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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2024/11月

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打ち切りが多い最近のアメリカドラマの話でありますが、アメリカABCで先月スタートしたばかりの『チャーリーズ・エンジェル』がわずか4話で放送終了になってしまったと言う。最近リメイクドラマの打ち切りは数多いが、その中でももっとも悪い結果ではありますね。バイオニック・ジェミーのリメイクさえ8話続いたと言うのに…。オリジナルは、ファラ・フォーセット人気もあって日本でも大ヒットし、10年ほど前に映画で復活した時は、キャメロン・ディアスやドリュー・バリモアなど当時の人気女優の出演が候をそうしたのか、続編まで作られるほどの人気があったが、今回のテレビ版リメイクは…ミンカ・ケリー、レイチェル・テイラー、アニー・イロンゼ…名前を聞いただけではよくわからない女優陣。レイチェル・テイラーは、実写版「トランスフォーマー」に出演していたそうだが…。オリジナルのスタートが今から約35年前。そして前回映画で復活してから11年経過しているわけですが、やはり、2度目の復活ともなると中々厳しいものがあるのでしょうか。日本のドラマは、いくら視聴率が悪いからと言っても4話打ち切りとかまずありえないし、アメリカは、その辺なかなかシビアな印象があります。

一方、対称的にリメイクで再び人気を得ているヒロインもののドラマと言えば、『二キータ』。ニキータは、オリジナルは、フランスで映画化され、3年後にハリウッドで再映画化された後、1997年にテレビシリーズも製作され、全5シーズン放送された。マギーQ主演で去年スタートしたテレビシリーズには、新たな設定が加わり、フランス版ニキータの3年後の物語が描かれ、単なるリメイクになっていないところがポイントだ。概ね似たような経過を辿っているチャーリーズ・エンジェルとニキータだが、ではなぜニキータは、成功しているのか?マギーQは、ラッシュ・アワーなどのジャッキー・チェンの映画やミッション・インポッシブル3、ダイハード4.0などメジャー系の映画に数多く出ていて、知名度もある。また、ニキータと敵対するディヴィジョンの最高責任者パーシーを演じるのは、24のジョージ・メイソン役でも知られるザンダー・バークレーと、ニキータは、キャスト陣にも恵まれているようだ。すでにシーズン2も放送されている。

ニキータは、一応97年版とリメイク版の両方を見ているが、97年版のほうは、いかにもスパイドラマと言った感じで、ニキータを演じる女優さんも肉体派と言うか、女スタローン的な感じでクールな活躍を見せるところが面白い。マギーQの新シリーズは、ディヴィジョンの訓練生のアレックスとニキータが通じていて、ニキータがアレックスから情報を得ながら、ディヴィジョンへの復讐を着実に進めていくと言う今までとは違った新しい物語が展開している。ニキータだけでなくアレックスにもスポットを当てたエピソードがあり、今後の展開も気になるところだ。

有名だけでなく、インパクトのある役者を起用することも必要であるが、ストーリーもオリジナルにただ忠実になるだけではなく、何か新しい設定をプラスする事がリメイクドラマの重要なポイント。でもやりすぎるのも駄目なので、その辺は、製作者のセンスとバランス感覚が問われるのでしょうね。あまりにリメイクの失敗が続くと、もしエアーウルフのリメイク話が出てきたとしても心配になるな…(苦笑)。今復活されてもCGバリバリでトランスフォーマーみたいに変形されても困るしな…(笑)。

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ちょっと気になってしまったので久々にアニメの話を一つ…。今年で生誕40周年を迎えるアニメ『ルパン三世』の声優の交代が発表されました。12月に放送予定の新作のスペシャル『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』から新しい声優陣でスタートするそうですが、変更された声優は以下の通り、


