主役の精神科医・伊良部一郎を演じるのは、石原プロの徳重聡さん。どうやらこのエピソードが最終回だったようで、そのゲストがなんと、舘ひろしさん。しかも役どころは、強迫神経症に悩む組織犯罪対策部の班長・鳩村刑事として出演されていた。劇中では、西部警察で団長や仲間の刑事達が使っていたニックネーム「ぽっぽ」と呼ばれておりました。若き鳩村の回想シーンもあり、『あぶない刑事』で共演したこともある余貴美子さん演じるマユミ(レディース時代)を更生させると言う場面があった。その姿は、鳩村というよりもタツ(巽)っぽかった…。伊良部と鳩村のやりとりがかなりコミカルで面白かったのだが、なかでも「在宅刑事」の流れには、思わず爆笑。自宅でBB弾を撃つ鳩村…(苦笑)。鳩村というよりは、鷹山刑事のその後を見せられているような感覚になったが、サプライズは、鳩村登場だけにとどまらない。鳩村が追う麻薬取り引きに絡む暴力団の幹部役を、西部警察やあぶない刑事にも犯人役で出演されていた団時朗さんが熱演。事件に関係する病院の医院長の車を尾行する場面では、鳩村が誰かのバイクを借りて乗り、もちろんノースタントでカッコ良く走行する場面も見られました(このシーンもどちらかと言うと鷹山のパロディに見えた)。そして、取引場所で暴力団組織と遭遇した鳩村の前にやってきたのは…
スカパーの映画専門チャンネル「ザ・シネマ」でオリジナルの日本語吹替え版が放送されていたので、久々に『ブレードランナー』を堪能。監督のリドリー・スコットが再編集したファイナルカット版を見ました。デッカードの声は、ハリソン・フォードやメル・ギブソン、『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のストリング・フェロー=ホークの声でもお馴染みの磯部勉さん。意外にもデッカード役は、今回が初めてだったとか。そして、このファイナルカット版の吹替え演出を担当したのは、エアーウルフの吹替え演出を担当していた伊達康将氏。エアーウルフの他に海外ドラマでは、「V・ビジター」や「新スパイ大作戦」、映画では、「ロッキー」シリーズなどの吹替え演出も担当されていたそうです。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフや、『ハイテク武装者バイパー』のジュリアン・ウィルクス博士も印象に残っているが、最近はすっかり『ザ・シールド』のヴィック・マッキー刑事のイメージが定着してしまっている谷口節さんがロイ・バッティの声を担当。ブレードランナーは、これまでに5つのバージョンが公開されているそうで、1982年に公開されたオリジナル以外にも、公開10周年を記念して1992年に公開された「ディレクターズカット/最終版」などが存在します。2007年に公開されたファイナルカット版は、新たなカットが加えられ、ブラッシュアップされたデジタルの綺麗な映像と、音響もより臨場感溢れるものになり、細部にわたって監督のこだわりが見える。人間を超える知能を持ちながらも、人間に疎まれ、4年と言う短い寿命の中で人間らしく生き抜こうとするレプリカントの哀しみがよりリアルに伝わってきた。
最初にテレビで見た時は、暗いイメージで、どちらかと言えば同時期に公開された『スター・ウォーズ』シリーズのような楽しい雰囲気のSF映画が好みだったが、今は、この映画のハードボイルドな世界観のほうがすんなり馴染んでしまう。昔は、遠い遠い未来世界の映像と言う感覚で見ていたのに、この映画の時代設定になっている2019年まであと8年なんですよね…。もう目前ですが、レプリカントも空飛ぶ車もまだまだ現れそうになそさうだ…。
この映画でいつも真っ先に目が行くのが日本の女芸者がでかでかと映る「強力わかもと」の電子看板。この映画は、ロスが舞台になっているが、無国籍風の街の雰囲気が印象的。とくにあの看板は、印象深くて、いつも不思議な感覚になってしまう。それも含めて、リドリー・スコット監督の日本文化への熱いこだわりが垣間見える。で、強力わかもとって一体何なのか…つい最近までビタミン剤の一種?かと思っていたが、実は、胃腸薬なんだそうです。当初は、ダスティン・ホフマンがデッカードを演じる予定だったそうだが、当時のダスティン・ホフマンと言えば、女装もののコメディ映画に出て話題になったが、SF映画とは、無縁のイメージだったので、ぜひとも出てもらいたかったなぁ。
