10年の時を経て遂げたエボリューション!!
さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
時速○○km以下に減速すると爆発するなど、特殊な爆弾の恐怖を描いたアクション作品はこれまで数多くありましたが、やはり真っ先に思い出すのがこの映画。
スピード(1994)
時速80km以下になると爆発する爆弾がバスに仕掛けられ、ロサンゼルス市警察SWAT隊員のジャック(キアヌ・リーブス)らが爆弾の処理に当たるノンストップアクションの名作。
それから遡ること13年前には日本のテレビドラマにもこんなエピソードがありました。
西部警察(1981)
「バスジャック」
風圧が0になると爆発する対気速度計爆弾がセットされたバスの恐怖を描いたエピソード。
さらに遡ること6年前にはこんな邦画がありました。
新幹線大爆破(1975)
高倉健主演のパニックムービー。三人組の犯人が新幹線に時速80キロを下回ると爆破する爆弾を仕掛け、米ドルで500万ドルを要求。1500人の乗客が人質となり、犯人たちと運行司令室のスリリングな駆け引きが描かれる。
もっと遡ると高度10000フィート以下まで降下すると爆発する爆弾を仕掛けられた旅客機のパニックを描いた「夜空の大空港」なんてのもありました。
特殊な爆弾による恐怖を描いた作品は日本の特撮にもあった!
電撃ストラダ5(1974)
「恐怖の爆弾自動車!」
国際犯罪シンジケート「ビッグノバ」に対抗すべく、国際警察が特殊部隊「ストラダ5」を結成。司令官高村輝次郎=ジュピターの元に、堀田貫介=ペガサス、殿村幻次郎=オリオン、竹中一念=アポロ、宝木正=ルナ、テレパシーの能力を持つ星カオリ=アンドロメダの5人の若者たちが集結。
第2話の「恐怖の爆弾自動車!」では時速30キロ以下に減速すると爆発する核燃料廃棄物を積んだタンクローリーが登場し、ストラダ5のメンバーが爆弾処理に当たる。国内では新幹線大爆破よりも前にこんなテレビ作品も作られていたんですね。
ちなみに、電撃ストラダ5は宇宙刑事シリーズと同じテレ朝の金曜夜7時30分のゴールデンタイムに放送され、全13話で終了。最終回で敵組織との対決が展開するも組織の壊滅には至らなかった。ホンダS600や、ケンメリと言われたは日産スカイラインなどの実車をベースにした5台のマシンが活躍したり、後に「仮面ライダーアマゾン」の主演を務めることになった岡崎徹がペガサス、太陽にほえろ!や刑事貴族シリーズなど、日本の刑事アクションドラマでも活躍した地井武男がオリオンを演じるなど、異色のキャスティングも魅力的な作品でした。
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太陽にほえろ!と言えば、やはり思い出すのが七曲署の刑事たちの殉職シーン。ショーケンが演じたマカロニ刑事の殉職を発端に、ジーパン、テキサス・・・と、若手の刑事たちが犯人に銃殺、刺殺されたり、あるいは通り魔や交通事故など勤務外のアクシデントで死亡するという展開を見せたり、様々な形で死を遂げるシーンがこの刑事ドラマの一つの醍醐味というか大きな見せ場になりました。
リアルタイムで太陽にほえろ!を見出した時はちょうどラガーやジプシーやボギーが活躍していた頃だったので、今でも一番印象に残っているのは、犯人撃たれた後、エレベータの扉に挟まれながら息絶えたラガーの殉職の場面が強烈に脳裏に残っています。スカパーで一通り太陽にほえろ!を見た中で、改めて印象に残った殉職シーンは建設現場で立ちションしている最中に通り魔に背中を刺されて死んだマカロニの死に様はとても衝撃的でした。松田優作が演じたジーパンの殉職シーンはテレビ探偵団などで何度も見ていたせいか、マカロニほどの衝撃はなかったが、両手についた自分の血を見ながら「なんじゃこりゃああ」と叫ぶジーパンの姿が鮮烈でした。
宮内淳が演じたボン刑事は全身に銃弾を浴びた後、仲間に助けを求めるため電話ボックスに向かって歩き出す場面から始まり、「しっかりしろ」と自分に言い聞かせ、血を流し何度も倒れながら重たい一歩を踏みしめる。電話ボックスに辿り着き、ボスの声を聞いた後、力尽きるボン。「俺の血・・・こんなに出て。(電話ボックスに)着くまでに残ってんのかな・・・」て呟くところが妙に生々しく響き、受話器を握ったまま眠るように死んでいるボンの姿がとても印象的でしたね。
そのボン=田口良刑事を演じた宮内淳さんが先月の14日に亡くなられていたそうです。その日は奇しくも渡哲也さんの訃報が報じられた日。渡さんを追うように、昭和の刑事ドラマのスターがまた一人旅立たれました。
残念ながら、リアルタイムではボン刑事が活躍した時期の太陽にほえろ!が見ることができず、スカパーでボン刑事が活躍するエピソードをいくつか見た程度ではありますが、ボンの殉職はこのドラマの数ある殉職シーンの中でもとても記憶に残る名シーンだったと思います。
