ゴーカイジャーも気づけば折り返し地点。過去の34戦隊にゴーカイチェンジして展開されるど派手なアクションに加えて、歴代戦隊の出演俳優が次々と登場するサプライズもあり、毎回ゴージャス感が漂っておりますが、ハリケンジャー回においては、変身前を演じた3人の俳優さん達が全員登場し、しかも本人達が変身して戦うというビッグなサプライズがあった。ゴーカイジャーが歴代の戦隊に変身して戦うのも良いけど、やはり、当の出演者が変身して、ゴーカイジャーと共闘する展開のほうが盛り上がりますね。
さて、今週は、ドッコイヤーとルカの体が入れ替わってしまう『転校生』風のお話でしたが、ドッコイヤーとルカ役の人が互いのキャラを見事に演じわけていたところはもちろん、変身後のスーツアクターさんの演技も中々面白かった。これのマーベラスとアイムバージョンも見てみたかったなぁ…。で、今回は、冒頭でゴーカイジャーがフラッシュマンにゴーカイチェンジ。過去にグリーンやピンクが個別に登場したことがあったが全員そろったのは、今回が初めて。フラッシュマンと言えば、個別の必殺技よりも『ローリングバルカン』と言うどでかいバルカン砲で敵を倒す場面が一番印象に残っているのですが、ゴーカイジャーでは、フラッシュマンがそれぞれの武器を使って戦っていました。武器ももう一度作り直したんでしょうかね。中には、CGで表現されていたメンバーもいましたが、レッドのプリズム聖剣、ブルーのプリズムボール、イエローのプリズムバトンなどなどとても懐かしかった。イエローのプリズムバトンの戦闘が若干響鬼さんの音撃棒攻撃に見えたのは私だけでいい。
80年代の戦隊の中で全員そろってテレビシリーズに登場していないのは、残すところバイオマン、チェンジマン、マスクマン、ライブマンとなりましたが、次回いよいよバイオマンとマスクマンが登場するようです。そして、ジェットマンのブラックコンドル=結城凱(ガイ)役の人がゲスト出演する模様。あれ、ガイって、レッドホーク=天堂竜とホワイトスワン=鹿鳴館香の結婚式に向かう途中にグサッとされたんじゃなかったっけか?…生きていたのか?はたまた亡霊なのか?その辺の経緯も気になるところです。そう言えば、ジェットマン放送当時(1991年)は、ガイのようなクールで熱い男が過酷な運命に立ち向かい、最後は血みどろの展開に…みたいなドラマが流行っておりました。所謂『トレンディドラマ』とか『ジェットコースタードラマ』と呼ばれるものでしたが、まさか戦隊にまでそれらの要素が組み込まれてしまうとは、当時は、想像すらしなかった(笑)。ジェットマンでは、戦隊シリーズ初のメンバー内恋愛も描かれた。香に好意を抱くイエローオウル=大石雷太とガイ、香は、竜に恋愛感情を持ち、竜は、敵の幹部になってしまった元同僚の恋人リエを忘れられないと言う複雑な関係。それ以外にもジェットマンでは、当時では、画期的な新しい試みがたくさんなされている。なるほど崖っぷちだった戦隊シリーズを救っただけはある。90年代を代表する戦隊としておススメしておきたい作品の一つです。
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