10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』…歴代3人戦隊と言うと80年代の『太陽戦隊サンバルカン』、『超獣戦隊ライブマン』(後に5人に)、90年代は、一つもなし、2000年代に入ってからは、『忍風戦隊ハリケンジャー』と『爆竜戦隊アバレンジャー』とこの作品ですでに3作品目。
猫とカンフーをモチーフにしたベルトなしのスーツと猫マスクの組み合わせが斬新と言えば斬新なこの戦隊。初回、OPからいきなり、アマゾンライダーテイストで登場したレッド。腕輪を巡って対立って本当にアマゾンのパロディ(笑)。しかし、山奥で虎に育てられたわりに野性味がないし、普通に日本語喋ってるし…。それは、ともかく、戦隊シリーズ初出演の伊藤かずえさん。乗っていたセスナがあんな急降下して樹海に落ちたのにも関わらず、傷ひとつなく登場。不死身キャラと言う設定か。画面に出てきて早々キョンシーのような兵士どもと手刀での戦い。何やら奥義の拳法でキョンシー軍団をあっさり片付けた。「ポニーテールは振り向かない」でドラムスティックでチンピラどもを蹴散らかしていた場面を彷彿とさせる。80年代大映ドラマ好きだった私としては、かずえアクションがもっと見たい(笑)。クライマックス、レッドがカマキリ怪獣と対決するシーンは、アクロバットな激しい動き、ワイヤーを取り入れた凝った演出もあり、スピード感が足りないもののとても見応えがあった。
2話のヌンチャク、トンファーなどそれぞれの武器を使ったアクションもパワフルで、面白かった。ロボの動きの激しいアクションも素晴らしい。エンディングは、戦隊では、サンバルカンの挿入歌以来の登場の水木一郎さん。今年は、戦隊、ライダーとも出だしから激烈な戦闘アクションが多く、とくに車を使った派手な横転、爆破演出もあり、今年の戦隊は、まさに「カゲキ!」。
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