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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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70、80年代の刑事ドラマには、必ずあったカーアクション。最近の日本の刑事ドラマでは、規制だなんだといろいろな理由で現在は、滅多に見られなくなってしまっているが、役者さんの命がけのアクションシーンも当時の刑事ドラマの魅力だったと思います。カーアクションでも飛び切り定番なのが、「逃走した犯人の車に刑事がしがみつき、車がそのまま走り続ける」と言うようなアクションシーン。例えば、車の屋根にしがみつくのは、西部警察PARTⅡのOPでイッペイ(もちろん峰氏本人がノースタントで)がやっていましたが、同じくPARTⅡ・3話「生命ある限り」では、オキ(沖田刑事)を演じる三浦友和氏がしがみつきカーアクションを披露している。大都会PARTⅢ・30話「けもの道」では、ジロー(牧野刑事)役の寺尾聰が繁華街や駐車場で長時間にわたり、かなりきわどいしがみつきカーアクションに挑んでいた。他にも刑事が覆面車に箱乗りして、犯人の車を追跡するシーンや、警視庁殺人課の刑事たちのように窓枠にしがみついて、何かの訓練をしているシーンなどもあったが、今回は、しがみつきカーアクション・ボンネット編として、いくつか印象に残った名場面を紹介します。



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『大空港』19話「夕陽の銃撃戦!幼い恋人が叫ぶ・その人を撃たないで!」
バイク青年と少女のカップルの暴走が描かれているエピソード。クライマックス、少女が拾った拳銃を使って強盗事件を起こした青年が空港のロータリーにあらわれたところで大捕り物劇が展開。中村雅俊氏演じる鯉沼刑事がヤクザ組織の車のボンネットにしがみつく。車内からの視点では、確かに中村氏がボンネットにしがみつき、実際に車が動いている様子がわかる。車外から撮られた映像は、顔が見えないのでもしかしたらスタントマンの可能性もあります。


『あぶない刑事』2話「救出」
当時、刑事ドラマやヒーローものの撮影場所として頻繁に使われた赤レンガ倉庫の前で、タカ(鷹山刑事)が犯人の車のボンネットに飛び乗る。「Bacon,Ham,And Scrambled Eggs」のBGMをバックに、タカを演じる舘氏の果敢なアクションが見られる。走行中の車のボンネット上でフロントガラスを割り、犯人の視界を遮るところもノースタントで演じられていました。


『西部警察PARTⅡ』16話「追撃」
終始、ハトとオキのコンビが「あぶない刑事」風味で事件を追うエピソードですが、こちらは、刑事ではなく、ボンネットに乗るのは、スナックのバーテンダーの男。ハトとオキがバーテンダーから事件の情報を引き出すために、車のボンネットにバーテンダーを乗せ、拷問走行をやってしまう。バーテンダーの両手と車のフェンダーミラーを手錠でつなぎ、落ちないように固定して走行するのだが、フェンダーミラーがポッキリ折れてしまいそうな感じで、見ているほうもひやひやもの…。バーテンダーを演じた鶴岡修氏が、体当たりでこの拷問スタントを演じていた。犯人役の役者さんのアクションも当時は、凄かった…。

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最近の海外ドラマは、日本でテレビ放送される時、本国の放送順通りに放送される事が普通になったが、ゴールデンタイムに放送されていた80年代以前の海外ドラマは、日本独自にエピソードの順番を入れ替えて放送される事が普通でした。とくに80年代海外ドラマの代表格と言ってもいい『ナイトライダー』も、1話完結のためか、本国の放送順は、完全に無視(苦笑)され、日本独自にエピソードの順番を入れ替えて放送されていました。ナイトライダーと同時期に放送された『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』や、『特攻野郎Aチーム』『特捜刑事マイアミバイス』などの人気ドラマも全て、日本独自の形態で放送されたが、とくにナイトライダーの場合は、その日本独自の放送形態によって、余計な混乱を招く原因にもなってしまったのです。


