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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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最近CMで懐かしいものを見かけました。「一瞬で冴える」をコンセプトに作られたキリンの「スーパーファイア スピードブレイク」のCM。時代劇、映画、アニメなどからパッと目を見開く瞬間の映像計8カットを使用しているもので、その中に、「超新星フラッシュマン」に戦隊史上初の2号ロボとして登場した「タイタンボーイ」がチラッと映っていた。戦隊のロボがCMに出ること自体大変珍しいことなのですが、でもなぜゆえ数ある戦隊ロボの中からタイタンボーイが選ばれたのかが気になるところですね。タイタンボーイって腹ボテで動きがもたもたしていた印象が強かったですが、ニンニンジャーのシノビマルを見ると、似てるわけではないけどなぜかタイタンボーイを思い出してしまいます(苦笑)。



CMで目から光線を出している人を見たら、宇宙刑事ギャバンの「初恋は宝石の輝き さようなら銀河特急」に出ていた女性アンドロイドのことが一瞬過ぎった。






レイク星の物理学者ドクター・バーンズが開発した放射能クリーンシステムを狙うマクーとギャバンの戦いを描いたもので、謎の転校生の雨宮三郎とわかばちゃんが宇宙旅行する場面がとても印象的なエピソードだった。その宇宙旅行の場面や、雨宮三郎が路上で烈とぶつかって水晶体を落とす場面で流れていたBGMもとても印象に残りましたね。ところでこのBGM、放送当時はギャバンのBGMだと思っていたのですが、実はそうではなかったことを最近知りました。そのBGMの出元はどうやらこの作品だったようですね。















「透明ドリちゃん」

透明ドリちゃんは、1978年テレビ朝日のゴールデンタイム(土曜夜7時30分)に放送されていた魔法少女ドラマ。





10年前に行方不明になった妖精界・フェアリー国の王女ゼリアンとピピル王子は、人間界で青山ミドリと青山虎男として育てられ小学生になっていた。ある日、二人は、フェアリー国に連行され、大統領のガンバス大王から自分達の本当の正体を告げられるが、二人は、妖精界には戻らず人間界での生活を希望する。ガンバス大王は、ミドリに透明になれる魔法の玉「ドリームボール」と、妖精を呼び出す魔法のベル「フェアリーベル」を与え、「人間達へ夢を与え続けていく」事を条件に二人を青山家に帰した。ミドリは、妖精の特殊な能力を使って、様々な事件を解決していく・・・。


3クールで打ち切られてしまったジャッカー電撃隊の後番組として放送され、テレビ史上初の実写の魔法少女ものということもあって一躍人気を獲得。後の「東映不思議コメディーシリーズ」の原型となったそうです。


ドリちゃん役の柿崎澄子氏は、ドリちゃんの前にもキカイダー01やジャッカー電撃隊などの特撮作品に出演していますが、個人的に印象に残ってるのは、宇宙刑事シャリバンのイガクリスタル親衛隊のリーダー・みゆき役。ドリちゃんは小学生ですが、演じる柿崎さんは当時すでに中学生だったようです。シャリバン出演時は、もう大人になっていましたが、ドリちゃんの頃の面影がありましたね。


現在東映チャンネルで放送中ですが、特撮でお馴染みの出演者が数多いですね。ミドリのボーイフレンド・白川大介のおばあちゃん役が後にデンジマンでヘドリアン女王を演じた曽我町子氏。ミドリの学校の先生役がモモレンジャーの小牧りさ氏。ゲスト出演者も多彩で、ヒーローを演じた俳優さん達が数多く出ていました。ウルトラマンレオの真夏竜氏やゴーグルブラック/ダイナブラックの春田純一氏(当時は春田二三夫)、ミドレンジャー/初代バトルコサックの伊藤幸雄氏、キレンジャーの畠山麦などなど。ゴレンジャーのメンバーの出演が目立ちますね。ガイラー将軍の栗原敏氏や、デスギラー将軍の高橋利道氏、仮面ライダードライブに久しぶりに博士役で顔を見せていた大月ウルフ氏など、当時、特撮で悪役を演じた人たちも数多く見かけました。