ブレードランナーと言えば、ヴァンゲリスが作曲した映画のテーマ曲。シンセサイザーによるダイナミックかつシンプルなメロディが心に残る。南極物語のテーマもこの方が作曲したんでしたよね…。
ゴーカイジャー第5話。冒頭からデカイエロー=ジャスミン役の女優さんが登場。お宝探しの手がかりを求めて、警察にやってきたマーベラスがジャスミンに手錠をかけられてしまいます。そして、地球署の犬ボス、ドギー・クルーガー登場。ザンギャックが世界の主要都市を破壊するためのミサイルを準備している現場を目撃してしまったマーベラスとドギーは、力を合わせてその作戦を阻止しようとする。倉庫にミサイル…指タッチ…思わずあぶない刑事リターンズのラストシーンが頭に浮かんだが(笑)・・・それはさておき、マーベラスとドギーが信頼を深めつつ、ザンギャックと激しいバトルを展開させる。今回は、マーベラス役の俳優さんの生身のアクションも見られた。マーベラスのあのニヤっとした表情…前から誰かに似ていると思っていたが…ジャスピオン?いや、違うか…なんとなく…あの破天荒な雰囲気がそっくりのような…。
レッド以外の4人は、別のザンギャックの部隊と対決。ダイレンジャーにゴーカイチェンジしていました。本編を見ていないのでどれぐらい忠実に再現されているのかわかりませんが、香港映画ばりの派手な立ち回りに、豪快なカンフーアクションを披露していた。ドギーもデカマスターに変身して、伝説の100人斬りばりの豪快なアクションを見せてくれるのかと思いきや…そうか、過去の戦隊のメンバーは、変身する能力を失っている設定でした。コロッと忘れていた。メインバトルは、全員揃ってデカレンジャーにチェンジ。前々回のマジレンジャーと同じく主題歌のイントロが流れる中、激烈なデカレンアクションを展開させた。ロボ戦は、実写、CG入り混じっての巧みな動き、スピード感のあるカメラワークが良い感じ。そして、デカレンジャーのマシーンがゴーカイジャーのロボに合体して、デカゴーカイオーに。これは凄い…まさに21世紀の戦隊と言う感じがする。これからも各戦隊のマシーンが合体して、いろんなバージョンのロボが登場するのでしょうか…。
ラストにデカレッド=バンを演じた俳優さんも登場。ロン毛になっていました。おっと、来週は、イエロー主役回か。ジャッカー電撃隊ついに登場?ジャッカーコバックらしき映像が一瞬映っていました。そして、我らのバルパンサーも映っていた。ひょひょー!!!本編同様、バク宙、バク宙、のかなり激しい動きのパンサーアクションが見られそうな予感!
地上波からアメリカのドラマの放送がなくなって久しい昨今ですが、テレビ東京系では、現在、お昼の時間帯に『刑事ナッシュブリッジス』の第2シーズンが再放送されております。アメドラの新作もゴールデンタイムでは、最近は、滅多にお目にかからなくなったが、そんな中、同じくテレビ東京で来月から『24 SEASON8』が放送されるそうです。これまでは、フジテレビの深夜帯に一挙まとめて放送されるのが恒例でしたが、ファイナルシーズンは、本国での放送と同じくゴールデンタイムで週一放送になる模様。放送時間は、水曜夜9時。一年前には、韓国ドラマも放送され、かつては、ナイトライダーやエアーウルフが放送されていた時間帯。この十数年間アメドラの新作は、深夜帯の放送が慣例となっているが、ゴールデンは、久々なのでちょっと懐かしい感じもします。しかし、ゴールデンに24が放送されると知った時は、なんだか不思議な感覚になった。何年か前にサンテレビで月曜の夜8時にSEASON2が放送されていた事があったが、あの時も違和感を持ちながら見ていた。そう言えば、ナイトライダーも月8枠で放送されていた時期があったな…。
