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10年の時を経て遂げたエボリューション!! さぁ私のぼやきを聞いておくれ!
2025/07月

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俳優の阿藤快さんがお亡くなりになりました。つい最近まで地上波のバラエティ番組や映画、舞台などで活躍されていたそうですが、あまりに突然の訃報のニュースに思わず声を上げてしまうほど大変驚きました。阿藤さんと言えば、後年はバラエティ番組や旅番組などのリポーターなどで活躍されていましたが、個人的には、やはり映画や、テレビの刑事ドラマ、時代劇で演じていた悪役(阿藤海)時代の阿藤さんの姿がとても印象に残っています。


映画では、松田優作の遊戯シリーズ、蘇える金狼、野獣死すべし。スカパーで悪役時代の出演ドラマも数多く見てきましたが、やはり一番強烈だったのは、ザ・ハングマンの「地獄へ送る世紀の大魔術」で、ボンテージ姿で演じたゲイバーのママ役でしたね。刑事ドラマでも数多くの悪役を演じられていましたが、中でも特に印象に残っている作品をいくつかご紹介致します。







大空港

「衝撃の無差別殺人!」

グローバル航空の乗客が何者かに次々に射殺される無差別殺人事件が発生する。犯人は1000万ドル(日本円で20億円)を要求し、用意できなければ再び殺人を起こすという内容を記した脅迫文を送りつけてくる。薮下刑事(田中邦衛)は、過去に現金強奪事件を起こした暴力団組員の島本という男が事件に関与しているものと見て、男の行方を探し始める。


外国人の観光客が無差別に射殺されたり、観光バスが崖から転落するなど、冒頭からショッキングな場面が続き、車に仕掛けられた罠によって火まみれになり、重傷を負いながらも必死で犯人を追う薮下刑事の姿がとても印象的だったエピソード。このエピソードで、阿藤さんは、赤いジャンパーとサングラスをかけた凶悪な殺し屋を演じていました。この頃の阿藤さんは、不気味さが漂っていて、恐ろしい雰囲気がありましたね。クライマックス、空港の駐車場に止めた車の中に潜み、再び観光客をライフルで狙う(阿藤さん演じる)殺し屋の姿が印象に残りました。そして、間一髪で薮下刑事に発見され、銃の一撃で倒されてしまう場面もとてもインパクトがありました。






噂の刑事トミーとマツ

「敵は脱獄犯! トミマツ死の珍道中」

無期懲役の判決を受け関東刑務所に服役していた二人の殺人犯が脱獄し、富士見署管内に逃げ込んだ。トミーは、殺人犯の一人・足立の情婦の川村みゆき(浅野真弓)が住むマンションに向かい犯人達の居所を聞き出そうとするが、逆にみゆきに拉致されてしまう。一方、強盗事件の捜査に当たっていたマツは、その犯人を追跡中に偶然にも脱獄した殺人犯達の隠れ家を発見するが捕まり、トミーと共に監禁されてしまう。


このエピソードでは、阿藤さんは、凶悪な脱獄犯の一人・足立を演じていました。三白眼の鋭い目つきでトミマツにがなり立てている姿がとても印象に残りました。シリアスな大空港とは打って変わって、こちらはコミカルな刑事ドラマでしたが、阿藤さんの犯人役はやはり怖い雰囲気がありましたね。マツにトミコと叫ばれて超人になったトミーが脱獄犯達と戦うも二人を倒しきれず、代わりに森村婦警が足立の腹に何発もパンチを連打していたところも印象的でした。






西部警察 PARTⅡ

「トリック・ジャック」

ジョー(北条刑事)は、偶然にも誘拐事件の取り引き現場に遭遇するが、身代金を持っていた宝石店社長の永松は、車に轢かれて死亡する。誘拐された永松の娘の洋子は、腎不全患者で、一刻も早く血液透析を受けなければ命が危険になる。ジョーは、身代金を持って取り引き場所の喫茶店に入るが、そこに突然、銃を持ったシャブ中毒の男があらわれ、喫茶店がジャックされてしまう。


