忍者ブログ
10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/04月

≪03月  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  05月≫
[60]  [61]  [62]  [63]  [64]  [65]  [66]  [67]  [68]  [69]  [70
チャンネルNECOで4年前にスタートしたハングマンシリーズの放送が今月ついに終了しました。ハングマンの一番最初のシリーズはリアルタイムで見ることができず、今回のこの放送で全て見ることができたので感無量です。2以降のシリーズはリアルタイムで見ていましたが、記憶がおぼろげなエピソードもあったので、改めて楽しむことができました。


最終シリーズとなった「ハングマンGOGO」は、リアルタイムでは初回で脱落してしまったのですが、今回全話鑑賞しました。初期のシリーズのような影がなく陰気さもなく、ただただ悪党を明るく楽しくハンギングするスタイルの作品でしたが、当時の渡辺徹のデブキャラを活かした演出や、「6」ではいまいち印象が薄かったアンクル(梅宮辰夫)などのその他のメンバーも何か吹っ切れたようにコミカルに動き回る姿が多くなり、とても印象に残りました。


必殺シリーズの現代版と言われていたハングマンシリーズですが、新たなキャストで復活している必殺仕事人に対し、残念ながらハングマンは、復活の声が聞こえてきません。黒い噂が絶えない今の政界やメディアを眺めていると、やはり今こそハングマンのようなドラマが必要なのではないかと思いますが、新たなシリーズがあるならぜひまた見てみたいですね。



全7シリーズ中で面白かったエピソードべスト3をいずれまた紹介しようと思いますが、今回は、ハングマンGOGOのシリーズの最終回について。





緊急指令・本日限リデ解散セヨ!

「証人抹殺組織の実態を解明し、ハンギングせよ!」・・・半年前、婦女暴行事件の目撃者として証言台に立つ予定だったタクシー運転手の男が事故死し、その3ヵ月後、ある傷害事件の有力な証人だった飲食店の経営者の男が飛び降り自殺した。そして、ある贈賄事件の証人だった会計士の男が酒に酔って多摩川に転落し水死した。証人が死亡したことにより、いずれの裁判も証拠不十分で不起訴になる可能性が高い。これらの事件の裏に証人抹殺組織が絡んでいるものと見て、ハングマンは、中沢不動産社長の中沢の身辺調査を開始する。


ハングマンシリーズの有終の美を飾るこのエピソードには、名和宏、佐原健二、早川雄三などこのシリーズの悪人役の常連俳優がズラリと勢ぞろいしている他、当時、ミポリン(中山美穂)主演の「セーラー服反逆同盟」で暴力教師を演じたり、このドラマと同じく、1987年に放送された「ベイシティ刑事」にもゲスト出演していた安岡力也がハングマンシリーズに初登場。安岡力也と言えば、「オレたちひょうきん族」のホタテマンが根強く印象に残っていますが(笑)、ハングマンに悪役で出演したのは意外にもこの最終話のみだったようです。


ハングマンシリーズの最終回と言えば、ハングマンの存在を知る敵組織があらわれて、あらゆる手段を使って、ハングマンを追いつめ壊滅させようとするスリリングな展開が恒例でした。GOGOでもハングマンの存在を知る証人抹殺組織がダブルを拉致し、ハングマンの隠れ家となっているフォトスタジオに踏み込んでくる展開が見られました。しかし、2のように殉職するメンバーはおらず、とくに悲壮感もなく、いつも通りのあっさりとした雰囲気のまま終わってしまいました。


ダブル役の渡辺徹と安岡力也の巨漢対決も見所でしたが、一番印象に残ったのは、ダブルの婚約者が登場するラストシーン。もしかしたら本物(榊原郁恵)が登場するのかと思いきや、当然ながら別の女優さんでしたね(苦笑)。本物とは別のドラマで共演していたし、さすがにハングマンにまで出てこなかったか。ちなみに、渡辺徹と榊原郁恵は、このドラマの終了後に結婚し、日テレがゴールデン帯に二人の結婚披露宴の生中継をしました。平均視聴率はなんと40%を超えたそうです。最近テレビでは、芸能人の結婚式がとんと放送されなくなりましたが、仮に誰かの結婚式を放送したとしても40%なんて数字はとれないでしょうね。


最後のハンギング(withモルモットおじさん)は、「燻製」。モルモットおじさんを箱の中に閉じ込めて蒸し焼きにするというもの。今回もドリフのコントのようなハンギングでしたが、最後までGOGOらしい、明るく楽しい展開でしたね。しかし、これが最終シリーズなのは、「なんだかなー」という感じが残ります。あともう1シリーズぐらいは、やってもらいたかったですね(苦笑)。


