刑事ドラマには、欠かせないOP&ED。テーマ曲は、物語を盛り上げ、また印象付ける重要なファクターですが、最近の刑事ドラマのオープニングは、短い上に、オープニング、またはエンディングのどちらかがカットされることがほとんど。それでも、印象に残るものは、ありまして、まず『BOSS』のOP。Superflyの「Alright!!」と共にゴージャスな衣装をまとった刑事達がきらびやな簾を潜って颯爽と登場し行進するあのOP映像。本当に短いが、あれはあれで結構インパクトがある。 去年放送された『ジョーカー 許されざる捜査官』の主題歌、RIP SLYMEの「SCAR」。怪しいラップの響きが劇中の映像と素晴らしくマッチして耳に残った。『相棒』の最新シリーズのOPも短いが、ドラマのイメージをコンパクトに表現していてわかりやすい。だがしかし、どれも物足りなさは残る。『ケイゾク』のOPは、不思議なフラッシュバックの映像がユニークかつ謎めいていて面白かった。でも、OPとEDがそろっていた時代の刑事ドラマのほうが印象強く残ります。
『あいつがトラブル』…ひょうきん族終了後のフジ土曜8時枠で放送された刑事ドラマ。主演は、『スケバン刑事2』で人気を得た南野陽子と太陽にほえろ!のマカロニ刑事役で一世を風靡したショーケンこと萩原健一が失踪人課の課長役を演じる。突如フジがフィルム制作の刑事ドラマを放送し出したことに、当時は、なぜだか衝撃を受けたが、このドラマには、後に名作の刑事ドラマで活躍を遂げた織田裕二や宍戸開なども出演していて、今となっては、中々貴重な作品。OPは、ピカソの『SHOUT』。『あぶない刑事』辺りから英語の曲を使った刑事ドラマを多く見かけるようになったが、この曲もおしゃれでいかにも若者向けのスタイルだった。EDの久保田利伸の 「MOVING TARGET」もカッコ良くて、CD探しまくったけど見当たらなくて、とてもがっくりした記憶が。このドラマBGMも結構良いのがたくさんあったけど、結局サントラは発売されなかったなぁ・・・。
『代表取締役刑事』…『西部警察』『ゴリラ警視庁捜査第8班』に続いて、テレ朝日曜8時枠に放送された石原プロの刑事ドラマ。主演は、同年に日テレの『刑事貴族』で牧刑事を演じ、その後テレ朝に移動して再び刑事役を演じた舘ひろし。石原プロがお得意だったこれまでのアクション路線からやや人情味をプラスした路線にシフトされたが、たまぁに大掛かりな爆発もあったり、ソフトなアクションシーンも見られた。主題歌は、今や世界を凌駕する日本のロックバンドB’zの『孤独のRunaway』。この時期、テレ朝の番組でB’zの曲をよく聴いたが、ホントにテレ朝専属のユニットグループなのかと勘違いした程(笑)。ミュージックステーションなんか、今も松本孝弘のギター・ソロのテーマ曲を使っていますしね…。ちなみにエンディングもB’zの『愛しい人よGood Night...』。こちらは、シングル化された。エンディングは、3度変更されているが、一時期T-BOLANの曲も流れたこともあり、有名なロックグループの曲を使用していた事でも強く印象に残っています。
『刑事貴族』…日テレプラスの放送では、先週、惜しくも牧刑事が殉職し、今週から郷ひろみ演じる風間刑事編がスタートするこのシリーズ。主演の刑事が変わるたびにOP&EDが変更され、本城編では、3度が変更されていましたが、そのテーマ曲の変遷は、中々興味深かった。一番好きなのは、やはり、牧編の『CALL FOR ACTION』ですが、その次は、『刑事貴族3』の前期に使用されたコルベッツの『DANGER CITY』で、3番目が風間編で使用されたライナセロスの『JUMP BACK,JACK』。うちのHPでは、『刑事貴族2』までのサントラしか紹介しておりませんが、『3』のサントラもリアルタイム放送時に購入したものを今でも大事に保管しております。OPの映像がどんどんアグレッシブになっていって、『3』では、画面分割をさらに多用したスタイリッシュでテンポの良い映像になっていましたが、DANGER CITYの曲との一体感がもの凄く良かったと言うか、マッチ感が半端なかったですね(笑)。
『ガースのお部屋』 『刑事貴族』ページにて、『2』までの
サウンドトラックを紹介しております。
>≫『3』のオープニングでは、画面分割をさらに多用したスタイリッシュでテンポの良い映像になっていましたが、バックに流れる「DANGER CITY」の曲との一体感がもの凄く良かったと言うか、マッチ感が半端なかったですね(笑)。