阿藤さんは、西部警察には、計5本のエピソードに出演されていましたが、リアルタイムで一番最初に阿藤さんの犯人役を見たのがこのエピソードだったので、とても記憶に残っています。しかもこの時、阿藤さんが演じたのが、「喫茶店をジャックするシャブ中毒の男(牛原常次)」という役どころだったのでさらに強烈に印象に残りましたね。覚せい剤の禁断症状を出しつつ、銃を乱射して暴れまわるという凄まじい迫力の演技がとても見応えありました。





もう一度だけ、豪快に暴れまくる阿藤さんのワル役を見てみたかったですね。

阿藤快さんのご冥福をお祈り致します。




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来年シリーズ40作目を迎えるスーパー戦隊。スーツのデザインやキャストなど詳しいことはまだ発表されていませんが、タイトルは、「動物戦隊ジュウオウジャー」となるそうです。動物戦隊と言えば、2年前に製作されたVシネマ「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ」の中で登場したもう一つのゴーバスターズを思い出しますが、それとはとくに関連はないみたいですね。


過去にも動物モチーフの戦隊はたくさんいましたが、動物がモチーフの時は、3人戦隊であることが多いイメージがあります。戦隊シリーズ初の動物モチーフとなった太陽戦隊サンバルカンは男3人の戦隊。超獣戦隊ライブマンは男2人と女1人の3人戦隊でしたが、後に男2人が加わり5人戦隊になりました。獣拳戦隊ゲキレンジャーもライブマンと同様に最初は3人、そして、ゴーバスターズもそうでした。ということは、もしかすると、ジュウオウジャーも最初は3人戦隊?ガオレンジャーみたいに最初から5人の戦隊もいたから必ずしもそうとは限りませんが、メンバー構成も気になるところですね。ジュウオウジャーと言う名前を聞いた時にふと思い出したのが、超電子バイオマンに登場したジュウオウと呼ばれる敵怪人のこと。バイオマンの劇場版では、ジュウオウをセンターにジューノイド5獣士が名乗りを上げるシーンがありましたが、まさにあれはジューノイド戦隊ジュウオウジャーでしたね(笑)。



後半戦に入った手裏剣戦隊ニンニンジャーの34話に、なんと「世界忍者戦ジライヤ」のジライヤが登場。忍者の特撮ヒーローつながりということで、27年ぶりのテレビ出演となったようですね。劇中ではジライヤのオープニング映像(並走する2台のトラックの上をジライヤが飛び移るカットや、ジライヤが窓を突き破ってオフィスの床を滑べるカットなど)を再現したアクションシーンや、必殺技の磁光真空剣・真っ向両断を披露していました。山地闘破役の筒井巧氏も当時着ていた道着姿で登場し、串田アキラ氏が歌う主題歌や、真っ向両断のシーンの時は、当時のBGMを使用するなど、懐かしい曲が次々流れていました。


ジライヤは、メタルヒーローシリーズの一作品として数えられていますが、超人機メタルダーの後番組だけに当時は、「これってメタルヒーロー?」と、それまでのメタリックなヒーローとは相反したコスチューム姿にとても驚いた記憶があります。メタルヒーローと言うよりも、マシンマンの路線に近い感じがした。もしかして路線変更?この作品以降はずっとこのような感じのヒーローものになるのかと思っていたが、この翌年にまた、メタリックなデザインのジバンが登場して路線回帰したので、ジライヤはこのシリーズの中でも異色中の異色なヒーローと言う印象が未だに強いです。


磁光真空剣がレーザー刀に変わる演出など、メタルヒーローを彷彿とさせる場面も所々見られましたが、それ以外は、かなり独特な世界観でした。ユニークな世界忍者が次々に登場したり、忍者なのにフェアレディZがベースの黒いマシーン(ブラックセイバー)に乗っていたり、ストーリーも一風変わった展開が多かった。ジライヤが放送された1988年は、仮面ライダーBLACKや仮面ライダーBLACK RXが放送されており、どちらかというとそちらのほうがメタルヒーローの路線を受け継ぐような内容だったので、あえてジライヤのような別路線のヒーローが生み出されたのかもしれませんね。


メタルヒーローシリーズは、宇宙刑事シリーズ(ギャバン、シャリバン、シャイダー)は、金曜の夜7時30分のゴールデンタイムに放送されていましたが、次作のジャスピオンの途中から放送時間が月耀の夜7時に変わり、メタルダーの途中から日曜の朝9時30分に移動した。ジライヤは、メタルヒーローシリーズの放送が日曜の朝になったその最初の作品ということになります。当時の日曜の朝は特撮番組が花盛りの時代でしたね。朝9時からは、東映不思議コメディーシリーズ系の「じゃあまん探偵団 魔隣組」があり、9時30分からジライヤ、10時からは「仮面ライダーBLACK」&「仮面ライダーBLACK RX」と、それぞれ別のチャンネルですが3つの特撮番組が連続して放送されていました。



