインの最後のレギュラーシーズンともあって、この二人に注目して見ています。ジムとローラン、二人の存在がとりわけスパイ大作戦の象徴としてイメージが定着していただけに、ローランが早々といなくなってしまうのは、残念だ。次シーズンには、『スタートレック』のスポックこと、レナード・ニモイが登場する。レナード演じるパリスは、ローランと同じく、変装の名人と言う設定だが、ローランに負けず劣らずの存在感を見せてくれるのか、大いに気になるところ。このシーズンになってくると私が知っている御馴染みの監督さんの名前をよく見かけます。『ポリスストーリー』『女刑事ペパー』『冒険野郎マクガイバー』などの作品にも携わっているアレクサンダー・シンガー、『ナイトライダー6』やオリジナルの『ハワイ5-0』など、アクションものにも定評があり、数多くのテレビ映画を監督していたポール・スタンレーなど。

シーズン3でとくに印象に残ったエピソードは、ギャングの八百長を暴くためにバーニーがプロボクサーになり、試合に出場してしまう前後編の「奇跡のカムバック」や、バーニーとウイリーが金庫室に潜り込んで、金塊を溶かして盗む作戦が展開する「密室の金塊」も面白かった。「密室の金塊」は、声優陣も大変豪華。ハンス・クリム大佐にウルトラマンや仮面ライダーのおやっさんでもお馴染みの小林昭二氏や、グルナー少佐は、ナイトライダーのデボンを担当していた中村正氏。そして、カールの声が山田康雄氏と、まさかのローラン=とっつぁんとの共演で、ルパン好きには、たまらないエピソード。そう言えば、ルパンにも金塊を溶かして車の形に変え、黄金カーにして警察の目を掻い潜るなんて話がありましたね・・・。




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シナモン危機一髪
『スパイ交換作戦』・・・珍しく作戦実行中のシーンから始まり、東側の敵の部屋に潜り込んだシナモンが金庫の中に入っていた秘密の書類を撮影中に、鳩が原因で鳴った警報機によって侵入したことがばれ逮捕されてしまう。シナモン奪還に燃えるジム以下IMFメンバーがいつになく焦りと緊迫の表情を見せるところが良い。シナモンが閉所恐怖症であることを見破られ、拷問で狭い場所に閉じ込められてしまう場面は、インパクトがあった。また、ジム達が敵側のスパイのクルツを木箱に入れて、油圧装置を使いトラックの疑似走行を演出する場面が中々面白かった。敵側のストロム大佐を演じるのは、ジョン・バーノン。この方は、後にナイト2000やエアーウルフを奪う役も演じられていたが、何だか妙に因縁めいた役どころが面白いですね(笑)。
 
 

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何かと奪うことが大好きな(笑)ジョン・バーノン。
キャメロン・ザカリーや2代目ジョン・ブラッド・フォード・ホーンを演じた。

ジョン・バーノンについては、この『名バイプレーヤー列伝その2』でも
取り上げていますので、ご興味のある方はどうぞ!



 

ニトロとリモコン
『ニトログリセリン』・・・カラク王国のゼック将軍の戦争誘発計画を阻止するために、グラサンに白髪姿のローランが軍事工場経営者であるナジッドの倉庫に潜り込み、ニトロの入った瓶を盗み出す。名作『恐怖の報酬』や、日本の刑事ドラマでも数多く描かれているニトロ運搬もののストーリーですが、このエピソードもスリル満点。ニトロの瓶が入った箱をフォークリフトに載せている途中に、フォークリフトのバッテリーが切れてしまって焦るローランの緊迫感に満ちた行動力が良い。クライマックスでは、前のシーズンで青い車を自動走行させたバーニーが、今度は、ニトロ搭載のトラックをリモコンで自動走行させると言う危険な技にチャレンジ(笑)。次のシーズンでもやってくれるのでしょうか。

 

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ニトロを積んだ自動走行トラックが庁舎に突入寸前。
 
 

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例によってこのリモコンがまたまた登場。
もはやバーニーの必須アイテム(笑)

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