10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
「さぁ、ねばねばねばねばねばねばねばねば・・・あいして いけない わけじゃーなぁいー」
スライムがドロドロにとろけているわけではない(実際はNEVER NEVER NEVER EVER×2)が、リアルタイムで見ていた時は、こう聞こえておりました(汗)。ピンクレディのMIEが歌った「NEVER」が主題歌だった大映ドラマの名作と言えば「不良少女とよばれて」。リーゼントにオールバック、黒の革ジャン姿のイカツイ男子たちや、6、70年代のファションに派手なメイクをした女子達が、夜の怪しい街角や、高架下の河川敷や、原っぱやらで鉄棒や鎖を振り回しながら激しい殴り合い、取っ組み合いの喧嘩をしとにかく荒れ狂う・・・。しかし、当時リアルでこのドラマに出てくるようなお兄さん、お姉さん達を見た事はなかった・・・。今となっては、絵空事のような世界にも思えるが、実は、舞楽家の原笙子さんの実体験をドラマ化したもの。スケバン刑事やらセーラー服反逆同盟やら、女番長的なヒロインがうけていた時代だったので、当時は、何の違和感もなかったのです。
今だったらおそらく小説に忠実にドラマ化されてしまうのだろうが、当時の大映ドラマは一筋縄ではいかない。小説は読んだことないのですが、おそらくかなりアレンジが加えられていたものと思われます。忠実でなくとも面白けりゃそれでいいと言う大らかな時代です。大映ドラマの特徴的な演出と言えば、思い出すのが「スチュワーデス物語」でもよく見られたが、例えば、主人公の仲間達が突然輪になって主人公を取り囲み、集団で歌いだすいわゆる合唱演出。なぜだか当時は、自然に見えたが、今見るとコントのようにも思え、気になって仕方がない(笑)。そして、もう1つは、主人公自身、あるいは主人公の恋人、はたまた仲間に急に襲い掛かる悲劇的な死・・・。そのショッキングな死に様も大映ドラマの醍醐味の1つだった。このドラマも例外ではなかった。かつて、不良グループのリーダーとして名を馳せた曽我笙子が舞楽家の久樹哲也と出会ったことによって、愛に目覚めて改心し、少年院に入って更生していくと言うのが主なあらすじなのですが、第2回にさっそくあの演出が・・・。警察に自首しようとする笙子の前にかつての仲間達が集結し、その仲間達が神社の階段の両側に立ち並んで合唱しながら笙子を送り出すと言う場面。えっなぜこんなところで歌うの?不意打ちを食らったような不思議な合唱が癖になる。いや、確かに感動的な場面と言えばそうなのですが・・・。
そう言えばこのドラマの舞台は、横浜。あぶない刑事のロケ場所としてもよく使われていた伊勢崎モールの風景も見られます。やはり、当時の横浜、シャレた雰囲気が素敵。
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