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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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FOXクラシックで放送中の「ナイトライダーシーズン2HD」。今週は、「激走!殺人レース・荒野に死を呼ぶマッド・ライダーを倒せ!!(SPEED DEMONS)」が放送されますが、今回は、「激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!(KNIGHTMARES)」と、「危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!(SILENT KNIGHT)」について。





激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!!

KNIGHTMARES

マイケルは、大量のアリジウムを海外へ不法に輸出している犯人達の車を追跡していた。しかし、犯人達は、ダムに逃げ込み、姿を消した。マイケルは、ダムの壁に機関室に通じる隠し扉があることに気づき、そこで、犯罪の証拠を見つける。その後、表に出たマイケルは、待ち伏せしていた犯人が投げた手榴弾で吹き飛ばされ意識を失う。病院で目を覚ましたマイケルは、ナースに名前を聞かれて、「マイケル・ロング」と答え、鏡で自分の顔を見て驚く。彼は、「マイケル・ナイト」の一切の記憶を失っていた。


地上波放送時第3話として放送されたエピソード。マイケルが「マイケル・ナイト」の記憶を失い、マイケル・ロング時代の自分に戻ってしまう。キットやデボン達のことを忘れ、刑事だった時に勤めていた職場を訪れても誰にも相手にされず、自暴自棄になるマイケル。キットによって、ナイト財団に連れ戻されたマイケルは、デボンの説明を受けて、再び事件の調査に戻り、自分を傷つけた犯人達を捜し続ける。キットがマイケル・ナイトの記憶を呼び覚まそうと、マイケルに必死に語りかける様が健気です。


アクション的にも中々見所が多い回。爆弾で吹き飛ばされたり、マンションの4階のベランダから飛び降りて、キットのシートに着地するなど、キットと同様にマイケルが飛びまくっている。また、キットがマイケルを追いかけている時に見せる工事現場越えのターボジャンプも見応えあり。このジャンプシーンの撮影の時、カースタントを担当したジャック・ギルは、コントロールを失いかけて、危うくハッセルホフにぶつかりそうになったらしいです。


吹替えの新録部分。ちなみに、フランク・プールの声は、シドニー・ポワチエ、バート・レイノルズのフィックス、戦隊シリーズのナレーション、警察24時シリーズのナレーションなどでも有名な田中信夫氏が担当。カーラの声は、ナンシー・アレン、ウーピー・ゴールドバーグのフィックス、「V & V2 ビジターの逆襲」のダイアナ、「24 TWENTY FOUR」シリーズのシェリー・パーマーなどで知られる小宮和枝氏が演じていました。




  




①マイケルが入院していた病院の部屋で、デボンとエイプリルがナースのラングリーにマイケルのことを聞いているシーン。デボンの「消えた?」から「このカルテには、『マイケル・ロング』とある」までのセリフ。

②警察署のシーン。マイケルが警官と話す→デボンのオフィスのシーン。警察から連絡を受けてデボンとエイプリルが警察署に向かう→警察署を飛び出したマイケルを、キットが発見するまでのシーン。

③警察署でデボンとエイプリルがボーマン巡査と話している→キットから連絡が来て、デボン達が警察署を出て行くシーン。

④ダムに向かっている時のマイケルとキットの会話。マイケルの「何か妙なものが頭に浮かんでくるんだ」から「・・・俺を見て怯えてる」までのセリフ。

⑤ダムの機関室でフランクとデュークが話しているシーン。

⑥カーラのマンションの前でナイト2000がパトカーに囲まれ、マイケルに銃を向けた警官が「車の男、両手を挙げて出ろ!」と言うシーン。

⑦パトカーに追われている時のマイケルとキットの会話。


①と②のシーンは、地上波放送時に吹替えされていましたが、何らかの理由により吹替え音声が消失したため、改めて新録されています。元の吹替えとは、セリフが異なる部分もあり、中々興味深いです。











危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え!

