10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
テレビ放送から31年ぶりにVシネマで新作が公開された『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』。宇宙刑事シリーズでは、シャイダーは放送当時に劇場版が2本公開されていましたが、ギャバンとシャリバンは結局劇場版は製作されなかった。しかし、2012年に生誕30周年を記念してギャバンの初の劇場版が公開され、残るはシャリバンのみとなった。今か今かと待ち構えておったのですが、ようやくVシネマで新作が実現。個人的には、やはり主人公は伊賀電で、テレビシリーズのストーリーに沿ったイガ星で活躍するシャリバンのその後の姿を見たかったのですが、30年ぶりの復活ともあってか、どうやらそういうわけにもいかなかったようで、シャリバンは、ギャバンと同じく2代目にバトンタッチされ、テレビシリーズとは異なるオリジナルのストーリーが展開されていました。
シャリバンのスーツのデザインは、2代目ギャバンのように目の色やボディの一部に変更などもなく、テレビシリーズの時と全く同じだったのが逆に驚いた。ただ、スーツ作りの技術の向上で、戦闘時も常にメタリック感のあるテカテカのボディになり、一段とカッコ良くなった。初代シャリバンの伊賀電も登場したので、ギャバンと同じく、初代と2代目のW赤射が見られるか?と思ったが、シャリバンでは残念ながらそれは実現ならず・・・。2代目シャリバンの日向快は、極めてクールな印象で、もう少し初代のような熱さも欲しかったが、初代との違いを出すためあえてクールなキャラに設定されたのでしょうね。ストーリー的には、初代シリーズを踏襲しつつもややサスペンス色が強く、敵がチンピラ風味だったり、クラブが出てきたり、やたら流血シーンが多かったりと、いかにもVシネマのヤクザ作品を彷彿とさせる演出が目立っていた。
やや大人を意識しすぎというか、テレビでシャリバンを見ていた当時のファンが自分も含めてかなり高めの(苦笑)年齢になったので、それに合わせたドラマ作りになったのでしょうが、もう少し子供にも見やすい感じでも良かったのではと思いました。しかし、そもそもシャリバンは初代のシリーズから子供にはやや理解しにくいハードなストーリーが多かったし、心霊、幻覚、念動力、エクトプラズムなどの描写も激しかったので、それらを考えると、今回の新作の内容は理解できるし、スピード感のある打撃系のアクション演出も見応え十分だった。
ところで、クライマックスのクラブのシーンで、大勢いる客の中に、気になる人物を見かけた。どこかで見たことのあるあの仮面・・・もしや???80年代のメタルヒーローに夢中になった方ならすぐにおわかりになったと思いますが、「時空戦士スピルバン」の戦闘員「キンクロン」がなんと客の中に紛れ込んでいたのです。このような遊び心のある演出は、特撮の醍醐味の一つでもありますよね。そう言えば、他の作品でも時々このような事象を見かけます。例えば「特警ウインスペクター」の「哀しみの最強ロボ」と言うエピソードに登場したブライアンの顔は、「巨獣特捜ジャスピオン」の敵幹部だったマッドギャランとそっくり。所謂「着ぐるみ流用」てやつですね。他にも色々見かけましたね。
●特捜ロボジャンパーソン「GG荒野に散る」に登場する殺人ロボットの一体→「星雲仮面マシンマン」の敵怪人・鉄人モンス
ちなみに胴体は、「特救指令ソルブレイン」のソルドーザーの胴体を流用していたとのこと。
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●特捜ロボジャンパーソン「衝撃!! 処刑の街」の回想シーンに登場するロボット→「超電子バイオマン」のピーボ
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ジャンパーソンには赤塗りにされて登場していた。
●ブルースワット「襲来!! 殺人昆虫」に登場したマザーブラハム→「超新星フラッシュマン」の敵兵士・ゾロー
