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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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一番はじめは一宮 二は日光東照宮
三は讃岐の金比羅さん 四は信濃の善光寺
おかあちゃんが子供の頃に教えてくれた手鞠歌や
あの頃はいろんな神さんが人の心の中に住んでた
今は神さんがどこへ行ってしもうたんか
えげつないことやりよる奴らが増えてきた
しゃくに障って「いてもうたれ!」と思うけど
どないもなれへん
ホンマに無茶苦茶な世の中や!



1・2は、森山周一郎、3は、天知茂、4は、フランキー堺と、ハングマンの歴代ナレーションと言えば、これまでは、シブい男優さんが担当してきましたが、「ザ・ハングマンV」は、初の女性リーダーということもあってか、ナレーターも女性になり、中山千夏氏が担当していました。中山さんと言えば、私世代的なやはり、「じゃりん子チエ」のチエちゃんの声が未だに一番印象に残っておりますが、ハングマンのこのナレーションもチエちゃんのような人懐っこい関西弁で喋っていてインパクトがあるし、まさに今の日本社会を鋭くブッた斬っているような感覚にもなりますね。



と言うことで、先月からスタートした「ザ・ハングマンV」。初の女性リーダーが登場し、主婦がパートでハングマンをやってしまうというぶっ飛んだ設定も斬新。平均視聴率も歴代シリーズ第1位と言う驚異的な記録を残した人気シリーズ。やはり、主婦をリーダーにしたことで、主婦層の視聴率がグンと上がったのでしょうかね(笑)。リーダー役の山本陽子さんは、当時、2時間サスペンスものでよく見ましたが、ハングマンのようなアクションものに出るのは意外で、とても新鮮でした。蝶のマークを象徴的に使ったOPもとても魅力的。BGMも一新されて、以前とは、大分雰囲気が変わっています。EDは、前シリーズに引き続き、零心会が都心の高層ビルをバックに派手なパフォーマンスを見せていますが、今回は、歌も零心会が担当し、メンバーが「零心会のズンドコ節」を合唱しています。



前シリーズに引き続き出演の佐藤浩市(コードネーム:ファルコン)、火野正平(コードネーム:エジソン)、松下一矢(コードネーム:バニー)のメンバーのコンビネーションも抜群。再放送以来、約二十数年ぶりに拝見しましたが、今見てもやはり面白い。表家業が前シリーズのタクシー会社から打って変わって、花屋の「緑美園」になり、中々味わいがあります。


メカニック担当のエジソンが開発した様々な機械(盗聴器など)が登場したり、ハングマンカーのウォークスルーバンが移動基地局になっていて、大きなアンテナ(やしの木でカモフラージュしている)を伸ばしてテレビの電波をジャックしたり、視聴者にハンギングの様子を映し出すなど、ユニークなメカが満載。また、パピヨンが様々に衣装を替え、毎回豪華かつ奇抜なファッションで登場するところもこのシリーズの見所。衣装とか髪型は、今見ると、さすがに時代を感じさせますが(苦笑)、当時の流行したファッションとして、懐かしながら見ています。



4話まで拝見しましたが、その中から一番印象に残ったエピソードをご紹介致します。





人妻がパートでハングマン!?

英(はなぶさ)蝶子はごく平凡な会社員の妻。ある日、蝶子は、買い物中に見知らぬ男達に連れ去られ、監禁された部屋で意外な人物と再会を果たす。その人物とは、蝶子の元愛人で、片桐代議士の秘書をしていた前尾大輔であった。5年前、蝶子は、赤坂の高級クラブ「パピヨン」のマダムをしており、前尾とは、その時に知り合った。当時、前尾は、片桐の疑獄事件を巡って矢面に立たされ、片桐の罪をなすりつけられて消されそうになった。蝶子もその事件に巻き込まれて命を狙われたが、二人とも奇跡的に助かった。その片桐が自分の保身のために、目障りな人間達を闇に葬り続けていることを前尾から聞かされた蝶子は、ハングマンのリーダーとなり、かつて自分と前尾を陥れた片桐の一味と対決する。



初回は、パピヨンこと英蝶子の過去が描かれ、ハングマンのマネージャーとなった前尾と蝶子が関わったある事件の黒幕がハンギング相手となり、まさにリベンジマッチのような様相になっていたところが面白かったですね。アクション的にも見応えある場面が多く、ハングマン随一の武闘派で前シリーズのクレイを引き継いだようなキャラクターのファルコンが敵を軽快に殴り倒していくアクションもスカッとしましたが、やはり、一番印象に残ったのは、ファルコンがオートジャイロに乗って空を飛び、片桐の一味をパチンコ玉で一人ずつ倒していくシーン。オートジャイロと言えば、マッドマックス2のジャイロ・キャプテンを思い出しますが、国内のドラマでオートジャイロを使ったアクションが見られるのは、中々貴重です。


ダイナマイトを使ったハンギングも中々の迫力。スプリングでつながれた三人の犯罪者達が火のついた導火線を消そうと必死になって動き回る姿が笑えたが、実際に犯罪者達の目の前でダイナマイトが爆発して巨大な炎が上がったり、かなり緊迫した映像になっていて見応えがありました。前シリーズまでは、ハンギングの現場を直接観衆に見せていましたが、今シリーズは、電波ジャックして、テレビでハンギングの様子を生中継するという手法がとられています。ハンギングの見せ方もスケールアップしていますね。


