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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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1979年のテレビ番組と言えば、テレビの歴史に名を残すビックな番組が数多く登場した年でしたね。例えば、特撮番組では、ジャッカー電撃隊から一旦途絶えた戦隊シリーズが再び土曜の夕方枠で復活し「バトルフィーバーJ」がスタートしたり、仮面ライダーもストロンガー終了以来3年9ヵ月ぶりに「仮面ライダー (スカイライダー)」が始まった。現在も続く人気ロボットアニメシリーズの記念すべき第1作「機動戦士ガンダム」、テレビ朝日版「ドラえもん」がスタートしたのもこの年。金曜の夜8時は、「金8戦争」と言われ、日テレの「太陽にほえろ!」を打倒しようと各局凌ぎを削りあっていましたが、そんな中、TBSが「3年B組金八先生」をスタートさせ、太陽にほえろ!の視聴率を揺るがし始めたのもこの年の出来事でしたね。



一方で、アクション刑事ドラマ花盛りの時代。79年の秋には、あの伝説のアクション刑事ドラマ「西部警察」、そして「噂の刑事トミーとマツ」が始まっている。今思うと改めて本当に凄い時代だったと感嘆するばかりでございますが、そんな中この年、もう一つスタートした刑事ドラマがありました。それは、石立鉄男が東京鉄道公安室内の捜査部署「ゼロ課」の捜査主任兼主人公・榊大介を演じた「鉄道公安官」。今月から東映チャンネルで放送されています。鉄道公安官は、刑事ではないですが、ドラマの作りは、至って刑事ドラマそのものであり、レギュラーの出演者も刑事ドラマでは、お馴染みの面々が揃っていました。



ゼロ課のベテラン公安官・本間国雄役を演じるのは、「あぶない刑事」の近藤課長役でも有名な中条静夫。若手の公安官・星野一役は、このドラマに出演後、桐生一馬刑事役で「西部警察」に出演していた加納竜。同じく若手の公安官・古賀隆太役は、「大戦隊ゴーグルファイブ」でゴーグルレッド=赤間健一を演じた赤木良次。ゼロ課の紅一点・八木和子役は、「江戸川乱歩の美女シリーズ(天知茂版)」の明智の助手・文代役などで有名だった五十嵐めぐみ。そして、室長の瀬川浩三役は、「西村京太郎トラベルミステリーシリーズ」の十津川警部役などでも知られる三橋達也が演じている。準レギュラーとして、ルポライターの島村泉役で夏目雅子が出演しているそうですが、4話まで確認したところ、彼女はまだ登場しておりません。



捜査ゼロ課は、国鉄本社に設置され、通称「はやぶさ部隊」と呼ばれている。広域捜査、特務捜査を任務とし、鉄道以外の場所では、地元の刑事たちと連携する。全国各地でロケが敢行されたようで、第1話は、徳山、小郡、博多などでロケされた場面も見られました。そして当時、活躍していた懐かしい列車が出てくるところも見所の一つになっています。まだJRではなく国鉄時代ですから、実際に乗ったことがない車両ばかりですが、玩具などで遊んだことがある車両が結構出ていましたね(笑)。第1話は、ブルートレイン(24系車両)がドラマの舞台になっていましたが、鉄道関係者が24系車両の前部についている手すりに捕まって、旗で誘導して車両を連結させる場面があったり、鉄道好きな方には、中々貴重な映像がたくさん出てくる番組のようですね。









鉄道ものの刑事ドラマと言えば、やはり、リアルタイムで見ていた「さすらい刑事旅情編」を思い出しますが、そりよりも10年も前にこのようなドラマが放送されていたとは・・・。さすらい刑事は、国鉄がJRになって間もない頃に放送されていましたが、アクションは、ほとんどなく、聞き込みや物的証拠を基づいて犯人を追いつめていく人情路線の刑事ドラマだった。鉄道公安官もそれとほぼ同様のスタイルのように見えますが、鉄道以外の場所で犯人と格闘したり、また銃撃戦が展開することもあり、さすらい刑事よりは、ややアクションが多い感じがします。石立鉄男氏が演じる榊大介がかなりの熱血漢で、犯罪者やあるいは被害者の関係者と殴り合ったり、常に殴り合いをしている印象が強いのですが(苦笑)、夜明けの刑事の相馬課長や、トミマツの相模警視正とはまた違った実直なキャラクターを演じています。現場に出向いて動き回っている中条さんも中々印象に残ります。古賀役の赤木良次さんは、今までゴーグルファイブでしか見たことがなかったので、この公安官役は、とても新鮮に見えます。