宮内淳さんのご冥福をお祈りいたします。
ここのところ日本ではあまり見かけなくなったデビッド・ハッセルホフですが、アメリカのテレビドラマや映画には本人役で出演していることが多いようですね。今年の初めに「Ⅾ・ハッセルホフと80年代スーパーカー」という1980年代のTVスター達がそれぞれの出演ドラマで活躍したスーパーカーで夢の対決!をするという番組があり、その番組でハッセルホフの姿を久しぶりに見ましたが、キットとの掛け合いが似合うのはやはりこの人しかいないなあと改めて感じたしだいです(笑。
さて、ナイトライダーと言えば、先月このようなニュースがありました。
「ナイトライダー」映画化が進行中!『ワイスピ』ジェームズ・ワンが製作
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』『ソウ』などのジェームズ・ワン監督が、1980年代に大ヒットしたテレビドラマ「ナイトライダー」の映画化企画を進めていることが明らかになった・・・とのこと。
ジェームズ・ワンと言えば最近はリブート版の「MacGyver/マクガイバー」のエグゼクティブ・プロデューサーや監督を務めているが、ワイルド・スピードの監督を経験済みのこの人ならセンスの良いカーアクションが期待できそうですね。ナイトライダーの新作については『ワイルド・スピード』シリーズの監督ジャスティン・リンで新シリーズ制作か!?や、オリジナルキャストでテレビドラマ化みたいな話が3年前にあったのですが、はたして今回は進展するのか気になるところ。
ジェームズ・ワンは「アクアマン」の新作もやるようで、そちらのほうも興味がありますが、新作のニュースが出ては消えを繰り返しているナイトライダーもぜひとも映画で見てみたい。そこでやはり気になるのはナイト2000のベースになる車とキャストのこと。
2008年に放送されたテレビドラマの新シリーズではキットはナイト3000になり【Knight Industries Three Thousand (KITT)】、そのベース車として「Shelby GT500KR」が使用された。ナイト3000は様々にトランスフォームすることができ、「Ford F-150」のピックアップトラックや、他にもバンやパトカーなどいろんな車に変形していた。マスタングのキットも悪くはなかったんですが、次の新作がもしあるならば、できればもう少しトランザムのイメージに近い車を選択してほしいところですね。
キャスティングについてはさすがにオリジナルメンバーを中心に話を回すのは無理があるだろうし、若手の新しい俳優たちを前面に出して、ハッセルホフやパトリシア・マクファーソンなどのオリジナルメンバーについてはキットのメカニックや、あるいはデボン的な役割で出演して欲しい・・・と個人的には思っていますが、今後の動向が気になりますね。
最近は中々面白いアクション映画に巡り合わないのですが、この間見たジェラルド・バトラー主演の「エンド・オブ・ステイツ」はまあまあ楽しかった。主人公のマイク・バニングはシークレットサービスの一員。大統領の警護中にドローン爆弾の襲撃に遭い、命からがら大統領の命を救ったものの、犯行に使われた車からマイクのDNAが検出され、マイクは大統領暗殺未遂の容疑で逮捕されてしまう。
大統領暗殺犯に仕立て上げられてしまったマイクは自分の潔白を証明するために脱走し、事件の証拠を見つけ出していくという内容ですが、なんか前にも同じような筋書きの映画を見たような・・。あれだ「ザ・シューター 極大射程」と筋が多少似ていたが、ドローン爆弾の襲撃シーンの映像は中々の恐怖で見応えがありましたね。
マイクの父親役を懐かしのあの俳優、ニック・ノルティが演じていた。ニック・ノルティと言えば、昔テレビの映画放送でよく見た「48時間」シリーズの刑事ジャック・ケイツ役が当たり役。ジャックと共に犯人探しに協力するレジー・ハモンド役をエディ・マーフィが演じ、二人がとても息の合ったコンビネーションを見せていた。バディムービーの傑作の一つですね。
48時間は1982年に公開され、その8年後の1990年には「48時間PART2/帰って来たふたり」のタイトルで続編も作られた。48時間が映画デビューとなったエディ・マーフィーはこの後「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズや「大逆転」「ゴールデン・チャイルド」などのヒット作に次々に出演し、48時間PART2の頃になると超売れっ子俳優に昇り詰めていて、ニック・ノルティよりも圧倒的な存在感を見せていたた。
PART2は劇場に観に行って、PART3もあれば観に行こうと思っていたが、結局それは実現することはなかった。二人とも健在だし、監督のウォルター・ヒルもまだ頑張って映画を作っているみたいなので、みんなが元気なうちに続編を見てみたい気もしますが・・・(笑。