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そう言えば、シャリバンの新作に出ていた宇宙刑事エステバンも、ギャバンブートレグを金色に塗り替えての流用でしたね。
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スカパーのザ・シネマでなつかしの吹替え版の映画をよく見ますが、先月フジテレビ吹替え版の「トップガン」が放送されていた。トム・クルーズが演じる主人公のマーベリックの声を俳優の渡辺裕之氏が演じたバージョンだった。テレビで初めてトップガンを見たのは、「ゴールデン洋画劇場」のこの吹替え版だったのでとても懐かしみながら見ました。ゴールデン洋画劇場と言えば、当時テレビで活躍していた俳優やタレントを映画の主人公の吹替えによく起用していましたね。例えば、『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のハワードの声を所ジョージが担当したり、一番有名なのはやはり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティの声=織田裕二などなど。
トップガンと言えば、現在もアクション/SF系の映画で活躍中のトム・クルーズの出世作であり、私もこの映画で始めてトム・クルーズを知ったのですが、そのトム・クルーズの声を一体誰が演じるのか非常に興味がありました。渡辺裕之氏は、当時、フジ系の昼ドラの「嵐シリーズ」に出演していてそっちのイメージが強かったので、やはり、最初マーベリックの声を聞いた時は、とても違和感があったのですが、今改めて聞くと、当時の先入観がなくなり、マーベリック=渡辺裕之も結構いける、アリかなと思うようになりました。最近もDVDで映画の吹替え版を見る時に、声優ではないアイドルやら歌手などの人達が吹替えをしている作品に巡りあう事があるが、たまあに演技力のない人がおり、とんでもなく棒読みで吹替えしているのがいて度肝を抜くことがある。演技力よりも話題性で売りたい映画会社の思惑もあるのだろうが、そういうコンセプトで売るのであれば、せめて演技力のある俳優さんを活用してもらいたいものですね。
当時日本でも人気だったトップガンの主題歌「デンジャー・ゾーン」。
トップガンの最大の見所と言えば、やはり、本物の戦闘機を使ったCGなしの空中戦。アメリカ海軍の全面協力を受けているので、リアルな迫力のある映像が楽しめるところが良いですね。通称トムキャットと呼ばれていたF-14や、スカイホークと呼ばれた小型攻撃機のA-4など当時アメリカ海軍で活躍していた戦闘機が大空を滑空し、F-14と敵機として登場するソビエトのミグ戦闘機(MiG-28)との白熱のドッグファイトがとても見応えがありました。また、空母艦への着陸シーンや、パイロットが戦闘機のコクピットから脱出する際の射出時の事故シーンなども印象的だった。ちなみにMiG-28として登場した機体は、実は、アメリカの戦闘機「F-5E タイガーⅡ」を黒く塗り替えたものだったらしい。今この手の航空アクションものは、アメリカ映画でさえCGを使ったものが主流になってしまっているので、トップガンのような本物の戦闘機を使った作品は滅多にないから今となっては貴重です。
トップガンが公開された1986年と言えば、アメリカと当時のソビエト連邦(現:ロシア)が冷戦下にあり、この映画でもソビエトは敵として扱われています。エアーウルフもそうでしたが、当時のアメリカのアクション系の映画やドラマは、当時の時代背景もあってかソビエト=敵として描いた作品がとても多かったですね。ロッキー4のロッキーvsドラゴ戦もそれを象徴する作品だった。クリント・イーストウッドが主演した「ファイヤーフォックス」は、元アメリカ空軍パイロット達がソビエトが開発した高性能新型戦闘機「MiG-31 ファイヤーフォックス」を盗み出すため、ソビエトに潜入するスパイアクションでしたが、この映画のクライマックスのドッグファイトシーン(ファイヤーフォックス1号機と2号機のバトル)も見応えがありました。