峰不二子    【声】増山江威子→沢城みゆき
石川五ェ門   【声】井上真樹夫→浪川大輔
銭形警部    【声】納谷悟朗→山寺宏一



次元大介役の小林清志さんとルパン役の栗田貫一さんは、引き続き担当。テレビアニメが開始されてから40年も続く人気シリーズであるが故、個人的にもそろそろ声優の世代交代の時期が迫っているのではと数年前からずっと思っていた。いつそれがやってくるのか毎年そわそわしていましたが、ドラえもんと同じく、ついにルパンにもその時が来てしまったようです。長年愛着のある声優さん達の声が聞けなくなってしまうのは、本当に残念でありますが、確かに声の衰えが気になっていたのも事実であり、寂しい反面、新しい時代を受け止めなければいけないのでしょう。山寺宏一さんは、ジム・キャリーやクリス・タッカーなどをはじめ、洋画の吹替えでも知名度の高い声優さんですが、銭形警部を担当すると聞いて、ちょっと意外な感じがした。納谷悟朗さんのようなシブい親父の声的な感じではないような気がするのだが、新たな声を吹き込まれる新生銭形がルパンとどんなやりとりを見せてくれるのか期待もあり不安もあり。残念ながら他の二人は、あまりよく知らないので、これは、もう実際見てみないとなんとも言えない感じです。

と言うことでテレビアニメの初期シリーズから残っているのは、小林清志さんのみとなってしまいました。西部警察やナイトライダー、特撮もののナレーションから洋画の吹替えまで、数々の作品で魅了された。現在もあの独特のシブいローボイスで幅広く活躍されていますが(最近は、ファミ劇のAKB48の番組のナレーションも担当されているようです)、物心ついた頃から毎日テレビで聞いてきた馴染み深い声優さんの一人なので、次元の声も含め、これからも頑張って頂きたいです。山田さんが亡くなった時は、とてもショックで一時期ルパンを見なかったこともあったが、日テレプラスの放送などで見なかった作品も後で補完。最近は、栗田ルパンにもすっかり慣れてしまったが、今回の交代劇は、さほど衝撃的な印象はない。声優陣が変わったと言うことは、来年辺りからテレビシリーズが放送される可能性もあるのでしょうかね…。とにかく、次回のスペシャル版に注目しています。

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刑事ドラマをはじめ、多ジャンルのドラマなどでもよくある地方ロケ。最近は、よくわからないが景気が良かった90年代前半以前のテレビドラマは、名物と言っていいほど地方ロケのエピソードをたくさん見かけました。刑事ドラマで代表的なものと言えば、やはり、『西部警察』の日本全国縦断ロケ。北は北海道、南は、九州まで、いくつもの地方ロケ編が製作され、ダイナミックなアクションが披露された。西部警察以前にも、ガードマンやアイフル大作戦、Gメン'75などには、海外ロケ編もあった。特撮ヒーローものも80年代ぐらいまでは、毎年地方ロケが恒例になっていた模様。簡単にざーっとご紹介しますと、


【北海道】
『仮面ライダー』「怪人カニバブラー北海道に現わる」「空飛ぶ怪人ムササビードル」

【福島】
『大戦隊ゴーグルファイブ』「猪苗代の黄金魔剣」
『超獣戦隊ライブマン』「鶴ヶ城の8大 頭脳獣!」「会津の巨大カブト虫! 」

【茨城】
『巨獣特捜ジャスピオン』「グェッ! ツクバの巨大ガマ大行進」(つくば博)

【千葉】
『キカイダー01』「恐怖!青鬼島で卵が笑う!!」

【静岡】
『人造人間キカイダー』「バイオレットサザエ悪魔の恋」「赤子を泣かすアカオニオコゼ」「カイメングリーンは三度甦る」
『電子戦隊デンジマン』「熱海の陰謀を砕け」
『太陽戦隊サンバルカン』「浜名湖のネッシー」 劇場版
『光戦隊マスクマン』「鍾乳洞の少年怪獣」
『宇宙刑事ギャバン』「乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城」
『宇宙刑事シャリバン』「新型二階だてバスのふしぎな異次元旅行」「夏だ!海だ!伊豆半島を襲うメテオの群」

【石川】
『バトルフィーバーJ』「恐竜半島へ突撃!!」

【長野】
『鳥人戦隊ジェットマン』「歩く食欲!アリ人間」

【大阪】
『ウルトラマン』「怪獣殿下(前・後篇)」
『ウルトラマンダイナ』「滅び微笑(前・後編)」
『仮面ライダー』「ドクガンダー大阪城の対決!」
『仮面ライダーW』「悪夢なH/王子様は誰だ?」

