10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
今年で40周年を迎える西部警察。そして、西部警察を超える刑事アクションドラマとして作られたのが、今から丁度30年前、平成元年にスタートした「ゴリラ警視庁捜査第8班」。初回は、台北、フィリピンを舞台に、秋葉礼次をリ一ダ一とする国際強盗団と、警視庁が極秘裏に組織した倉本省をリーダーとする通称「ゴリラ」と呼ばれる精鋭チームがフィリピン奥地のジャングルで激しい戦闘を繰り広げた。
日本の刑事ドラマ史上、海外を舞台に大スケールかつド派手なサバイバルアクションを展開したのは、後にも先にもこのゴリラだけだと思います。フィリピン大統領府全面協力の下、マニラ市街地での大ロケーション、熱帯雨林での戦闘シーンの撮影では、実銃や軍用ヘリコプターなどが貸し出され、さらに当時の大統領の義弟が元レンジャー部隊指揮官として番組に出演するなど、国家的規模で制作されたことも驚き。まさに和製ランボーと言っても過言ではないくらいハードなアクションの連続に圧倒されました。
当時アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ゴリラ」というアクション映画がありましたが、この刑事ドラマもそれに負けないくらい破壊力抜群のアクションシーンを見ることができた。当初は、戦闘服を身につけたコンバットスタイルでの活躍が目立ったが、路線変更にともないその姿での登場はなくなった。
当初は、このような傭兵部隊のイメージが強かったゴリラ。
フィリピン奥地、橋上で挟み撃ちにされながら激しい銃撃戦を見せる。
西部警察と同じく、国内でも大規模な地方ロケーションを敢行したゴリラですが、その第一弾となった九州ロケの「博多大追撃」では、当時開催されていたアジア太平洋博覧会の会場を舞台に、ゴリラのチームがブラックマーケットで盗品を売りさばく唐沢一味と対決。壮絶な銃撃戦&カーアクションに加えて、人工海浜ではボートの爆破シーンが撮影された。
ゴリラのメンバーが乗る車の中でとくにカッコ良かったのが、伊達刑事が乗っていたガルウィングのスタリオン。このエピソードでは、爆発の煙や粉塵にまみれながらも犯人の車を追跡する姿がとても印象でしたね。
「危険地帯」では、研究所から数百万人分の致死量に相当するボツリヌス菌を奪った犯人一味と対立。ゴリラ率いるパトカー軍団が激しい爆撃を受けたり、ホイールローダや巨大なダンプも登場して大バトルが展開した。炎に飲まれ、激しくクラッシュするパトカー、ホイールローダに押されて崖から転落するパトカーもいたり、西部警察さながらの凄まじいカーアクションシーンに圧倒されました。平成元年。日本にも熱い刑事ドラマがありましたねえ。
ホイールローダのバケットに押し潰されるパトカー。
西部警察や刑事貴族など、様々な刑事ドラマで見せていた舘さんダイブ。ゴリラのこのエピソードでも披露していました。
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