今回、仮面ライダーの死神博士役などで有名な天本英世氏と、当時、刑事ドラマの悪役でよく見かけた浜田晃氏が悪役でゲスト出演していて、ハンギングシーンもご本人達が演じていましたが、なんだか役者さん自身が罰ゲームを受けているようにも見え、不思議な感覚になりましたね(苦笑)。パピヨンに眠らされた後、三人の犯罪者達が身包み剥がされて藁で縛られ、歩道橋の上で見せしめにされていましたが、ハンギングの手法もまた一段とパワーアップしたように見えました。



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付き馬屋のパピヨン
ガースさん、こんにちは!。

>》前シリーズに引き続き、エンディングで零心会が都心の高層ビルをバックに派手なパフォーマンスを見せていますが、今回は、歌も零心会が担当しメンバーが「零心会のズンドコ節」を合唱しています。

>「零心会のズンドコ節」ですが、イントロとコーダにかかる足踏みを思わせるシンセサウンドが耳に残りますが、動物たちの視点で人間世界を眺めた歌詞でしたね。ズンドコ節は氷川きよしさんやドリフターズが歌っているイメージがありますが、零心会版ズンドコ節の知名度はどうだったのか気になるところです。

>≧リーダー役の山本陽子さんは、当時の2時間サスペンスものでよく見ましたが、ハングマンのようなアクションものに出るのは意外で、とても新鮮で蝶のマークを象徴的に使ったOPもとても魅力的。

>僕も山本陽子さんは「ザ・ハングマンⅤ」でその存在を知りましたね。このシリーズといえば、「電波ジャックして、テレビを通じてハンギングと悪党が自供する様子を生中継させる」という手法が強烈でしたが、ハンギング終了後にかかるパピヨンの「闇に舞う蝶パピヨン.安らかに眠っていただきます.」も忘れ難いです。

山本さんというと、パピヨン以外だと「大巨獣ガッパ」という日活が作った特撮怪獣映画のヒロイン役を務めていたのを覚えてますが、藤竜也さんがジョージ・井上なる役で出ており藤さんが若い頃に山本さんと共演した映画があることに感心しました。

また、山本さんはテレビ東京で放映された「付き馬屋おえん事件帖」という時代劇で主演のおえん役を務めていますが、第1シリーズのオープニングにかかる「私、喜の字屋おえん。表の商売は小料理仕出し、裏は倒した勘定を男から取り立てる付き馬屋。けじめ・・・つけさせてもらいます!」という山本さんの口上を見るとパピヨンの「闇に舞う蝶、パピヨン…安らかに眠っていただきます」を思わせる口上だと感じました。

このドラマでは「新ハングマン」のチャンプを演じた山城新伍さんが仕出し屋の板前役を演じておりハングマンシリーズのファンならニヤリと来るキャスティングかな?と思いました。
9人のコリない日本人 2019/02/17(Sun)12:19:17 編集
Re:付き馬屋のパピヨン
>「零心会のズンドコ節」ですが、イントロとコーダにかかる足踏みを思わせるシンセサウンドが耳に残りますが、動物たちの視点で人間世界を眺めた歌詞でしたね。ズンドコ節は氷川きよしさんやドリフターズが歌っているイメージがありますが、零心会版ズンドコ節の知名度はどうだったのか気になるところです。

CD出てないか探してみたんですが、当時はまだレコードの時代だし、CD化されているかは不明です。音源が残っているなら配信でもいいのでフルで聴いてみたいですね。



>山本さんというと、パピヨン以外だと「大巨獣ガッパ」という日活が作った特撮怪獣映画のヒロイン役を務めていたのを覚えてますが、藤竜也さんがジョージ・井上なる役で出ており藤さんが若い頃に山本さんと共演した映画があることに感心しました。

大巨獣ガッパは2年ぐらい前に見ましたが、探検隊の衣装を着て島を探索している山本さんの姿が印象的でしたね。藤さんはガッパを調査するグループの一人でしたが、この頃はまだ髭を生やしておらず、真面目な好青年という印象でした。



>また、山本さんはテレビ東京で放映された「付き馬屋おえん事件帖」という時代劇で主演のおえん役を務めていますが、第1シリーズのオープニングにかかる「私、喜の字屋おえん。表の商売は小料理仕出し、裏は倒した勘定を男から取り立てる付き馬屋。けじめ・・・つけさせてもらいます!」という山本さんの口上を見るとパピヨンの「闇に舞う蝶、パピヨン…安らかに眠っていただきます」を思わせる口上だと感じました。

時代劇でもパピヨンを思わせる役柄を演じられていたんですね。



>このドラマでは「新ハングマン」のチャンプを演じた山城新伍さんが仕出し屋の板前役を演じておりハングマンシリーズのファンならニヤリと来るキャスティングかな?と思いました。

パピヨンとチャンプの共演は、ⅤのSP「金塊に化けたヘソクリ200億を追え!」しかなかったですが、ハングマンを知ってる人なら、思わず「あっ」となってしまうキャスティングですよね。
【2019/02/23 11:06】
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