映画の出演者の顔ぶれも今となっては懐かしい。マーベリックのライバルのアイスマン役は、バル・キルマー。バル・キルマーと言えば、「バットマン フォーエヴァー」でブルース・ウェイン役が有名ですが、最近は、「ナイトライダー ネクスト」でキットの声を担当していました。ジェスター役は、当時、「V(ビジター)」や「特攻野郎Aチーム」など、テレビドラマでも活躍していたマイケル・アイアンサイド。最近も「アイスソルジャー」など、数多くの映画に出演しているようです。メグ・ライアンは、この映画で有名になり、後に「インナースペース」などのSF映画に出演したり、「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」などの恋愛映画で活躍しました。
トップガンは、現在4つの吹替えバージョンがあるらしく、前述のフジテレビ版の他に、日本テレビ版とテレビ東京版、そしてDVD/Blu-ray収録版が存在する。残念ながらフジテレビ版以外の吹替え版は未見なのですが、個人的に気になったのは、トム・スケリットが演じたバイパーの声。日本テレビ版は磯部勉氏、DVD/Blu-ray版は野島昭生氏が担当しているそうです。また時間があれば、他のバージョンも見て、聞き比べてみたいですね。
トップガンのエンディング、「マイティ・ウィングス」。
カーアクションと言えば往年のアクション刑事ドラマには欠かせない見所の一つでしたが、日本の刑事ドラマ史においてカーアクションを真っ先に積極的に取り入れたのは、やはり「太陽にほえろ!」。マカロニ・ジーパン編ではカーアクションはあってもそれほどインパクトのあるものは見当たらなかったですが、テキサス編に入った100話台から少しずつ過激なカーアクションシーンが見られるようになりました。
395話の「爆破魔」では、西部警察の「バスジャック」を彷彿とさせるバスの爆破シーンがあった。太陽にほえろ!では、かなり珍しい爆破シーンでとても印象に残りました。この回が放送された1980年の2月頃と言えば、西部警察がスタートして半年近く経った頃であり、やはりそれを意識して、太陽にほえろ!でもアクションシーンを強化していた時期だったのでしょうね。そして、400話台に入ると、よく見られるようになったのがトラック・アクション。トラックアクションと言えば、以前ご紹介した記事でもわかるように西部警察をはじめ、数々の刑事ドラマで派手なアクションシーンが展開しておりましたが、太陽にほえろ!も、かなり激しいものが多かったようですね。
第407話「都会の潮騒」
ロッキーとスニーカーは、S&Wの38口径の拳銃を所持する前島と言う男を尾行していた。その途中、スピード違反の車を追跡する早瀬婦警のミニパトを目撃したロッキーは、早瀬婦警を助け、交通違反の車を捕まえるが、その間に前島を見失ってしまう。同じ頃、拳銃による給料強盗が発生し、使用された拳銃が前島の持つ銃と同じタイプであることが判明する。被害者が死亡し、強盗殺人事件として七曲署が捜査を開始する。

ロッキーと早瀬婦警が乗る覆面車(コロナ)に犯人が乗るトラックが後ろから何度も体当たりしたり、覆面車が空き地に向かって大ジャンプするカーアクションが見られる。公道でトラックが覆面車に何度も体当たりする場面は、映画「激突!」を思わせる演出で中々の迫力でした。ロッキーと早瀬婦警は、後に結婚(420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」)しますが、そのきっかけとなったのがこのエピソードだったようですね。
第411話「長さんが人を撃った」
スニーカーと長さんが乗る覆面車が、偶然、強盗事件が起きている郵便局の前を通りがかる。二人が郵便局にかけつけると、犯人の男が局員や客達を人質に取っていた。男が床にばらまいた郵便物に火をつけたことから、長さんは止むを得ず男を拳銃で撃つ。事件は、無事に解決するが、犯人の男は、銃弾により腎臓に重大な傷を負ってしまう。責任を感じた長さんは、辞職をほのめかすが・・・。