>「DANGER CITY」といえば、中古で買ったコルベッツのアルバムに収録されていますが、この曲を聴くと「刑事貴族3」前期のOP映像(「警察だ!」と構えるミノルやヘリに乗るリョウ・ダンプを追いかける和)が目に浮かびますね。
「刑事貴族3」といえば、鈴木雅之さんと織田哲郎さんが歌ったエンディングソングのCDを中古で購入しましたが、鈴木さんが歌った「もう涙はいらない」のカップリングで収録された「さよならいとしのBaby Blues」は鈴木さんがゲスト出演した「約束」で鈴木さんご本人が歌っていた歌だったと思います。
「刑事貴族」シリーズといえば、個人的には2の後半のOPである「HEART BEAT OF LIFE」とエンディングソングの「空よ」も好きですね。
そういえば、ミノル役を演じた田中実さんが亡くなって間もなく1年がたちますが、田中さんには生きて「刑事貴族2・3の20周年」を迎えて欲しかったです。
そうでしたね。ストーリーとマッチしてかなり良い雰囲気を醸し出していましたよね。
>>そういえば、ミノル役を演じた田中実さんが亡くなって間もなく1年がたちますが、田中さんには生きて「刑事貴族2・3の20周年」を迎えて欲しかったです。
本当に残念ですね。もう一度アクション系の刑事ドラマで活躍されている姿を見たかったですね。
>≫『代表取締役刑事』は『西部警察』『ゴリラ警視庁捜査第8班』に続いて、テレ朝日曜8時枠に放送された石原プロの刑事ドラマ。主演は、同年に日テレの『刑事貴族』で牧刑事を演じ、その後テレ朝に移動して再び刑事役を演じた舘ひろし。この番組は石原プロがお得意だったこれまでのアクション路線からやや人情味をプラスした路線にシフトされたが、たまぁに大掛かりな爆発もあったり、ソフトなアクションシーンも見られた。その主題歌は、今や世界を凌駕する日本のロックバンドB’zの『孤独のRunaway』。この時期、テレ朝の番組でB’zの曲をよく聴いたが、ホントにテレ朝専属のユニットグループなのかと勘違いした程(笑)。
>「代表取締役刑事」といえば、昨日ブックオフのCDコーナーでサントラ盤が販売されていたので早速買いました。
曲の方はオープニングを飾る「孤独のRunaway(TVバージョン)」を聞くと、オープニングの「辰巳署の刑事たちの紹介→三菱ディアマンテに乗り込む兵頭」を思い出しますが、「キャリイング・アウト」と言う曲を聴いたときは大野雄二さんと似たメロディであることを感じました。
また、CDに封入された解説書には本編のスチール写真が掲載されており、「子供たちに剣道を教える橘課長」や「兵頭係長とキセルを口にする高品さん」「橘課長と高品格さん・三浦友和さん似の青年のスリーショット」(第8話「空の下、情は流れる」か?)の写真が掲載されており、写真を見たときは「代表取締役刑事は石原プロ版はぐれ刑事純情派を目指した作品かな?」と思いました。
当時、私もサントラを購入したのですが、気づけば紛失しておりました(汗)。確かに耳に残るメロディがいくつかありましたね。初回で、辰巳署の刑事たちが横一列になって歩き、倉庫内で起きた殺人事件の現場へ向かっている時に流れていた曲とか、兵頭が香港人夫婦が乗っている船をディアマンテで追いかけている時に流れている曲などは、結構お気に入りでしたね。
>また、CDに封入された解説書には本編のスチール写真が掲載されており、「子供たちに剣道を教える橘課長」や「兵頭係長とキセルを口にする高品さん」「橘課長と高品格さん・三浦友和さん似の青年のスリーショット」(第8話「空の下、情は流れる」か?)の写真が掲載されており、写真を見たときは「代表取締役刑事は石原プロ版はぐれ刑事純情派を目指した作品かな?」と思いました。
人情ものベースにささやかにアクションを盛り込んだ風の刑事ドラマと言う印象ですね。この間やってたエピソードには、舘さんがあぶ刑事で共演したベンガルさんがゲスト出演されていましたが、ゲスト出演者も今見ると意外な人も数多く出ているので見所ですね。「泥棒日記」には、岸部一徳さん、「動く標的」には伊丹刑事こと川原和久さんなど相棒の面々もゲスト出演されていたんですね。
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