ジライヤと同時期に放送された戦隊と言えば、「超獣戦隊ライブマン」。現在ニコニコで放送中ですが、久しぶりに見ると巨大迷路とかキョンシーとか、当時の流行りものもたくさん出てきてとても懐かしい気分になりました。ライブマンは、戦隊シリーズ10作目(当時は、秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は戦隊シリーズに含まれなかった)に当たる作品だったので、有名俳優をキャスティングしたり、1号と2号ロボを合体させるなど、放送10周年を記念して様々な新機軸が打ち出されましたが、40作目に当たる来年のジュウオウジャーは、はたしてどのような新機軸が見られるのか!?でも、一番気になるのは、やはりスーツデザインですね・・・。





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FOXクラシックの懐かしい海外ドラマに目を奪われている間に、新作の記事が長らくご無沙汰になっていましたが、一応、先月から始まったウォーキング・デッドシーズン6Hawaii Five-0シーズン5は視聴中です。ウォーキング・デッドはシーズン5で主要なメンバーが二人犠牲になりましたが、シーズン6でもまた一人犠牲者が出てしまったようですね。実はまだ2話までしか見ていないのでこれ以上は書けませんが、今シーズンも怒涛の展開が続きそうです。これで今現在シーズン1から生き残っているメンバーは、リック&カール親子にダリルとキャロル、そしてモーガンのみになりました。


モーガンと言えば、シーズン1で、リックが最初に出会った生存者ですが、リック達とは共に行動せず、しばらく行方知らずになっていた。その後、シーズン3の12話でリックと再会し、そこでいよいよ合流するかと思われたが、結局その時もモーガンは、妻や息子を殺したウォーカーの駆除を優先して、リックと離れてしまう。そして、シーズン5の初回のラストシーンにまたしてもモーガン登場。今度こそリック達の仲間になると思いきや、それ以後、中々姿を見せなかった。同シーズンの最終話でようやく姿を見せ、そこでリックと二度目の再会を果たした。リックと別れた後に何があったのか知りませんが、しばらく見ないうちにモーガンが棒使いの達人みたいになっていて驚きましたね(笑)。シーズン6では、モーガンがリック達の仲間に加わり、さっそく2話でキャロルとコンビで活躍する姿が見られました。初回から大量のウォーカーが登場し、ダリルがバイクに乗り、大勢のウォーカー達を誘導する姿も印象に残りましたが、今シーズンは、モーガンのストーリーも気になるところです。




気づけば、こちらもシーズン5に突入し、本家のシーズン数に迫りそうな勢いで続いているHawaii Five-0。今シーズン中に、シリーズ通算100話を達成。ファイブ・オーのメンバーがもし別の人生を歩んでいたら・・・!?というメンバー達のもう一つの世界を描いた記念エピソードが放送されていました。シーズンを重ねるとやはり気になるのがレギュラーメンバーの動向。今のところ、シーズン1から出ている4人のメンバー(スティーブ、ダノ、チン、コノ)は不動ですが、最近コノの出番が減り、元ハワイSWATの隊長で、今シーズンからファイブ・オーのメンバーになったルー・グローヴァーの活躍が目立っているので、そろそろコノ離脱か!??・・・なんて穿った目で見てしまうのですが、しかし4人あってのファイブ・オー。ぜひとも本家と同様にシーズン12までこのメンバーで頑張ってもらいたいですね。


そのシリーズ通算100話目に当たるエピソード「宿命の対決」において、シーズン1から続いてきたスティーブと、その宿敵ウォー・ファットの対決に終止符が打たれました。数々の死闘を繰り広げたスティーブとウォー・ファットですが、ラストバトルも激しい肉弾戦が見せていました。ようやく決着はついたものの、やはりシリーズを通しての強敵であったウォー・ファットがいなくなるのはちょっと寂しい感じもしますね。ウォー・ファットを超える更なる宿敵の登場に期待したいです。