拍手[4回]

PR
3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアさんが亡くなられました。6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグは、近作の「スペクター」を含め4本の出演作がありますが、ロジャー・ムーアは1973年に公開された「死ぬのは奴らだ」から1985年の「美しき獲物たち」まで12年間計7本に出演し、007シリーズで、もっとも長くジェームズ・ボンド役を演じたことで知られています。


私のボンド像と言えば、初代のショーン・コネリーよりもロジャー・ムーアのイメージが強いです。日曜洋画劇場などテレビでよく見たのがム一アの007だったこともあるし、少しお堅いイメージがあったコネリー=ボンドに対し、甘いマスクに軽くておしゃれな会話、ユニークなアクションが一際光っていたのがムーアのボンドだったと思います。


初めてレンタルビデオで借りて見たのは、4代目のティモシー・ダルトンの「リビング・デイ・ライツ」でしたが、ロジャー・ム一アの出演作のビデオもよく借りました。テレビ放送では、どうしてもカットシーンがあるので、そのカットされた部分が見たくて、字幕のをよく見ましたね。ショーン・コネリーの作品もテレビやビデオで見ましたが、3作目の「ゴールドフィンガー」辺りからアクションが派手になり、ボンドカーを使ったカーアクションも初披露されて一段と面白くなりましたが、時代が古いせいか今一つ物足りない感じがあった。それを満たしてくれたのがムーアの007でした。



ムーアのボンドと言えば、やはり華麗なスキーアクション。「私を愛したスパイ」と「ユア・アイズ・オンリー」の2度見せていましたが、とくに「私を愛したスパイ」の軽やかに急斜面を滑り下りていくボンドの姿がカッコ良かったし、滑ったまま崖から転落し、パラシュートが開くまでのあの緊張感がたまらなかったです。「黄金銃を持つ男」は、ボンドのワルサーとスカラマンガの黄金銃の対決が見ものでしたが、一番印象に残っているのは、ボンドカーが360度回転ジャンプをする場面。ムーアの作品の中で一番強烈に印象に残ったカーアクションでした。「私を愛したスパイ」のボンドカーのカーチェイスも迫力がありましたね。黄色のロータス・エスプリと敵のヘリとのスピーディな追跡戦。海に落ちたエスプリが海の底で水中艇に変形し、水中でミサイルを発射してへリを破壊するところや、ロータスが海から出てきて砂浜を走り出すところも見応えがあった。今ならこういう場面はCGになってしまうんでしょうが、実物の車体を使って見せているところも素晴らしかったです。


「美しき獲物たち」では、サンフランシスコのゴールデンゲートの吊り橋のケーブルの上でムーアと、敵役のクリストファー・ウォーケンが格闘する場面がありました。ロジャー・ムーアは、この時57歳。「ユア・アイズ・オンリー」で一度降板しかけたムーアですが、その後、「オクトパシー」とこの作品の2本に出演し、有終の美を飾りました。アクションやるにはそろそろきつい年齢であったでしょうが、最後まで年齢を感じさせないド派手なアクションを見せてくれました。


ロジャー・ムーアは、テレビドラマでも活躍しました。「セイント・天国野郎」、トニー・カーティスとコンビを組んだ「ダンディ2・華麗な冒険」のブレット・シンクレア役も良かったですね。トニー・カーティスと息の合ったコンビネーションを見せていましたが、MI6に入る前のヤング・ボンドってな感じのムーアがとてもカッコ良かったです。ちなみに007シリーズでは、広川太一郎がムーアの吹替えを担当していましたが、「ダンディ2・華麗な冒険」では、トニー・カーティスの声を広川さんが担当し、ムーアの声は佐々木功さんが演じていたのが面白かったですね。



まだまだ書きたいことはたくさんありますが、私の中の永遠のボンドは、やはりロジャー・ムーアのボンドであったことを再確認しました。今のアクション映画は、何かとリアル重視になりがちですが、ムーアの007映画は、そういうのを抜きにして夢やロマンがあり、一際ワイルドに楽しいアクションを見せてくれていたと思います。ロジャー・ムーアさんのご冥福をお祈りいたします。



拍手[0回]