【和歌山】
『仮面ライダー』「吸血モスキラス対二人ライダー」「ダブルライダー 倒せ! シオマネキング」
『キカイダー01』「南紀の死斗!!ザダム超能力発揮」「秘境の激戦!!ザダムの地獄の罠」

【四国】
『仮面ライダーV3』「デストロン四国占領作戦」「生きていたダブルライダー」
劇場版『仮面ライダーV3対 デストロン怪人』
『秘密戦隊ゴレンジャー』 劇場版「秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン」
『高速戦隊ターボレンジャー』「歩け!四国の子」
『特警ウインスペクター』「瀬戸大橋の怪人I・Ⅱ」

【鳥取】
『人造人間キカイダー』「ジローの死を呼ぶタコヤマブキ」「アオデンキウナギ魔の腕が光る」

【山口】
『キカイダー01』「イチロー危機!ハカイダー合体!!」「大犯罪組織シャドウの出現の怪!!」「「大首領ビッグシャドウの怪奇!?」

【九州】
『科学戦隊ダイナマン』「阿蘇山大爆発作戦」「恐怖! 九州大地震」「追え!天草の太陽」
『電撃戦隊チェンジマン』「長崎の謎の幽霊船」
『地球戦隊ファイブマン』「九州 だョン」


とりあえず思い当たる範囲ですが、戦隊シリーズをはじめ、昭和の仮面ライダーも多数の地方ロケ編があります。キカイダーシリーズは、山陰地方や和歌山(南紀勝浦)などでもロケされていたようです。意外だったのは、ウルトラマンも仮面ライダーも大阪ロケ編が存在すること。そう言えば、ライダーは、元々毎日放送が絡んでいたし、ウルトラマンは、本放送時は、朝日放送で流れていたのか…。腸捻転前のテレビの歴史を感じさせる出来事でもあります。そして、特撮ものにも海外ロケをやった作品があった…。



『小さなスーパーマン ガンバロン』 

「グアム島シリーズ!」

シリーズ中盤に「グアム島シリーズ! マゼランの宝」「グアム島シリーズ! 伝説の魔神」「グアム島シリーズ! 怒りの巨人」の三部作が放送された。ガンバロンと言えば、「レッドバロン」「マッハバロン」に続くバロンシリーズの3作目。前の二作との違いは、主人公が少年で、強化パーツをつけて変身するところだが、途中からダイバロンと呼ばれるロボットが登場し、ガンバロンがそれを操縦するようになる。このダイバロンこそ、特撮史上初の合体ロボだったそうです。仮面ライダーで死神博士を演じた天本英世氏が平和を嫌うワルワル博士と呼ばれる敵役を演じた。裏にサザエさんが放送されている時間帯にもかかわらず視聴率は善戦していたようで、その勢いでグアム島ロケが敢行されたようです。


『ペットントンスペシャル』
日本版『E.T』の雰囲気もあった東映不思議コメディシリーズ第3弾ペットントン。当時フジの月曜夜7時30分にやっていた「月曜ドラマランド」枠で「ペットントンスペシャル」を放送。ゴールデンタイムの放送ともあって力が入ったのか、香港ロケが行われた。UFO探しとなぜだかジャッキー・チェンに助けを求めるという目的で、ペットントン達が香港に行ってしまう。NHKの朝の連続ドラマ「おしん」で一躍有名になった小林綾子氏が宇宙人の花嫁にされそうになる女の子サヤカ役でゲスト出演していました。ジャッキーもまさかのゲスト出演???と思ったら、なんと出てきたのは、Gメン'75の香港ロケシリーズでも御馴染みのヤン・スエだった。

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ホームドラマチャンネルで放送中の『大空港』。1978年から一年半近くにわたって、計78回放送されたフジ月9のアクション刑事ドラマ。月9って若向けのトレンディドラマ枠と言うイメージが未だに根強いので、いまいちしっくりいかない感じもするのですが、70年代辺りは、ハードな刑事ドラマも数多く放送していたようです。それよりもっと前には、スパイ大作戦や電撃スパイ作戦などのアメリカのドラマを放送していた枠でもありますから、それを考えると納得というか、硬派な時代があったんですね。そう言えば、同名タイトルのアメリカ映画もありましたが、あちらは、オールスターによる群像パニック劇で、このドラマとの関係性は、なさそうです…。警察庁刑事局国際刑事課「空港特捜部」に所属する刑事達が活躍する当時は、新しいタイプの刑事ドラマだったようです。鶴田浩二氏や緒形拳氏などのベテラン俳優や、『俺たちの勲章』で青春真っ盛りの刑事役を演じた中村雅俊氏を始め、オールスターキャストでかなりハードな銃撃戦、カーチェイスが展開し、西部警察並みに爆破も多い。そして、空港を舞台していることもあってか、小型飛行機やヘリを使ったアクションも数多く展開しています。