100回記念と言うことで、このエピソードには他にも懐かしい顔ぶれが登場していました。回想シーンには、現在ウォーキング・デッドでダリル役を好演中のノーマン・リーダスや、サン・ミン役のウィル・ユン・リーの姿も。ファイブ・オーと言えば、有名な映画俳優が数多くゲスト出演してきましたが、今シーズンは、目玉になるようなビックなゲスト出演者は今のところ(現在21話まで視聴)出ていない。有名な映画俳優が犯人役の場合、大体は殺されてしまいますね。ファイブ・オーは、ゲスト俳優の扱いが・・・じゃなくて、死亡率が高い(苦笑)。そう言えば、今シーズンは、シーズン4から登場したロバート・ネッパー演じる内部調査官のレックス・コークリンが犠牲になりました。コークリンの悪ぶりをもっと見たかったのに、早々にいなくなってしまったのは残念ですね。


他にとくに印象に残ったエピソードは、軍用の無人爆撃機の恐怖を描いた初回の「絶体絶命」。日本でも今年に入ってからドローンのニュースを度々見かけるようになりましたが、アメリカはもっと進んでいるみたいですね。ドローンがハッキングされ、殺人マシーンに改造されて無差別殺人を繰り返すパニックストーリーになっていました。「24」の最新シーズンもドローンの脅威が描かれていたが、やはり最近の流行なのでしょうね。個人的にはあのドローン見ると、ハイテク武装車バイパー2に出ていた偵察装置のプロブを思い出してしまうのですが、そう言えば、プロブもレーザーカッターみたいな武器を装備していましたね。バイパーの一部の機能もすでに実現してしまっているんですよね、現代は・・・。






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日本の自動車メーカーが2020年の東京オリンピックに向けて自動操縦ができる車の開発に着手したらしい。さらにはトヨタが人工知能技術を開発するための新会社をアメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーに設立すると言うニュースも見た。シリコンバレーと言えば半導体のメッカであり、33年前に放送されたナイトライダーのパイロットの舞台にもなった町でしたね。自動操縦に人工知能の開発・・・ついに本格的にナイト2000が現実になる日が迫ってまいりました。しかし、実験中の自動操縦車が暴走して怪我人が出たという話も聞くし、技術が確実なものになるまでにはまだまだ時間がかかりそうですね。完全に自動化された車に自分の命を預けるわけですから、ナイトライダーのマイケルとキットの関係のように、やはり人と車が信頼し合える関係にならないとなかなか乗るのには勇気がいりますが、キットのようなドリームカーが実現するなら早く乗ってみたいですね。



FOXクラシックで放送中のナイトライダーHDは、日本未放映のエピソードが三週に渡り放送されたところですが、今回は、「消えた証人を探せ!ナイト2000波止場の大激突!!(THE FINAL VERDICT)と、「潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け(A PLUSH RIDE)」についてレビューします。





消えた証人を探せ!ナイト2000波止場の大激突!!
THE FINAL VERDICT


殺人の容疑で刑務所に入れられてしまった友人のシェリル・バーンズの無実を証明するため、マイケルは、事件当日にとあるバーで彼女と話をした会計士のマーティ・キーンと言う男を捜し始める。しかし、マーティは、アル・ファーランが経営する「ファルコン・エンター・プライズ」の盗品横流しの件で警察にマークされていた。マイケルもマーティと同様にディッカーソン警部補達に目をつけられしまう・・・。



地上波放送時第24話として放送されたエピソード。ウディ・アレン似のユニークな個性を持つマーティとマイケルが、警察や不正を働く会社の経営者達から逃げ回って大奮闘するお話。後半の坂道で繰り広げられるナイト2000とそれを追うファーランの車のカーチェイスシーンが中々のド迫力。急な坂を駆け上ったり下ったり、作業中のトレーラーの上をターボジャンプで飛び越えたり、助手席に座っていたマーティが激しい運転に耐え切れず車酔いして吐きそうになるなど、コミカルな追走劇がとても印象的でした。


気になる吹替えの新録部分。マーティの声を担当したのは、アメリカンヒーローのラルフや、特攻野郎Aチームのクレイジー・モンキーなどを担当した富山敬氏でした。マーティの新録部分も気になっていましたが、どうやらカットされたシーンはなかったようです。


  