第18話の「ミドリは名探偵」には、ギャバンの大葉健二氏(当時は本名の高橋健二)が出演していました。このエピソードは、美術館や展覧会に度々出没する怪盗ルパンを追って、ベテラン刑事と若手の刑事がその捜査に奮闘する話で、大葉さんは若手の刑事・西条五郎を演じていました。ベテラン刑事の大山と西条は、ロボット刑事の芝と新條のコンビを彷彿とさせます。






やはり、大葉さんのゲスト出演回ともあって、トランポリンを使った格闘シーンや、デパートの屋上から綱渡りを見せるなど、通常回では見られない凄まじいアクションの連続でした。ギャバンよりも前に刑事役を演じていたとは。まさにギャバン/一条寺烈の原点を見ているような貴重な回でした。綱渡りと言えば、当時の刑事ドラマや映画の中でもよくやっていましたが、実際に生身でやっているから、今見ても本当にドキドキさせられます。この回だけ別番組を見ているような気分になりましたね(笑)。

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タイタンボーイは
初めまして、SVロボ(サンバルカンロボ)と言います。
私が思うにFIRE=火で赤いイメージなので、
真っ赤なタイタンボーイ(戦隊ロボで赤い子と言えば、この子が最初なので)かなと思います。

赤いロボは他にも居ますが・・・、
SVロボ(桜好紘) URL 2015/11/02(Mon)10:43:14 編集
Re:タイタンボーイは
>初めまして、SVロボ(サンバルカンロボ)と言います。

はじめまして、管理人のガースと申します。

>私が思うにFIRE=火で赤いイメージなので、真っ赤なタイタンボーイ(戦隊ロボで赤い子と言えば、この子が最初なので)かなと思います。

確かに全身が真っ赤な巨大ロボはタイタンボーイが一番最初でしたね。コーヒーのCMにタイタンボーイが出てくるとは思っていなかったので、とてもびっくりしましたね。しかもこの時代に(笑)。かなりインパクトのあるCMでした。
【2015/11/16 10:10】
東映生田スタジオ最後の作品
>透明ドリちゃんは、1978年にテレビ朝日のゴールデンタイムに放送されていた魔法少女ドラマ。3クールで打ち切られてしまったジャッカー電撃隊の後番組として放送され、テレビ史上初の実写の魔法少女ものということもあって一躍人気を獲得し、後の「東映不思議コメディーシリーズ」の原型となったそうです。
その透明ドリちゃんは現在東映チャンネルで放送中ですが、ミドリのボーイフレンド・白川大介のおばあちゃん役が後にデンジマンでヘドリアン女王を演じた曽我町子氏を筆頭にミドリの学校の先生役でモモレンジャーこと小牧りさ氏と特撮ヒーローを演じた俳優さん達が数多く出ていました。

>透明ドリちゃんは先週からyoutubeで配信がスタートしましたが、白川大介を演じたのは「小さなスーパーマン・ガンバロン」の天道輝や「あぶない刑事」の「感傷」で滝田リョウを演じた安藤一人さんでしたね。また、教頭先生を演じる杉義一さんはブルースワットの「突撃爺ちゃん魂」でブルースワットとエイリアンの戦いに巻き込まれる老人を演じていますが、柿崎さん演じるミドリの父親役で「夜明けの刑事」の柴田課長を演じた佐藤允さん・インチキ外国語のギャグで知られる藤村有弘さんが魔法の国の王様を演じていたり、妖精の声優では永井一郎さんをはじめ東映特撮でおなじみな渡部猛さんと依田英助さんも出ているそうです。

このドラマは仮面ライダーシリーズなど70年代の東映特撮を手掛けた東映生田スタジオで最後に撮影されたドラマですが、wikiによると関係者も「透明ドリちゃんはホームドラマの要素が強く一風変わった作品を作ってきた生田スタジオで撮る作品ではなかった」と感じていたり登場人物が食べる料理を美術スタッフが作っていたという裏話があるそうで、透明ドリちゃんが生田スタジオでなく東映東京撮影所で撮影されていたら毛色の違う作品になっていたかもしれませんね。
9人のコリない日本人 2024/07/15(Mon)18:45:59 編集
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