開港直後の成田空港を使って、今では、考えられないくらい壮大なロケーションが行われている。あくまで空港内で起きた事件を刑事達が地道に解決して行くのがメイン。最初は、それほどアクションはなかったが、回を追うごとに銃撃戦やカーアクションが派手になり、アクション性がじわりじわりと増幅していくところが面白い。そして、アクション性が増すごとにどんどん空港との関係性が薄まっていた(笑)ようにも見えたが、そこは、ご愛嬌として、やはり、西部警察以前にこれほどドカドカやっていた刑事ドラマがあったとは驚き。今となっては、大変貴重です。同時期に、日本テレビが大都会シリーズを放送していたが、こちらも初期は、社会派のヒューマンドラマだったのが、2、3とシリーズが続くごとにアクション性が増していった。大都会と張り合っているうちに気づいたらアクションドラマになっていたんではないか(笑)と思われるくらい、とにかく、毎回、ド派手なシーンが出てくる。

途中から流用シーンも見受けられたが、普通車から高級車、トラック、清掃車、バスまで派手なクラッシュ&転落&爆破が繰り返されたカーアクション。そして、意外に殉職した刑事も多かった大空港。その死に様は、強烈で印象に残るものばかり。中でも「さらば鯉沼刑事!炎の中の青春は終れり」の鯉沼刑事の殉職は、衝撃的だった。

 

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犯罪プロフェッショナルの一味に先輩を殺され、犯人追跡中に一般市民を巻き添えにしてしまった鯉沼刑事。汚名返上とばかりに主犯格の犯人のセスナ機に強行に乗り込んだ鯉沼だったが、セスナ機の中で犯人と揉み合いの末、被弾し重傷を負ってしまう。そして、セスナ機は、上空でエンジントラブルを起こし、民家に墜落する危険性が…。市民を守るため、自らの命を投げ出す決心をした鯉沼は、加賀に民家のない安全な場所への誘導を求める…。
 
 

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本物のセスナ機の機体を崖から転落させ、爆破している。他の刑事ドラマでも見られない珍しい豪快な爆破シーン。

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80年代のハリウッドのアクションスターと言えば、真っ先に思い浮かべるのは、シュワちゃんとスタローンの2大マッチョ系俳優ですが、それ以前は、スティーブ・マックイーン、クリント・イーストウッド、チャールズ・ブロンソン辺りが有名どころ。でも、忘れてならない人がまだ一人。『ドラゴンへの道』でブルース・リーの敵役を演じ、コロッセオで激しい格闘シーンを見せたあの人、チャック・ノリス。スカパーのザ・シネマで今月チャック・ノリス主演映画の吹替え版特集が放送されていた。昔は、日曜洋画劇場とか、ゴールデン洋画劇場やらで何度も放送され見たが、21世紀に入ったらパタッと途絶えて、深夜にも放送されなくなってしまった。あの時もっとこまめにビデオを録っておくんだったと悔やんだが、『地獄のヒーロー』『野獣捜査線』『デルタ・フォース』の吹替え版3作品を久々に鑑賞。DVDの字幕版もいいが、やはり、初見がテレビなので吹替え版のほうが馴染み深い。

