10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
なにかと賛否両論のあった『新エアーウルフ復讐編』。第1シーズンから活躍してきたストリング・フェロー・ホークが中心のレギュラーメンバーが一新され、ビルマの捕虜収容所で生き伸びていたホークの兄・セント・ジョン・ホークを中心に、ドミニクの姪のジョー・サンティーニ、元空軍少佐のマイク・リバース、アークエンジェルの後釜のCIA部長ジェイソン・ロックが新たなチームになり活躍するシリーズとなった。
位置づけ的には、第4シーズンと言う事になっているが、制作局がアメリカCBSからUSATVに移動し、制作費も1~3シーズンよりも大幅に削減されている様子。初回には、ホーク役のジャン・マイケル・ビンセントがゲスト出演。ファーストシーズンから描かれてきたホークの兄探しが突如解決し、ホークとジョンが涙の再会、対面を果たした。ところがドミニクは、突然、ヘリに仕掛けられていた爆弾で爆死し、アークエンジェルは、姿を見せず、ケイトリンにおいては、何も触れられずじまいと言う有り様でのスタート。しかも制作費の削減により、エアーウルフ実機を使ったアクションシーンは、皆無に等しく、ほとんどが1~3シーズンの場面の使い回しだった事もこのシリーズが微妙な位置づけになってしまっている理由。そんな内容でありながらも日本では、日本テレビがゴールデンタイムの水曜夜9時に、全24話のうち18話のエピソードを放送した。そして、つい最近スカパーのスーパードラマTVにおいて、残りの6話分の未放映エピソードが放送されました。今回は、その中から、1つ気になったエピソードをご紹介致します。
『復讐のゼロファイター(Ground Zero)』…矢原投資信託株式会社の社長で、元日本兵の矢原がサンティーニ航空のヘリをジョンの操縦を条件にチャーターしてきた。しかし、ジョンは、エアーウルフのシステムテストのためいけなくなり、代わりにジョーがヘリの操縦を担当する事になる。ジョーと矢原達を乗せたヘリは、チーマンガ原子力発電所に向かうが、そこの飛行禁止エリアに突入して領空侵犯をし、ジョーは、そのまま矢原達に拉致されてしまう…。神風特攻隊のパイロットだった元日本空軍兵士による原子炉破壊計画が描かれているが、実は、ホーク兄弟にまつわるエピソードでもある。ホーク兄弟の父親の名前がアラン・B・ホークであり、彼が第2次大戦時、海軍中尉や飛行中隊長だった経歴を持ち、また五年前に亡くなっていた事が明らかにされている。矢原は、何やらホークの父親に恨みを持っているらしく、死んだ父親の代わりに、その復讐の矛先をジョン達に向けるのであった。
エアーウルフ(ナイトライダーもそうでしたが)は、日本の2時間もののサスペンスドラマのごとく、毎回長い日本語のサブタイトルがつけられていましたが、この話だけなぜか短い。日本未放映エピソードということになっているのですが、日本語吹替え版は、なぜか制作されていたと言う珍しいケースのエピソードです。内容は、いかにも「アメリカドラマで描かれる不思議の国・日本」的なストーリーが展開されています。冒頭、袴姿の矢原達が作戦会議のようなものを開いているのだが、異を唱えた部下を刀で打ち首にするところなど、放送当時に見てもちょっと時代錯誤で違和感ありまくりの場面があり、思わず失笑。そう言えば、ナイトライダーでも不思議な忍者部隊が何度か登場していたなぁ…(苦笑)。
矢原役のセス・ササキは、ハワイ出身の日系俳優で、『ハワイ5-0』や『私立探偵マグナム』などハワイに関連する作品に多数出演していたそうです。矢原の部下の林役は、『007』シリーズにも出ていたスーン・テク・オー。ちなみに彼は、第2シーズンの「地獄のヒーロー!! 密林の収容所襲撃戦(ONCE A HERO)」にも出演している。エアーウルフには、東洋人の俳優がよく登場していましたが、「ベトナム虐殺の村!! 特攻武装ヘリ戦隊の逆襲(THE DEADLY CIRCLE)」に出ていたジョージ・キー・チェンは、ナイトライダーやAチーム、マクガイバーなど、80年代辺りからのアメリカの人気ドラマや『ランボー』などの映画にも多数出演していて、かなり有名どころです。
