10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
今年はブルース・リーが亡くなって丁度半世紀ということで、この夏、スカパーでブルース・リー映画が一挙放送されていたので何年かぶりに、いずれも日本語吹替版で見てみたが、「ドラゴン危機一発」のブルース・リーの声がなんと藤岡弘だったことを今更ながら知り、驚いたしだい。
この吹替えバージョンは1978年に日本洋画劇場で放送されたものらしい。1978年と言えば、藤岡さんは特捜最前線で刑事役をやっていた頃だと思いますが、俳優だけでなく声優にもチャレンジしていたんですね。ブルース・リーと言えば、アクション時に発する怪鳥音も彼の特徴の一つでしたが、藤岡版のブルース・リーは、その怪鳥音が藤岡さんの叫び声になっていてちょっと独特な雰囲気を醸し出していました。
藤岡さんの声優は確かに珍しいが、ライダー仲間の小林昭二さんもジョンウェインの声をアテてたし、何ら不思議な事ではないと思います。しかし、この藤岡バージョンの危機一髪を見ていると、だんだんブルースリーが本郷猛のように見えてきて、ブルース・リーが変身してしまうのではないかと錯覚してしまう程、何かとても貴重なものを見せられているような気分になりました。
「死亡遊戯」のブルース・リーの出番は、ほんの少しのアクションシーンのみで、この映画の撮影中にリーが他界してしまったため、彼が演じた主人公のビリー・ローは、複数のスタント役が演じたそうです。その中には、ジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポーと共に香港映画の一時代を築いたユンピョウもいて、彼がオートバイアクションを担当したんだとか。
若い頃のユンピョウは、柴田恭兵とそっくりみたいなことをよく言われていたような気がしますが、最近はどうしているんでしょうね。また、ジャッキーとサモハンと組んで、面白い映画を作ってもらいたいものですが。
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