10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
子供の頃、夕方に特撮やアニメの再放送枠がたくさんあり、そこでデビルマンやバビル2世などのホラーアニメや、さるとびエッちゃん、魔女っ子メグちゃんなどの少女アニメなどもよく見ていました。今ならクレーム大魔王の格好の標的(笑)になるかもしれませんが、こんなホラーアニメもやっていましたよね。
フジテレビ系列で最初に放送されたのは1968年。放送50周年記念ということで、このようなDVDマガジンが発売されております。このパイロット版のアニメには「ゴーレム警部」というベムたち三人を追いかける刑事がいたんだそうですね。ゴーレム警部の登場案は残念ながらボツになってしまったみたいですが、もし、このゴーレム警部がずっと出ていたらルパンの銭型警部のようにベムたちをしつこく追い掛け回していたのでしょうか。そんな展開も見てみたかったような気がします。
今現在、リメイク版の「BEM」というアニメが放送中だそうですが、実はそれ以前の1982年に「パートⅡ」として放送される予定があったことをご存知でしょうか?。残念ながら理由は不明ですが、パイロットの2話を作ったところで企画が頓挫し、その2話も結局テレビでは放送されなかったそうです。
このDVDマガジンにはオリジナルのテレビシリーズと共に放送されなかった幻のパートⅡの2話のエピソードも収録されているとのことで、どんなものなのか気になり確認してみました。
<オリジナル>
<オリジナル>
<PARTⅡ>
思っていた通り、PARTⅡは絵柄や動きはいかにも80年代っぽくて、デザインは怪物形態のベム、ベラ、ベロは相変わらず怖い感じですが、人間態の3人はオリジナルよりも柔和な顔つきになっていました。とくにベラはオリジナルはつり上がった鋭い目付きのきつい顔だったが、パートⅡでは優しい顔つきになっていました。声優はベムの小林清志氏をはじめオリジナルメンバーが再び演じているが、ベラの喋り方がオリジナルより優しい感じになっていました。
一番印象に残ったのは「バグアイドモンスター・ベロ」というエンディング曲。これはベロをテーマにした曲になっているのですが、当時の青春ドラマやアニメの曲を彷彿させるような曲調になっていたのが衝撃でしたね。オープニング曲はオリジナルとほぼ同じですが、なぜエンディングは青春アニメのような曲調になってしまったのか。オリジナルのED曲「ベロは友だち」もベロ目線の曲でしたが、「明日に向かって、ハイジャンプー♪」よりも「子供はー子供同士(そうだそうだ)、大人なんかわかあっちゃあない」のほうがしっくりいくかな(笑。
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