元空手チャンピオンであり、それを活かしたキレのあるダイナミックな動きがカッコ良いノリスだが、彼が70年代に主演した作品は、興行的に振るわなかったようで、日本では、中々お目にかかれない。80年代にヒットした戦争アクション映画『地獄のヒーロー』シリーズは、日本では、全5作公開されているが、実は、シリーズは、3で完結していて、残りは、日本が勝手にタイトルを変えて続編もの扱いにした全くの別作品だったとか。フィリピンのジャングルでノリス演じるブラドック大佐が捕虜奪還のため大暴れする。あの頃、ベトナム戦争をテーマにした戦争映画や流行っていたなあ。主人公が元ベトナム従軍兵士で、戦争中に捕虜になった仲間を助けると言った内容の映画やドラマをたくさん見た気がする。スタローンのランボーシリーズや、エアーウルフのホークなんかもその類になるんでしょうが(サブタイトルに「地獄のヒーロー」の文字を入れたエピソードもありましたな。内容も地獄のヒーローそのものと言う感じの…(笑)〉、ジャングルアクションの代名詞的な存在の映画と言ったらやはりこの作品。

ノリスの映画は、わりかしB級アクションと言う評価が多いが、偏にB級と言ってしまうのは、もったいないほどに素晴らしく体を張ったアクションシーンが数多く見られるのもノリス映画の特徴と言えます。加えてハイテク的な要素も取り入れた豪快なアクションが見られたのが『野獣捜査線』。この映画でノリス演じるシカゴ市警の刑事エディは、果敢にも1人で2つの麻薬組織と対決する。空手アクションは、控えめだが、ビリヤード場での白熱したファイトシーンは見応えあり。高架上を走る列車の屋根の上でノースタントの格闘を見せるノリスに燃える。クライマックスには、エディが何やら黒い装甲車みたいなものを遠隔操作して、マシンガンやランチャーで次々と敵を撃ち倒す。まあね、1人で2つの組織を相手にするわけだから、マイケルにキットがあるようにエディにも装甲車がないとね…(苦笑)。こう言うアクション好きですよホント。

アメリカ陸軍特殊部隊(デルタ・フォース)がゲリラ組織にハイジャックされた旅客機の人質の救出作戦を展開させる『デルタ・フォース』。実際あったテロ事件に基づいて製作されたアクション映画。実話を取り入れると内容が重くなりがちな映画はたくさんあるが、この映画は、その逆でひたすら軽快で、ダイナミックなアクションもてんこ盛り。何よりアラン・シルベストリのテーマ曲が軽快で、映画の重い雰囲気を柔らげている。ノリスは、デルタフォース部隊のマッコイ少佐を演じるが、この映画のノリスは、ズバ抜けてカッコ良い。とくに後半から見られるバイクアクションは、必見。敵のアジトに突入する時、バイクをジャンプさせて家の窓をブチ破ったり(しかも窓枠に頭をぶつけそうなくらいスレスレで突っ込んでいる)、バイクに装備している機銃や小型ミサイルをぼんぼん撃ちまくったり、滑走路を走る離陸寸前の飛行機をバイクで追っかけて、後部のドアから垂れ下がったロープに捕まり、何とか飛行機に乗り込むシーンなど、何度も流れるテーマ曲と共に繰り広げられるアクションが最高です。それにしてもあのストリートホークのような超高性能武装バイクのインパクトが凄い。そう言えば、ストリートホークと同じ年(1985年)に製作された映画だったんですねこれ。



 

 

 

アラン・シルベストリのテーマ曲。今聞いてもカッコ良い。

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ゴーカイジャー早いもので30話台に突入。これでもかこれでもかと毎回歴代戦隊の勇士達が登場して盛り上がっていますが、28話の鳥人戦隊ジェットマン回には、ブラックコンドル=結城凱が登場。冒頭からバーが出てきたり、オリジナルシリーズと同様に少し大人びた世界観でストーリーが展開していました。宿敵のキアイドーに恐れ戦くマーベラスを勇気付けるためにこの世に蘇ったのか、死してもまだ孤独に戦いを続ける凱の姿が熱くてカッコ良かった。ジェットマンと言えば、敵味方入り乱れての複雑な相関図、めまぐるしく色恋沙汰が展開し、それまでの戦隊とは、明らかに一線を画するものが確かにあった。キザで少し照れ臭いセリフを吐き巻くり、クールに熱くハジける。あの時代だったからこそ凱が輝いていたのかも知れない…そう思った事もあったが、意外と今でも通用するんではないかな…。

