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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/05月

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ドミニク・サンティーニを演じたアーネスト・ボーグナインが亡くなった。2ヶ月程前にこのブログに書きましたが(「CIAのドミニク」を参照)、最近もブルース・ウィリス主演の「RED(2010)」と言うアクション映画にCIAの記録保管員役で出演していて、とても元気そうなお姿を見かけたばかりだったので、また何かの作品でお見かけできるものと思っていたのですが、残念です。


ボーグナインを知るきっかけはやはり『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』。日テレ水曜夜9時のゴールデンタイムに突如として現れた怪物番組にとても堅物で頑固そうな爺さんが出ているではないか。しかもエアーウルフのパイロットと言うからさらに驚いた。当時は、こういうアクションものなら、普通もっと若い奴がパイロット役をやるものだと言う固定観念みたいなものがあったのだが、よくよく考えてみると、ドミニクの世代は、第2次大戦を経験している世代。しかもドミニクを演じるボーグナイン自身もその時、海軍に所属していたと言うから、その経験がドラマの中で見事に活かされ、ドミニクと言うキャラをより魅力的にしていたのだと思う。


ドラマの中でドミニクは、若い奴らには負けないと言う戦争世代の力強さとか根強い気概を見せることが多かったが、実際、日本人も含めてリアルな戦争時代の世代の人もそういう気概を持った人が多かったと思う。シーズン1の「高速100kmの不時着!! 死のスタント飛行(ONE WAY EXPRESS)」では、急遽飛び込んできたヘリスタントの仕事のことでドミニクとホークが喧嘩をするシーンがあるが、年老いたドミニクに危険なスタントは止めさせようとするホークに対し、ドミニクは、自分の老いを頑なに認めようとせず仕事を強行しようとする。ドミニクのその意地っ張りな部分は、カッコ良いところでもあったし、やはり過酷で厳しい戦争時代を乗り越えた世代の本音を現していたのではないかと思います。


エアーウルフは、最初映画だと思っていたのだが、いきなり水曜の夜9時に始まり、テレビのミニシリーズなのかと思いきや、1987年4月から翌年の3月までびっしり一年間(10月からシーズン4に当たる「新エアーウルフ復讐編」がスタート)あの映画のようなクオリティのスカイアクションが毎週展開されていた。今では本当に考えられないくらいスケールのでかいドラマだったが、ドミニク役のボーグナインは、当時、70代目前と言う年齢でこのドラマに出演していた。そのことにおいてもまさに戦争世代の力強さと言うか、ボーグナイン自身のパワフルなアクター魂を感じる。


ボーグナインを追悼するために昨夜は、DVDでシーズン3初回の「99の顔を持つ大怪盗!!砂漠の秘密基地掃討戦(THE HORN TO PLENTY)」を見た。大怪盗ジョン・ブラッド・フォード・ホーンがホークを洗脳して、エアーウルフを奪おうとするエピソードですが、この話の冒頭でもドミニクは、歳のことでぼやいていた(笑)。しかも、洗脳されたホークがドミニクを銃で撃つと言う衝撃的な展開も見られる。この頃になるとドミニクはもちろんのこと、ケイトリンも普通にエアーウルフを操縦できるようになっているからシーズン1の時のようなホークとドミニクの激しい葛藤が見られなくなっているのが少しさびしい。ちなみに、ジョン・ブラッド・フォード・ホーンの声は、最近亡くなられた青野武さん。ホーンの娘アンジェリカ(一時期「ナイトライダー」マイケルナイト役のデビッド・ハッセルホフの奥さんだったキャサリン・ヒックランドが演じている)の声は、ナイトライダーのボニーの声でも御馴染みだった小山茉美さんだ。



少し横道にそれるが、ボーグナインの訃報のすぐ後に、必殺シリーズでおりくを演じた日本を代表する女優・山田五十鈴さんの訃報を聞いた。二人には、意外な接点がある。共に1917年生まれで、亡くなった年齢も同じ95歳。同時代を生きた日米の名優の不思議な運命のつながり。やはりまた一つの時代の風が通り過ぎていったのだと深々と身に染みながら、お二人のご冥福をお祈り致します。


 