◆ナイト2000のメカニックの混乱
ナイトライダーは、テレビシリーズの放送前に、『日曜洋画劇場』で6本のスペシャル版が放送されました。一番最初に放送されたパイロットは、さておき、『ナイトライダー2』として放送されたエピソードは、本国では、シーズン2の初回に当たるスペシャル版「GOLIATH」。『ナイトライダー3』は、同じくシーズン2の「GOLIATH RETURN」。『ナイトライダー4』も同じくシーズン2の「MOUTH OF THE SNAKE」。『ナイトライダー5』は、シーズン3初回の「KNIGHT OF THE DRONE」。『ナイトライダー6』は、シーズン1の第2話「DEADRY MANUVERS」と、カールが初登場した第8話「TRUST DOESN‘T RUST」を繋ぎ合わせたものだった。シーズン2には、ナイト2000のメカニックとしてエイプリル・カーチスが登場した。キットの生みの親・ボニー・バーストは、シーズン1にメカニックとしてすでに登場していたが、ボニー役の女優が都合により、一旦レギュラーを降板し、シーズン2には、出演しなかった。しかし、シーズン3からまた復帰を果たした。つまり、日本では、エイプリルが登場するエピソードを真っ先に放送し、ボニーは、後回しにされてしまったのです。それは、テレビシリーズの放送でも踏襲され、エイプリルが登場しているシーズン2からスタートし、その後、ボニーが出ているシーズン1、3、4の順番で放送された。今となっては、地上波でもスカパーでも日本独自の放送順のナイトライダーは、見られなくなっていますが、リアルタイムでは、このようにかなり複雑な事情があったのです。


◆ナイト2000のシステムの違和感
日本では、シーズン2の後にシーズン1のエピソードを放送してしまったために、ナイト2000のシステムの進化にも若干違和感が目立つことになった。例えば、シーズン2では、ターボブーストの機能が多用されていたが、シーズン1では、ターボブーストのスイッチ設定が曖昧だったためか、マイケルがターボブーストのスイッチを押してもジャンプせず、ただ加速するだけの時もあった。もう1つは、キットが喋る時に光るボイスインジケータ部。これは、シーズン1の12話「Forget Me Not(日本未放映)」までは、四角い部分が赤く発光するだけだったが、13話「Hearts of Stone(日本未放映)」から、三本ラインのLEDインジケータに改良された。日本でも改良前のインジケータが登場しているエピソードが放送されたが、編集によって改良後のインジケータの映像に全て差し替えられて放送されたので、混乱する事はなかった。それは、テレビ版とDVDの映像を見比べると一目瞭然です。(例:デボンが濡れ衣を着せられ刑務所に収監されてしまうエピソード「NO BIG THING<日本題:デボン逮捕!!決死の脱獄・迫る巨大トレーラー!橋上の対決>」含めシーズン1のエピソード5本)。テレビ版では、三本ラインのLEDインジケータのカットになっているが、DVDでは、赤く発光するだけのインジケータになっているので、テレビ版をビデオ録画などでお持ちの方は、チェックされてみてはいかがでしょうか。


◆日本放送順の最終回はハッセルホフの理想だった
日本では、シーズン4のエピソードは、(ジャガーノート登場回は除く)『新ナイトライダー』のタイトルで放送された。放送時間もゴールデンタイムから土曜のお昼3時(ちなみに関西では、深夜に初放映された)に変更されたが、日本で最終回として放送されたエピソードは、マイケルとスティービーが三度再会し、悲劇的な別れを迎える「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000<原題:SCENT OF THE ROSES>」だった。これは、マイケル・ナイトを演じたデビッド・ハッセルホフが最終話として放送するようテレビ局に要望していたエピソードだったそうです。ちなみにアメリカでの最終回のエピソードは、マイケルが黒魔術によって洗脳されてしまう「VOODOO KNIGHT<黒魔術ブードゥ!恐怖の脳支配>」。残念ながら放送局のNBCは、ハッセルホフの要望を受け入れず、「SCENT OF THE ROSES」は、シーズン4の11話として放送されてしまったのですが、日本のスタッフが知ってか知らずか、ハッセルホフの要望を実現してしまったという不思議な珍事が起きてしまったのです。つまり、最終回については、日本の最終回のほうが「正しい最終回」だったと言うことになるのかもしれません。


 

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左は、改良前のインジケータ。日本の放送では、右の改良後のインジケータの映像に差し替えられて放送された。日本の放送で改良前のインジケータが見られたのは、パイロットの『ナイトライダー・電子頭脳スーパーカー誕生』と『ナイトライダー6』のみ。

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199人の戦士が登場する劇場版の公開や、テレビシリーズのほうもシルバー登場でまたまた盛り上がってきたゴーカイジャーですが、ゴーカイジャーに目を奪われているうちに、あっと言う間に中盤戦に入っていた『仮面ライダーOOO(オーズ)』のことをちょっと…。