ゴールデンでアメドラが放送されなくなったのは、日本のテレビの規制が厳しくなったせいもあるが、ここ数年のアメドラを見ていると、日本のゴールデンでは、放送できなさそうなストーリーや、グロテスクな描写をたくさん目にする。24の場合、例えば、過激な拷問シーンなどで、若干グロテスクな場面が挟み込まれていたりするので、ゴールデンの時間帯だとカットされてしまうのではないかと心配になるが、しかし、そんな事言ったら『CSI』シリーズなんて、日本のゴールデンタイムでは、絶対放送できない(笑)。CSIは、ご存知の通り、最先端の科学捜査で事件を解明するドラマですが、事件や事故の再現映像は、CGでリアルに描写されている。また、遺体を検死する描写もかなりリアルで、コンテナの下敷きになった遺体や、バラバラ殺人の時もリアルな遺体が画面に登場していた。しかし、テレビ東京は、かつて月曜の夜10時にCSIを放送していたことがある。最近は、早朝に放送されている事もあるが、それはそれで、朝から結構どぎつい感じが…(苦笑)。汚職刑事たちが活躍する『ザ・シールド』も中々面白いドラマなのだが、これも過激なグロエロ描写が満載で、おそらく地上波では、この先も放送されることはないだろう。確かに第3シーズン以降の展開は、ゴールデンタイムでは、厳しいかもしれない(苦笑)。でも、アメリカでは、それらの作品も普通にゴールデンタイムに放送されているわけだから、日本のテレビが最近何かと過剰に反応し過ぎているとも言えそうだが…。
HD化の影響もあるのかもしれないが、最近スカパーでも60、70、,80年代のドラマがあまり放送されなくなってきているのが気になる。『コンバット』『原子力潜水艦シービュー号』『ナポレオン・ソロ』とか『白バイ野郎ジョン&パンチ』『刑事スタスキー&ハッチ』『600万ドルの男』『チャーリーズ・エンジェル』『パトカーアダム30』とか見たいのが山のようにあるのだがそろそろ放送してもらいたいものだ…。
『ナイトライダー』や『エアーウルフ』他80年代の海外ドラマでは、OPの前に30秒ほどのハイライトシーンが流れるのが定番だった。ナイトライダーの場合、日本の放送では、次回予告の映像としても使われていたが、豪快なジャンプシーンやマイケルの危機的な映像など一番の見せ場を惜しげもなくほいほいと見せてしまうものだから、ちょっと見せ過ぎなのでは?なんて思ったこともあったが、期待感が膨らんで毎回わくわくさせてもらいました。編集センスが映えるハイライトシーンと共に流れるOPテーマのアレンジ曲も中々良かった。音源が欲しいが、中々見当たらない…。セリフの抜き出し方もシンプルで、それを聞いて毎回ストーリーを想像したものです。それでは、私の印象に残った思い出のハイライトシーンのセリフを読み取って、何のエピソードだったかを当ててみてください(苦笑)。当たった方には…とくに何もありません(汗)。すいません。
ハイライトシーンセリフ①
「私を忘れたんですか?」
「誰もが俺を別人扱いにし、その上物を言う車と来た」
ターボジャンプ!!!
「二年も前に死んだはずの男が現れてみろ。一騒動起きるぞ」
マイケル、爆弾で吹っ飛ぶ
「おまえは餌だカーラ。奴をおびき寄せるための」
キット、バックでシャッターを破る
「キット、助けてくれ!」
「マイケル、飛んで!」
マイケル、マンションのベランダから飛び降りる
①の答え→「激闘!魔の巨大ダム捜査ナイト2000決死のターボジャンプ!!(KNIGHTMARES)」
(→の先をドラッグすると表示されます)
ハイライトシーン②
ターボジャンプ!!!
「君には俺を撃てやしない。銃をよこせ!」
キット、何者かに狙撃されるマイケルを助け、盾になる
「一度殺されたんだ。二度は死なない」
「その車を手に入れろ」
「キット、正面ゲートに急げ!」
マイケル、建物から木に飛び移る
キット、銃弾を浴びながら逃走
「そいつのメインスイッチを切れ」
「聞いたろ。スイッチを切れ」
「倉庫の中だ。出口はないのか?」
「出口はそこだけです」
「お別れです。まぃこぇる・・・」
②の答え→「復讐の罠!マイケルは2度死ぬ・シグナルGO!高層ビル激走(A GOOD KNIGHT'S WORK)」
ハイライトシーン③
片輪走行!
「奇跡のドライバー、ターボマンとして売り込むには良いところ見せとかなきゃな」
「ターボマン?」
「ようこそ、メージャーサーカスへ」
「やったね!俺はマイケルだ」
「テリーが君に随分期待しているようだが」
「俺がサーカスに加わったのを気に食わない奴がいるらしい」
「燃え盛る炎の輪を潜り抜けようというのであります」
マイケル、決めポーズ
「そんなに火事に興味があるなら、もっと派手なのを見せてやろう」
ターボジャンプ!!!
