10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
スティーブ・マックイーンの『ブリット』に映画史上初のカーチェイスシーンが登場してから40年余り。カーアクション映画なるジャンルもできて、70年代以後は、よりスピーディーに、よりド派手になっていったが、最近、全て実写で撮られたカーレース映画は、あまり見かけない。『スピードレーサー』やら、『カーズ』やらCG丸出しの作品は数多く見かけるが、従来のカーレース映画は、一体どこに行ってしまったのか。
『ミニミニ大作戦』『バニシング・ポイント』『バニシング・IN・TURBO』『バニシング・IN・60』などなど、70年代には、荒っぽくて刺激に満ちた迫力満点のカーアクション映画がたくさんあった。オールスターキャスティングの華やかではちゃめちゃなノリのカーレース映画もたくさん見かけた。その代表的なものと言えば、やはり、80年代に登場した『キャノンボール』シリーズ。フェラーリやランボルギーニやアストン・マーチンなど画面に出てきたレースカーも豪華だったか、キャストも凄かった。ジャッキー・チェンとマイケル・ホイコンビが日本車に乗って、地上から水中まで爆走しまくり、ロジャー・ムーアは、ボンド気取りでアストン・マーチンに乗り、ピーター・フォンダは、イージーライダーそのものだった…。ダッジを転がしていたバート・レイノルズは、70年代に『トランザム7000』シリーズでは、トランザムに乗って、超はちゃめちゃな走りっぷりを見せていた。トランザムと言えば、『ナイトライダー』のナイト2000のベース車になった事でも有名ですが、映画では、トランザム7000でバートレイノルズが乗っていたいわゆる「イーグルマスク」と呼ばれる2代目が人気となり、一時期いろんなカーアクション映画で見かけた。
最近リメイクされた『デスレース2000』には、『ロッキー』でブレイク前のシルベスター・スタローンや、去年惜しくも亡くなったデビッド・キャラダインが出演している。そう言えば、この映画に登場したマシーンは、ベース車は、よくわからなかったが、2000年と言う未来設定だからか、奇抜で異様な形をしたマシーンが数多く登場していた。まるで日本の特撮ヒーローものに出てきそうなマシーンばかりだったが、レースシーンは、過激で中々の迫力。スタローンと言えば、まもなく日本でも公開される予定の『ザ・エクスペンダブルズ』で、シュワちゃんやブルース・ウィリスなど数多くのアクションスター達と共演しているが、ぜひとも、あのメンバーを使ってカーレース映画も撮って欲しいものだ。最近、日本では、「若者の車離れ」なんて叫ばれているが、それは、単に若者を熱中させるような車が、そしてそれを活かしたカーアクション映画がなくなったせいではないだろうか。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
最新コメント
[11/23 Orlandomit]
[11/23 RonaldBaM]
[11/23 DonaldSlino]
[11/23 Adolfoskith]
[11/23 CharlesNok]
[11/23 https://arazpalace.com/]
[11/22 StephenSkall]
最新トラックバック
カウンター
アーカイブ
リンク
最古記事
by thanks