①冒頭、移動トレーラー本部内で、デボンとボニーがマイケルに、キットに新しく取り付けた似顔絵作成装置の説明をしているシーン。マイケルの「おたくも絵を描くわけ?」のセリフから、デボンの「お前のユーモアと同じだよ」までの部分。

②マイケルとキットがマーティのアパートがあるクレアモント・ベイの町に向かう時の車内の会話→近道をするためナイト2000が砂漠の道を通り抜ける→キットがマーティの似顔絵を作成するところまでのシーン。

③マイケルとキットがファルコン・エンター・プライズの前で、通用口から出てくるマーティを待っているシーン。

④夜にマイケルとキットがマーティのアパートに向かうシーン。










潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け
A PLUSH RIDE


ナイト財団主催の首脳会議が開かれることになり、その会議に出席する首脳達を狙う暗殺者を見つけ出すため、マイケルは、護衛チームを養成するアカデミーに訓練生として潜り込んだ。短期集中訓練を受けていた5人のうちの1人がテロ組織の暗殺者であるという情報を知ったマイケルは、暗殺者を誘き出そうとするが・・・。



マイケルが特殊訓練生になりすまし、護衛チームに潜む暗殺者を見つけ出そうとする話。「決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!!(INSIDE OUT)」を彷彿させるようなストーリー展開も見られますが、訓練の内容は大したものはなく、暗殺者もあっさり見つかって事件は解決・・・と思いきや、最後の大ドン返しに仰天(苦笑)。マイケルがアカデミーに潜入してから訓練を受けている間、ナイト2000の活躍はほとんど見られなかったが、マイケルがテロリスト達に捕まり眠らされて、ナイト2000に乗せられ急斜面を下るところから、崖からの転落を回避して、会議場に向かうテロリスト達の車を猛追し、あっという間に五台の車を倒してしまうまでのナイト2000のアグレッシブな活躍に痺れましたね。


冒頭、トレーラー移動本部内で、ボニーがキットのボンネットの中から海草を発見するシーンがあり、マイケルがマリーナで起きた強盗事件の犯人を追い、海に潜った強盗犯を捕まえた話をしていた。もしかしたらキットが海上を走行したのでは?とそれを匂わせるようなやりとりがありました。実際にキットが海上を走行したのは、シーズン2の「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!(RETURN TO CADIZ)」のみですが、もしかしたらこのエピソードの時点でスタッフの中でキットを海の上へ走らせる計画があったのかもしれませんね。


マイケルが事件の中間報告をするため、とあるクラブでデボンとボニーに会いますが、その時二人は、テンガロンハットをかぶっていたのが印象的でした。ゲイリー・クーパー気取りのデボンは当然様になっていたが、ボニーも結構似合っていましたね。ちなみに、この店は、グレン・A・ラーソンがナイトライダーと同時期に製作していたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ」の主人公コルト・シーバスの行きつけの店としても登場していたそうです。



急斜面を下ってる時のキットの会話が面白かったですね。マイケルに「456m下の谷底に転落します。私は耐えられますが、あなたには無理です」と言うところや、危機的な状況でニュートン力学やら慣性の法則をマイケルに説明しようとするキットが良いですね(笑)。







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「ナイトライダー、それが奴の名だ。夜空を見るたびに奴のことを思い出せ」





初見時、このセリフを聞く度に別のドラマの主人公のことを頭に思い浮かべていた(しかしその主人公は劇中で一度もナイトライダーと呼ばれたことがない(苦笑))が、凶悪なナイトライダーが登場するアクション映画と言えば、1979年にメル・ギブソンが主演した「マッドマックス」。そして、今年歴代シリーズの生みの親ジョージ・ミラー監督が製作した第4作に当たる「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が公開されました。


核兵器による大量殺戮戦争後、生存者達が物資と資源を武力で奪い合う荒廃した世界。元警官マックスは、過去に救えなかった命の幻覚と幻聴に苦しみながらも、砂漠化したウェイストランドの荒野をV8インターセプターを駆け巡っていた。だが、その途上で暴徒に襲われ、イモータン・ジョーを首領とした武装集団が支配するシタデルの砦に連行されてしまう。シタデルの女性大隊長フュリオサ・ジョ・バッサは、ジョーの子供を産むための出産母体として監禁していた5人の妻達(ワイブス)を匿い、秘密裏にウォー・リグと呼ばれるタンカートレーラーに乗せ、故郷の「緑の地」を目指していた。フュリオサの計画に気づいたジョーは、配下の戦闘集団ウォーボーイズを引き連れて追走を開始。一方、マックスはウォーボーイズの一人ニュークスの常備用の「輸血袋」として鎖で繋がれたまま追尾車両に乗せられ、ワイブス追走のバトルに巻き込まれる・・・。