位置づけ的には、第4シーズンと言う事になっているが、制作局がアメリカCBSからUSATVに移動し、制作費も1~3シーズンよりも大幅に削減されている様子。初回には、ホーク役のジャン・マイケル・ビンセントがゲスト出演。ファーストシーズンから描かれてきたホークの兄探しが突如解決し、ホークとジョンが涙の再会、対面を果たした。ところがドミニクは、突然、ヘリに仕掛けられていた爆弾で爆死し、アークエンジェルは、姿を見せず、ケイトリンにおいては、何も触れられずじまいと言う有り様でのスタート。しかも制作費の削減により、エアーウルフ実機を使ったアクションシーンは、皆無に等しく、ほとんどが1~3シーズンの場面の使い回しだった事もこのシリーズが微妙な位置づけになってしまっている理由。そんな内容でありながらも日本では、日本テレビがゴールデンタイムの水曜夜9時に、全24話のうち18話のエピソードを放送した。そして、つい最近スカパーのスーパードラマTVにおいて、残りの6話分の未放映エピソードが放送されました。今回は、その中から、1つ気になったエピソードをご紹介致します。
『復讐のゼロファイター(Ground Zero)』…矢原投資信託株式会社の社長で、元日本兵の矢原がサンティーニ航空のヘリをジョンの操縦を条件にチャーターしてきた。しかし、ジョンは、エアーウルフのシステムテストのためいけなくなり、代わりにジョーがヘリの操縦を担当する事になる。ジョーと矢原達を乗せたヘリは、チーマンガ原子力発電所に向かうが、そこの飛行禁止エリアに突入して領空侵犯をし、ジョーは、そのまま矢原達に拉致されてしまう…。神風特攻隊のパイロットだった元日本空軍兵士による原子炉破壊計画が描かれているが、実は、ホーク兄弟にまつわるエピソードでもある。ホーク兄弟の父親の名前がアラン・B・ホークであり、彼が第2次大戦時、海軍中尉や飛行中隊長だった経歴を持ち、また五年前に亡くなっていた事が明らかにされている。矢原は、何やらホークの父親に恨みを持っているらしく、死んだ父親の代わりに、その復讐の矛先をジョン達に向けるのであった。
エアーウルフ(ナイトライダーもそうでしたが)は、日本の2時間もののサスペンスドラマのごとく、毎回長い日本語のサブタイトルがつけられていましたが、この話だけなぜか短い。日本未放映エピソードということになっているのですが、日本語吹替え版は、なぜか制作されていたと言う珍しいケースのエピソードです。内容は、いかにも「アメリカドラマで描かれる不思議の国・日本」的なストーリーが展開されています。冒頭、袴姿の矢原達が作戦会議のようなものを開いているのだが、異を唱えた部下を刀で打ち首にするところなど、放送当時に見てもちょっと時代錯誤で違和感ありまくりの場面があり、思わず失笑。そう言えば、ナイトライダーでも不思議な忍者部隊が何度か登場していたなぁ…(苦笑)。
矢原役のセス・ササキは、ハワイ出身の日系俳優で、『ハワイ5-0』や『私立探偵マグナム』などハワイに関連する作品に多数出演していたそうです。矢原の部下の林役は、『007』シリーズにも出ていたスーン・テク・オー。ちなみに彼は、第2シーズンの「地獄のヒーロー!! 密林の収容所襲撃戦(ONCE A HERO)」にも出演している。エアーウルフには、東洋人の俳優がよく登場していましたが、「ベトナム虐殺の村!! 特攻武装ヘリ戦隊の逆襲(THE DEADLY CIRCLE)」に出ていたジョージ・キー・チェンは、ナイトライダーやAチーム、マクガイバーなど、80年代辺りからのアメリカの人気ドラマや『ランボー』などの映画にも多数出演していて、かなり有名どころです。
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新エアーウルフに未放映エピソード?