犯人を誘き出すために、長さんは、現金輸送車のドライバーになりすまして、現金輸送車のバンを運転。やがて、走行中の現金輸送車の前に犯人が乗るトラックがあらわれ、現金輸送車はトラックの猛追を受けます。トラックの荷台にいた男達が激しく銃を乱射し、現金輸送車は横転。車から降りた長さんに向かってトラックが何度も突進してくるシーンは、やはり映画「激突!」を彷彿とさせるハードな演出で見応えがあります。トラックに襲われ最大の危機を迎える長さん。そこへ、犯人達の仲間の中山が運転するセドリックがやってきますが、なんと、セドリックが現金輸送車の横っ腹に突っ込んでジャンプし、トラックの運転席に衝突する荒技を見せます。これおそらく難易度の高いスタントだったと思われますが、見事なジャンプを決めて、トラックの運転席にクリーンアタックしています。西部警察でも見られなかった超ド迫力のカースタントシーンでしたね。
第417話「ボスの誕生日」
ボスの誕生日プレゼントを買うため、街に出かけた直子が誘拐される。しばらくして七曲署に男から3000万円の現金を要求する連絡が入る。七曲署の刑事達に恨みを持つ者の犯行として捜査を開始。直子をつけ回していた若い男がいたことが判明し、七曲署の刑事達はそれぞれ過去に逮捕した犯罪者達を調べ、犯人を見つけ出そうとする。

現金入りのバックを持って歩くロッキーとドックが、犯人が運転するトラックに何度も襲われるシーンや、長さんの覆面車(カリーナ)が土手の道で突然バックしてきたトラックを避けるために、土手を派手に転がり落ちるカーアクションが見られる。車が土手を転がるアクションは、西部警察の地方ロケ編でもよくやっていましたね。
ファミコンで一番最初にプレイしたアニメのタイトルって何だったか・・・。アニメ関連のソフトっていつもバンダイが出していた印象がありますね。友達の家でやったキン肉マンが最初だったと思います。キン肉マンと言えばプロレスなので、ファミコンの内容もプロレスゲームになっていましたが、やはりこれは、一人でやるより友達とやるのが楽しいゲームでした。キン肉マンを筆頭に、テリーマン、ロビンマスク、ラーメンマン、ブロッケンJr.、ウォーズマン、バッファローマンなど人気の高いキャラクターがいましたが、一番使いやすかったのが毒ガスを吐くブロッケンJr.とベアークローを使うウォーズマン。ハリケーンミキサーを繰り出すバッファローマンも中々威力がありましたが、当時はウォーズマンのほうが好きでよく使っていた記憶があります。
キン肉マンには数多くの超人がいましたが、当時はキン消し(キン肉マン消しゴム)ブームもあって、それの収集にも夢中になっていました。ゲームのほうは、容量の関係もあったのか、キン肉マンを含めて8人ぐらいしか使えなくてちょっと物足りなさもありました。今だっら、もっと数多くの超人と対戦することができるのでしょうね。ちなみに、キン肉マンのソフトには、日本国外版とゲーム大会用の景品として作られたゴールドカートリッジ版というものがありましたが、それらには通常版とは異なる超人が登場していたそうです。日本国外版には、ブロッケンJr.の代わりにジェロニモが登場し、ゴールドカートリッジ版には、ペンタゴンとブラックホール(四次元殺法コンビ)や、モンゴルマン、ザ・ニンジャなどが使えたらしい。やっぱり個人的に一番使いたかったのはスプリングマンですね。悪魔超人編でスプリングマンがウルフマンにかけていた「デビル・トムボーイ」をファミコンで再現してみたかった(苦笑)。
キン肉マン以後にも様々にアニメタイトルのファミコンソフトが発売されましたが、個人的に印象に残っているものをいくつかご紹介致します。
オバケのQ太郎 ワンワンパニック

キン肉マンと同じく1985年にバンダイから発売。発売当時、再びテレビアニメ化され再ブレイクしていたオバケのQ太郎を主人公にした横スクロール型のアクションゲームで、Qちゃんが苦手な犬を避けながら、各ステージの最後にいるキャラクター(ハカセやドロンパなどなど)にプレゼントを届けたり、誘拐されたオバケの仲間達を助けるとクリアとなる。全12ステージあり、通常ステージと3面ごとに登場する誘拐ステージ、途中に「天国」「地獄」の隠しステージも存在する。