「爆弾です、マイケル。飛んで!!!」
着地と同時に大爆発!!!
③の答え→「死の空中ブランコ!疑惑のサーカス団!!(CIRCUS KNIGHTS)」
残念ながら国内で発売されたシーズン1、シーズン2のDVD-BOXには、ハイライトシーンが収録されておらず、日本で未放映だったエピソードや、日曜洋画劇場枠で放送されたスペシャル版、レギュラー放送初回の「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)』などのハイライトシーンは、未だ国内では、非公開のままですが、米国版のほうには、全て収録されています。見たい方は、米国版のDVD-BOXでチェックしてみてください。
今年アニメ放送40周年を迎える『ルパン三世』。東京ムービーのアニメ全盛時代、『じゃりン子チエ』と共に、80年代は、再放送率がもっとも高かった人気アニメですがよく見ておりました。私世代にとって一番印象に残っているのは、やはりセカンドシーズンの『新ルパン三世』。テレビアニメ3シリーズの中でも三年にわたり放送された長期シリーズで全155話あった。と言ってもリアルタイムで見ていたわけではなくて、日曜お昼の再放送だった…。読売テレビの日曜お昼と言えば、ルパンの再放送…。このシリーズの魅力は、なんと言っても大野雄二さん作曲のあの一度聞いたら忘れる事のできない歴史に残る名テーマ曲や、CM前後のアイキャッチ(ルパンがかっこ良く車に飛び乗ろうとして失敗、ずっこける)なども印象に残っているが、作画が一番安定しているところやセリフのセンスと躍動感溢れる動きとBGMの良さに加えて、なんと言っても赤ジャケットのルパンがやっぱり良い。ルパンたちのセリフの掛け合いもファーストシーズンよりもウィットに飛んでいてしゃれっけたっぷりで、どこか気の抜けた余裕綽々ぶりなところがいいし、何よりルパンの声を担当した山田康雄さんのアドリブ全開の台詞回しが一番弾けていたシリーズだったと思います。勝手ながら、個人的に好きだったエピソードを羅列すると、
①「荒野に散ったコンバット・マグナム」
②「ツタンカーメン三千年の呪い」
③「華麗なるチームプレイ作戦」
①は、次元主役回だが、前半の『SUPER HERO』の曲と共に展開されるルパンと銭型のとっつぁんによるカーチェイスシーンのノリの良さと、後半の次元とストーンマンの決闘シーンも凄く良い。ルパンが国境までの道しるべとして、次元のマグナムを解体してそのパーツを辺りにばらまいて残し、次元がそれを見つけて回収し、1つずつ組み合わせていく展開が面白い。最後の部品のシリンダーを巡っての次元とストーンマンの激しいせめぎあい、ルパンがワルサーでシリンダーを撃ち、次元が空中でそれを受け取り、マグナムに素早くセット、地面に着地した瞬間に銃を撃ち、一発でストーンマンを撃ち倒すところまでの一連の動きが最高。素晴らしくとにかく見応えがある。このエピソードは、日本アニメ史上で初めてステレオ放送されたことでも有名です。②は、ツタンカーメンの黄金マスクを被ったルパンが呪いにかかり、不思議な踊りと呪文を唱えながら、異様な行動を取り始める。初見時は、結構インパクトが強くて、狂ったルパンの姿が衝撃的だった。一番びびったのは、通常はルパンの「ありぃ?」の声だけのアイキャッチに「たたりじゃあ~」の不気味な囁きが聞こえるところ。この不意をつく演出もとても印象に残った。③ルパン、次元、五ェ門、不二子の4人が息のあった絶妙なコンビネーションで、「クレオパトラの涙」と呼ばれる宝石を盗み出す。練習中は、うまく行かず、やけっぱちになり喧嘩する4人が、本番では、鮮やかにそれぞれの役割をこなすところがカッコ良かった。
リアルタイムで見たサードシーズンは、主題歌やストーリーは、嫌いではなかったが、画の出来具合がエピソードによってまちまちで、ふんにゃり崩れた感じの画があまり好きになれなかった。1989年からスタートした金曜ロードショー枠のTVスペシャルもずっと見ているが、去年の「the Last Job」をもって終了?との噂がある。年々声優陣の声の老いが目立っていた気はするが、しかし新作はいつまでも見続けたいものです。
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