ガースさん・今年もよろしくお願いします。
>≫この回は日本未放映エピソードということになっているのですが、日本語吹替え版は、なぜか制作されていたと言う珍しいケースのエピソードです。内容は、いかにも「アメリカドラマで描かれる不思議の国・日本」的なストーリーが展開されています。冒頭、袴姿の矢原達が作戦会議のようなものを開いているのだが、異を唱えた部下を刀で打ち首にするところなど、放送当時に見てもちょっと時代錯誤で違和感ありまくりの場面があり、思わず失笑。
>エアーウルフシリーズに、「吹き替え版がつくられた」未放映エピソードがあるのは驚きですね。
もし本放送で「復讐のゼロファイター」が放送されていたら「ゼロ戦原子炉破壊!ホーク兄弟に復讐する日本人」と言うタイトルになるのでは?と思いました。
そういえば、タイムトンネルやトワイライトゾーンでも日本軍を題材にするエピソードが未放映だったそうですが、なぜ飛ばされたのか理由が気になるところです。
それで思い出したのですが、テレビ朝日で放映された「Xファイル」でも「731」と言うエピソード(「旧日本軍731部隊の生き残りが、日本に生物兵器を持ち込む…」なるストーリー)が未放映になっているそうですね。
wikipediaを見ると「731はXファイルのストーリー全体のターニングポイントとなる話」だそうですが、もしテレビ放映されていたらどうなっていたのか気になるところです。
>≫この回は日本未放映エピソードということになっているのですが、日本語吹替え版は、なぜか制作されていたと言う珍しいケースのエピソードです。内容は、いかにも「アメリカドラマで描かれる不思議の国・日本」的なストーリーが展開されています。冒頭、袴姿の矢原達が作戦会議のようなものを開いているのだが、異を唱えた部下を刀で打ち首にするところなど、放送当時に見てもちょっと時代錯誤で違和感ありまくりの場面があり、思わず失笑。
>エアーウルフシリーズに、「吹き替え版がつくられた」未放映エピソードがあるのは驚きですね。
もし本放送で「復讐のゼロファイター」が放送されていたら「ゼロ戦原子炉破壊!ホーク兄弟に復讐する日本人」と言うタイトルになるのでは?と思いました。
そういえば、タイムトンネルやトワイライトゾーンでも日本軍を題材にするエピソードが未放映だったそうですが、なぜ飛ばされたのか理由が気になるところです。
それで思い出したのですが、テレビ朝日で放映された「Xファイル」でも「731」と言うエピソード(「旧日本軍731部隊の生き残りが、日本に生物兵器を持ち込む…」なるストーリー)が未放映になっているそうですね。
wikipediaを見ると「731はXファイルのストーリー全体のターニングポイントとなる話」だそうですが、もしテレビ放映されていたらどうなっていたのか気になるところです。
パールハーバー
>タイムトンネルやトワイライトゾーンでも日本軍を題材にするエピソードが未放映だったそうですが、なぜ飛ばされたのか理由が気になるところです。
ハワイを舞台にした「私立探偵マグナム」や、現在放送中のリメイク版「HAWAII FIVE-0」なんかもパールハーバーでのあの戦争をストーリーに少なからず盛り込んでいますが、アメリカにとってやはり「忘れられない出来事」であり、日本にとっては、「隠したい出来事」なのかもしれませんね。とくに日本のテレビはそういうことに敏感なのかもしれません。吹替えを作ったのに放送されなかったと言うことは、やはり放送直前に何らかの横やりが入ったのではないでしょうかね。しかし、現在はスカパーで見ることができるようになったし、大分事情変わってきているとも言えそうですが…。
ハワイを舞台にした「私立探偵マグナム」や、現在放送中のリメイク版「HAWAII FIVE-0」なんかもパールハーバーでのあの戦争をストーリーに少なからず盛り込んでいますが、アメリカにとってやはり「忘れられない出来事」であり、日本にとっては、「隠したい出来事」なのかもしれませんね。とくに日本のテレビはそういうことに敏感なのかもしれません。吹替えを作ったのに放送されなかったと言うことは、やはり放送直前に何らかの横やりが入ったのではないでしょうかね。しかし、現在はスカパーで見ることができるようになったし、大分事情変わってきているとも言えそうですが…。
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