ハドソンのソフトで耳に残った音楽と言えば、『忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻』。当時テレビアニメも放送中だったハットリくんのゲーム化ともあって、やはり、CMでゲーム画面を見た時は、チャレンジャーの時と同じく必ず手に入れたいという衝動にかられました(笑)。既存のアニメのゲーム化と言う事もあって当時の子供達の人気も絶大で、案の定150万本も売れたヒットゲームとなったが、スーパーマリオの時と同じく、ハットリくんも発売前に店に行ってもすでに売り切れになっていて、中々入手できなかった。あちこちの玩具店や東急ハンズなど大型店の中にあるゲームショップを探し回ってようやく手に入れたが、同じくソフトを手に入れようとあちこち店を回っていた友達がなかなか家に帰ってこず、一時行方不明になったり(苦笑)…。まぁ、当時はこう言う話もざらにありましたね…。余談はさておき、ハットリくんの音楽は、ジョルジュ・ビゼーの 『アルルの女』 の第2組曲『メヌエット』とオッフェンバックの『地獄のオルフェ 天国と地獄』(運動会でもよく使われます)、そしてハットリくんのアニメ主題歌の3曲を組み合わせたものだった。普通なら、アニメ主題歌オンリーのアレンジになるはずなのに、そこへわざわざクラシックを持ってくるところが当時のゲーム業界の七不思議とでも申しましょうか(あとの六つはまたいつか思い出します(笑))。しかもハットリくんの場合、1曲だけでなく2曲も使っている。この不思議な融合は、お見事と言うべきか本当に抜群のセンス。そのこだわりのおかげで絶大なインパクトがありました。
最後にボンパーマンと同時発売されたが、それが故に影が薄くなってしまった感がある『バイナリィランド』。これは、左右対称な動きをするペンギンのカップルをうまく操って、その二羽を同時にゴールさせなければならないパズルアクションゲームだったが、このゲームの音楽のベースになったのは、エリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴー』。『西部警察』や『スペースコブラ』などのBGMを作曲したハネケン(羽田健太郎)さんもカバーされたことがあるクラシックの名曲です。直訳すると、「あなたが欲しい」。なるほど、まんまですね・・・(苦笑)。
97年には、アメリカでテレビシリーズ化もされた。こちらは、確かABC(朝日放送)が深夜に放送していたと思うが、途中何度も見逃した回が多く、今回のAXNの再放送でもう一度見直している。主演のペタ・ウィルソンは、この作品以外では見た事がないが、アンヌ・パリローとは真逆の力強いニキータを演じていて、中々のハマりっぷり。セクション・ワンの工作員として数々の任務を男勝りに体当たりで的確にこなす姿は、女版007のようにも見える。
去年からスタートした新シリーズの『NIKITA/ニキータ』は、今やハリウッドのアクション映画やドラマを席巻するマックGが製作総指揮を担当し、『ラッシュアワー2』をはじめ、『ミッション・インポッシブル3』『ダイハード4.0』などの多数のアクション映画に出演しているマギーQが主演を務める。このマギーQという人、父親がアイルランド系のアメリカ人、母親がベトナム人のハーフで、化粧を落としている時は、東洋系なのに、化粧をするとアメリカ人風になってしまう不思議な感じのある女優さん。そのような魅力も買われての起用なんでしょうか、これまでとは、全く異なる新しいタイプのニキータになっていました。政府の秘密組織「ディヴィジョン」から逃亡したニキータが再び姿をあらわし、ディヴィジョンに復讐を果たそうとするフランス版ニキータの3年後の物語が展開。今回は、ニキータの妹分的な存在もいて、ディヴィジョンの訓練生アレックスがニキータをバックアップする。最初、このアレックスが新しいニキータのように見えてしまったが、アレックスがなぜニキータに協力するようになったのか、それも含めてニキータの過去も回が進むごとに明らかになっていく。
ちなみにディヴィジョンの最高責任者パーシーを演じているのは、『特捜刑事マイアミバイス』『刑事ナッシュブリッジス』などにゲスト出演し、『24』のジョージ・メイソン役でも有名なザンダー・バークレイ。こう言う役者さんが一人出ているとなんだかホッとしてしまいますね(苦笑)。
「な、なんだこれは…」というのが率直な第一印象。この秋から始まる新しい平成仮面ライダー、その名は、『仮面ライダーフォーゼ』。もう雑誌やネットなどでご存知の方もいるでしょうが、今年のライダーは、いろんな意味で衝撃的…。