なぜだか昭和の戦隊シリーズは中々放送してくれなかった東映チャンネルで、この春から「秘密戦隊ゴレンジャー」のHDバージョンが放送されております。どのくらい綺麗になったのか試しに見てみたら、想像以上に画がきめ細やかに鮮明になっていて驚きました。色褪せて所々に埃がこびりついた昔の映像と比べれば、もう月とスッポン。別の作品を見ているような気分といっても過言ではないくらい高画質になっておりました。


ゴレンジャーと言えば、国際的平和組織「イーグル」の日本の各支部が黒十字軍の総攻撃を受けて次々に壊滅し、その中から奇跡的に生き残った5人のメンバーがゴレンジャーとなって黒十字軍と戦いを繰り広げていくという、のっけからかなりハードなストーリーが展開していましたが、この間石ノ森章太郎の原作本を読んだら、設定やストーリーがテレビシリーズとはかなり違っていて驚きました。その主な違いを以下に並べてみますと、


①原作はサイボーグ009のような雰囲気がある
②五人が自分のマスクをみがく場面がある
③マスクオフをしている
④マスクの裏側にメカがある
⑤巨大なメカ怪獣が出てくる(ロボット竜)
⑥アカレンジャー(海城ツヨシ)が少林寺拳法道場主の息子
⑦ミドレンジャーが関西弁をしゃべる
⑧モモレンジャーがももちゃんと呼ばれている



 
近年の戦隊はマスクオフ(変身前のヒーローがスーツを装着し、マスクを被らず素顔を見せている状態)をよくやっているし、今ではそんなに珍しいことではなくなりましたね。マスクオフと言えば、戦隊よりも、ウインスペクターなどのレスキューポリスのイメージがありますが、昭和の戦隊シリーズで、劇中にマスクオフをやった戦隊はバトルフィーバーJと、ダイナマンでは、変身シーンの時に5人のマスクオフの姿が見られました。ゴレンジャーのマスクオフも一度ぐらいは見てみたかったですね。




昭和の戦隊シリーズの初回は、ゴレンジャーのように敵の猛攻が激しい展開が多かったですが、平成初期の作品にも、壮絶な幕開けをした戦隊がいくつかありましたね。その一つが「地球戦隊ファイブマン」







ファイブマンは、5人のメンバーが兄妹(星川5兄妹)かつ全員教師という設定。5人は子供時代にとある惑星で銀帝軍ゾーンに襲われ、科学者の両親と離別する(両親の生死は不明)。5人は地球に戻り、大人に成長してファイブマンとなり、戦闘メカを駆使して銀帝軍ゾーンに立ち向かいます。ファイブマン初回の展開は、銀帝軍ゾーンがとある惑星を総攻撃→星川夫婦は、子供達を宇宙船に乗せ地球へ帰還させる→20年後、地球に銀帝軍ゾーンがやってきて、5人が勤めている学校や街を襲う→ファイブマンが反撃開始という流れ。戦闘機を使った激しい空中戦や、装甲車を使った地上戦が繰り広げられたが、肝心のファイブマンは、最後の最後に姿を現わすも、敵と一戦を交えることもなく名乗りとポーズしかやらなかったという・・・。


これまで数々の戦隊の初回を見てきましたが、ファイブマンの初回はある意味戦隊史に残るインパクトがありました。初回に戦隊ヒーローがほとんど登場せず、巨大ロボ戦もなしという、それまでの戦隊のお決まりのパターンを崩した異例尽くめな展開が強烈に印象に残りました。ファイブマンが登場しない代わりにメカを使った空中戦や地上戦の特撮シーンに力が入っていて、街や学校の破壊シーンの緊迫感も凄かった。初回から他の惑星が舞台になっているところも印象的でしたね。


初回から別の惑星を舞台にした戦隊と言えば、現在放送中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」もそうですね。子供の戦士コグマスカイブルーが加入してメンバーが11人となり、早くもキュウリュウジャーの記録を抜いて、史上最多メンバーの戦隊となっております。地球での戦闘が続くのかと思いきや、今週の放送ではまた別の星に行って戦っていました。このまま宇宙を巡る展開になるのでしょうかね・・・。



拍手[0回]

べンケーシーにコンバットに逃亡者と、急に見たい番組が増えてきたFOXクラシックで放送されていた「かわいい魔女ジニー」が今週最終回を迎えました。ジニーの放送は、シーズン2で一端中断していたのですが、今年に入ってからシーズン3がスタートし、最終シーズンまで一気に放送されました。