去年のWがおとしなかったせいもあるのか、オーズは、元のデザインがどれだったか思い出せないくらいフォームの数が多くて圧倒されてしまいます。登場するライダーの数は、キバ以降(ディケイドを覗く)は、減少傾向のようで、オーズの場合も今のところ去年のWと同じくバースと2人のみ。2人のライダーがコンビネーションを組んで戦う姿は、昭和ライダーの1号2号が共闘していた姿を彷彿とさせられ、懐かしくもあり、新しくも見える。バースという名前を聞くと、なぜだか、グランドバースを思い出してしまいます。グランドバースとは、宇宙刑事シャリバンに登場した戦闘母艦の名前。バースを見ていると、宇宙刑事シリーズでは、未だ実現していない緑色のメタリックの宇宙刑事のように見えてしまう。

平成ライダーの醍醐味とも言うべきライダーバトルは、W辺りから控えめになっているが、敵なのか味方なのか、ポジションが不明確な状況が続いていた伊達=バースが、突如オーズを裏切って、グリード側についたことで、いよいよ解禁??となった。しかも、バースに変身している伊達さんは、頭に古傷をかかえていて、生死の狭間をさまよっているという、ここ最近のヒーローものにしては、ハードな展開でしたが、何事もなく、伊達さんは、自分の夢を追って旅立たれてしまいました…。もし、死んでいたら「ゴリラの伊達さんじゃあるまいし」と突っ込もうと思っていたのに…(苦笑)。

今のところ一番印象に残ったエピソードは、バッタヤミーの回。社会正義のために戦うヤミーの姿がこれまた昭和ライダーを彷彿とさせるところがあった。ライダー放送999・1000回記念のストーリーは、映司達がなぜだか映画作りに情熱を燃やす盛大なギャグ展開になっていたが、その後は一転、シリアスなムードに逆戻り。アンクが獲りついている刑事さん(比奈の兄で、初回でグリードの攻撃を受けて重傷を負った)が再び蘇ったり、アンクの身体が出てきて、腕アンクと敵対関係になったりと、ようやく大筋が慌しく動き出した感じです。

初回からアンク側とグリード側がメダルの争奪戦を繰り広げてきたわけですが、両方が一体どれくらいのメダルを持っていて、それぞれのメダルがどのような意味や効果があるのかが視覚的にいまいちわかりにくいところが残念だ。メダルには、一応絵が描かれているようだが、テレビの映像では、それもわかりづらくて、何をどう取り合っているのか全体像がわかりにくいのが惜しいところ。グリードもオーズのようにパワーアップして、おもいっきり形態が変わっていくと面白いのですが。それにまだまだ謎が多い。例えば、比奈の怪力は、何の原因によるものなのか?もしかして、彼女は、ヤミー???それとも3人目の…!!!!?

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AXNで『HAWAII FIVE-O』がスタート。ハワイを舞台に繰り広げられるポリス・アクションドラマ。ここ最近のアメリカのドラマは、暗めのトーンの検視ものの刑事ドラマや、シーズンにまたがって一つながりになっていて、一話でも見逃すと話がわからなくなってしまうサスペンスものやSF作品が多い中、この作品は、1話完結のシンプルなストーリーで、往年のポリスアクションドラマを彷彿させると共に、映画に負けず劣らずのスケールの大きいアクションシーンが楽しめます。というのもこのドラマは、「ナイトライダー」や「バイオニック・ジェミー」などでもありましたが、往年の海外ドラマのリメイク。オリジナルは、残念ながら未見なのですが、ジャック・ロード主演で1968年からスタートし、1980年まで全12シーズンにわたり放送されたそうです。ちなみに、日本でもフジテレビが月9の時間帯に(スパイ大作戦シーズン2から3の間のつなぎとして26話だけ)放送した模様。あの勇壮なテーマ曲を聴いていると、いかにも60年から70年代のダイナミックなアメリカンドラマのテーマ曲っていう感じが伝わってきます。

アメリカの刑事ものと言えば、西海岸のカリフォルニアや東のニューヨークが舞台になっている事が多いが、この作品は、太平洋のど真ん中に浮かぶ島国のハワイ。その美しい街並みで巻き起こる様々な事件に、リーダーのスティーブ・マクギャレットが率いるHAWAII FIVE-0が果敢に挑む。実際にロケは、全編ハワイで行われているらしく、そこの様々な名所で、ストーリーが展開しています。出演者は、あまり見かけた事がない…と思ったら、結構見ている人が多いです。スティーブ役のアレックス・オローリンや、韓国人の捜査官チンを演じるダニエル・ディ・キムは、共に『ザ・シールド』で見たような・・・。ダニエルは、『24』にも出演していた。スティーブと抜群のコンビネーションを見せるダニー役のスコット・カーンは、『ミザリー』など数々の名作映画に出演している俳優のジェームズ・カーンの息子なんだとか。確かに親父さんの面影がありますね。サーフィンが得意な女捜査官コノ・カラカウア役のグレイス・パークは、ダークエンジェルやバトルスター・ギャラクティカなど、2000年代のドラマでよく見かけた女優さん。ヒューマン・ターゲットにもゲスト出演しています。