「マッドマックス/サンダードーム」以来の30年ぶりの新作。当初は、2001年に撮影される予定だったらしく、この段階ではメル・ギブソンが再び主人公のマックスを演じることになっていたが、同年に起きた同時多発テロ事件の影響で延期されてしまったそうです。その後も撮影の準備が進められたが何度も延期が重なり、その間にメル・ギブソンは、映画の出演に興味をなくしてしまったとか。この映画のマックス役のトム・ハーディは、「ブラックホーク・ダウン」や「インセプション」などに出演した結構有名な俳優のようですが、今まであまり見かけたことがなく、この映画でようやく存在を知りました。メル・ギブソンと比べるとインパクトが薄いが、昔風味のイケメンって感じがします。若い頃のケビン・コスナーや、日本人の俳優だと若い頃の成瀬正に似てますねこの人。


世界観は、前作のサンダードームではなく、マッドマックス2と似ていましたね。重量感のある白熱したカーアクションと車両上での凄まじいバトルが長時間にわたり描かれており、圧倒されました。マックスが乗るV8・インターセプターの再登場も見応えがありましたが、敵側の改造車両のインパクトが凄くで、インターセプターが霞んで見えるほどでした。撮影に使用された車両は合計140台以上あり、それらの車両全てに何らかの改造が加えられたそうです。ショベルやアームをくっつけた車両や、ボディがトゲに覆われたバギー、フュリオサが運転していたシボレーのフリートラインの車体を上に載せたタンカートレーラー「ウォー・リグ」もユニークなデザインでした。


イモータン・ジョーが乗る1959年型キャディラック・ドゥヴィルの車体を二段重ねにした改造車ギガホースも凄いインパクトがあってカッコいい車でしたね。一際奇抜さに目を奪われたのがドーフ・ワゴンと呼ばれる軍用火砲トラックを改造した車両。フロント部にドラムとスピーカーを搭載し、設置されたステージの上にドーフ・ウォーリアーと呼ばれるギター奏者が立ち、ジョーの軍団が出陣すると同時に火炎放射器つきのエレキギターを演奏して士気を高揚させる。伸縮紐でビヨンビヨンと飛び跳ねながら火を吹くエレキギターを奏で続けるドーフ・ウォーリアーの姿を見ると笑わずにはいられなかったが、素顔はウォーキング・デッドのウォーカーみたいな恐ろしい風貌でしたね。



女隊長フュリオサの配役は、髪型が短いせいか誰が演じているのか中々気づけなかったが、シャーリーズ・セロンだったんですね。シャーリーズ・セロンと言えば、2003年版ミニミニ大作戦の金庫破りの役や、イーオン・フラックスの女戦士も印象に残っていますが、フュリオサも中々のハマリ役でした。マックスよりフュリオサのほうが目立ってたような・・・。シタデルの支配者イモータン・ジョー役は、シリーズ1作目で暴走族のリーダー、トゥーカッターを演じたヒュー・キース・バーン。トゥーカッターの存在感も凄まじかったが、イモータン・ジョーもその上を行く圧倒的な存在感でした。戦隊かメタルヒーローの敵として出てきそうなコスチューム姿でしたが、初見時はコブラのターベージを思い出してしまった(苦笑)。



すでに次回作の予定もあり、タイトルは、「マッドマックス ザ・ウェイストランド」となるそうです。トム・ハーディが残りの三部作の主演を務めることもすでに決定しているようです。フュリオサを主人公にしたスピンオフなんかも見てみたいですね。




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テレビシリーズ放送から来年でちょうど30周年を迎えるあぶない刑事の最新劇場版「さらばあぶない刑事」(2016年1月30日公開)の予告編がついに公開されました。定年間近のタカとユージがどんなラスト?バトル見せてくれるのか!?いろいろと気になりますね。