かわいい魔女ジニーは、1965年から1970年まで放送されたアメリカのコメディドラマ。アラビア風の衣装を身に着けたバーバラ・イーデンのキュートな魅力も相俟って、「奥さまは魔女」と二分する人気ドラマとなりました。奥さまは魔女と言えば、魔女のサマンサと人間のダーリンと結婚して夫婦となり、サマンサの母親のエンドラがダーリンに魔法でイタズラを仕掛けて、様々な騒動を引き起こす・・・というのが定番の展開。ジニーも基本は同じで、ある島で宇宙飛行士のトニーに拾われたジニーが、魔法の力でトニーに力を貸そうとするも、失敗を繰り返していろんな騒動を巻き起こすというのがいつもの展開でした。


サマンサとダーリンが夫婦であるのに対し、トニーとジニーは、主人とその召使いという主従関係が長らく続きましたが、そんな二人もシーズン5でようやく結婚。奥さまは魔女のダーリンとサマンサのように、トニーとジニーも幸せな夫婦生活を始めたが、しかし、番組はシーズン5をもって終了してしまいました。できれば奧さまは魔女みたいに二人の子供が登場するエピソードを見てみたかったですね。



シーズン3のハワイロケの話や、ジニーが金庫に閉じ込められた話、トニーがロケットで宇宙に向かっている途中に、ジニーの魔法によって家に連れ戻されてしまう話や、姉ジニー(バーバラ・イーデンニ役)がトニーを誘惑する話など、印象に残ったエピソードがたくさんありました。ゲストも有名な人達が出ていましたね。









007シリーズの「ジョーズ」役で有名なリチャード・キール。








歌手のサミー・デイヴィスJr.。








兵士役でちょこっとだけ出ていたデビッド・ソウル(左)。後に「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ役で大ブレイク。



シーズン1~4までの吹替えは、トニー=小山田宗徳、ジニー=中村晃子、トニーの同僚の宇宙飛行士ロジャーの声を愛川欽也が担当していたが、シーズン5から吹替のキャスト一新されて、武藤礼子がジニーの声を演じていました。ジニー以外のメンバーは、それほど違和感はなかったのですが、ジニ一だけがちょっと声質が変わり過ぎて、慣れるのに時間がかかりました。中村晃子のジニーは、トニーのことを「殿」と呼んでいたが、武藤礼子のジニーは、トニーのことを「ご主人様」と言っていた。無理に合わせる必要はないと思いますが、なぜ呼び方を変えたのかちょっと気になりましたね。



拍手[0回]

この間の「妙に思い出す映画音楽」の記事で取り上げたホワット・ア・フィーリングを久々に聴いたら懐かしくなって、当時の洋楽カバーの曲を聴きまくりました。大映ドラマ以外にも洋楽のカバーを主題歌に使っていたドラマはなかったっけ?と思い、色々と調べてみたところ、やはり、1980年代は大映ドラマがもっとも多く洋楽カバーの曲を使っていたようです。「スクール☆ウォーズ」の「ヒーロー」は、有名ですが、その続編にあたる「スクールウォーズ2」の主題歌「FIRE」も実は洋楽のカバー(原曲は、ジム・スタインマンの「Out of the Frying Pan (And into the Fire)」)だったんですね。


ということで、今回は、大映ドラマ以外の、ドラマ主題歌の洋楽カバーの名曲をいくつかご紹介いたします。








I'm Free

「フットルース」やトム・クルーズの代表作「トップガン」の「デンジャーゾーン」で知られているケニー・ロギンスのヒットナンバー。日本では、渡辺美里がこの曲のカバーでメジャーデビューをし、TBS/東映製作の刑事ドラマ「スーパーポリス」のエンディング曲に起用された。このドラマは三浦友和主演、森永奈緒美(宇宙刑事シャイダーのアニ一役)や、卯木浩二(科学戦隊ダイナマンのダイナブルー)など当時のJACの若手がレギュラー出演したフレッシュな刑事ドラマでした。


軽快なリズムがいかにも80年代といった印象で、サビのメロディもインパクトがあり耳に残りますね。原曲もいいですが、初々しく元気一杯に歌い上げていた渡辺美里のカバーも良かったです。













CHA CHA CHA

これはあまりにも有名ですが、明石家さんまが主演したTBSの大ヒットドラマ「男女7人夏物語」の主題歌。曲のほうも石井明美が歌って大ヒットしましたが、実はこの曲も洋楽のカバー。イタリアのダンスグループ「フィンツィ・コンティーニ(Finzy Kontini) 」 の楽曲です。原曲もおしゃれなリズムでカッコいいですが、カバーのアレンジも好きでしたね。