最初のステージから犬の攻撃が半端なく、ワンワン砲と呼ばれる犬の鳴き声に当たっただけでもQちゃんがやられてしまう。Qちゃんは攻撃手段を持っておらず、ステージ上に時々出てくるキャンディーを取ると「ガウガウ砲」が使えるようになり、それで犬を追い払うことができるが、やはりそれだけでクリアするのは至難の業でした。当時は、残念ながら3面ぐらいしか進めなくてあえなく断念しましたが、再チャレンジする機会があれば、せめて7面にいる小池さんには会ってみたいですね(苦笑)。ちなみにオバケのQ太郎には海外版があり、「Chubby Cherub」と言うタイトルで発売されましたが、主人公は、Qちゃんではなく、天使のキャラクターに差し替えられていたそうです。
六三四の剣 ただいま修行中

週刊少年サンデーで連載され、1985年にアニメ化された「六三四(むさし)の剣」の主人公・夏木六三四を操るアクションゲーム。一面から三面までは、六三四が様々な剣の修行をしながら、飼い犬の十一よりも先にゴールをめざす横スクロール型のアクションになっており、「特訓編」「荒修業編」「道場破り編」の3つのステージで構成されている。四面からは、五対五の剣道試合になり、五人勝ち抜いて優勝することを目的とする対戦型のゲームに変わります。当時友達にカセットを借りてやりましたが、何度やっても修行編止まり。対戦ステージに辿り着くことができなかった(苦笑)。
超時空要塞マクロス

1982年に放送されたSFアニメ「超時空要塞マクロス」のファミコンゲーム。1985年にバンダイから発売されたもので、バルキリーで敵の戦闘メカに立ち向かう横スクロール型のシューティングゲームになっている。高速で移動できる飛行型のファイター、ミサイルを連射できる鳥型のガウォーク、低速でミサイル連射するロボット型のバトロイドと、アニメと同様にバルキリーは、3つのタイプに変形することができ、それらの性能を使い分けながら、次々襲ってくる敵の戦闘機やロボットを撃破する。パワーゲージがあり、敵の攻撃を何発か食らってもすぐには破壊されないが、時間が経つにつれてパワーが減るのでもたもたしていると自爆してしまう。宇宙で敵メカの攻撃を潜り抜けた後、ブリタイ艦の侵入し、その中枢部を破壊すればステージクリアとなる。
マクロスと言えば、ガウォーク形態を取り入れた三段変形が当時画期的で話題になりましたが、ゲームの中でもしっかり再現されていて、遊び応えありました。二面ぐらいから登場するゼントラーディ軍の兵器「クァドラン・ロー」のホーミングミサイルがうざったくて仕方がなかった。こいつのせいでダメージが増えて、敵艦の中枢部に辿り着けなかったことが何度もありましたね(苦笑)。
『ニキータ』『レオン』『ルーシー』などを手掛けたリュック・ベッソンが製作した「トランスポーター」シリーズは、3作公開された後しばらく続編が滞っていましたが、ようやく今年「The Transporter Refueled」という新作が公開されるそうです。主人公のフランク・マーティン役は、ジェイソン・ステイサムではなく、イギリス出身の俳優エド・スクラインにバトンタッチするらしいですが、キャスト一新でどのように変化したのか、内容も含めて気になるところです。
全12話で完結してしまったテレビドラマ版「トランスポーター ザ・シリーズ」は、映画版とは違って007のような雰囲気があり、クリス・ヴァンスが演じるフランク・マーティンは、ユーモアたっぷりな英国紳士と言う印象でした。格闘場面もユニークなアイデアがてんこもりで面白かったが、やはり、トランスポーターと言えば、肝心要のカーアクション。テレビ版では、AUDI A8が華麗な走りを見せておりましたが、カーアクションドラマの先駆けとも言えるナイトライダーテイストな演出がちらほらと垣間見えるところもあって、ニヤニヤさせられっぱなし(笑)。例えば、フランクとメカニックのディーターのやりとりの場面は、マイケルとボニー(もしくはエイプリル、RC3)を見ているような気分になるし、他にもナイトライダー的なストーリーやアクションを色々と見かけましたね。
①「父の秘密」