ところでこの回では、キアイドーとの戦いでゴーカイジャーがバイオマンとマスクマンにゴーカイチェンジした。いやあ、ようやく来ましたバイオマン。出ました必殺技のスーパーエレクトロン。全員が空一直線に飛び上がってキアイドーにぶつかっていく時に、CGながらも頭の電子頭脳がピコピコと光っていたが、そのサービスな演出に感動。でも結局必殺技は、キアイドーに跳ね返されていましたが…(苦笑)。続いて登場したのがマスクマン。オーラパワーでキアイドーに挑んだがこちらも簡単に弾かれてしまった。昭和戦隊のパワーはキアイドーには通用しないのか?いや、きっとマーベラスの心の迷いや恐れによってパワーが十分に出し切れなかったからに違いない。


29話は、これまたキターの戦隊恒例のピンクの七変化回。一番最初に見た七変化は、デンジマンの桃井アキラだったが、実は、七変化の始まりは、ゴレンジャーのペギー松山からだったようです。ちなみにペギーの七変化は、普段着の本人と変身後のモモレンジャーを除くと以下の通り

①ウェディングドレスの花嫁
②纏(まとい)持ちの女
③テニスの選手
④謎の金髪の外国人
⑤水中工作員


そして、ゴーカイジャーでは、アイムが

 

①ウェディングドレスの花嫁
②女子高生
③ナース
④婦警さん
⑤アバレピンク


と華麗に変化していました。私、この回で始めてアバレピンクなるものを拝見したのですが、これってアバレンでも一回?しか登場しなかった極めてレアなヒロインのようです。しかも、あのスーツ、この回に登場した三条笑里の自作なんだとか。アバレピンクになったアイムが「これではゴーカイに行けません・・・」なんて言っちゃって恥ずかしがっていましたが、まあ、お手製のスーツじゃ特別な力も出ないだろうし、その上、口丸出しの玩具のようなマスクにパジャマのような姿では、確かに豪快に戦えないわねぇ…(苦笑)。いや、でも爆笑させて頂きましたよ。あれ、アバレンジャーって爆笑戦隊だったけか…。そう言えば、この話、アバレンジャー回でもあったようです。


そして30話は、超獣戦隊ライブマン回で、イエローライオン=大原丈を演じた西村和彦さんがゲスト出演されていた。10年前に戦隊25作記念として製作された『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』には、レッドファルコン役の嶋大輔さんが出演し、中心になって活躍されていたが、今回は、23年ぶりにイエローが登場。生身でもダイナミックな戦いを見せた大原丈。アクションのキレやスピード感は、昔と変わっていませんでした。できれば、スケボーにも乗ってもらいたかったですね…(笑)。ライブマンと言えば、初の女ブルーの誕生、初の追加戦士の登場、そして、初の1号2号の合体によるスーパーロボットの登場などなど、ライブマン自体が戦隊10作品目(当時は、ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は、戦隊シリーズに含まれていなかった)を記念した作品だっただけに初尽くし満載の内容だったが、かつての仲間が改造されて敵の幹部になると言う敵味方の対立構造も新鮮で面白かった。11話で、バリゾーグが自分の先輩のシドではないかと疑い始めたジョーだが、今回、奇遇?にも同じ名前の大原丈の力を借りて、バリゾーグの正体を暴き出そうとする。改造され敵の幹部になってしまったかつての先輩と戦わなければいけないジョー。そして、同じく友と戦ったライブマン。ジョーとバリゾーグの因縁をライブマン回に組み合わせるとは、なんともニクイ演出。

ボクシング会場でのバトルシーンでは、ゴーカイブルーとピンクがデンジブルーデンジピンクにゴウカイチェンジ。久々に登場のデンジマン。でもピンクは、これで4度目の登場か(笑)。デンジパンチの時の銀色の手がよりオリジナルに近いものになっていたのは驚き。会場の照明のせいか、マスクのテカリ具合が艶やかでよりシブく映ってカッコ良かったなあ。そしてゴーカイチェンジは、等身大だけにとどまらず、今回は、巨大ロボまでゴーカイチェンジして、スーパーライブロボが登場していた。ゴーカイジャーも残り20話ほどとなりましたが、このままこの路線が続くなら、他の歴代戦隊のロボの登場もありうるのだろうか?次回は、オーレンジャー回。まだまだスペシャルなサプライズが続くようです。

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