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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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以前、ファミコン音楽で最も印象に残っているのは、当時のメーカー名で言うと、ハドソンとコナミだと話した事がありますが、今回は、ハドソンをピックアップ致します。耳に残った曲には、どこかで聞いた事がある名曲が何気なくアレンジされているパターンが多いです。例えば、『チャレンジャー』の第1面の暴走列車ステージは、シューベルトの『軍隊行進曲』が使われていた。あの列車のステージは、当時は、とても画期的で、発売前、テレビでCMを見るたび、その画面のインパクトに釘つけになったものですが、列車ステージ以降の地上ステージ、洞窟の音楽も中々良かった。とくに洞窟のステージのメロディは、遊園地のメリーゴーランドに乗っているような気分になって耳にこびりついた。名曲のアレンジとオリジナルBGMの絶妙で不思議なバランス感。耳に残るポイントは、やはり、これなんですね。そうそう、このチャレンジャーが発売されてから3ヵ月後にアメリカのスペースシャトル「チャレンジャー」が事故を起こしたが、このゲームを思い出すと、必ずあの事故もセットで思い出されてしまうのがちょっと・・・。

ハドソンのソフトで耳に残った音楽と言えば、『忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻』。当時テレビアニメも放送中だったハットリくんのゲーム化ともあって、やはり、CMでゲーム画面を見た時は、チャレンジャーの時と同じく必ず手に入れたいという衝動にかられました(笑)。既存のアニメのゲーム化と言う事もあって当時の子供達の人気も絶大で、案の定150万本も売れたヒットゲームとなったが、スーパーマリオの時と同じく、ハットリくんも発売前に店に行ってもすでに売り切れになっていて、中々入手できなかった。あちこちの玩具店や東急ハンズなど大型店の中にあるゲームショップを探し回ってようやく手に入れたが、同じくソフトを手に入れようとあちこち店を回っていた友達がなかなか家に帰ってこず、一時行方不明になったり(苦笑)…。まぁ、当時はこう言う話もざらにありましたね…。余談はさておき、ハットリくんの音楽は、ジョルジュ・ビゼーの 『アルルの女』 の第2組曲『メヌエット』オッフェンバックの『地獄のオルフェ 天国と地獄』(運動会でもよく使われます)、そしてハットリくんのアニメ主題歌の3曲を組み合わせたものだった。普通なら、アニメ主題歌オンリーのアレンジになるはずなのに、そこへわざわざクラシックを持ってくるところが当時のゲーム業界の七不思議とでも申しましょうか(あとの六つはまたいつか思い出します(笑))。しかもハットリくんの場合、1曲だけでなく2曲も使っている。この不思議な融合は、お見事と言うべきか本当に抜群のセンス。そのこだわりのおかげで絶大なインパクトがありました。

 

最後にボンパーマンと同時発売されたが、それが故に影が薄くなってしまった感がある『バイナリィランド』。これは、左右対称な動きをするペンギンのカップルをうまく操って、その二羽を同時にゴールさせなければならないパズルアクションゲームだったが、このゲームの音楽のベースになったのは、エリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴー』。『西部警察』や『スペースコブラ』などのBGMを作曲したハネケン(羽田健太郎)さんもカバーされたことがあるクラシックの名曲です。直訳すると、「あなたが欲しい」。なるほど、まんまですね・・・(苦笑)。




 

これが奇跡の融合だ♪(笑)。

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