デリアという女をアメリカの元軍人の父親ウィガートが滞在するベルリンの屋敷まで送り届けることになったフランク。だが、デリアは、何者かに狙われていた。ウィガートは、軍事関連のコンサルタント会社を経営しているが、社内の人間達が麻薬の密売など違法なビジネスに手を染めていることを知り、それをインターポールに告発しようとしていた。犯罪組織からデリアの命を守るため、フランクは、彼女をパリの飛行場まで連れて行くことになるが・・・。

クライマックスの飛行場の場面。フランクが運転するAUDI A8が滑走路に進入し、犯罪組織に捕らわれたデリアが乗る小型ジェット機を追跡するシーンがあるが、ナイトライダーのパイロット(電子頭脳スーパーカー誕生)のクライマックスを彷彿とさせる。このエピソードは、本国では、第3話として放送されたものだが、日本では、DVDの収録順や、スカパーの放送でも第1話として扱われており、どことなくナイトライダーを意識したように見える。また、フランクが車のサンルーフを開けて、ジェット機の翼に飛び移るシーンがあるが、「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!」でマイケルがジェット機の翼に飛び移る場面を思い出した。
④「盗まれた心臓」
ある二つの家族が息子の心臓移植のため、ドナーの臓器の提供を待ち続けていた。その一方の少年フィリップの父親は、南フランスの犯罪組織のボス・ドラゴだった。もう一方の少年に適合するドナーが見つかり手術の準備が進められるが、病院へ送り届けられるはずだった心臓が移送中に行方不明になってしまう。同じ頃、フランクは、とある病院で依頼品のトランクを受け取るが、その中身は少年に移植されるはずの心臓だった。ドラゴがフランクを利用して病院から心臓を盗み出そうとしていたのだ。

冒頭のカーチェイスでAUDI A8が走行する電車の上を飛び越えるジャンプシーンが見られるが、「スペシャルカーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!!」でのナイト2000の列車越えのターボジャンプシーンを思い起こさせる。またストーリーの内容も、こちらは心臓移植の話だったが、「死線48時間リミット寸前!決死のレールウェイ大走破!!」のエイプリルの姉の養女ベッキーの骨髄移植の話が思い出される。
⑩「すり替えられた名画」
フランクは、ベルリンのギャラリーで依頼品を受け取る。その中身は、カミーユ・ピサロという芸術家の絵画だった。四季をテーマに4枚の絵が描かれており、1枚2000万ユーロ以上、4枚全て揃えばその価値は5倍以上に跳ね上がると言われている。依頼人のカイバーは必死に絵画を探し回っているが、同じ頃、ピサロの子孫を名乗る女がその絵画を狙っていた。

このエピソードでは、メカニックのディーター専用のトレーラーが登場し、AUDI A8が走行中のトレーラーのコンテナに乗り込むシーンがあるが、ディーターのトレーラーがまるでナイト財団移動本部トレーラーのように見える(笑)。メンテナンスルームのようなコンテナの中でのフランクとディーターの会話のやりとりや、会話の後、AUDI A8がトレーラーから勢い良く降りて発進するところなど、ナイトライダーの移動トレーラーシーンの演出を彷彿とさせる。
ハングマン諸君
今この国は豊かである
今この国は豊かである
枝もたわわに 果実を付けた大木のように栄えている
しかし 果実の中には腐った実もある
ハングマン諸君
すえた匂いを放つ果実が 大木そのものを枯らさぬうちに人知れず摘み取ってほしい
ただし枝一本、葉一枚動かしてはならない
蝉時雨が降り注ぐ庭を見ながら
ゴッド
チャンネルNECOで先月からスタートした「新ハングマン」。地上波の再放送以来二十数年振りに見ています。Ⅰ・Ⅱのオープニング曲も良かったですが、新しいオープニング曲も改めて聴くと一段とカッコ良くなっていますね。エンディングの「絆 FOREVER」も当時の東京都心の映像と非常にマッチしたハードなロックナンバーで、今でも聴きごたえがあります。BGMもバリエーションが増え、より洗練された印象です。このシリーズからデジコン役の名高達郎氏を残してメンバーが一新され、名高氏の役どころも「デジコン=加納良次」から「E・T=結城五郎」にチェンジ。「爆走!ドーベルマン刑事」の頃から名高氏と共演し、ハングマンでも良いコンビネーションを見せていたマイト役の黒沢年男氏が降板してしまったのは残念でした。
