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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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昔のTVは「子供の夢の玉手箱」。日曜から土曜まで毎日どこかのチャンネルでアニメが放送されていた。平日の夕方はもちろんのこと、土、日にもアニメの再放送枠があり、土曜の夕方には天才バカボンやじゃりン子チエが繰り返し放送されていました。そして、日曜のお昼と言えば、何と言ってもルパン三世



平成元年から金曜ロードショー枠でスタートしたTVスペシャルシリーズは、コナンのVS作品も合わせると計26本。第1作の『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』から第6作『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』まで山田康雄さんがルパンの声を担当し、7作目の『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』から現在に至るまで二代目の栗田貫一さんが担当していますが、平成のルパンは、「クリカン・ルパン」の時代であったと言っても過言ではないですね。



常日頃アニメを見ることはほとんどないが、ルパンだけは未だに気になってついつい見てしまうんですよね。次元以外のメンバーの声優さんは交代してしまいましたが、今の声にも独特の魅力があるし、すっかり慣れてしまいました。突然ですが、これまでのTVスペシャルで一番面白かった作品を三本挙げるとするなら以下の通り。


①『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』

②『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』

③『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』


①はTVスペシャル記念すべき第1作であり、TVシリーズ「ルパン三世PARTⅢ」以来の4年ぶりのテレビアニメ復活ということもあったので特別に印象に残っています。②は、ルパンのメンバーの最初の出会いを描いた作品。ルパンと五ェ門の出会いのシーンは、TVアニメ第1シリーズの演出を再現していたのがとくに印象的だった。③は現時点で最新の作品であり、TVアニメ第4シリーズ(2015年放送)のプロローグ的な内容でしたが、新キャラのレベッカとルパンの関係が絶妙で面白かったし、イタリア情緒溢れる美しい画調やストーリー、そして音楽もお気に入り。




クリカンのルパンはTVスペシャルや映画だけでなく、2015年には、第4シリーズに当たるTVシリーズも放送されましたが、今年また新しいテレビシリーズ(第5シリーズ)がスタートしております。第4シリーズに続いてレベッカが出るのかと思いきや、今回は、アミという天才プログラマーの女性がレギュラーで登場。今回の舞台はフランスから始まり、麻薬や銃の非合法な物が買える闇サイト「マルコポーロ」のデジタル通貨を盗み出そうとしたルパンが敵の罠にハマり、ルパン狩りを目的とする「ルパン・ゲーム」の標的にされ、全世界の人々から監視され追われることになってしまう。


まだ3話までしか見ていないが、インターネットの生中継を使ったいかにも現代的なスト一リーで、世界の殺し屋たちが次々とあらわれてルパンの命を狙ってくる展開がスリリングで面白い。どこか空ろげなアミとルパンの関係が今後どのように変化していくのかが気になるし、まだ出番が少ない銭型のとっつぁんとルパンのやりとりも早く見たい。そう言えば、第4シリーズには、第1シリーズの「脱獄のチャンスは一度」をリメイクしたような内容の「ルパン三世の最期」と言うエピソードがあったが、この時のルパンととっつぁんの駆け引きは見応えがありましたね。第5シリーズにもルパンととっつぁんの敵対しながらも心温まるストーリーがあると良いですね(笑)。



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「つまり・・・ルパンというのはみんなが作った幻想だと?」
ガースさん、こんばんは。ご無沙汰しています。

>≫「バイバイリバティー危機一髪!」はTVスペシャル記念すべき第1作であり、TVシリーズ「ルパン三世PARTⅢ」以来の4年ぶりのテレビアニメ復活ということもあったので特別に印象に残っています

>「バイバイリバティー危機一髪!」ですが、自分は山田康雄さんの追悼特番で拝見しましたね。本編の合間に「くたばれノストラダムスからルパン三世の声優が代わります」という告知CMが流れたのを記憶していますが、あの時山田さんの死去を知ったように感じました。

物語は「銭形警部がパリ市警本部にP26号(ルパン三世)のデータを見に来る」というところから始まりますが、無数のフロッピーディスクや磁気テープという時代を感じるコンピューター機器を持ち出す銭形警部が実はルパンの変装だった!→雨降るパリの街を舞台にとっつぁんとルパンの捕り物と言うところから始まりますが、「引退したって話は本当か?」と単刀直入に次元がルパンを問い詰め「自分たちの行動がコンピューターに読まれ、世界中のコンピューターにインプットされてるんだ・・・これを処分するにゃ50年もかかるよ」と語るルパンを見ると「ネットによる情報拡散」を予見しているのではないか?と思いました。

「それに知っちまったんだ・・・愛する喜びを。」とジュディという愛する女ができたことに呆然となる次元とジミーという新しい男とラブラブな不二子にも目を丸くしますが、腑抜けなルパンの代わりに五右衛門の力を借りようとするも断られる次元に目を丸くしますが、とっつぁんの㊙データを言い出す少年を挿み「ジュディにフラれ自分のクレジットカードと貯金がですらジュディに使われ借金3億ドルをこさえたルパンが現役復帰する」展開を挿み、スクラップ工場に乗り込む大型トラックを奪って悪党退治するルパン→霧の深い朝に世界最大のダイヤモンド「スーパーエッグ」が隠された自由の女神へ乗り込むルパンを迎撃するスリーメイソンとの戦い→巨大な風船で自由の女神を運ぶルパンという序盤の展開に圧倒されました。