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『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のDVDを改めてチェックしますと、シーズンごと…ではなく、実は、オープニングテーマやクロージングテーマの曲調が1話ごとに違うことに驚いた。それがもっとも顕著だったのがシーズン2。シルべスター・リーヴァイ作曲の雄大なオープニングは、今聴いてもカッコ良くて素晴らしいですが、試行錯誤を繰り返したせいなのか、放送中も曲調をコロコロ変えていたようで、かなりのテイクが存在する模様。日本では、シーズンごとに曲調が変わっていました。シーズン1がオーケストラ風、シーズン2もオーケストラ風だが、微妙に音の印象が変わっている。シーズン3は、シンセメインで、キーとピッチが若干上がっている。シーズン4もシンセメインだが、緩い音色になり、若干アレンジが加わっていた。どれも個性的で良いのですが、やはり、私は、シーズン2バージョンがお気に入りです。


 


 

シーズン1のOP+CLOSING THEME。オーケストラの雄大さ、トランペットの響きが最高です。



 


 

シーズン3のOP。若干スピード感が増して、機械的でクールな感じがします。



 


 

シーズン4のOP。全体的にふんわりした印象ですが、締めの緊迫感をぐいぐいと高めるアレンジがなされている部分が妙に耳に残ります。

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『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』のエアーウルフの機体のベースとなったベル222は、以後、様々なテレビや映画に登場し活躍したわけですが、さすがに最近は、なかなか見かける事がない。2枚のローターブレードに引き込み脚と美しいデザインが魅力のヘリでしたが、エンジンのトラブルが多く、エアーウルフの撮影中にも、事故が起こり、スタントマンが亡くなられている(エンジンの不良が事故の原因かどうかは定かではない)。日本でも警察ヘリとして各地方で活躍した時代があったが、相次いで引退し、日本の空でもその勇姿を見ることがなくなった。エアーウルフの放送から27年経つが、やはりベル222を超える華麗なデザインを持つカッコいいヘリは、未だにあらわれない。ベル222の後継機として開発された430は、現在も活躍中ですが、一応は、ベル222のデザインを受け継いでいる。しかし、引き込み脚は採用されず、ローターのブレードも4枚に改良された。ベル222の魅力の1つだった引き込み脚が消えてしまったのは、残念だが、外観に面影が残っているので、テレビや映画で見かけるとついつい、エアーウルフ(ベル222)と間違えてしまう。

ナイトライダーに続いてエアーウルフも様々なテレビや映画に登場したことが…実はない!。と言うか国内で放送された作品の中では、一度も確認されておりません。一度は、他の番組でホークやドミニクと一緒に登場してもらいたかったものですが…。ただし、ベル222は、いろんな作品に登場しているのでその中からいくつかご紹介しておきましょう。

まず、有名なのがこれ
 

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『特攻野郎Aチーム 地中海殴り込み大作戦』。日本では、日曜洋画劇場で初放映された第4シリーズ初回のスペシャル版ですが、冒頭、ジェットスキーを楽しむ美女がさらわれる場面で登場していました。機体の色が黒なので、予告編を見た時は、エアーウルフが出るのかと、その後一週間気になって仕方がなかったが…。この話には、マクガイバーのボス役のダナ・エルカーも出ていましたよね…。Aチームでは、エアーウルフによく破壊されていた(笑)ヘリ(UH-1やヒューズ500などなど)をたくさん見かけたなぁ…。


90年代に入って、初めに見たのがこの作品でした。
 

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『ハーレー・ダビッドソン&マルボロマン』。ミッキー・ロークと『刑事ナッシュブリッジス』出演前のドン・ジョンソンが共演したバイオレンスアクション。クライマックスシーンに機体下にマシンガンをつけたベル222が登場し、派手にビルの部屋を撃ちまくる。黒のボディに加えられた赤のラインが印象的でした。エアーウルフにもあったなぁ、ホークが怒りに任せて、カジノタワーにチェーンガンを打ち込んだエピソードが…。

その他にも、最近聞いた情報によると、『ポルターガイスト ザ・レガシー』と言うテレビシリーズのパイロット版にも登場していたようです。ゴーストの霊力によってヘリが爆発してしまうんだとか・・・。