SILENT KNIGHT

サンタクロースの格好をした三人組の男が現金輸送車を襲撃し、そのうちの一人の男が支店長の金時計を奪った。ジプシーのティノという少年が男からその金時計を盗み取るが、逃走中にナイト2000とぶつかり、交通事故を起こす。マイケルは、ティノを車に乗せ、病院に連れて行こうとするが、キットの診断によりティノがどこにも怪我を負っていないことがわかる。ティノから強盗犯と金時計のことを聞いたマイケルは、ティノの身を案じて、彼を叔父のステファノのところに連れて行く。


シリーズ唯一のクリスマスをテーマにしたストーリーで、日本では未放映だったエピソード。日本で放送されなかった理由は、未だに明らかになっていませんが、考えられるのは、単に放送時期に合わなかった(シーズン2は、1987年の1月から5月の間に放送されたため)か、物語に登場しているジプシー(劇中では、ロマと呼ばれている)に何らかの問題があったか。ちなみにアメリカでは、クリスマスシーズンに放送されたが、国内のほとんどの地域でこのエピソードの放送が休止になってしまったそうです。



マイケルは、ナイト財団のクリスマスパーティーに出席するため、タキシードを買うと言っていたが、結局、このエピソードでマイケルは、タキシードを着ることはなかった(別のエピソードでは、何度か着ているが)。デボンもエイプリルも直接マイケルと顔を合わさず、二人ともキットのモニターにのみ登場しているところも特別な感じがしましたね。


ティノの掘っ立て小屋に入っている時に強盗犯の車に襲われて、ドリフのコントのように埃まみれになりながら壊れた小屋の中から出てくるマイケルの姿が笑える。ティノがキットのボタンを勝手に押し捲って、サンルーフを開けたり、煙幕を出したりするところは、パイロットのバディを彷彿させます。


アクションの見所は、やはり、キットの2度のターボジャンプシーン。1度目は、路上で強盗犯の車を飛び越えていたが、かなり高いジャンプで迫力があった。2度目は、小麦畑に向かっての大ジャンプ。その後、ナイト2000が大型コンバインに突進し、強靭なボディでコンバインのローラーをバラバラにしてしまうシーンが圧巻でした。


ティノの声を担当していた声優さんの名前は不明ですが、ティノの不良っぽい感じのキャラとマッチした声で中々良かったです。レギュラー声優陣のセリフのやりとりもテンポが抜群で、テンションも高く聞き応えがありました。これが最後の未放映エピソードかと思うと、ちょっと寂しい気分になりましたが(苦笑)、10本の未放映エピソードを全て当時のキャストの吹替えで見ることができて感無量です。









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「KITT、事故にあう前の俺を知ってると言ったな・・・マイケル・ナイトってどんな男だった?」
ガースさん、こんばんは。

>≧キットやデボン達のことを忘れ、刑事だった時に勤めていた職場を訪れても誰にも相手にされず、自暴自棄になるマイケルがキットによって、ナイト財団に連れ戻されたマイケルは、デボンの説明を受けて、再び事件の調査に戻り、自分を傷つけた犯人達を捜し続ける。キットがマイケル・ナイトの記憶を呼び覚まそうと、マイケルに必死に語りかける様が健気です。

>事故の影響で記憶喪失となり、「マイケル・ロングだったころの記憶」に戻ったマイケルの苦悩と「マイケル・ナイトの記憶」を呼び戻そうとするKITTの姿は「激闘!魔の巨大ダム捜査ナイト2000決死のターボジャンプ!!」を象徴するシーンですよね。

ガースさんのブログを見て「激闘!魔の巨大ダム捜査ナイト2000決死のターボジャンプ!」が収録された「ザ・ベスト・オブ・ナイトライダー②」を拝見しましたが、爆発のショックで記憶を失い病院で意識を取り戻し、病院の看護師に「俺はマイケル・ロング…刑事だ、任務に戻らなきゃ…」と言いつつ鏡に写った顔を見るなり「!?顔が…どうしたんだ?俺の顔じゃない!」と驚き自宅へ帰ろうとしたら自宅のあったアパートは無くなっているわ職場の11分署へ行ったら「マイケル・ロングは殉職した」と応対した警官に聞かされて11分署を飛び出し「自分の名前を呼ぶ言葉を話す車」に追われて「俺の人生が消え・・・車と会話している…」と口にするマイケルや財団本部でデボンとエイプリルから「マイケル・ロング死亡」の新聞記事を見せられ「俺が死んだって言うのか!?」と驚き、財団移動本部でデボンとエイプリルを前に「君たちを思い出したい…悔しいよ」と言うマイケルのシーンは「マイケルの記憶喪失」を強調していますが、車内にケミカルアナライザーがあることを教えるKITTに「君は魔法使いだな…」と驚き防犯装置を解除するKITTに「また君か?」と口にするマイケルを見ると徐々に記憶が戻りつつあるような雰囲気を覚えました。