自分の中では、今から10年前に製作されたOVA「GREEN VS RED」の「香港・・・マカオ…シンガポール…ワシはルパンが出没したといううわさを聞いて飛び回ったが、ルパンの名をかたるばかり…」と呟く銭形警部や「ルパン三世・本名不詳、性別男、国籍不明…何なんだこりゃ一体?ルパン個人のプロファイリングなのに全部、顔も手口も違うじゃねえか・・・」と言うモノローグをバックに様々なルパンの顔写真がディスプレイに表示されるオープニングの演出が印象に残りますが、「万引きをするルパン三世」のニュースが世界中に報じられ大勢の偽ルパンが東京に集結して万引きルパンを説教する偽ルパンのくだりや「ルパンの一斉検挙」を目の当たりにした次元が「・・・一斉検挙?ひでーパチモンぞろいだ」と呟く場面は妙に笑いをそそりました。

「GREEN VS RED」といえば勝鬨橋を舞台に「二人のルパン三世」が対峙する場面に息を呑みますが、ラーメン屋に勤める青年・ヤスオがふとしたことで拾ったワルサーP38とグリーンのジャケットを着こんでルパンになっていく物語が描かれると同時にユキコ(ヤスオの彼女でルパンの追跡取材をしているテレビレポーター)が古本屋「紅屋」の店長の老人に「本当のルパン」について質問するユキコがとっつぁんにルパンのことを取材する場面で「つまり・・・ルパンというのはみんなが作った幻想だと?」と言うユキコのセリフが耳に残りますが、ルパン三世とはいったい何か?と言うことを考えさせられました。

余談になりますが、現在放送中のスーパー戦隊シリーズは「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」ですが、最初ルパパトのタイトルを聞いた時「警察庁が対ルパン三世のために立ち上げた特殊部隊・警察戦隊パトレンジャーとルパン三世を尊敬してルパンに弟子入りすることを夢見る泥棒チーム・怪盗戦隊ルパンレンジャーがルパン三世と手を組んでパトレンジャーと戦う作品」と想像しましたね。
9人のコリない日本人 2018/10/13(Sat)22:52:16 編集
Re:「つまり・・・ルパンというのはみんなが作った幻想だと?」
>「バイバイリバティー危機一髪!」ですが、自分は山田康雄さんの追悼特番で拝見しましたね。本編の合間に「くたばれノストラダムスからルパン三世の声優が代わります」という告知CMが流れたのを記憶していますが、あの時山田さんの死去を知ったように感じました。

山田さんの訃報を知ったのは車の中で流れていたラジオのニュースでしたが、ショックでしばらくポカンとしていた記憶がありますね。くたばれノストラダムスは映画館で見て、その時は確か半分ぐらいは山田さんがルパンの声をアテていた記憶があるのですが、勘違いだったかもしれません。


>「ネットによる情報拡散」を予見しているのではないか?と思いました。

1989年の作品ですからその頃はパソコンよりもワープロがまだ主流でフロッピーディスクに文書をコピーしていた時代でもありましたね。「ネットによる情報拡散」はPart5でも描かれていましたが、今なら大量のフロッピーディスクのデータもUSBメモリー1つに収まってしまいますし、やはり時代は進化しているんだなとつくづく思います。


>巨大な風船で自由の女神を運ぶルパンという序盤の展開に圧倒されました。

ジュディのために泥棒家業の引退を決意したルパンがジュディにふられて再び職場復帰を果たし大暴れする展開が良いですよね。


>バックに様々なルパンの顔写真がディスプレイに表示されるオープニングの演出が印象に残りますが、「万引きをするルパン三世」のニュースが世界中に報じられ大勢の偽ルパンが東京に集結して万引きルパンを説教する偽ルパンのくだりや「ルパンの一斉検挙」を目の当たりにした次元が「・・・一斉検挙?ひでーパチモンぞろいだ」と呟く場面は妙に笑いをそそりました。

ディスプレイにいろんなタッチのルパンが映し出されていましたが、TVシリーズのPart3のルパンがやはり独特の絵柄で一番目立っていましたね(笑)。カリオストロの城の主題歌「炎のたからもの」が再びこの作品の主題歌として使われ今井美樹が歌っていたのも印象に残りました。


>「GREEN VS RED」といえば勝鬨橋を舞台に「二人のルパン三世」が対峙する場面に息を呑みますが、ラーメン屋に勤める青年・ヤスオがふとしたことで拾ったワルサーP38とグリーンのジャケットを着こんでルパンになっていく物語が描かれる

ニセルパンたちが乗る何十台ものフィアットが東京の街を駆け抜けるシーンは西部警察のパトカーの大名行列を見ているような気分になりました(笑)。


>余談になりますが、現在放送中のスーパー戦隊シリーズは「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」ですが、最初ルパパトのタイトルを聞いた時「警察庁が対ルパン三世のために立ち上げた特殊部隊・警察戦隊パトレンジャーとルパン三世を尊敬してルパンに弟子入りすることを夢見る泥棒チーム・怪盗戦隊ルパンレンジャーがルパン三世と手を組んでパトレンジャーと戦う作品」と想像しましたね。

最近は共闘することが増えてしまったルパンレンジャーVSパトレンジャーですが、やはり警察が常にルパンを追う展開でないと盛り上がらないですよね(笑)。
【2018/10/27 08:22】
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