平成ライダーの中には、個人的なイメージですが、確かに「こいつはライダーじゃないだろう…」みたいなのが何人かいる。まず龍騎。西洋風の甲冑をモチーフにした感じで一目では、ライダーには見えなかった。次に響鬼。これは、本当に無理矢理仮面ライダーの枠にはめ込んだ感じがして物凄く違和感があった。音撃戦士とか、全く別枠のヒーローでも良かった気がする。そして、電王。見た目は、確かにライダーなのだが、マスクからはみ出た複眼のデザインとか、アニメのようなギャグ展開に呆然としてしまったが、まだライダーの原型は残っていた。ディケイドも初めに見た時は、かなり奇抜な印象だったが、後から登場したコンプリートフォームを見たら、幾分ライダーっぽく見えるようになった。現在放送中のオーズは、フォームの数が多いが、どのフォームも個性的でそれぞれが個別に登場して戦っても違和感がないくらいデザインは良い。
では、この仮面ライダーフォーゼはどうだろう。頭は、ロケット型。ボディは白でなにやら宇宙服を意識したようなデザインで、胸筋や腹筋がついていないのでなんだか弱々しい印象に見える。何よりあのとんがり頭は、これまでの平成ライダー以上にインパクトがあり、異様に目立つ。戦隊のロボには、とんがり頭のロボがいくつかいたが、ライダーでは、史上初。そして、学園ドラマ風なストーリーが展開するのもライダーでは初めてだ。変身前の主人公がリーゼントで頭をつん立てているというから驚き。学園ものなのに宇宙で戦うそうな。この時代にこう言うヒーローが出てくるというのは、もしかしたら7、80年代の不良世代が製作側に入っている?のかもしれないが、とにかくなんだかビーバップとかスケバン刑事など80年代の昭和チックな印象が強いライダーである。とは言っても、昭和ライダーには、もちろんとんがり頭のライダーはいなかったし、変身前の人が不良だなんてまずありえないことだし、ましてや毎回宇宙で戦うライダーもいなかった。ライダーと言うよりは、不思議コメディシリーズに出てくるロボットのような感じにも見える。
おそらく、フォーゼも話が進むごとにいろんなフォームが出てきて、パーツが組み合わさってかっこ良くなっていくのでしょうが、それにしても原型は、これまでになく挑戦的なデザインだ。ここまでやるならいっそのことライダーの枠を取っ払って、全くの新しいヒーローものとしてやってもらいたかったものですが。はたしてこの時代とマッチするのだろうか…???
第1作「犬神家の一族」の公開から今年で35周年を迎えた角川映画。気がつくとかなりの数見てきましたが、角川映画と言えば、ハードボイルドなアクションから時代劇、青春映画まで幅広く、ダイナミックなアクション、豪華キャスト陣の共演、心に残る主題歌、インパクトのあるキャッチフレーズなどが特徴だったと思います。
一番最初に見た角川映画は、『里見八犬伝』。この作品は、初めてビデオデッキを購入した時にビデオで見た作品でもあるので、大変印象に残っています。真田広之と薬師丸ひろ子共演のノンストップSF活劇。あの頃の日本のアクション映画やドラマは、JACの素晴らしいスタントや深作欣二監督をはじめ、アクション映画に定評のある監督たちの独特の演出もあいまって、ハリウッドにも負けていないダイナミックな凄みと迫力があり、面白かった。里見八犬伝は、主題歌も良かったし、当時は、「宇宙刑事ギャバン」放送終了後だったと思うが、大葉健二氏が犬飼現八役で出演していた事でも注目した。同じく真田広之氏が出演していた「魔界転生」や「伊賀忍法帖」なども見たが、「魔界転生」で、沢田研二氏が演じた天草四郎が妖艶で物凄くインパクトがあった。沢田氏と真田氏のキスシーンでも話題になった作品ですが、本物の炎の中で撮影された柳生十兵衛と天草四郎の決闘シーンは、今見ても凄い。2000年代にもリメイクされていたが、リメイク版は、CG主体になってしまったので、どうしても実写の迫力が薄くなり、面白味に欠ける。大掛かりな炎上シーンと言えば、「伊賀忍法帖」では、東大寺の炎上シーンがあったが、こちらも大迫力だった。出演者は、大変豪華で、エログロシーンも満載、JACの豪快なアクションも楽しめるが、全体的にテンポが悪く、冒頭は、力強かった妖術師たちがあっさり城太郎に倒されてしまうところがちょっと残念だった。