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なにかと賛否両論のあった『新エアーウルフ復讐編』。第1シーズンから活躍してきたストリング・フェロー・ホークが中心のレギュラーメンバーが一新され、ビルマの捕虜収容所で生き伸びていたホークの兄・セント・ジョン・ホークを中心に、ドミニクの姪のジョー・サンティーニ、元空軍少佐のマイク・リバース、アークエンジェルの後釜のCIA部長ジェイソン・ロックが新たなチームになり活躍するシリーズとなった。

位置づけ的には、第4シーズンと言う事になっているが、制作局がアメリカCBSからUSATVに移動し、制作費も1~3シーズンよりも大幅に削減されている様子。初回には、ホーク役のジャン・マイケル・ビンセントがゲスト出演。ファーストシーズンから描かれてきたホークの兄探しが突如解決し、ホークとジョンが涙の再会、対面を果たした。ところがドミニクは、突然、ヘリに仕掛けられていた爆弾で爆死し、アークエンジェルは、姿を見せず、ケイトリンにおいては、何も触れられずじまいと言う有り様でのスタート。しかも制作費の削減により、エアーウルフ実機を使ったアクションシーンは、皆無に等しく、ほとんどが1~3シーズンの場面の使い回しだった事もこのシリーズが微妙な位置づけになってしまっている理由。そんな内容でありながらも日本では、日本テレビがゴールデンタイムの水曜夜9時に、全24話のうち18話のエピソードを放送した。そして、つい最近スカパーのスーパードラマTVにおいて、残りの6話分の未放映エピソードが放送されました。今回は、その中から、1つ気になったエピソードをご紹介致します。


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『復讐のゼロファイター(Ground Zero)』…矢原投資信託株式会社の社長で、元日本兵の矢原がサンティーニ航空のヘリをジョンの操縦を条件にチャーターしてきた。しかし、ジョンは、エアーウルフのシステムテストのためいけなくなり、代わりにジョーがヘリの操縦を担当する事になる。ジョーと矢原達を乗せたヘリは、チーマンガ原子力発電所に向かうが、そこの飛行禁止エリアに突入して領空侵犯をし、ジョーは、そのまま矢原達に拉致されてしまう…。神風特攻隊のパイロットだった元日本空軍兵士による原子炉破壊計画が描かれているが、実は、ホーク兄弟にまつわるエピソードでもある。ホーク兄弟の父親の名前がアラン・B・ホークであり、彼が第2次大戦時、海軍中尉や飛行中隊長だった経歴を持ち、また五年前に亡くなっていた事が明らかにされている。矢原は、何やらホークの父親に恨みを持っているらしく、死んだ父親の代わりに、その復讐の矛先をジョン達に向けるのであった。


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エアーウルフ(ナイトライダーもそうでしたが)は、日本の2時間もののサスペンスドラマのごとく、毎回長い日本語のサブタイトルがつけられていましたが、この話だけなぜか短い。日本未放映エピソードということになっているのですが、日本語吹替え版は、なぜか制作されていたと言う珍しいケースのエピソードです。内容は、いかにも「アメリカドラマで描かれる不思議の国・日本」的なストーリーが展開されています。冒頭、袴姿の矢原達が作戦会議のようなものを開いているのだが、異を唱えた部下を刀で打ち首にするところなど、放送当時に見てもちょっと時代錯誤で違和感ありまくりの場面があり、思わず失笑。そう言えば、ナイトライダーでも不思議な忍者部隊が何度か登場していたなぁ…(苦笑)。

矢原役のセス・ササキは、ハワイ出身の日系俳優で、『ハワイ5-0』や『私立探偵マグナム』などハワイに関連する作品に多数出演していたそうです。矢原の部下の林役は、『007』シリーズにも出ていたスーン・テク・オー。ちなみに彼は、第2シーズンの「地獄のヒーロー!! 密林の収容所襲撃戦(ONCE A HERO)」にも出演している。エアーウルフには、東洋人の俳優がよく登場していましたが、「ベトナム虐殺の村!! 特攻武装ヘリ戦隊の逆襲(THE DEADLY CIRCLE)」に出ていたジョージ・キー・チェンは、ナイトライダーやAチーム、マクガイバーなど、80年代辺りからのアメリカの人気ドラマや『ランボー』などの映画にも多数出演していて、かなり有名どころです。

