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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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2008年新戦隊『炎神戦隊ゴーオンジャー』。赤青黄緑黒の20年振りの『超獣戦隊ライブマン』カラーと動物と車を合わせたモチーフのデザインが特徴の戦隊。動物モチーフの戦隊は、過去に複数あり、車モチーフの戦隊も『高速戦隊ターボレンジャー』や『激走戦隊カーレンジャー』とこれで3度目。初回は、赤青黄の3人が登場し、ガイアークと呼ばれる敵と激しい戦闘を繰り広げるのですが、2話目で早くも緑と黒が合流し、3人に加勢すると言う展開が見られた。戦闘後は、ゴーオンジャー達がマスクをはずして素顔を見せるマスクオフのシーンがあり、『特警ウインスペクター』などのレスキューポリスを思い起こした。

ゴーオンジャー達が乗る「炎神」と呼ばれる車型の生命体達は、まるで映画「カーズ」のようだが、アイキャッチと共にアニメーションで描かれているところが新鮮。初回のガイアークの戦闘機が撃ち落とされる場面は、『電子戦隊デンジマン』など初期戦隊の空中戦を彷彿とさせられた。ロボ戦においては、CGとミニチュアの配分のバランスが良い。二回目のロボ戦では、破壊された橋の間にロボが入り込んで、両腕と肩を橋代わりにして、車を渡らせる場面がミニチュアで細かく描かれていたのが中々面白かった。

ストーリーは、名乗りがあって戦闘開始→ロボ戦までを一話で全て折り込んだデンジマン~『科学戦隊ダイナマン』辺りまでの初期戦隊を思い起こさせるシンプルかつ勧善懲悪なストーリーの王道展開。イエローの名乗りのポーズは、ボウケンイエローに並ぶ違和感を感じたが…。主題歌は、『ムテキング』?ブルーの「○○っス」とか言う喋り方を聞いてると、この間見た『ヤットデタマン』の主人公を思い出した。2話では、サーキット場でレッドがレ-スをする場面などが見られ、『光戦隊マスクマン』の主人公達を彷彿させる。と言う事で、30年分の戦隊の良いとこどりをしたような、そんな感じの戦隊に見えた。

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