角川映画といえば、里見八犬伝の印象が強いせいもあるが、どうしても、薬師丸ひろ子さんをイメージしてしまいます。「野性の証明」「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「Wの悲劇」などなど、数多く出演されていましたが、主演映画の主題歌は、どれも良くて印象強く残っています。高倉健氏主演の「野生の証明」では、高倉氏演じる自衛隊員の娘で、予知能力を持つ少女を演じていた。本物の戦車が登場したり、ハイスケールなアクションシーン満載で、この映画出演以後数多くの刑事ドラマで活躍することになった舘ひろし氏が大場総業の坊ちゃん役で出演していたのも印象に残った。「戦国自衛隊」など自衛隊員を主役に置いた映画があるのも角川映画の魅力。そう言えば、草刈正雄氏がバイクレーサーを演じた「汚れた英雄」には、「ナイトライダー」出演前のレベッカ・ホールデンが出ている。これは、随分経ってから気づいたが、どのような経緯で出演することになったのか気になるところだ。この映画の主題歌(「Riding High」)も熱くて好きな曲の1つ。
『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のDVDを改めてチェックしますと、シーズンごと…ではなく、実は、オープニングテーマやクロージングテーマの曲調が1話ごとに違うことに驚いた。それがもっとも顕著だったのがシーズン2。シルべスター・リーヴァイ作曲の雄大なオープニングは、今聴いてもカッコ良くて素晴らしいですが、試行錯誤を繰り返したせいなのか、放送中も曲調をコロコロ変えていたようで、かなりのテイクが存在する模様。日本では、シーズンごとに曲調が変わっていました。シーズン1がオーケストラ風、シーズン2もオーケストラ風だが、微妙に音の印象が変わっている。シーズン3は、シンセメインで、キーとピッチが若干上がっている。シーズン4もシンセメインだが、緩い音色になり、若干アレンジが加わっていた。どれも個性的で良いのですが、やはり、私は、シーズン2バージョンがお気に入りです。
70、80年代の刑事ドラマには、必ずあったカーアクション。最近の日本の刑事ドラマでは、規制だなんだといろいろな理由で現在は、滅多に見られなくなってしまっているが、役者さんの命がけのアクションシーンも当時の刑事ドラマの魅力だったと思います。カーアクションでも飛び切り定番なのが、「逃走した犯人の車に刑事がしがみつき、車がそのまま走り続ける」と言うようなアクションシーン。例えば、車の屋根にしがみつくのは、西部警察PARTⅡのOPでイッペイ(もちろん峰氏本人がノースタントで)がやっていましたが、同じくPARTⅡ・3話「生命ある限り」では、オキ(沖田刑事)を演じる三浦友和氏がしがみつきカーアクションを披露している。大都会PARTⅢ・30話「けもの道」では、ジロー(牧野刑事)役の寺尾聰が繁華街や駐車場で長時間にわたり、かなりきわどいしがみつきカーアクションに挑んでいた。他にも刑事が覆面車に箱乗りして、犯人の車を追跡するシーンや、警視庁殺人課の刑事たちのように窓枠にしがみついて、何かの訓練をしているシーンなどもあったが、今回は、しがみつきカーアクション・ボンネット編として、いくつか印象に残った名場面を紹介します。
『大空港』19話「夕陽の銃撃戦!幼い恋人が叫ぶ・その人を撃たないで!」
バイク青年と少女のカップルの暴走が描かれているエピソード。クライマックス、少女が拾った拳銃を使って強盗事件を起こした青年が空港のロータリーにあらわれたところで大捕り物劇が展開。中村雅俊氏演じる鯉沼刑事がヤクザ組織の車のボンネットにしがみつく。車内からの視点では、確かに中村氏がボンネットにしがみつき、実際に車が動いている様子がわかる。車外から撮られた映像は、顔が見えないのでもしかしたらスタントマンの可能性もあります。
『あぶない刑事』2話「救出」
当時、刑事ドラマやヒーローものの撮影場所として頻繁に使われた赤レンガ倉庫の前で、タカ(鷹山刑事)が犯人の車のボンネットに飛び乗る。「Bacon,Ham,And Scrambled Eggs」のBGMをバックに、タカを演じる舘氏の果敢なアクションが見られる。走行中の車のボンネット上でフロントガラスを割り、犯人の視界を遮るところもノースタントで演じられていました。
『西部警察PARTⅡ』16話「追撃」
終始、ハトとオキのコンビが「あぶない刑事」風味で事件を追うエピソードですが、こちらは、刑事ではなく、ボンネットに乗るのは、スナックのバーテンダーの男。ハトとオキがバーテンダーから事件の情報を引き出すために、車のボンネットにバーテンダーを乗せ、拷問走行をやってしまう。バーテンダーの両手と車のフェンダーミラーを手錠でつなぎ、落ちないように固定して走行するのだが、フェンダーミラーがポッキリ折れてしまいそうな感じで、見ているほうもひやひやもの…。バーテンダーを演じた鶴岡修氏が、体当たりでこの拷問スタントを演じていた。犯人役の役者さんのアクションも当時は、凄かった…。
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