スパイものの「ヒューマン・ターゲット」を見た時も思ったが、ようやくアメドラらしいアメドラが帰ってきた、そんな感じがします。新しいのもいいですが、やはり、古いほうも気になってしまいます。ニキータのオリジナルを放送するなら、こちらのオリジナルもぜひとも放送してもらいたいものですね。
 

 

HAWAII FIVE-Oオリジナルのテーマ曲。今回のリメイクシリーズでもオリジナルとほぼ同じテーマ曲が流れています。聴けば聴くほどオリジナルが気になる…。
 

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映画を観る時、劇場では、字幕、レンタルやテレビ放送の時は、吹き替えで見る事が多い。何でかと言うと、やはり、字幕では、台詞を端的な翻訳しているので、いまいち雰囲気が伝わらない。映像に集中できないのもその理由です。吹替えは、字幕では、足りない部分を補ってくれるし、登場人物たちの感情も一段と伝わってくる。ただ、声優さんによって当たりはずれがあるのもまた事実。映画のジャンルによってもセレクトが異なる。例えば、台詞が少ないアクション映画やホラー映画は、字幕でも楽しめるが、台詞が多く、言葉のセンスで印象が激しく変わるコメディ映画やサスペンスもの、歴史ものは、やはり、吹替え版のほうが微妙な空気も伝わりわかりやすい。

海外の俳優さんと日本人の声の絶妙なマッチ感や、日本語でのやりとりの面白さを味わえるのが吹替え版の魅力。これまで見てきた吹き替え映画の中で、あの俳優さんなら絶対あの声優さんがハマる…所謂お気に入りのフィックス(固定)声優がたくさんいます。テレビの吹替えとDVDに収録されている吹替えでは、声優が違ったりもしますが、両方とも同じ方が演じられている場合もありますね。そんなハマりにハマっていた声優のベスト7を挙げますと…。


①クリント・イーストウッド…山田康雄
映画の吹替えを語る上で欠かせないのがやはりこのコンビ。ダーティハリーシリーズや荒野の用心棒シリーズを初め、イーストウッドのあのシブ味を表現できるのは、山田さんしかいない。

②ブルース・ウィリス…野沢那智
去年惜しくもお亡くなりになられてしまいましたが、日曜洋画劇場でテレビ初放送の「ダイハード」を見た時の衝撃は、今でも忘れられない。これほどイメージとぴたりとはまる声優はなかなかいません。野沢さんと言えば、アラン・ドロンやドン・ジョンソンなど数々の名優の声を担当されていたが、やはり、マクレーン刑事を演じている時の一段とテンションの高い会話回しが最高でした。「エクスペンダブルズ」でお声を聞けなかったのは残念。

③ハリソン・フォード…磯部勉
テレビドラマでは、エアーウルフのホーク(ジャン・マイケル・ビンセント)が断然ハマっておられましたが、やはり映画俳優では、ハリソン・フォード。トム・クランシーのジャック・ライアンシリーズや、エア・フォースワン他、つい最近見た「ブレードランナー」も聞き応えがありました。ただし、スター・ウォーズのハン・ソロやインディ・ジョーンズは、初見がテレビ放送だったせいか、未だに村井国夫さん派。もちろん磯部氏のバージョンも見ましたが…。磯部さんと言えば、他にもメル・ギブソンも担当されていますが、「ロボコップ」のマーフィ(ピーター・ウェラー)も良かった。

④シルベスター・スタローン…佐々木功
ナイトライダーのマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)がはまりにはまっていた佐々木さんですが、「ロッキー」「ランボー」シリーズをはじめ、スタローン映画は、やはりボルテージ最高潮の佐々木さんの声で見る事が多いです。スタローンは、もう一方、特攻野郎Aチームのハンニバルの声などで御馴染みの羽佐間道夫氏が担当されていますが、これは、好みが分かれるところ。私の場合、アクション系は、佐々木氏、ロッキーやオーバー・ザ・トップなどの人間ドラマ系の落ち着いた感じの時は、羽佐間氏で見る事もありました。

