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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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日テレプラスで放送中の『大都会PARTⅢ』は、37話まで進んでおります。「野獣狩り」では、有無も言わさず犯人達を短距離で射殺する黒岩の非情さが印象に残り、「密告屋」は、風間杜夫氏のオカマの演技が衝撃的だったが、クライマックスの倉庫内での銃撃戦の荒々しさに痺れた。今週、「頭取集団誘拐」が放送された。この作品は、『あぶない刑事リターンズ』の脚本の元となった話だそうで、劇場でリターンズを見てからずっと気になっていたのですが、13年の時を経てついに堪能する事ができた。

冒頭の山本昌平氏を中心とする黒いスーツを身にまとった5人の強盗団が、各銀行の頭取達がいる会議室へ勇ましく歩いて行く姿がカッコ良い。強盗団が洋風の赤いバスに頭取達を乗せて、各銀行を周り、丁重に現金を奪っていくストーリーの面白さも然ることながら、強盗団が機関銃を派手にブッ放すところや、ジロー達が銀行前で見張り役の銃撃隊と派手な銃撃戦とカーチェイスを繰り広げる場面は、古き良きハリウッドのアクション映画を彷彿とさせ、大迫力。結構都心で撮影されているようだったが、今では、不可能と思われる場所でスケールの大きなロケをしているところもこのシリーズの凄いところ。クライマックスの銃撃戦の豪快さも良い。劇中で繰り返し響き渡ったBGMは、『西部警察』の「無防備都市」や、地方ロケ編などでよく使用されていたが、このエピソードでも、映像と凄くマッチしていた。あぶない刑事リターンズで、中条静夫さんの代役として課長役を演じていた小林捻侍氏が強盗団の一人として出演していたのも思わずニヤリとしてしまった。

大都会と西部警察を一括りにしたとして、大都会PARTⅢは、『スターウォーズ』で言うところの「エピソード3」的な感覚で見ているのですが、30話台に入ってますますアクションも過激さを増し、西部警察のスタイルにつながっていく過程を見ているようで実に楽しい。

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むさっ苦しいバスガイドが立ってらぁ
ガースさん、こんばんは。

>≫冒頭の山本昌平氏を中心とする黒いスーツを身にまとった5人の強盗団が各銀行の頭取達がいる会議室へ勇ましく歩いて行く姿がカッコ良い。あぶない刑事リターンズで、中条静夫さんの代役として深町課長役を演じていた小林稔侍氏が強盗団の一人として出演していたのも思わずニヤリとしてしまった。

>「頭取集団誘拐」は山本昌平さんを中心に小林稔侍さん以下4人の男たちが登場するシーンで始まりますが、5人組が頭取を前に銃を突きつけるシーンや本編の随所に流れるムソルグスキーの「展覧会の絵・小人」と思しきクラシック音楽も「頭取を集団誘拐した謎の集団」を印象付けているように感じました。

「あぶない刑事リターンズ」では港署に着任した新任の捜査課課長を演じた小林さんが頭取集団誘拐では犯人役で出演しているところも見どころでしたが、覆面車に乗ったジローと大内が頭取と謎の集団を乗せたサロンバスを見て「むさっ苦しいバスガイドが立ってるなぁ」とジローが言うシーンも頭取を誘拐した犯人がバスに乗っていることを象徴していますね。

アクション面では、銃撃隊のライトバンとジロー・大内の覆面パトカーがビル街で攻防戦を繰り広げるシーンや頭取・犯人一味を乗せたマイクロバスを黒岩軍団が銃撃するシーンが迫力ありましたが、海へ落ちようとするマイクロバスを黒岩が寸前で止めるシーンもヒヤリとしました。

>≫劇中で繰り返し響き渡ったBGMは『西部警察』の「無防備都市」や地方ロケ編などでよく使用されていたが、このエピソードでも映像と凄くマッチしていた。

>「ジローと大内の黒パトがサロンバスを尾行しサロンバスと青いライトバンが東京駅前を通過する」シーンや「朝陽銀行と太平洋銀行へジローと大内が先回りし、サロンバスとライトバンも到着する…」シーンに流れるBGMは「密告屋」の終盤で早川雄三さん演じるトクラをジローが殴り飛ばすシーンでも流れてましたね。あのBGMを聞くと「無防備都市」の「装甲車、テレビ朝日本社前に出現!」のシーンや「大門君、大河内は麻布で装甲車と合流するつもりだ!」と無線で連絡する二宮係長のシーンを思い出します。

「密告屋」といえば、オカマの小松が「寒い…」と言って気絶し怒りに燃えたジローが銃撃戦に加わるシーンのバックに切ないメロディの歌が流れるシーンも好きですが、カーチェイスになるとそれまで流れていた切ないメロディが大都会PARTⅢのテーマに切り変わる展開も見ものでした。
9人のコリない日本人 2014/12/28(Sun)23:14:40 編集
Re:むさっ苦しいバスガイドが立ってらぁ
>ムソルグスキーの「展覧会の絵・小人」と思しきクラシック音楽も「頭取を集団誘拐した謎の集団」を印象付けているように感じました。
西部警察では、リキの殉職回でブラームスの「交響曲第三番第三楽章」や、最終回で藤崎率いる集団が登場するシーンでは、ショパンの「ホ長調 ・別れの曲」などクラシックを効果的に使ったエピソードがありましたね。

>「あぶない刑事リターンズ」では港署に着任した新任の捜査課課長を演じた小林さんが頭取集団誘拐では犯人役で出演しているところも見どころでしたが、
西部警察では関西弁を話す凶悪な誘拐犯を演じられていましたが、相対してこのエピソードでは、とても紳士的な犯人を演じられていましたね。

>頭取・犯人一味を乗せたマイクロバスを黒岩軍団が銃撃するシーンが迫力ありましたが、海へ落ちようとするマイクロバスを黒岩が寸前で止めるシーンもヒヤリとしました。
さすがにあのサロンバスを破壊することはできなかったようですが、あのバスを使った銃撃戦も見てみたかったですね。

>あのBGMを聞くと「無防備都市」の「装甲車、テレビ朝日本社前に出現!」のシーンや「大門君、大河内は麻布で装甲車と合流するつもりだ!」と無線で連絡する二宮係長のシーンを思い出します。
あの曲はスペクトルマンと言う特撮番組のBGMを流用したものらしいのですが、スペクトルマンはまだ未見なので確認できておりません。どこかのスカパーのチャンネルで、ぜひとも放送してほしいですね。選曲の担当者が同じ人だったため、大都会や西部警察でも頻繁に使用されたみたいですね。
【2015/01/03 00:37】
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