48時間と言えば、豪快なカーアクションシーンも見所の一つでした。犯人にジャックされたバスとそれを追うジャック達の乗るキャデラックのカーチェイス&銃撃戦は中々の迫力。
48時間PART2ではレジーが乗る護送車が襲撃され豪快にクラッシュ。
引き続き渡哲也さん追悼特集。渡さんと言えば、西部警察の前身に当たる大都会シリーズの黒岩刑事もカッコ良かったですね。大都会のことを知ったのはインターネットを始めた2000年ぐらいの時期で、ネットのいろんなサイトで情報を調べたのを覚えています。当時はまだDVD化もされておらず、もちろんテレビの地上波でも再放送されることが一切なかったので中々見ることができなかった。
大都会を一番最初に見たのはビデオでした。うちのHPを見ていた方が大都会PARTⅢを録画したビデオテープを送って頂いたのがきっかけ。それには大都会PARTⅢ初回の「帰って来た黒岩軍団」ともう一話が収録されていましたが、その時の印象は「これ西部警察やん」「黒岩って大門やん」「ゲンとリキと佐川係長がいる」など。「帰って来た黒岩軍団」は二人の凶悪犯がトラックに乗り込み、真昼間の街中でバズーカを撃ちまくるという過激な内容。現在の環状八号線で展開したカーチェイスは西部警察にも勝る超ド派手なものでありました。
2007年、ついに20年以上に渡り封印されていた大都会シリーズが解禁となり、スカパーの日テレプラスで放送された闘いの日々からPARTⅢまでを全て視聴しました。闘いの日々は人間ドラマに主軸が置かれており、それ以後の作品とは毛色が違う内容でしたが、PARTⅡ以降はもう西部警察「0」と言わんばかりにド派手な銃撃戦、カーチェイス、爆破が展開してとても見ごたえがありました。
というとで、今回は印象に残った黒岩刑事の名場面を紹介します。
闘いの日々
「身代わり」
暴力団の組長の身代わりに殺人罪で5年間服役した男(渡辺篤史)が組長の娘を誘拐してたてこもる。黒岩が男に突撃し、男を取り押さえようとする場面が妙に印象に残っています。
PARTⅡ
「トラック大爆走」
街中を暴走するダンプカーのシーンが凄まじかったこのエピソード。ダンプカーを追い詰めた後、ダイナマイトを持ち叫び続ける犯人の男に果敢に立ち向かっていく徳吉刑事(松田優作)と黒岩。徳吉が犯人の男の気を引きつけ、隙をついて徳吉の後ろを歩いていた黒岩がすかさず銃を構え、犯人を撃つ。二人の華麗な連携プレーが見られたこのワンシーンがとても印象的。
PARTⅢ
「帰って来た黒岩軍団」
バズーカを撃ちまくる犯人たちが乗るトラックを待ち構えている時の「さあ、仕留めてやろうか!」的な黒岩のこのカットがあまりにもカッコ良過ぎますね。
前記事に続き追悼・渡哲也さん特集。渡さんが演じた西部警察の大門団長の角刈り・グラサンスタイルのルーツを辿ると、大都会シリーズの第1弾「大都会 闘いの日々」の黒岩頼介刑事は初期は七三分けでハンチング帽をかぶる地味な印象の刑事であったが、シリーズ途中から五分刈りになり、PARTⅡ、Ⅲでもそのスタイルが黒岩刑事のトレードマークになった。

黒岩刑事が角刈りになったのは第15話「前科者」から。
渡さんの刑事役の原点とも言うべき映画「ゴキブリ刑事(1973)」。この映画ですでに角刈り・グラサンスタイルの刑事を熱演している。
このように映画や大都会シリーズでも角刈りのあのカッコいいスタイルを見せていた渡さんですが、私にとってはなんといっても西部警察の大門刑事。今回は西部警察3シリーズの中から大門団長のカッコいい名場面3選を紹介します。
PARTⅠ 瀕死のリキの元へ走る団長
「マンホールに爆弾が・・・」のリキのセリフのリフレインが印象的な「松田刑事、絶命!」における1シーン。マンホール仕掛けられた爆弾のことを知らせるため、大門達の元へ急ぐリキだが、敵のマシンガンに狙い撃ちされてしまう。大門が倒れたリキの元へ走り出したその時、マンホールの爆弾が爆発。爆発を背に瀕死のリキの元へ駆け寄る団長の姿にシビレましたね。
PARTⅡ 路面電車と並走する団長のスーパーZ
全国縦断ロケ。路面電車が爆破されたことでも有名な広島編の「広島市街パニック!!」。ジャックされた広島の路面電車に大門が運転するスーパーZが並走。ガルウィングのドアを開け現金の入ったカバンを電車に投げ込む団長の勇ましさに惚れ惚れしましたね。
PARTⅢ イッペイを救出する団長
PARTⅢ イッペイを救出する団長
イッペイメイン回の一つ「生命尽きても!平尾一兵」。犯罪組織に拉致されたイッペイを救出するため、犯人たちに近寄る団長。「団長来ちゃだめだ!」と必死に叫び続けるイッペイの声を無視し、犯人に撃たれながらも一歩ずつ前進する大門。ガラスをブチ破りイッペイのいる小屋の中に突っ込んでいく団長の姿が圧巻でした。
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