「再放送の歴史」にあった「マイケルが自分の勤めていた警察署に行く場面」と言うと、〝11分署を訪れるも「そこは職員しか入れませんよ」と受付の警官に呼び止められ、「君はジェリーの代理か?」と質問するマイケル→「俺は仕事に来たんだ…マイケル・ロング、シリアルナンバー10509だ」と言うマイケルだが、応対した警官に「マイケル・ロングの名を軽々しく語るな。彼の死に皆が心を痛めたんだ」と返されてしまう…″のシーンを差しているのでしょうか?。

また、「追加吹き替えのリスト」にある「②警察署のシーン」はデボンのオフィスで「マイケルを探しやすいよう、KITTにプログラムを施したわ」とエイプリルがデボンに報告する→11分署からマイケルが来たと電話がかかるシーンの事だと感じました.

④の〝ダムに向かっている時のマイケルとキットの会話でマイケルの「何か妙なものが頭に浮かんでくるんだ」から「・・・俺を見て怯えてる」までのセリフ″は、ダムへ向かう途中「あるものが繰り返し思い浮かぶ…訳が分からん、こぶし…俺のこぶし…」と言うマイケル→ナイト2000の機能の1つ・CGでスクリーンに投射するKITT→「鏡の前を通るたび、いやな気分になる…見知らぬ男が映るんだ」と言うマイケルに「私の事だけでも思い出して下さい」と返すKITTの場面の事ではないか?と思いますが、「⑦パトカーに追われている時のマイケルとキットの会話」は「パトカーが消えればいいと思うなんて…」と言い出すマイケルに「こっちが消えますか?ハンカチをよく見てて…」と質問するKITTの場面でしょうね。

11分署から逃げ出したマイケルを見つけてエイプリルとデボンを呼び止めようとするKITTが「デボンさん・エイプリル待って!マイケルを発見しました!」と言う→オートクルーズでマイケルを追いかけ「マイケル、私です…KITTです!」と呼びかけるシーンや銃を構えるマイケルに「これが再会のあいさつ?」と当惑するKITTを見ると野島昭生さんの声を思い出しますが、「私の任務はあなたをサポートすることです…あなたは私を必要としている」とマイケルを呼び止めたり化学分析器で財布の分析を終えて「私はマイケルが好きでした…」と口にするKITTを見ると「マイケルが記憶をなくしても、マイケルのことを思いやるKITT」を印象付けていました。
9人のコリない日本人 2016/04/26(Tue)22:09:33 編集
Re:「KITT、事故にあう前の俺を知ってると言ったな・・・マイケル・ナイトってどんな男だった?」
>「俺は仕事に来たんだ…マイケル・ロング、シリアルナンバー10509だ」と言うマイケルだが、応対した警官に「マイケル・ロングの名を軽々しく語るな。彼の死に皆が心を痛めたんだ」と返されてしまう…″のシーンを差しているのでしょうか?。

そうです。その部分には、テレビ初放映時にちゃんと吹替えされていたのに、何かトラブルがあったのか、10年以上前に発売された日本語吹替版つきのDVDにも収録されていなかったんですね。で、最近発売されたブルーレイや今回のFOXクラシックでの放送では、改めて収録し直されていたというわけです。


>④の〝ダムに向かっている時のマイケルとキットの会話でマイケルの「何か妙なものが頭に浮かんでくるんだ」から「・・・俺を見て怯えてる」までのセリフ″は、ダムへ向かう途中「あるものが繰り返し思い浮かぶ…訳が分からん、こぶし…俺のこぶし…」

そうです。マイケルが拳の話をしている場面は、地上波放送時にカットされてしまった部分です。


>「⑦パトカーに追われている時のマイケルとキットの会話」は「パトカーが消えればいいと思うなんて…」と言い出すマイケルに「こっちが消えますか?ハンカチをよく見てて…」と質問するKITTの場面でしょうね。

その通りです。ここも地上波放送時にカットされてしまったシーンですね。


>「私の任務はあなたをサポートすることです…あなたは私を必要としている」とマイケルを呼び止めたり化学分析器で財布の分析を終えて「私はマイケルが好きでした…」と口にするKITTを見ると「マイケルが記憶をなくしても、マイケルのことを思いやるKITT」を印象付けていました。

このシーンのマイケルとキットのやりとりは私も好きですね。字幕でも十分良いと思いますが、やはり、吹替えがあるほうがもっと楽しめると思うので、日本語吹替版のDVDの購入をオススメ致します(笑)。
【2016/05/16 09:27】
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