⑤カート・ラッセル・・・安原義人
すっとぼけていて軽妙なのにカッコいい声。テレビドラマでは、Aチームのフェイスマン、アニメでは、パーマンのバードマンの印象が強いが、映画では、カート・ラッセルの声がハマりにハマッていた。でも残念ながらフィックスではなくて、安原さんが担当したのは、「ゴーストハンターズ」と「デッド・フォール」ぐらいしか思い出せない。最近、山路和弘氏の声が安原さんの声に聞こえて勘違いする事がある(苦笑)。

⑥アーノルド・シュワルツェネッガー・・・玄田哲章
シュワちゃんは、もうこの人しか見る気がしない(笑)。それぐらいハマりにハマっている。中でも「コマンドー」のテレビの吹替え版は、名台詞が数多く登場し、何回聞いても爆笑してしまう最高の完成度。「ターミネーター」については、テレビ朝日版の大友龍三郎氏の冷血名感じの声が中々ハマっていた。「2」は、T-800が人間の味方になっているので玄田氏のほうがハマっていると思う。

⑦キーファー・サザーランド・・・小山力也
テレビドラマ「24」の大ヒット以降は、キーファーの映画も数多く担当されている最近のフィックス声優の代表格。キアヌ・リーブスやクリスチャン・ベールもいいけど、やはり、キーファー・サザーランドの野性的で勇ましい声にぴったり。

 
 

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「頼みがあるんだが、連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる」
 

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今年の1月期のクールは、民放各局刑事ドラマがそろい、刑事ドラマ花盛りといった印象でしたが、4月からの今期は、『BOSS』の続編を初め、ちょっと大人しめな雰囲気です。レギュラー放送で唯一『BOSS』を鑑賞中ですが、前シリーズからキャスティングが若干変更されて、プチリニューアルしてのスタート。前シリーズ同様、コミカルな要素もあるが、ややシリアスめのお話が多い感じがします。刑事ドラマでは、御馴染みの銃撃シーンも若干多めになっていますが、残念ながらカーアクションなどは、皆無。女ボス・大澤絵里子を筆頭にする警視庁捜査第一課特別犯罪対策室のちょっとの癖のあるメンバーが抜群の推理力で事件の謎を解き明かして行く展開は、面白いのですが、もう少しアクション要素満載なストーリーも見てみたいものです。

先週の第6話は、アル・パチーノの名作「狼たちの午後」をなぞりながら展開する銀行強盗篭城事件の話だったが、個人的には、今のところ一番好きなエピソードです。銀行強盗事件に刑事が巻き込まれる展開は、他の作品でもよく見かけましたが、巻き込まれ方にもいろんなパターンがありました。おとり捜査のため、あらかじめ銀行員などに変装して店に潜入しているケースや、今回のBOSSのように何も知らないまま、人質にされてしまうケース。やはり、一番盛り上がるのは、刑事自身が銀行強盗をやってしまうケース。アクションもの刑事ドラマの定番である銀行強盗事件の話でもっとも印象に残る名場面と言えば…



『あぶない刑事リターンズ』
『大都会PARTⅢ』「頭取集団誘拐」のリメイクとして有名なこの作品。タカとユージが国際的カルト集団「ブレーメン」の陰謀に挑むストーリー。CG合成でしたが、日本上空を飛び回るミサイル発射シーンも話題になった劇場版です(今となってはちょっとシャレにならない展開(汗))。あぶないことやりまくってきた二人でも、この狂信的なブレーメンには、手を焼いていた感じでしたが、そのブレーメンのメンバーが陽動作戦のために起こした銀行強盗事件を阻止するため、タカとユージが強盗犯になってしまうというとんでも展開。二人に強盗役を押し付けられてしまうトオルの哀れなボケっぷりも最高でした。その後登場した深町課長の迫力のキレっぷりも凄かったですねぇ。


『西部警察』「出発(たびだち)」
加納竜氏演じるリュウ(桐生刑事)がインターポールへの転属が決まり、西部署を去る話。ある家族を人質に取り、その人質に銀行強盗をやらせる凶悪な犯人を追う大門軍団。後半、犯人に拉致されてしまい、新宿の地下に爆弾が仕掛けられていることを知ったリュウは、やむを得ず犯人の命令を受け入れて銀行を襲うことに。転属前に大きなミスをやらかし、さらには、強盗事件までやってしまったリュウ。これは必ずや殉職のパターンだろうと思ったが、良い意味で裏切られました。事件は、無事解決し、すがすがしくインターポールへ旅立ったリュウ。最後にもう一度マシンXをブッ飛ばしている姿が見たかったぜ。

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