リアルタイム当時は、このメンバーにマイトがいれば・・・と考えたこともありました。確かにⅠの時は、一番多い時で7人体制、Ⅱは5人、そして、新は4人と、シリーズを重ねるごとにメンバーの人数が減っていくことに違和感があり、新もマイトを入れた5人体制ならもっと面白くなると思ったこともありましたが、今回改めて見直すと・・・4人でも十分。前のシリーズよりもさらにスケールアップした作戦が多く、ハングマン専用の秘密の作戦指令室が登場したり、メンバーが専用車に乗り込んで一斉に発進するなどなど、よりスパイアクションテイストの強い作品になっていることを再確認しました。
デジコンは、元・科学捜査研究所の研究員でコンピュータや科学に強く、巧妙な作戦に欠かせない頭脳派だったのに対し、E・Tは、元傭兵で己の肉体を武器にして様々な危険な場所に出向いて、敵と真っ向から挑む肉体派。Ⅰ・Ⅱでは、マイトが肉体派のリーダー的な感じでしたが、新では、E・Tがその役割を与えられているようです。山城新伍氏演じるチャンプ=小出英樹は、関西出身の元警察署署長でコテコテの関西弁を喋り、ゴッドの執事の園山(平田昭彦)とギャラの交渉をしたり、最年長ということもあって、メンバーの先導役も果たす頭脳明晰なエロ親父と言った印象。
ヌンチャク=前島アキラ(小林竜一)は、少林寺拳法、柔道、合気道、空手など様々な有段の持ち主で、人一倍正義感が強いが、若さゆえか作戦においては失敗することもある。Ⅰのドラゴンのような雰囲気があります。そして、このシリーズの紅一点のマリア=雨宮礼子(早乙女愛)は、初回で両親を殺した組織に単独で潜り込み復讐を果たそうとするも失敗し、命を奪われる寸前にハングマンに助けられて、作戦完了後に正式にハングマンのメンバーになる。Ⅰの時は、戸籍のない死人であり、陰で暗躍することがハングマンのメンバーの鉄則みたいなところがありましたが、新になると、そういうものはなくなり、型破りの性格がゆえ職を失ったはぐれものの集団というイメージが強くなりました。
チャンネルNECOではすでに5話まで放送されていますが、前のシリーズよりも刺激的なサブタイトルがのっけから並んでいて、お色気度もパワーアップしていることがよくわかります(笑)。ゴッド役もこのシリーズから天知茂氏に変わりましたが、初回だけしか出演していないのが残念ですね。現時点でとくに印象に残ったエピソードは・・・
「兵隊を密輸する悪ガードマン会社」
元防衛隊特殊部隊の隊員でガードマンの植村という男の焼死体が発見される。警察は失恋が原因の自殺と断定するが、植村の同僚が相次いで変死を遂げていることから偽装自殺の疑いがあるとして、ハングマンが調査を開始する。旧陸軍の生き残りの望月(神田隆)が社長を務める東日警備保障に潜り込んだE・Tは、そこで傭兵時代の仲間・マイケル北山(団次朗)と再会する。

ブラックの母親と妹、マイトの同僚の刑事、パンの妻と娘などなど、Ⅰにもハングマンのメンバーの関係者にまつわるエピソードがよくありましたが、さっそく新ハングマンにもE・T=結城の傭兵時代の仲間・マイケル北山が登場します。北山に誘われて、ある場所に連れて行かれる結城。そこは、秘密の傭兵訓練所で、北山がリーダーとなり傭兵を養成していた。結城=傭兵という設定を100%活かしたハードな内容で、憲法改正で揺れている今の日本を皮肉っているようなタイムリーなお話でした。
ヌンチャクが東日警備保障の面接を受ける場面で、劇中で初めてヌンチャクを振っていましたが、中々の腕前でしたね。今回ヌンチャクは、バイクの腕前も見せており、結城を後ろに乗せて2人乗りでスピーディーに走り回ったり、大ジャンプを決めていました。東日警備保障の社長が神田隆氏、専務の大川役に石橋雅史氏、傭兵部隊のリーダー・マイケル北山役に団次朗氏とゲストも顔馴染みの面々が数多く出演していて面白かった。
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