予告編の映像を確認する限り、今回もタカのハーレーに乗りながらのショットガン攻撃&ユージ走りは健在のようです。個人的に注目しているのはやはり、テレビシリーズで活躍した覆面パトカーの港303・ゴールドのレパードF31が再登場しているところ。テレビシリーズではユージ役の柴田恭兵さんが華麗なドライブテクニックを披露されていましたが、今回は、どんな形で登場するんでしょうね。劇場版の第2作「またまたあぶない刑事」では冒頭から片輪走行してビール瓶ケースの壁に突っ込んだり、クライマックスの操車場の場面では、敵の弾丸を食らって左側のフロントフェンダーに風穴が開いたりと、傷だらけになりながらもカッコいい走りを見せていたレパードですが、今回も熱い走りを見せて欲しいですね。また、今回二人が乗る赤色のNISSAN GT-Rの激走ぶりも早く見てみたい。





今回のストーリーはこのような感じになっています。【公式サイト参照】


定年退職が5日後に迫っていた横浜港署捜査課刑事のタカ=鷹山敏樹(舘ひろし)とユージ=大下勇次(柴田恭兵)は、横浜港署捜査課の課長となった町田透(仲村トオル)の心配をよそに、銀星会の残党で今は新興のヤクザ闘竜会の幹部となっている伊能を追い、二人だけでブラックマーケットを襲撃。一方、元少年課で今は神奈川県警重要物保管所所長の真山薫(浅野温子)は、IT企業の社長との結婚が決まり、大はしゃぎしていた。

そんな中、伊能が惨殺死体となって発見される。ロシア、韓国、中国などのマフィアが入り乱れ、危険ドラッグや拳銃、あらゆる非合法の物が売買される巨大なブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺されたことで、マフィアたちの危うい均衡も崩れ始める。そして、キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)が率いる中南米の犯罪組織BOBが横浜に進出してきた。ユージは、かつて自分が更生させた元不良グループのリーダー川澄(吉沢亮)が事件に関与していることを知り、タカも最愛の恋人である夏海(菜々緒)とガルシアに接点があることに気づく。BOBが港署が押収した危険ドラッグを奪い返すため、神奈川県警重要物保管庫を襲い、一気に事件は拡大する。
それぞれの大切な存在を守り抜くため、タカとユージはかつてない凶悪な敵に命を賭けて戦いを挑む決意を固める・・・。

「長く居すぎたな・・・この街に」
「いつかは別れるときが来るさ・・・」

刑事としてのタイムリミットはあと1日、果たして二人は無事に退職の日を迎えることができるのか。BOBと横浜中の犯罪組織を巻き込んで、刑事人生最後となる死闘に飛び込んでいくのだった・・・。




前作のまだまだあぶない刑事と同じく、透は港署の捜査課課長として登場するみたいですね。その他のメンバーは、やはり時代の流れでしょうか、様々にポジションに変化があるようです。薫は、神奈川県警の重要物保管所所長になっているようですが、これまで以上のド派手な衣装で出ているようですね。扇子がトレードマークだったナカさんこと田中文男(ベンガル)刑事や、パパの愛称で呼ばれていた吉井浩一(山西道広)刑事、元少年課課長の松村優子(木の実ナナ)、瞳ちゃんこと山路瞳(長谷部香苗)婦警も出るみたいですが、どのような形で登場するのかが楽しみです。


撮影中の事故で一時期話題になった吉川晃司氏は、中南米の犯罪組織BOBのリーダー・キョウイチ・ガルシア役で出演。予告編の映像では、派手にバイクを乗り回している姿も確認できました。タカとのバイクアクション対決も期待したいですね。テレビシリーズに犯人役で出演し、「またまたあぶない刑事」以来の映画出演となる片桐竜次氏や、「キカイダー REBOOT」に主演した入江甚儀氏などなどその他のキャストの役どころも気になるところですね。



今日から前売券が発売されるということで、特典の歴代の劇場版チラシが欲しくてさっそく劇場へ行ってきました。特典がセットAとBに分かれていて、自分が選んだセットAには一作目と三作目の「もっとも・・・」と五作目の「あぶない刑事FOREVER」のチラシしか入ってなかった。そうか、ペアチケットでないと全部もらえないのか・・・。「またまた・・・」も欲しいのでもう一枚買うしかないか・・・。





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