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『新エアーウルフ復讐編』には、リアルタイムで放送されなかったエピソードが6本あり、そのうちの1本(GROUND ZERO=日本題「復讐のゼロファイター」)は、以前にもCSで放送されたそうですが、今回スパドラでは、それと残りの5本が放送されました。ソビエトの原子力発電所で発生した放射能漏れ事故をテーマにした前後編の「STAVOGRAD Part1・Part2」と、アメリカ放送順では、最後尾のエピソードに当たる3本(POPPY CHAIN、FLYING HOME、WELCOME TO PARADISE )。そのうちの1本をご紹介いたします。

「POPPY CHAIN」=(日本題:ベトナムからの因縁!!国際麻薬シンジケート壊滅作戦)…ジョンの従軍時代の元上官カーティスがラオスで麻薬王国を作り上げていた。ジョン達は、カーティスの組織を壊滅するため、メンバー全員で潜入作戦を決行する。かつて仲間を麻薬付けにされた経験を持つジョンは、カーティスを相当恨んでいる様子。マイクは、ラオスの丘陵地帯でカーティスと接触するが、取引後にカーティスの一味に度々命を狙われる。ジョーは、麻薬の調合役になりすまして、カーティスの麻薬精製工場に潜入。ジョンも運び屋に扮装して、工場に入るが、そこで唐突にカーティスの部下とナイフを使ったデスマッチを繰り広げる…。舞台は、ニューヨークに移り、空港についたジョンは、ロックと合流して取引場所に向かう。二人ともサングラスをかけ、なにやらバディものの刑ドラのような雰囲気を漂わせている…。クライマックスは、ジョンが乗るバイクとカーティスの車が激烈チェイスを展開。エアーウルフは、このシリーズから追加された「ウィスパーモード」を使用して偵察活動をしたり、クライマックスシーンでバトルに加わるが、姿は、ほとんど映らず、存在感が薄い。エアーウルフの飛行シーンが前の3シーズンからの使い回しなので、やはり、いまいち盛り上がりに欠ける展開だったのが残念。それにしてもホークもジョンもバイクの運転がウマ過ぎ…(笑)。

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CS/スカパー・スーパードラマTVで放送中の『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』は、シーズン3に突入。今週は、エアーウルフⅡ(レッドウルフ)登場のエピソードが放送中です。ホークとジェンキンス博士の因縁のライバル対決。エアーウルフとレッドウルフの違いと言えば、レッドウルフには、機体下の発射台と共に機体の先端部からレーザー砲を装備しているところ。このレーザーは、第4シーズンに入ると、エアーウルフも撃てるようになるのですが、あまり出番がなかったような…。来週22日からシーズン1のアンコール放送もスタートします。

同じくスーパードラマTVで放送中のハリウッドスターの軌跡を追うドキュメント番組『セレブリティ・ファイル』、今週は、エアーウルフの主人公ストリング・フェロー・ホークを演じたジャン・マイケル・ビンセントの特集が放送されています。しかし、その内容は、ファンの方々にとっては、おそらくショッキングなもの。酒と麻薬に溺れる日々、結婚生活の失敗、数々の暴行沙汰、交通事故と荒んだ私生活ばかりがピックアップされていた。破滅の部分ばかりではなく、もっと『栄光』の部分も掘り下げてもらいたかったところ。とくに70年代に出演した映画の事や、ドミニクを演じたアーネスト・ボーグナインのインタビューも見たかった。マレラ役のデボラ・プラットのインタビューは、あったが、それもエアーウルフの撮影現場でのJMVの悪態しか触れられていないのが残念だった。JMVは、どうやらエアーウルフが製作される前から酒に溺れていたらしく、ホークメインのエアーウルフが終了したのもそれが少なからず影響していたのがさらに輪をかけて残念無念…。

70年代には、チャールズ・ブロンソン(「メカニック」)やバート・レイノルズ(「グレート・スタントマン」)と、当時のビッグスター達と数々の共演を果たしていたが、『エルム街の悪夢』でフレディ役を演じたロバート・イングランドと親交があったのは意外だった。それにしても『メカニック』のDVDはいつ発売されるんだろう…地上波でもいいから放送して欲しいのだが…。

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