ゲストも刑事ドラマで顔馴染みの俳優さんが数多く登場しています。初回の「寝台特急の少年」には、当時、悪役の常連だった睦五郎氏が犯人役で出演。2話の「裏切りの北帰行」には、「はみだし刑事情熱系」の杉浦警部役でも有名な平泉成氏が出演。平泉さんと言えば、最近BSで放送された舘ひろし・神田正輝主演の「クロスロード」にも出ていましたね。3話「長崎・女ひとり旅」には、西部警察でカド屋のマスター・朝比奈を演じていた佐原健二氏。4話「さらば、友よ…」には、やはり当時の刑事ドラマでよく見かけた峰岸徹氏が元ボクサー役で出演していました。5話以降も顔馴染みの俳優さんが数多く出演しているようですし、楽しみですね。




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ただいま視聴中!
地上波の再放送で見て以来、20数年ぶりに見ております!夏目雅子さんは7話「こだま最終便の秘密」で初登場でした。

後半には『大都会Ⅲ』から移動?で星正人さんも登場し若手トリオになりますが、番組終了後に加納さんは『西部警察』へ‥星さんから石原プロの話も聞いていたのでしょうか。
ひんしゅく小僧 2016/05/04(Wed)08:21:05 編集
Re:ただいま視聴中!
>地上波の再放送で見て以来、20数年ぶりに見ております!夏目雅子さんは7話「こだま最終便の秘密」で初登場でした。

ご無沙汰しております。夏目さんやっと出てきましたね。時期的に「西遊記」の撮影終了後に合流した感じなんでしょうね。それにしてもどの役を演じても本当にお美しいです。


>後半には『大都会Ⅲ』から移動?で星正人さんも登場し若手トリオになりますが、番組終了後に加納さんは『西部警察』へ‥星さんから石原プロの話も聞いていたのでしょうか。

後半から星さんが加納さんと交代してレギュラー出演されたんですね。星さんが西部警察のレギュラーになっても良かったのではないかと思うのですが、それだと、あまりに大都会Ⅲのレギュラー陣(寺尾、苅谷)とかぶりすぎるし、新鮮さを出すために加納さんが選ばれたのかもしれませんね。
【2016/05/16 09:29】
書き方悪かったかな。
星さんは、加納さんと交代ではなく追加出演でした。なので若手が赤木さんと合わせて3人になってました。

同じ頃にOPテーマもインストのアップテンポな物に代わって、よりアクションドラマ色を強めていた筈です。(エンディングは最終回まで『ホームタウン急行』)
加納さんは『公安官』終了に伴って『西部警察』へ移動したわけですが、刑事ドラマ全盛期の当時は多かったパターンでしたね。
ひんしゅく小僧 2016/05/18(Wed)08:56:40 編集
Re:書き方悪かったかな。
>星さんは、加納さんと交代ではなく追加出演でした。なので若手が赤木さんと合わせて3人になってました。

こちらが勘違いしてしまったみたいですね。どうもすいません(汗)。


>加納さんは『公安官』終了に伴って『西部警察』へ移動したわけですが、刑事ドラマ全盛期の当時は多かったパターンでしたね。

当時は、本当にアクション刑事ものが多い時代でしたよね。星さんも大都会Ⅲに出る前にTBSの「刑事くん」で主演したり、鉄道公安官の後に「爆走! ドーベルマン刑事」にも出演したり、刑事ドラマを渡り歩いていましたよね。
【2016/05/20 02:30】
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