愛が止まらない 〜Turn It Into Love〜

南野陽子が主演したフジテレビのドラマ「追いかけたいの」の主題歌。原曲は、オーストラリアのシンガーソングライター、カイリー・ミノーグの「Turn It Into Love」で、当時のアイドルユニット「Wink」がこの曲を歌って大ブレイクしました。


このドラマは水曜の夜8時に放送されていたそうですが、見た記憶が全くありません。このドラマ以前は、大映ドラマの放送枠で、同じく南野陽子が主演した「アリエスの乙女たち」のほうは見ていたのですが・・・。全9話で終了しているので当時のドラマの評判がどうだったのかはわかりませんが、主題歌のほうは、原曲&カバーともに大ヒットしました。どちらかと言えば、ちょっとぎこちない踊りつきで歌っていたWinkのほうが印象に残っていますね(苦笑)。








拍手[0回]

世代的に「ゴリラ」と聞くと動物ではなく、「ゴリラ警視庁捜査第8班」を思い浮かべてしまうのですが(苦笑)、その石原プロのゴリラから遡ること14年前の1975年に放送された千葉真一主演のアクションドラマ「ザ★ゴリラ7」が東映チャンネルでスタートしました。


ゴリラ7は十数年前にサンテレビで見たのが最初です。当時はアナログ放送で電波の入りが悪く画質が芳しくなかったが、今回ようやくちゃんとした画質で見直しています。キイハンター、ザ・ボディガードと続いて、さらに一層凄まじい千葉アクションが堪能できます。初回に走行中の車から離陸寸前の小型飛行機に乗り移るアクションを披露していましたが、あのジャッキー・チェンに影響を与えただけあって、生身のアクションはどれも迫力があります。


キイハンターでは、走行中の列車に飛び乗ったり、ヘリから垂れ下がったロープにつかまり、そのまま宙吊りになったり、ロ一プウェイの移動中のゴンドラの下にしがみついたりと、ダイナミックなアクションを次々と見せていました。ロ一プウェイのアクションは、ザ★ゴリラ7の7話でもありましたが、やはり生身を使ったアクションは、何度見ても度肝を抜かれますね。仮面ライダーで藤岡弘や宮内洋もロープウェイのゴンドラで手に汗握るアクションをやっていたし、ジャッキーも「ポリスストーリー3」で豪快なヘリのアクションを見せていた。日本のみならず世界に多大な影響を与えた千葉アクションの神髄が詰まったアクションドラマの一つです。70年代の日本のアクションドラマは、今では考えられないくらいとても荒々しいですが、愉快かつスケールが大きくて面白いですね。



劇中のアクションも印象的ですが、なんといっても一番インパクトがあるのはOPの数々のアクションカット。





  

のっけから特撮ものを思わせるこのど派手な爆破。あれミニカーじゃないですよ(苦笑)。そう言えば、6話では、戦隊のようにゴリラのメンバーが名乗りをあげる場面があった(笑)。大平透がナレーションを担当しているし、まさに変身のない大人の戦隊ヒーローものという感じがしますね。劇中では車とバイク合わせて七台のマシーンが巨大な爆破の中を潜り抜けるアクションはなかったように思いますが、それにしても西部警察も真っ青なこの爆発力(苦笑)。












スターにしきのあきらもレギュラー出演しています。











ザ・ボディガードに続き、千葉さんの弟、千葉治郎も出演しています。このカットを見ると、「大激闘マッドポリス80」の原田(中西良太)のOPカットをつい思い出してしまう(笑)。









 

同じく志穂美悦子もザ・ボディガードに続いてレギュラー出演。見事なジャンピングハイキックを見せています。「Gメン75」に刑事役で出演していた森マリア(ゴリラ7には、マリア・エリザベス名で出演)がコミカルな演技を見せて良い味を出しています。ちなみに、ギャバンこと大葉健二もザ・ボディガードに引き続き、悪党組織の一員としてほぼ毎回出演しています。











メンバー全員が船からダイブするカット。結構な高さからメンバー全員が一斉に海に向かって飛び下りているのも淒いですが、カメラワークがまた凄い。千葉さんのアップからズームアウトして、メンバー全員のダイブの様子を映し出しています。一発OKだったのでしょうかね・・・。



拍手[0回]

カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[04/05 Edwinadace]
[04/05 Edwinadace]
[04/04 Robertrearl]
[04/04 Chesterappah]
[04/04 TrentNAM]
[04/04 Robertrearl]
[04/04 Ruslanguign]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ガース
性別:
男性
カウンター
アーカイブ
バーコード
by thanks

Copyright © 超ぼやき宣言 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]