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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
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数ある特撮ヒーローものの中で、強烈にインパクトに残った怪人は?と聞かれると、とくに子供の頃に見た怪人は、とりわけ印象に残っている。やはり、真っ先に思い出すのは、『仮面ライダー』初期の怪人。コウモリ男、クモ男、蜂女などのデザインは、不気味さが際立つ。『電子戦隊デンジマン』に登場した左右非対称のデザインを特徴としたベーダー怪物も気味悪かった。見た目も然ることながら、突然巨大化して、ひたすら吠えながら攻撃を続けるムササビラーや、シャボンラーの泡によって石化してしまった人間が倒れた拍子に割れてしまうなど、殺され方にもインパクトがあり、当時結構なトラウマ感があった。

川内ヒーローの『レインボーマン』の中では、カマキリ男。見た目は、笑えるがヒョロヒョロした動きと鳴き声が気味悪い。レインボーマンの化身ダッシュ6も、もはや怪人にしか見えず、逆に印象に残ってしまっている。元々自分が嫌いな事もあるが『コンドールマン』に登場したゴキブラーは、デザインも駄目だが、人間の姿になってゴミ箱を漁っている所がもっとえげつない。ゴキブリ怪人と言えば、『太陽戦隊サンバルカン』のゴキブリモンガーが登場した話が強烈。ゴキブリモンガーのデザインは、それほどでもないが、ゴキブリモンガーが化けた巨大ゴキブリを素手で掴み、頬擦りまでしていた子供が強烈だった。特撮ヒーロー史上でもっともインパクトのある怪人が続出したのは、やはり『超人バロム1』のドルゲ魔人たちだろう。巨大な人間の手が顔のウデゲルゲ、どでかい唇のクチゲルゲ、どでかい眼のヒャクメルゲなどなど、人間の体の部位を巨大化させたストレートな造型が今見てもインパクトが大きい。最近の特撮ヒーローものは、規制のせいなのか、あまり怖い怪人を見かけない。攻撃の仕方も昔ほどインパクトに残るものはない。平成ライダーで唯一『仮面ライダークウガ』のグロンギは、姿も不気味なのが多かったが、シュールな殺人描写が妙に印象に残った。

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